大阪・エキスポシティの駐車場情報まとめ！料金や混雑状況を徹底ガイド

エキスポシティは、その名の通り大阪の万博公園の近くにあるショッピングモールで、専門店や飲食店も多く、さらにはエンターテイメント施設も充実しています。家族連れでも楽しめるものが多いことから、特に週末などは大阪府内や他県からも多くの人が訪れています。

エキスポシティは名神高速道路と中国自動車道と、2つの高速道路の出口からすぐの立地ということもあり、大阪にあるショッピングモールの中でも車での来場者数が多くなりやすい場所です。

もちろんエキスポシティ専用の駐車場も設置されています。しかし人気のスポットであるため、専用駐車場もどの程度混み合うのか知っておくと、より安心してお出かけが出来ます。

エキスポシティにある専用駐車場は、全部で4箇所に分けられており、平面・立体駐車場であるA～C、また地下駐車場と名前が振り分けられています。

立体駐車場は天候関係なく移動がしやすいので、雨の日でもベビーカーを押した家族連れでも、エキスポシティに行きやすいのが魅力です。ただし車での入り方が複雑であるため、下調べが必要ではありますが、その点も含めてご説明していきます。

まず、それぞれの駐車場への入り方ですが、エキスポシティの専用駐車場は、入り口へのルートが複雑なことで知られています。駐車場へ入るためのルートが高速道路からのもので2パターン、一般道からのもので4パターンあり、入り口に分かりやすい表示が無いところもあります。

高速道路からの入り方は、ルート1が名神高速の吹田ICを出てからのもので、中央環状線の千里中央方面へ進み、右折を使ってUターンし、入っていく行き方です。もう1つのルート2は、中国自動車道の吹田ICを出てから側道に入り、万博外周道路方面に進むやり方です。

高速道路からの入り方はどちらも駐車場入口にエキスポシティの案内が無いのが入り方を難しくしている要因で、見逃してしまうと大回りで戻らなくてはならないので注意が必要です。

そして、一般道からの入り方4つについても入庫可能時間がそれぞれ違うといった問題があります。高速道路からの入り方と同じく、簡単に入り方を説明していきます。

一般道からの入り方、ルート1は高槻・茨木方面から中央環状線の側道に入り、左手に見える駐車場入口の案内に従い入る方法で、8:00～21:00の間は入庫可能です。次にルート2は、高槻・茨木方面から万博外周道路を通り、右側にある駐車場入口の案内に従い右折して入る方法となります。

ルート2は8:00～26:00で入庫可能で、最も入庫可能時間が長いルートなので、来る方向にもよりますが遅くまで遊ぶという人におすすめです。さらにルート3は千里中央方面から、中央環状線の側道を通って万博外周道路を経由する方法で、入庫可能時間は8:00～21:30となっています。

最後のルート4、吹田方面からのルートは「万博公園南」の交差点から入る方法で、入庫可能なのは8:00～21:00となっています。ただしルート4はサッカーのスタジアムに近いことから試合日程によっては入場規制がかかることがあるため、注意が必要です。

ここまで、煩雑なエキスポシティへの入場ルートをご説明しましたが、言葉だけで説明されても、どういった案内を目印に進めば良いのかは分かりづらいものです。エキスポシティの公式サイトでは、各ルートが写真付きで詳細に説明されているので、ぜひ参考にしてください。

それではここからは、煩雑なルートを通った先にあるエキスポシティの専用駐車場について、それぞれのエリアごとの違いや入り口近くのお店などの情報をご紹介していきます。

A駐車場はエキスポシティの中でも北側にある立体駐車場で、エキスポシティの「空の広場」からの入り口ではオレンジサイドエントランスとつながっています。空の広場からエキスポシティの建物に向かって左側、高速道路に近い場所にあると覚えれば覚えやすい位置です。

A駐車場に入りやすいのは、高速道路から入る2種類のルートと、一般道からのルート2や3です。入庫可能時間も確認の上、自分が使うルートに合っているなら、道順を確認しておきましょう。

