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キャンプ用のシェルターとテントはどこが違うの?
キャンプといえばテント&タープの組み合わせがマストというのが一般的なイメージですが、最近はシェルターをテントの代わりとしてキャンプアイテムにとり入れるのが人気です。テントに種類が多いのと同じように、シェルターにもさまざまな種類があります。
中には見た目がテントにそっくりなシェルターもあるため、外見だけでテントとシェルターを見分けられないものも増えています。ただしテントとシェルターには、大きな違いがあります。
その違いをしっかりと理解したうえで、テントメインのサイト設営にするか、シェルターメインのサイト設営にするか検討するのがおすすめです。
シェルターとテントの違い
テントはキャンプの必須アイテムですし、春・夏シーズンには街のホームセンターでも特設売り場が設置されるほど身近なアイテムです。そのためテントを使うキャンプにでかけたことがない人でも、なんとなくイメージがつきやすいアイテムといえます。
そんなテントに対してシェルターは、テントほどメジャーなキャンプアイテムではありません。とはいえキャンプの楽しみ方にバリエーションが増えてきたことによって、シェルターの認知度も上がりじわじわと人気が高まってきています。
ただしテントほどメジャーではないシェルターですから、実際にシェルターを見たことがある(シェルターを使ったことがある)という人はそれほど多くないでしょう。
ところが最近はテントを使わずシェルターを使って、理想のサイト設営を楽しむキャンパーが増えています。シェルターにはいろいろなタイプがありますが、テントの代わりに使えるシェルターもあります。
ただしテントとシェルターには構造に明らかな違いがあるため、メリット&デメリットはテントとシェルターで異なります。
構造
テントとシェルターは、どちらも居住空間の拠点となるキャンプアイテムです。ですから「テントメインのサイト設営」「シェルターメインのサイト設営」のどちらも、最近のキャンプシーンでは人気があります。
ただしテントとシェルターは構造に大きな違いがあるので、テントとシェルターのどちらをサイトのメインにするかによって居住空間に違いが出てきます。
テントの構造
テントには住宅用テント(ゲルやティビーなど)・仮設建設用テント・パイプテントなどがありますが、キャンプに使用するテントは前述のテントとは違い、設営が簡単にできるものが多いです。
テントは「屋外で宿泊・滞在すること」をメインにしたアイテムですから、「内部に居住スペースを作る」というのがテント構造の基本になります。
テントのデザインはさまざまなものがあり、人気のデザインだけでもドーム型テント、ツールーム型テント、ティビー型テント、ロッジ型テントなどがありますが、テント本体の構造は基本的に同じです。
もともとテントは登山用宿泊アイテムとして開発されたので、一人でも簡単に設営できる手軽さとコンパクトに収納ができる構造がベースにあります。そのため風雨や寒さを遮断するためのシートは布製ですが、数本のポールを利用して立体的なフレーム(骨組み)を作ります。
また地面に固定するためにペグ(杭状の固定器具)も、テントには欠かせない道具です。さらにテントには、基本的にシートが2枚あります。
テントのシートは「インナーシート」と「フライシート」の2種類で、インナーシートは居住スペース用シート、フライシートはテントのフレームを広く覆う屋根&外壁のようなものです。
最近ではフライシートがないタイプもありますが、いずれにしても居住スペースの安全性を重視した構造になっています。
シェルターの構造
シェルターもテント同様、さまざまなデザインがあります。シェルターもポールを使って立体的なフレームを作り四方を壁で囲む構造ですから、シェルターとテントはベースとなる構造が共通します。
ただしテントとは違いインナーシートがないのがシェルターの特徴で、シェルター内に入っても床がむき出しの状態です。また四方を壁で囲む構造ではあるものの、壁部分のアレンジがしやすい特徴があります。
シェルターの種類としてはスクリーン型シェルター、ワンポール型シェルター、ツーポール型シェルターなどがありますが、壁部分を大きく開放できるものもに多いです。
大型シェルターも人気ですが、壁部分が大きく開閉するタイプのシェルターを連結すれば、大型シェルター同様の広い居住スペースが作れます。
また床がむき出しになっているシェルターは、暖房器具(ストーブ)を居住スペースに持ち込むことも可能です。そのためシェルターの種類によっては、ストーブ用煙突穴が屋根に取り付けられているシェルターもあります。
メリットとデメリット
構造面では共通点・相違点が見られるシェルターとテントですが、使用するメリット・デメリットはそれぞれの個性がはっきりしています。
テントのメリットとデメリット
