【ベルギーチョコ】おすすブランドランキングTOP7！王室御用達の老舗も

ベルギーを代表する有名ブランドであるゴディバやピエールマルコリーニは、ベルギーチョコと呼ばれ日本でも非常に人気があります。これらは世界的に有名ブランドというだけではなく、ベルギーチョコの有名ブランドであるという点が大きなポイントです。

ヨーロッパにはチョコレートの有名ブランドが数多くあり、それぞれに独自のおいしさを追及しています。そのためチョコレートには様々な種類がありますが、ベルギーチョコはこれらのどの種類にも属さず、ベルギーチョコレートとして確立しているのが特徴です。

ベルギーチョコの特徴は、品質のこだわりと素材のこだわりの2つにポイントがあります。ベルギーチョコの特徴であり最大の魅力といえるのが、品質のこだわりです。

チョコの製造には油脂成分が使われますが、ベルギーチョコでは独自の品質を守るため、使用する油脂成分がカカオバター100％であることを基準に定めています。

素材のこだわりも、ベルギーチョコの魅力です。上質なカカオを使用しているのはもちろんですが、他地域のカカオも使用しているので奥行きのある風味や香りが特徴に挙げられます。さらに添加物を極力使用しないので、ピュアな味が楽しめるのも特徴です。

高品質な素材を熟練職人たちの手によって自由自在にアレンジするからこそ、カカオバター100％使用という高い基準があっても個性豊かなブランドが数多く存在します。これもベルギーチョコならではの特徴であり、魅力といえるでしょう。

ベルギーはヨーロッパ諸国同様、カカオ（チョコレート原材料）生産国ではありません。植民地にカカオ生産国が含まれていたことで、カカオがないベルギーでもチョコレートが食べられるようになります。

ベルギーの植民地は3か国ありましたが、そのうちの1つであるコンゴが良質なカカオの生産国で、コンゴ産のカカオを手に入れられたことがベルギーチョコ歴史の始まりです。

ただしコンゴの主要農作物はカカオではなかったため、ヨーロッパ諸国とは違い、すべての原材料を時刻の植民地でまかなうことができません。そのためコンゴ産以外のカカオをブレンドすることが、早くから行われてきました。

これが素材本来のピュアチョコレートに風味が加わる大きな要因となり、そこから熟年ん職人が腕を競うようになります。その結果、ベルギー国内には様々なブランドが誕生し、それぞれが個性豊かなチョコを作っていきました。

実に多くの種類が存在するベルギーチョコですが、ベルギーチョコが独自の地位を確立した最初の一歩といわれているのがプラリネです。ナッツなどに砂糖を加えてキャラメル状に仕上げたものを中身とし、高品質チョコで包み込んだものがプラリネになります。

プラリネ登場後も、各ブランドが独自製法によってさまざまな種類のチョコを開発していきます。このようにブランドが誕生するたびにベルギーチョコは進化をし、それとともにベルギーチョコの歴史にも新たなページが加えられていくようになったのです。

ヨーロッパ系チョコの中でも別格な存在であるベルギーチョコには、プラリネ、トリュフ、カレ、タブレット、ナポリタン、ガナッシュ、オランジェット、ヌガティーヌの8種類あります。

ベルギーには多くのショコラトリーがありますし、ベルギー国民の暮らしにも密着しています。そのため老舗ブランドの高級チョコから若手ブランドのお手頃チョコまで、多くのショップがあります。そんなベルギーチョコのおすすめブランドを、ご紹介しましょう。

ベルギーチョコの歴史を語る上で忘れてはならないのが、1857年創業の老舗ショコラトリー「Neuhaus（ノイハウス）」です。フィリングにナッツやクリームを加えたプラリネを最初に作ったことでも、よく知られています。

2019年に日本再上陸をした際には、大きな話題になりました。なかでも、1958年の世界博覧会にあわせて作られた「カプリス」は、ベルギーチョコの最高峰とも称された製品で、プラリネの美味しさや魅力が堪能できます。

UTZ認証のカカオ豆を使用するなど厳選した素材にもこだわっているため、繊細さも楽しめます。ちなみにノイハウスはチョコレートの美しさを保つバロタンボックスを開発したブランドで、ベルギーチョコの先駆者ともいわれています。

お取り寄せも可能ですが、海外から直接取り寄せるケースが多いため、商品が手元に届くまでに時間がかかることも多いです。そのため記念日などに購入する場合は、時間に余裕をもって注文するとよいでしょう。

職人の卓越した技術が光るベルギーチョコといえば、ショコラトリーで最初に王室御用達の称号を得た「Madame Delluc（マダム ドリュック）」です。1919年創業の老舗ブランドで、ベルギーではMary（メリー）の愛称で知られています。

特に繊細な装飾が施されたプラリネは、職人技が光る逸品です。創業時からのレシピをもとに伝統と品格にこだわって作られていますが、ボックスもエレガントな装飾にこだわっているので、ギフトにも喜ばれます。

