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料理に使うときの赤ワインの役割とは
ビーフシチューやデミグラスソースなど、じっくり煮込む料理やソースに使われることが多い赤ワインにはタンニンという成分が入っています。タンニンは肉を柔らかくするため、赤ワインは肉料理で使われることが多くあります。
また、赤ワインには肉を柔らかくする役割以外にも食材のくさみ消しや風味付け、酸味付け、深いコクが出るといった役割もあり、やや酸味のあるソースやコクのある香り高い肉料理を作るときに活躍します。
赤ワインには多くの役割があるので赤ワインを使うのがベストですが、用意し忘れてしまったときは料理によって料理酒や白ワインでの代用も可能です。目的に合わせて使える代用品は料理酒・白ワイン・ウィスキーの3種類です。
赤ワインの代用品1:料理酒
お酒が苦手という方でも常備していることが多い料理酒は、食材のくさみ消しや風味付けを目的した料理に代用できます。赤ワインとは違い塩や甘味料が添加されているので、赤ワインをドボドボと大量に入れるレシピにはおすすめできません。
赤ワインの代用として使うときは、少量しか使わないレシピのときにおすすめです。また、料理酒ではなく日本酒ならあるという場合も使い方は同様です。料理酒・日本酒といった和食に合うお酒も、洋食に合う赤ワインも目的は同じなので少量であれば代用してかまいません。
ただし、赤ワインと料理酒・日本酒は風味が異なるので、多く入れてしまうと料理の味や香りが大きく変わってしまいます。
デミグラスソースを作る時の代用分量
赤ワインの代用で使うならソースやたれといった少量で済むレシピがおすすめです。赤ワインを少し入れることで風味やコクが増す料理にはミートソース、トマトソース、デミグラスソースなどがあります。
レシピにより赤ワインをたっぷり入れるものもありますが、ソース・たれを作る際は少し入れる程度で十分香り高くコクのある仕上がりにできます。赤ワインの代用を必要とするソース・たれの目安は、入れなくても作れるけれど本格的な味わいには物足りなさを感じるものです。
例えば、デミグラスソースに入れる赤ワインの分量は大さじ3程度で十分です。代用で使う場合も同量の大さじ3です。赤ワインとは違う風味なので、これ以上入れてしまうと味や香りが損なわれる可能性があります。
赤ワインの代用品2:白ワイン
白ワインも代用に使えるおすすめのお酒ですが、赤ワインとは違いぶどうの皮の成分は入っていないので効果が変わってきます。渋みがなくさっぱりとした飲み口が魅力の白ワインは、食材への色移りもないので食材のくさみ消しや香り付けを目的とした料理に合います。
そのため、同じワインであってもビーフシチューや牛肉の赤ワイン煮込みといった煮込み料理には向いていません。食材を仕込む際のくさみ消しや香り付けの代用として少量使うのがおすすめです。また、白ワインを代用で使う場合は酸味に注目するのもおすすめです。
白ワインには酸味の強いものからまろやかなもの、甘みの強いものがあるので、代用する際は料理の仕上がりをイメージして使うと好みの味にできます。
赤ワインの代用品3:ウイスキー
香りの強いウイスキーは赤ワインの代用に非常におすすめのお酒です。ウイスキーはパンチのある料理との相性が良いので、赤ワインを使ってコクを出したい煮込み料理の代用として使えます。また、ウイスキーは香りも楽しめるので赤ワインと違った香り付けもできます。
ウイスキーに漬け込むことで肉を柔らかくすることもできるので、仕込みから仕上げまでさまざまな工程で代用可能です。料理酒・白ワインと同様に、あくまでも代用品なので大量に使うレシピにはおすすめできません。赤ワインを少量使うレシピの代用に最適です。
ビーフシチューにもおすすめ
料理酒や白ワインでは出せないコクもウイスキーなら出せます。赤ワインとは違った香りに仕上がってしまいますが、肉との相性抜群のウイスキーなのでおいしく出来上がること間違いなしです。代用におすすめの料理はビーフシチューです。
肉のくさみを消してウイスキー風味のコクの深いビーフシチューを作れます。ビーフシチューのほか、ローストビーフのソースやステーキソースの代用にもおすすめです。いつもとは違う風味でコクのある味わいに仕上がります。
赤ワインの代用品でおいしい料理を作ろう!
赤ワインを使用するレシピでは、レシピ通り赤ワインを使用するのがベストですが、ないときは家にあるお酒を代用するのもおすすめです。赤ワインを多く使うレシピでの代用はおすすめできませんが、少量の代用でしたらおいしく仕上がります。