A駐車場は立体駐車場ですが、RFと記載されている最上階がエキスポシティの1Fとの連絡口を設置されている階です。エキスポシティの1Fはスーパーもあるので、最後に食料品を買い込んで車に乗ろう、という時に楽な位置でもあります。

A駐車場の平面部分は、自転車も駐められるようになっているので自転車でエキスポシティへ行くことがある人も覚えておくと便利な場所です。

B駐車場はエキスポシティ全体で言えば中央、空の広場からもエキスポシティの建物に向かってまっすぐ奥に進んだ方向にある立体駐車場です。平面から3Fまであり、3Fがエキスポシティにおける2Fと連絡口でつながっています。

B駐車場に入りやすい入場ルートは、一般道から入るルート2です。ただしエキスポシティの駐車場中央にあるため、他の駐車場からも入りやすいとは言われています。

エキスポシティの2F、B駐車場の連絡口からすぐのエリアはファッション系のお店が多く、主に洋服のショッピングに訪れた人にとって良い位置となっています。連絡口近くには多目的トイレやベビー休憩室を含めたトイレもあるので、子供や車椅子利用の人と一緒の時、特に便利です。

C駐車場はエキスポシティでは南側、グリーンサイドエントランスから進んだ方向にあります。C駐車場もB駐車場と同じく、駐車場の3Fがエキスポシティでは2Fにあたる形で連絡口とつながっています。対応階数の表記が少しややこしいため、注意が必要です。

C駐車場からエキスポシティの2Fに入ってすぐの場所には、ファストファッション系のお店が多く、気軽にショッピングをしたい人にとって行きやすい立地となっています。生活雑貨のお店も近いので、洋服以外もさっと見たい時でも楽に行けるのが特徴の立体駐車場です。

C駐車場に入りやすい入場ルートは一般道からのルート1、ルート4とされています。サッカースタジアムに最も近い位置の駐車場であるため、試合時は混雑状況の確認が必須です。

地下駐車場はA駐車場に近い位置にある駐車場で、高速道路や大阪モノレールの道路の近くから入ることが出来ます。B1～B2Fまでの駐車場となっているので駐められる台数も多く、エキスポシティとはエレベーターでつながっています。

スーパーや大型雑貨店のあるオレンジエリアと隣の位置にある駐車場であるため、地下駐車場は実用的なものを買いに来た買い物客が楽だからと駐めることの多い場所です。

また、地下なので外の天候に左右されることが少なく、エキスポシティ専用駐車場内では、屋外に駐めると車内が熱くなってしまう夏場や、雨の日などにも人気となる駐車場でもあります。楽な駐車場が良いという人にとっては、穴場とも言えるところです。

エキスポシティにはいくつも専用駐車場があることが分かりましたが、駐車料金はお得と言える金額なのでしょうか。買い物金額に応じた料金サービスなど、エキスポシティを利用する人にとって知っておくと安心して買い物が出来るシステムと合わせてご紹介します。

エキスポシティの専用駐車場は、基本料金が30分ごとに200円、ただし平日と土曜日は最初の2時間が無料という料金体系です。この料金体系は専用駐車場であればすべて共通となっています。

また、後でご説明するエキスポシティ内での買い物や施設利用の金額に応じての駐車場無料サービスですが、平日と土曜日は最大7時間、日曜日と祝日は最大5時間が料金無料サービスの対象となっています。無料となる時間が曜日によって異なるという点は注意しましょう。

エキスポシティで買い物をした際の駐車場の料金ですが、曜日によって料金無料になる買い物金額が変わります。まず平日と土曜日ですが、2000円以上の買い物で前の2時間無料分と合わせて合計3時間、5000円以上で合計4時間、10000円以上で合計5時間分、駐車料金が無料となります。

また、日曜日と祝日であればエキスポシティにおいて2000円以上の買い物で1時間、5000円以上で合計2時間、10000円以上で合計3時間、駐車料金が無料になります。買い物金額は合算が出来るようになっているので、買い物の際は駐車券の提示を忘れないようにしましょう。

駐車場の料金が無料になるのは、買い物だけではありません。エキスポシティは、ららぽーとの施設ということもあり、三井ショッピングパークカード会員であれば駐車場の利用料金が1時間分無料になるという特典があります。