お取り寄せは公式オンラインショップで受け付けていますし、実店舗もあります。実店舗は2023年10月6日現在5店舗展開しており、中にはイートインスペースが設置されている店舗もあります。

独創的なセンスとオリジナリティが溢れるフレーバーで有名なのが、「PIERRE MARCOLINI（ピエール マルコリーニ）」です。2015年に王室御用達に選定され、ショコラトリーとしての実力も評価されています。

ピエール マルコリーニがこれまでのベルギーチョコのブランドと異なるのが、カカオの買い付けから焙煎・調合まで全て本人が行っていることです。実際に農園に出向き契約を行うなど、ベルギーチョコ業界に革命を起こしました。

粒状のプラリネの他に、薄型のパレファン、タブレットなど、ベルギーチョコのなかでもバリエーションが豊富なのが特徴に挙げられます。ギフト用のアソートボックスも充実しているので、ギフトや記念日のプレゼントにもおすすめです。

日本でもおなじみのベルギーチョコのブランドは、伝統的な製法を守るだけでなく新しいレシピにもチャレンジしており、洗練された商品が多いのも魅力です。そこでベルギーチョコブランドの中でも独自の地位を築く、注目ショップをご紹介しましょう。

デパ地下で買えるベルギーチョコといえば、王室御用達の「WITTAMER ヴィタメール」がおすすめです。日本の店舗では伝統的な製法で作られたベルギーチョコの他に、季節やイベントに合わせた限定商品も販売しています。

1910年に創業して以来、ベルギーチョコの伝統を守り続けてきたブランドとしても有名です。1990年に日本上陸するまでそのレシピは門外不出とされ、創業の地であるブリュッセルでの営業に限定されていました。

伝統的なプラリネショコラは人気商品ですが、トリュフや生チョコレートなど伝統的ベルギーチョコ製造で培った技術を活かしたケーキや焼き菓子もあります。なかでもベルギーで昔から親しまれている伝統的なケーキ「ミゼラブル」は、ギフトや手土産などにおすすめです。

美味しいベルギーチョコの代表といわれるのが、1913年にブリュッセルで創業した「Leonidas レオニダス」です。世界各国の主要都市に実店舗を設けていて、日本でも北海道から九州まで、全国各地に展開しています。

作りたてのベルギーチョコをショーケースに並べる販売方法を最初に導入したのが、レオダニスといわれています。レオニダスでは、定番の「オランジュショコラ」や秋から春にかけて期間限定で販売する「マノンカフェ」などが人気です。

プラリネやプレートなど伝統的なベルギーチョコだけでなく、シュガーレス商品などラユニークな製品もあります。またユニークなアイデアの商品も多く、斬新なベルギーチョコも人気です。実店舗が多いので、直接見て購入したい人にも人気があります。

日本で最も有名なベルギーチョコといえば、高級チョコレートとしても有名な「GODIVA（ゴディバ）」でしょう。1972年に進出して以来、日本国内だけで250以上のショップがあります。

熟練職人のセンスと技巧が光る美しい見た目もゴディバらならではですし、素材にこだわるというベルギーチョコの特徴もしっかりと楽しめます。バリエーションが豊富なことでも有名で、シーンや予算に合わせて選びやすいという点も人気の理由でしょう。

伝統的なベルギーチョコを詰め合わせたギフトボックスもよいですし、カジュアルに楽しめるタブレットやバーも人気があります。季節限定商品やチョコを組み合わせたソフトクリームやドリンクも話題で、高級チョコを気軽に楽しみたいという人にもおすすめです。

ベルギーチョコは素材と品質にこだわる点が最大の特徴ですが、価格はお手頃価格から高級品まで幅広いくあります。人気ナンバーワンのブランドは、リーズナブルでありながらベルギーチョコらしさが堪能できますし、斬新なデザインのパッケージも人気です。

天然素材にこだわったベルギーチョコとして人気があるのが、1976年創業の「Galler（ガレー）」です。1994年に王室御用達に認定され、5大陸50ヶ国以上で食べられています。100％フェアトレードのカカオを使ったベルギーチョコは、多彩なフレーバーが好評です。

ガレーで有名なのが、パッケージもおしゃれなミニバーです。天然素材のフレーバーを使った製品は個包装されており、ギフトや手土産にも人気があります。食べきりやすいサイズなので、ブレイクタイム用やご褒美スイーツにもおすすめです。

ガレーはバレンタインデーシーズンの催事を除くと、店頭での販売はありません。日本国内には実店舗はなく、インターネット通販でのみ販売です。ガレー公式オンラインショップから購入が可能で、ギフト用のラッピングや熨斗にも対応しています。

フレーバーもカカオの含有量が多いブラックからプラリネ、フルーツと様々な種類があるベルギーチョコはブランドも多く、日本にたくさんのショップがあります。カカオバター100％で風味も豊かなベルギーチョコはお取り寄せもできるので、気になるブランドの商品を食べてみましょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。