【すき焼き鍋】の代用アイテム3選！土鍋やストウブでもおいしく作れる？

おいしい牛肉を手に入れたら味わいたいメニューのひとつがすき焼きです。昔から馴染みのあるすき焼きは、テーブルが華やかになりますし、食事のシーンを盛り上げてくれるメニューとして人気があります。

すき焼きをおいしく味わうにはすき焼き鍋が必要です。しかし、すき焼き鍋がないということもあるかもしれません。そのような時でもすき焼き鍋の代用を使うことですき焼きを味わうことが可能です。

ここではすき焼き鍋の代用としておすすめのアイテムを3つご紹介します。その前に、すき焼き鍋とは何かということも知っておきましょう。すき焼き鍋は、すき焼きをおいしく味わうために作られている専用の鍋で、一般の鍋とは異なる工夫が施されています。

まずすき焼き鍋は形が違います。一般的な鍋は、底が深く蒸発しにくいつくりになっていますが、すき焼き用鍋はその反対で、水分が蒸発しやすいように浅い作りで、底が平面です。

すき焼きは作る際に水分が多いと水っぽくなりおいしさが半減してしまいます。それを防ぐために、余分な水分は蒸発させておいしさをしっかり閉じ込めるように平らで浅いつくりになっているのです。

また、すき焼き鍋は熱伝導率が高い素材で作られています。お肉や食材の火の通りをよくするためです。すき焼き鍋を使うことでお肉が硬くなりすぎることを防ぎ、おいしく食べることが可能です。

ここではすき焼き鍋の代用となるアイテムをご紹介します。すき焼き鍋がなくても代用ですき焼きを楽しむことができるので参考にしてみましょう。ここでご紹介するすき焼き鍋の代用アイテムならご家庭にあることも多いので、気軽に代用として活用できるはずです。

冬の人気メニュー鍋料理に欠かせない「土鍋」はすき焼き鍋の代用として使用できます。土鍋は主に陶器で出来ていて 金属製の鍋に比べると沸騰するまでの温度上昇がゆっくりなのが特徴です。

土鍋を代用として使う場合、普段のすき焼きと同じで問題はありませんが、気をつけたい点があります。土鍋は底が丸くて深く水分が蒸発しにくいつくりになっています。そのため、割下を入れすぎるとただの鍋料理になってしまうので注意しましょう。

フランス発のおしゃれな「ストウブ」もすき焼き鍋の代用として活躍します。ストウブは、熱が逃げにくく、焦げにくく、保温力が高いホーロー加工の鍋を展開していていてさらにデザインもおしゃれなことから人気です。

特徴として蓋の裏に付いているピコが、食材から出る蒸気を再び水滴化してしっとりと仕上げる効果があります。代用として使用する場合、グリルパン仕様になっている蓋の部分でお肉を焼いてから鍋に入れて作ると、香ばしいお肉の風味も楽しめます。

「ティファール」もすき焼き鍋の代用としておすすめです。ティファールは熱伝導率が高いアルミの三層構造になっています。鍋底もすき焼き鍋のように平らですが深さはあるので、水分の蒸発度は若干低くなります。しかし代用として十分活用可能です。

ティファールはフッ素樹脂加工が施されているため、食材がくっつかず、料理しやすい点もあります。また取っ手が取り外し可能なので、食卓にそのまま出せますし、おしゃれで実用的でおすすめです。

すき焼き鍋の代用を使ってすき焼きを味わいましょう。ここでは土鍋を代用として使った場合のすき焼きの作り方をご紹介します。2人分の材料は牛肉切り落とし肉200グラム、木綿豆腐140グラム、白菜250グラム、長ネギ1本、椎茸4個、春菊100グラム、溶き卵2個です。

調味料として、水400cc、みりん大さじ2、砂糖小さじ1、醤油大さじ2を用意します。作り方は、代用の土鍋に、調味料を入れて混ぜ、煮立つまで加熱します。熱したら牛肉を加えて煮立ったらあくを取り除きましょう。

そして切った白菜、ネギ、豆腐、椎茸を加えます。煮立ったら蓋をして弱火で6から7分ほど加熱しましょう。その後春菊を入れて温まるまで加熱したら出来上がりです。

すき焼きは家庭にあるアイテムを代用として調理が可能です。そしておいしく作ることもできます。人気のメニューすき焼きを、すき焼き鍋の代用を活用して手軽に楽しんでみましょう。早速今夜のメニューに取り入れてみませんか？