サバ缶を使った炊き込みご飯が絶品と話題！超簡単にできる楽チンレシピをご紹介

水煮のサバ缶詰は、生で食べるよりも色々な栄養が摂取できる、美容と健康のバランスを整えてくれる絶品の食材です。サバ缶はお店で簡単に手に入り、お値段もお手頃なおすすめ食品です。

水煮のサバ缶と言うと、鍋で煮た鯖を缶詰に詰めると言う印象が強いです。しかし実は、水煮のサバ缶の鯖は、まず生のまま缶に詰められるのです。そして缶の中を真空にして蓋をしたら、高温で加熱殺菌をするのです。

昔のサバ缶の製造方法は、まず水で茹でたものを缶の中につめるという作り方でした。しかし、茹でてから缶に入れるという作り方のサバ缶は、せっかくの栄養の大半が水に流れ出てしまうのです。

そのため、サバ缶の鯖はまず生のままきっちり蓋をして間に封じ込められ、一滴の漏れもなく缶ごと熱が加えられるという製法に変わったのです。サバ缶の煮汁には、豊富な栄養素がぎっしり詰まっているのです。

サバ缶の栄養でまず第一に挙げられるのは、EPA（エイコサペンタエン酸）とDHA（ドコサヘキサエン酸）です。サバ缶を開けると、缶の中の煮汁の表面に油が浮いているのが見えます。この油が、EPAとDHAを多く含んでいるのです。

サバ缶の煮汁は栄養のたっぷり入った、栄養が凝縮された絶品なのです。調理の時に利用して、豊富な栄養を簡単に体に取り入れることができるおすすめの素材であることが期待されています。

サバ缶のEPAとDHAと言うのはどういう働きを持つものなのでしょうか？サバ缶のEPAとDHAは、血液をサラサラにしたり、血管の老化予防をしてくれるというスーパーな働きを持つ栄養素で、サバ缶にたっぷりと含まれているのです。

サバ缶は火を使わずにそのまま食べて美味しい、時短にぴったりの食材です。サバ缶に玉ねぎのスライスを乗せてお酒のおつまみにする方法は定番ですが、ほぐしたサバ缶にいくつかの調味料を入れると、これまた驚きの美味しいおつまみになるのです。

普段食べている冷奴にサバ缶を乗せてみましょう。豆腐とサバ缶のコンビネーションはとても相性が良いです。薬味のネギと生姜をいつもより多めに乗せるのもおすすめです。またサバ缶の風味によってかける醤油の分量が少なくて済むと言う声もあります。塩分を控えるにはうってつけです。

サバ缶の鯖をめんつゆと酢、そしてごま油にサバ缶の煮汁をを混ぜた漬け汁に入れてしばらく冷蔵庫で冷やし、やはり冷え冷えのトマトを一口大に切って鯖と和えて、天辺に刻んだ青紫蘇をてんこ盛りにすると、暑い夏にぴったりのおつまみになります。

サバ缶は海苔巻きの具にもぴったりです。そのままキュウリと巻いても美味しいですが、鯖にほんの少しごま油をかけるとますます風味が出て美味しいです。

バゲットを薄く切ってトースターでカリッと焼き、ほぐしたサバ缶とウォータークレスを乗せてほんの少しのオリーブオイルとブラックペッパーをかければカナッペ風のおつまみになります。

そしてこちらは大人気のサバ缶の使い方なのですが、サバ缶にニンニクのすりおろしとコチュジャン、醤油、砂糖にごま油を加えて全体にいりごまを振りかけて、てっぺんに卵の黄身を乗せたら、美味しい「ユッケ」が出来上がります。

水煮のサバ缶に含まれるEPAは特に、血管の老化を防いで柔軟性を保ち、血液をサラサラにすると言う、素晴らしい効果があると言われています。サバ缶は、忙しい毎日の食事から簡単にEPAを摂取できる、時短にうってつけの嬉しい食材です。

サバ缶は、とても美味しいお味噌汁の具になりますし、サラダやパスタ、煮物にカレーと調理の素材に大変便利な食材です。鯖のEPAとDHAは、善玉コレステロールを増やしてくれる働きもあるので、ダイエットにも効果的なのです。

サバ缶は、血合も骨も丸ごと水にされていますから、誰でも美味しく食べられる骨からはカルシウムが吸収できます。サバ缶は大変健康的で風味も素晴らしい、理想的な食材です。