三井ショッピングパークカードは、会計時にカード、または三井ショッピングパークアプリのQR画面を提示することで当日の買い物金額が自動的に合算されるようになります。最後に駐車場の精算で駐車券の後にカードを入れるか、QR画面をかざせば無料分も自動的に計算してくれます。

駐車場の料金が高めになる日曜日や祝日は、特に嬉しいのが三井ショッピングパークカードの無料サービス分なので、持っている人はぜひ利用してください。

買い物だけでなくエキスポシティ内のエンターテインメント施設の利用も、駐車場の料金無料サービスの対象内です。エキスポシティには、映画館「109シネマズ大阪エキスポシティ」や気軽に遊べるスポーツ施設「VS PARK」など、エンターテインメント施設も充実しています。

それぞれの無料になる時間は、「109シネマズ大阪エキスポシティ」が3時間、ミュージアム「NIFREL」とスポーツ施設「VS PARK」が2時間となっています。英語教育施設「OSAKA ENGLISH VILLAGE」と観覧車「Redhorse OSAKA WHEEL」は利用内容によって異なるので要確認です。

友人とわいわい遊びに行ったり映画館デートに利用したりという人にとっては、エンターテインメント施設利用による駐車場無料サービスは見逃せないポイントです。

家族連れの来客も多いエキスポシティは、混雑する時もあります。特に日曜日や祝日はどうしても駐車場が満車になってしまう時もあるようで、「ランチとショッピング目的でエキスポシティに来たら専用駐車場が満車で、駐車場探しに時間がかかった」というSNSでの呟きも見られます。

平日で駐車場が満車になる程混雑するような状況はほぼありませんが、週末の土曜日や日曜日の混雑は避けられないことが多く、エキスポシティの公式サイトにおいても「日曜・祝日は12時～16時頃までは混雑が予想されます。」と記載されています。

混雑状況が予想される曜日の利用は時間帯をずらすか、専用駐車場以外の方法も候補に入れておいた方が安心と言えます。

今エキスポシティに向かっていて、専用駐車場が入れる状況かどうかを知りたいのであれば、公式サイトの「駐車場混雑状況」というページにて、現在時刻での混雑状況を見ることが出来ます。

エキスポシティの専用駐車場全体だけでなく、4つに分かれたそれぞれの駐車場ごとに混雑状況が表示されるので、空いている駐車場が表示されていれば狙って行くことが出来て便利です。混雑状況を随時確認したい人は、駐車場混雑状況のページをブックマークしておきましょう。

駐車場混雑情報のページは、エキスポシティの公式サイトのトップページから直接とべるので、見に行くのも楽に出来るようになっています。ページを更新すれば現在時刻に合わせて混雑状況も更新してくれるので、最新情報を見るなら公式サイトがおすすめです。

日曜日や祝日の混雑している時などは、エキスポシティに隣接している専用駐車場以外の駐車場についても知っておくとスムーズに車で向かうことが可能です。エキスポシティで買い物のあと万博公園でゆっくり過ごそう、という予定を立てている人にも、近くの駐車場はおすすめです。

万博公園の他、スポーツ広場や野球場など広々とした施設の多いエキスポシティ周辺には駐車場はいくつもあります。エキスポシティ周辺の駐車場についても、便利に使えるところをご紹介します。

エキスポシティを利用する人に対して、エキスポシティ専用の駐車場の他おすすめしたいのは、「万博記念公園南第1駐車場」です。エキスポシティから見て南の方向にある駐車場で、高速道路から逸れた道沿いにあります。

収容台数は1218台となっているのでエキスポシティ隣接の専用駐車場に比べればおよそ4分の1程度の収容台数となっていますが、隣接でなくエキスポシティまで少々歩いて行くような立地であることから、駐める人がそれほど多くない穴場とも言えます。

料金は平日が120分400円となっており、その後は60分ごとに200円ずつ加算されていきます。また土曜日と日曜日、祝日の料金は120分600円でその後60分ごとに300円ずつ加算となっています。24時間以内の最大料金は平日が1000円、土曜日・日曜日・祝日が1500円です。