もともと悪天候が多い登山中の居住スペースとして設計されたのがアウトドアテントの原点にあるので、気密性の高さが最大のメリットといえます。四方をしっかりと壁で覆っていますし、床もシートに覆われていますから悪天候時にも安心して使える点がおすすめです。
ただし設営方法がテントの種類で異なるため、ワンタッチタイプテントなら初心者でも簡単に設営できますが、中には経験者でも慣れていないと設営が難しいテントもあります。
シェルターのメリットとデメリット
シェルターはワンタッチタイプが多く、タープよりも簡単に設営ができます。壁部分のシートを大きく開放できるタイプも多いので、カンガルースタイル(シェルター内にテントを設営するスタイル)を楽しめる点がおすすめです。
ただしシェルターを単体で居住スペースとして使用する場合は、使用時の天候に注意が必要です。そもそもシェルターには床がむき出しになっていますから、雨が強い中で使用すると床部分が雨でぬかるんでしまいます。
また四方に壁はあるものの気密性はテントほど高くありませんから、隙間から雨が吹き込んでくることもあります。そのため悪天候時に使用する場合は、十分に注意して使用してください。
テントの人気商品 2選
キャンプの楽しみ方もバリエーションが増えたことで、最近は機能性だけでなくデザイン・広さ・設営のしやすさなどに特化したテントが増えています。
ファミリーやグループでキャンプを楽しみたい時には大型テントがおすすめですし、ツーリングやフェスなどにも使えるソロ用テントもおすすめです。そんなバリエーション豊富なテントの中から特におすすめのテントを2点ご紹介しましょう。
設営が簡単!「コールマン テント タフワイドドームV 300」
キャンプアイテムの人気ブランド「コールマン」のおすすめテントです。最大収容人数が4人の大型テントですが、アシストクリップがついているので1人でも簡単に設営ができます。
本体サイズは495cm×300cm×195cmですがインナースペースが300cm×300cm×185cmあるので、居住スペースが広々しているところがおすすめです。
収納時のサイズは23cm×25cm×72cmとコンパクトなので、大型テントでも持ち運びがしやすい点も人気があります。さらにアルミフレームを使用しているので、強風にも耐えられる大型テントとしてもおすすめです。
コールマン テント タフワイドドームV 300
紐を引くだけ!「DOD ワンタッチテント ゆったり使える 2人用」
DODも初心者から上級者まで幅広いキャンパーに人気のブランドです。「ワンタッチテントゆったり使える2人用」は付属のひもを引っ張るだけで簡単に設営ができるため、一般的なワンタッチ式テントよりもさら設営がらくにできます。
ワンタッチテントゆったり使える2人用は、ブラック・タン・ブラックの3色で展開しているので、カラーが選べるところもおすすめです。
なおDODワンタッチテントシリーズには、ライダーズワンタッチテントやカーテン付きのザ・ワンタッチテント(Mサイズ・Lサイズ)などもあるので、用途やシーンに合わせて選ぶこともできます。
DOD ワンタッチテント ゆったり使える 2人用
シェルターの人気商品 2選
サイト設営にこだわりたい人におすすめのシェルターは、広々したスペースが確保できる大型タイプやカンガルースタイルが楽しめるタイプがおすすめです。
大型で室内広々「スノーピーク スピアヘッド Pro.M TP-455」
キャンプアイテムの人気ブランド・スノーピークのシェルター「スピアヘッド Pro.M TP-455」は、2018年グッドデザイン賞を受賞したデザインの美しさが魅力のシェルターです。
最大の魅力は広々とした空間で、最大収容人数は6名ですが、室内高が260cmもあるので圧迫感もなく快適に過ごすことができます。さらにドッキング機能付きシェルターなので、連結してさらに大型のスペースを確保できる点もおすすめです。
機能性に優れたシェルター「ogawa テント シェルター ラナ 3353」
有名ブランド・ogawaの人気シェルター「テントシェルターラナ3353」は、ドーム型テントと連結ができる機能性の高いシェルターです。
リビングルームは310cm×370cmと広々していますし、出入口が85cmもあるので、大型の荷物もらくに搬入ができます。接続用カーテン付きなので、ドーム型テントと連結させた場合も連結部分に隙間ができません。
そのためテントとシェルターを連結させたときに起こりやすい連結部分からの吹き込みも、しっかり防げる点がおすすめです。
シェルターとテントは目的で使い分けるのがおすすめ!
テントとシェルターには共通点もあるのですが、それぞれのメリット・デメリットには個性があるので、使用の目的や天候に合わせて使い分けるのがおすすめです。
シェルターの中には連結して使える商品もあるので、サイト設営にこだわるならシェルター×シェルターやシェルター×テントで組み合わせるのもよいでしょう。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。