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サーキュレーターを使えば洗濯物を早く乾かせる!
皆さんは洗濯物をどこに干しますか?お天気が良ければ、太陽のもと外に干すのが一般的ですが、天気の悪い日や、お出かけするため外には干せない日、また日陰干ししなければならない衣類などを干す場合には、部屋干しをすることになるでしょう。
太陽が出ている日中、特に夏なら2~3時間外に干すだけでほとんどの洗濯物が乾き、寒い冬でも朝外に干して午後2時くらいにしまえば、ほぼ乾いてしまいます。
しかし洗濯物を部屋干しすると乾くまでに時間がかかり、特にGパンやトレーナーなど厚手の洗濯物などはなかなか乾かなくて困ることも多く、洗濯物の臭いも気になります。そんな時におすすめのアイテムが、サーキュレーターです。
洗濯物を部屋干しする時に、サーキュレーターの置き方や風の当て方などを考えて使えば意外と早く乾きます。本記事では、洗濯物を部屋干しする時のサーキュレーターの置き方や、部屋干しの臭いを防ぐサーキュレーターの風の当て方、早く乾かすコツなどをご紹介します。
部屋干しが乾きづらい理由
お天気も良く、何も気にせずに外に洗濯物が干せる日や、ご家庭に衣類乾燥機などがあれば心配はいりませんが、明日着たいと思っていた洋服を洗濯したときに限って天気が悪く、部屋干しするしかなかったという経験はありませんか。
早く乾かしたいと思っても、部屋干しだとなかなか乾かずに困ったという人も多いのではないでしょうか。なぜ、部屋干しだと洗濯物が乾きづらいのでしょうか。
室内の湿度が高くなるため
外に洗濯物を干すとよく乾くのは、濡れた洗濯物にしみ込んでいる水の分子が、太陽の熱や外の空気に触れることで蒸発し、気体である水蒸気になって乾きやすいためです。
特に晴れている日には、外気の温度が高く、また湿度が低いため洗濯物が乾く条件がそろっているベストな状態といえます。
一方、洗濯物を部屋干しすると、洗濯物に含まれている水分で部屋の湿度が高くなってしまいます。濡れた洗濯物から水の分子が飛び出しても、すぐにまた空気中の別の分子がくっついてしまい、洗濯物に含まれている水分が蒸発しづらいため乾きにくいのです。
また外と違って室内は密閉空間になりやすく、室内の空気がうまく循環しないため湿気がよりたまりやすくなり、乾きにくく、また部屋干しの臭いも気になります。そこで活躍するのがサーキュレーターです。
洗濯物を早く乾かすなら浴室乾燥がおすすめ
洗濯物を乾かすのにベストな状態は、前述にご説明したように「温度が高く、湿度が低い」状態ですから、サーキュレーターを使って室内で洗濯物を部屋干しするのには、一番適している浴室乾燥がおすすめです。
浴室乾燥の機能がついている浴室なら、もちろんその機能だけでも洗濯物は乾きますが、できるだけ早く乾かしたいときには、サーキュレーターを一緒に使えばさらに効率よく乾かすことができます。
湿気を取りやすい
では、なぜ浴室でサーキュレーターを使って部屋干しすると、洗濯物が乾きやすいのでしょうか。サーキュレーターの機能に着目してみましょう。
ファンを使って風を送る家電といえば、扇風機とサーキュレーターがあります。どちらも同じ機能のように思われますが、実は扇風機とサーキュレーターでは基本的な機能が異なります。
扇風機とサーキュレーターでは、どのように違うのでしょうか。扇風機は、基本的には夏場など暑いときに涼むために使うことが多いと思いますが、扇風機には大型の「ファン」が備わっているため、広範囲にわたって風を送ることができます。
ただし、扇風機は周辺に風を送るだけで、あまり遠くまでは風を送ることはできません。一方サーキュレーターは、英語で「循環させる」を意味する「circulate」からきているように、遠くまで直線的に届く風を起こして、室内の空気を循環させることができます。
また、扇風機は通常、扇風機の上下、左右および斜め上ぐらいにしか風は届きませんが、サーキュレーターなら、それに加えて真上に向けても風を送ることができます。
サーキュレーターを使って浴室の空気を循環させることで水分がたまりにくく、湿気を取ってくれるため浴室乾燥をするのがおすすめです。
換気扇との併用で効率アップ
このようにサーキュレーターを使えば、浴室内の空気を循環させてくれます。さらにサーキュレーターと一緒に浴室の換気扇も併用すれば、浴室にたまりがちな湿った空気を外に逃がし、洗濯物がより効率よく乾きます。