最大料金が定められているのでゆっくり過ごしたい時にも安心ではありますが、注意したいのは駐車場の営業時間です。万博記念公園南第1駐車場は営業時間が9:00～17:30であるため、ゆっくり過ごしてしまい、17:30を過ぎてしまうことの無いようにしましょう。

大阪の都市部では、1日の最大料金が2000円を超えることも珍しくない駐車料金ですが、エキスポシティ周辺の駐車場は高速道路に近いこともあり、比較的安価なので安心して利用出来ます。
 

また同時に注意したいのが、駐車場に屋根が付いていないことで、エキスポシティ隣接の専用駐車場では平面やRFを除いては屋根がありますが、万博記念公園南第1駐車場では夏場に屋外に車を駐めておくと車内がかなりの高温となってしまうため、注意が必要です。

買った食料品が傷んでしまったり、エアコンがきくまでの間に乗っている人が熱中症になってしまったりといった危険があるので、万博記念公園南第1駐車場に駐める場合は車内の高温対策も行うようにしましょう。

エキスポシティに行くための駐車場探しは、週末や繁忙期、状況によってはかなり難しくなります。エキスポシティ専用駐車場が利用出来ない状況でも使える、穴場の駐車場はどのように探せば良いのでしょうか。

まず、穴場の駐車場のポイントは少し離れた場所や、細かい道の先にある駐車場です。エキスポシティは広々とした立地にありますが、細かい道も周辺に多く、知られていない場所にもコインパーキングがあります。

また、エキスポシティの専用駐車場のようにお店に隣接する大きな駐車場や、有名な会社の駐車場は目立つので満車になりやすいですが、個人経営の駐車場は検索しづらいことが多いので見つけづらく、穴場となります。

大阪で個人経営の駐車場は「○○モータープール」という表記のところも多く、大阪府外の人が気づきづらいため、穴場の駐車場探しを難しくしていることがあります。

細かい道のところにあり個人経営だとエキスポシティに近い駐車場でも駐めやすい穴場として便利ですが、条件に合う駐車場は土地勘が無いと見つけづらいのは、穴場の難点です。しかし、一見見つけづらい穴場駐車場でも、ネットから検索し、楽に駐める方法があります。

穴場駐車場探しの特効薬とも言える、エリアを指定すれば格安の駐車場を探して予約までしてくれるサイトがあります。「akippa」というサイトで、アプリで利用出来るので、出先から駐車場を探せて大変便利だと評判になっています。

検索すると「目的地から徒歩○分」といった位置情報だけでなく「あと○台」などの空き状況も知ることが出来るため、事前に探す場合も今駐められる駐車場を探すような状況でも便利に使えます。

対象となっている駐車場は個人の駐車場も多く、多少大きめの車でも十分入るだろうか、使いやすい駐車場なのかといった心配がある場合は口コミや星つけ評価も参照出来るようになっています。情報が細かいので、穴場探しにも使いやすいサイトであると言えます。

気になるのはサイトに登録されている駐車場が十分な数対応しているのか、という点ですがakippaの登録件数は大阪に限らず全国規模で33000件以上あるので、エキスポシティ周辺にある穴場の駐車場も、検索してみるといくつも見つけることが出来ます。

実際にエキスポシティ周辺の駐車場を見てみると徒歩20分以内の範囲でも8件、徒歩30分以内ならさらに多くの駐車場が検索されました。手間取らずに穴場となる駐車場を探したいなら、手持ちのスマホにアプリを入れておくことをおすすめします。なお、2020年2月時点での検索結果です。

エキスポシティは大阪にあるショッピングモールの中でも車でのアクセスがしやすい位置であり、大阪以外の場所からも多く買い物客がやってくる場所です。その分駐車場が混雑しやすいのが難点であるため、駐めやすい日や時間帯、周辺の駐車場探しはどうしても大変になります。

混雑状況の調べ方や周辺にある穴場の駐車場を探す方法を見に付けて、エキスポシティでのお買い物や遊びを存分に楽しんでください。