サバ缶を使って、和風・洋風・エスニックと様々な料理のアレンジができます。サバ缶の凄いところは、一緒に組み合わせられる食材が多様なことです。ご家庭の冷蔵庫に入っている、ほとんどどんな野菜とでも相性はバッチリ、そのお味は絶品なのです。

サバ缶で中華風のおかずを作ったり、トマトと組み合わせてパスタソースを作ったり、忙しい毎日の中サバ缶を使った時短のレシピはたくさんあります。またサバ缶はカレーととても相性が良いのです。サバ缶を使った時短のレシピを、いくつかご紹介していきましょう。

炊き込みご飯は、特に秋が旬の食材をお米と一緒に炊き込んで作ることが多い、日本人に大変愛されているメニューです。駅弁にも炊き込みご飯は非常によく使われています。「サバ缶」と言えば、炊き込みご飯のレシピが大変好評です。

炊き込みご飯は、入れる具材によってその美味しさはそれぞれです。炊き込みご飯と言うと「山菜ご飯」「たけのこご飯」「栗ご飯」「松茸ご飯」と、季節の食べ頃の具材を入れてバラエティー豊かなものが作れます。

もともと炊き込みご飯と言うのは、米が貴重なものでなかなか手に入りにくい時代に、色々な具材を混ぜ込んで嵩を増すために考えられたメニューだったようです。特に「秋」の炊き込みご飯が多いのは、米の収穫時期から外れるためだったのだそうです。

炊き込みご飯は、別名「五目飯」、関西では「かやくご飯」とも呼ばれます。「かやく」は「薬味」の意味があるのだそうです。炊き込みご飯は、一緒に炊く具材や「醤油」「だし」などで、米だけではない各種の栄養と味わいが楽しめる絶品のヘルシーメニューなのです。

炊き込みご飯は、色々な具材を一度に炊飯器やお釜に入れて作ることができる時短の献立です。炊き込みご飯は冷蔵庫の整理を兼ねて、色々な食材を混ぜ込んだり、調理の時短ができたりする、主婦にとってはとっておきのおすすめ献立の一つです。

炊き込みご飯の具材と言うと、「きのこ」「にんじん」「ゴボウ」「油揚げ」「干し椎茸」などなど様々ですか、中でもきのこは炊き込みご飯の具材の一番の人気物です。まずは「サバ缶」と「きのこ」の炊き込みご飯のレシピからご紹介しましょう。

サバ缶で作る炊き込みご飯のきのこは、お好みでどんなきのこを使ってもかまいません。香り高い「舞茸」の炊き込みご飯は中でも絶品です。しかし、炊き込みご飯に舞茸を使うと他のきのこの味を消してしまうので、なるべく舞茸のみを使ったほうがいいでしょう。

他にきのこといえば、「しめじ」「エノキダケ」「エリンギ」「椎茸」と色々種類があります。きのこは房を分ければ簡単に使うことのできる便利な食材です。使うきのこはお好みで、分量をご参考にしてください。きのことサバ缶の炊き込みご飯のレシピをご紹介します。

きのことサバ缶の炊き込みご飯、お米3合分のレシピです。材料は、お米3合、サバ缶1缶（200g）、しめじ1パック、エノキダケ半分ずつ、中ぐらいの椎茸3枚に、生姜をひとかけ、醤油大さじ２、酒大さじ１、砂糖小さじ2、顆粒だし小さじ3です。

きのことサバ缶の炊き込みご飯は、ますお米をといでザルに上げ、30分ほど置いてください。サバ缶は煮汁を別にして、炊き込みご飯を炊く時の水と合わせます。しめじとエノキダケはほぐして、椎茸は石づきを取って5㎜ほどの千切りにします。生姜も細い千切りにします。

お米を炊飯器に入れ、鯖ときのこ、千切りにした生姜をのせて、サバ缶の煮汁と混ぜた水3合分に、醤油、酒、砂糖、顆粒だしを混ぜ合わせ、炊飯器に注ぎ入れます。炊飯器のスイッチを入れて炊き込みご飯の出来上がりを待ちましょう。炊き込みご飯の上に三つ葉を散らすと綺麗です。

水煮のサバ缶があれば、煮汁にたっぷりの栄養と美味しい風味がついているので、手軽に時短の炊き込みご飯を作ることができます。それにプラスして、めんつゆを使えばだしとみりんに醤油が合わさった旨味のある炊き込みご飯が手早くできるのです。