乾燥機能がついているタイプの浴室だったとしても、サーキュレーターを併用することでさらに効率がアップし、より早く乾かすことができます。
また、洗濯機はたいてい浴室の近くに設置されていますから、洗濯物を外に干すよりも導線が近く手間もはぶけます。突然の訪問者があった場合に、リビングなどに洗濯物を干していると、あわてて片づけなければなりませんが、浴室にサーキュレーターを置いて干せば心配無用です。
サーキュレーターの置き方
部屋干しで効率よく洗濯物を乾かすには、前述にご紹介したように浴室でサーキュレーターを使うのが一番おすすめですが、サーキュレーターの置き方によって、効率もかわってきます。ここでは、洗濯物を早く乾かすのにおすすめのサーキュレーターの置き方をご紹介します。
サーキュレーターが上を向くように設置
前述までにご紹介したように、サーキュレーターの機能は、扇風機では風が左右、上下、斜め上にしか送れないのに対し、サーキュレーターの真上にも風を届けることができるため、洗濯物の上から下へと風を循環させることができます。
浴室に洗濯竿代わりの突っ張り棒などを設置して洗濯物を干し、サーキュレーターはその下に設置するとよいでしょう。その際、サーキュレーターの置き方は真上をむくようするのがよいでしょう。
浴室の換気扇はたいてい天井に付いているので、上から下にサーキュレーターで風を送れば、効率よく湿気を外に逃がすことができます。
首が振れる機能がついているサーキュレーターを使えば、空気がよく循環するので、より効率よく洗濯物が乾くでしょう。
洗濯物から部屋干しの臭いをさせないコツ
洗濯物を部屋干しするときに困ることの1つに、よく耳にする「生乾き臭」がありますが、これは洗濯物に汚れや雑菌が残ってしまうことが原因です。
洗濯物から部屋干しの臭いをさせないようにするためにも、サーキュレーターを使って部屋干しすることがおすすめです。ここでは、具体的にどのようにすれば洗濯物から部屋干しの臭いをさせないか、そのコツをご紹介します。
サーキュレーターの風の当て方
洗濯物を部屋干しする時に嫌な臭いをさせないためには、洗濯物に雑菌を残さないことが大切です。通常は洗濯洗剤で洗濯しますが、汚れのひどい衣類や、直接肌に触れて長時間身に着けていた衣類などには皮脂の汚れなどが付着しがちなので雑菌が残っていることもあります。
そこで、漂白力とともに殺菌力もある酸素系漂白剤を洗剤と一緒に使うことで、雑菌の繁殖を防ぐことができます。
また、洗濯物が濡れたままで時間がたてば雑菌はさらにふえてしまうため、洗濯が終わったらすぐに干し、早く乾かすことが大切です。そのためにもサーキュレーターの風を上手に洗濯物に当てる必要があります。
浴室以外の部屋で部屋干しする際には、洗濯物の真下にサーキュレーターが設置できれば下から上へ風を送り、下に置けない場合には、首振り機能を使って横から洗濯物に風を当て、空気の循環を促すとよいでしょう。
洗濯物の隙間を開ける
しかし、いくらサーキュレーターを使って部屋干ししていても、ぎっしり洗濯物が並んでいては、空気が循環しにくく洗濯物も乾きません。これは、部屋干しに限らず、外に干す場合にもいえることですが、洗濯物と洗濯物の間をしっかりあけることで、空気は循環しやすくなります。
また、部屋干しする際には洗濯物の長さにも着目しましょう。両端に長さのある衣類を干し、中心に向かってだんだん短い衣類を干し、洗濯物全体がアーチ状になるように並べます。洗濯物をアーチ状に干すと、アーチの下部に空間が大きくできるため風が通りやすくなります。
そこへサーキュレーターで風を送れば、より早く洗濯物が乾くはずです。また、フード付きの衣類などは、フードが身頃に付かないように、もう1本ハンガーを使い、フードの先端をそのハンガーへ洗濯バサミなどで止めると乾きやすくなります。
最近ではフード付き衣類専用のハンガーもあるので、うまく利用してサーキュレーターの風がフードにもあたるようにするとよいでしょう。
厚手の衣類を干す時は特に、洗濯物の隙間を少し多めにあけてサーキュレーターの風を当てるのがおすすめです。サーキュレーターがあると部屋干しでも早く乾きますが、たくさん洗濯物があるご家庭では、複数サーキュレーターがあれば、より乾きやすくなります。
サーキュレーターを使って洗濯物を効率的に乾かそう!
お天気の悪い日や、都合で外に洗濯物が干せずに部屋干しするときにおすすめのサーキュレーターの機能や、サーキュレーターの置き方、風の当て方などをご紹介してきました。本記事を参考に、サーキュレーターをうまく使って、部屋干しでも効率よく洗濯物を乾かしましょう。