次に、めんつゆと根菜を使ったサバ缶炊き込みご飯のレシピをご紹介しましょう。忙しくて調理の時間があまりない時でも、炊飯器にお米とサバ缶、具材とめんつゆを入れてセットすれば、美味な炊き込みご飯が手軽に出来上がります。

めんつゆは、醤油、砂糖と出汁が程よく混ざったとても便利な調味料です。特に炊き込みご飯を炊く時にちょっと混ぜれば絶品の味が楽しめます。また、サバ缶の煮汁の風味とのコンビネーションは、ますます炊き込みご飯の味わいを深めてくれるのです。

めんつゆを使ったサバ缶の炊き込みご飯3合分の材料です。お米3合、サバ缶1缶（200g）、ゴボウ1/2本、ニンジン1/3本、こんにゃく半分、生姜ひとかけ、めんつゆ大さじ3、酒大さじ1をご用意ください。

めんつゆとサバ缶を使った炊き込みご飯の作り方は、まずお米をといでザルにあげ、30分ほど置きます。水煮のサバ缶の煮汁は、炊き込みご飯を炊く時の水に混ぜるので鯖と分けておきます。にんじんと生姜は千切りにして、ゴボウはささがきにしたら10分ほど酢水につけてアク抜きをします。

コンニャクをお湯で2〜3分ほど湯がいてアク抜きをします（アク抜き不要と書いてあるものは、そのまま使って結構です）。湯がいたコンニャクを薄切りにしてから千切りにします。

炊飯器にお米を入れたら、サバ、笹がきゴボウ、ニンジン、コンニャク、生姜を乗せ、サバ缶の煮汁を混ぜた水3合分に、めんつゆ、酒と水を混ぜて炊飯器に注ぎます。スイッチを入れて炊き込みご飯の準備完了です。

炊き込みご飯の上に錦糸卵やミョウガを乗せれば、ますます華やかな彩りの炊き込みご飯になります。お好みもありますが、魚臭さが気になる方は、炊き込みご飯に入れる生姜の量を少し多めにすることで、臭みが和らぎます。是非お試しください。

炊き込みご飯といえば、トッピングを考えるのも楽しみの一つです。細かく切った刻み海苔をかけるのも美味しいですし、緑の万能ネギや赤い梅干し紅生姜を乗せるのも、彩りが美しいです。そして、サバ缶を使った炊き込みご飯に、特におすすめのトッピングがあるのです。

サバ缶を使った炊き込みご飯のトッピングにおすすめなのは、緑鮮やかな大葉です。特にサバ缶を使った炊き込みご飯はどうしても魚の香りがしますので、お刺身のツマにもよく使われる大葉は、炊き込みご飯にも大抜擢なのです。

炊き込みご飯のトッピングに使う大葉は千切りにしてください。まずは大葉の茎を切り落とします。大葉は葉が大きいので、まずは大葉の束を横半分に一回切って半分の長さにします。切った大葉を重ねたらクルクル丸めて、端から1㎜ほどの幅の千切りにします。

大葉を千切りにしたら、水に10秒ほどひたしてアク抜きをします。キッチンペーパーで水気を拭いたら完了です。炊き込みご飯の上にぱらりとかけてください。

万能ネギやネギのトッピングも、サバ缶の炊き込みご飯にはとてもよく合います。中でも白髪ネギの爽やかなトッピングは絶品です。白髪ネギは繊維に沿って細い千切りにした後、氷水に10分ほどつけてください。水につけると白髪ネギがくるりと丸く輪をかきます。

さっと白髪ネギの水気をとり、炊き込みご飯の真ん中に盛り上げてトッピングしてみてください。白髪ネギの歯触りがシャキシャキとして、サバ缶の炊き込みご飯の風味ととても良いコンビネーションです。

和食のトッピングといえば「白ごま」を忘れてはいけません。白ごまはさっとあぶって煎りたての香ばしさを楽しむのもおすすめです。サバ缶の炊き込みご飯の上に、ぱらりと白く散るゴマの彩りもなかなか風雅なものです。

サバ缶は人間の体ではほとんど作ることのできない、EPAとDHAを豊富に含んだ、素晴らしい食材です。水煮のサバ缶ならばそれほど脂質もありませんし、栄養をたっぷり含んだ煮汁は旨味のある出し汁として、是非一緒に使うことをおすすめします。