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ガストはファミレス業界最大手
ガストは1990年代に東京の小平市で第一号店が出店された、すかいらーくグループの主力のファミリーレストランです。元々あったすかいらーくは2009年に完全閉店していますが、ガストは現在も人気のファミリーレストランの一つとして経営されています。
ガストは全国47都道府県に1300以上の店舗があります。様々な世相から時間短縮が進んでいる状況はありますが、それでもコスパが良い、ファミリーで行きやすいなどの理由で常に人気ファミリーレストのランキングなどでは上位に入っています。
ガストは基本的に洋食メニューを中心としたファミリーレストランです。しかし和定食や丼メニュー、麺料理のメニューなど、メニュー構成は和洋中と様々です。近年のファミリーレストランでこのように和洋中が混在しているところガストはこのメニュー構成を継続しています。
メニューの豊富さがガストの人気の理由の一つですが、様々な改善も重ねられてきました。元来のファミリーレストランの席は大人数用の作りがほとんどでしたが、ガストは2人用の席を多く作りつつ、フレキシブルに大人数の席に組み換えることができるような配置を採用しました。
ガストは店内の居心地が良くなるよう、席や、テーブル間のスペース、装飾類など内装をとことん改善していき、店舗数も増やしていくことで人気となっていきました。ガストはブランドイメージが一変したファミレスの一つとも言えます。
ガストはシニア世代からも人気!
ガストは子供連れや子供に人気ですが、シニア世代にも人気があります。シニア世代が来店しやすいように、ガストの内装は木目調の落ち着いたスタイルとなっています。
メニューの価格が全体的に安いので、一時期は高校生などの学生が多く集まって長居できる賑やかな場所でしたが、現在のガストは状況が大分変わってきています。
ガストのメニューはガッツリ食べられるハンバーグなどの肉料理もたくさんありますが、パスタやトースト系のライトミールや、サラダうどんなど軽めに食べられる料理も豊富に用意されています。
ガストは喫煙できる?ガストの喫煙について
ファミリーレストランなどの飲食店の経営方針が各々変わっていく中、愛煙家にとって気になってくるのが敷地内の喫煙席の有無です。2018年6月に東京オリンピックに向けて、受動喫煙防止条例が成立して以来、早いスピード感で喫煙場所が縮小していっています。
タバコの料金は増税時にはほぼその対象となり、この20年で2倍近くに値上がりしていることも手伝って、確実に喫煙者は減少してきています。嫌煙家の方とすればタバコの煙に触れる機会が激減し、暮らしやすい世の中になってきているといえます。
一方で喫煙者は高いタバコ料金を払って、中々見当たらない喫煙所を探し、やっと見つけた狭い喫煙スペースの煙たい中で喫煙できるという不利な条件ばかりが目立ってきています。
このような状況がある中、家族連れにも人気なガストでは喫煙できる席やブースなどの場所があるのかをご紹介します。
2019年9月よりガストは喫煙不可に
残念ながらガストの店内では、2019年9月より喫煙できる場所がなくなっています。それまでは分煙の店舗が多く見受けられたガストでしたが、喫煙ブースのスタイルに移行することなく全面禁煙となりました。
喫煙ブースや灰皿も撤廃
食事をする席での喫煙はあきらめるとして、喫茶店やカフェなどでよく見掛ける喫煙ブースや入り口付近の灰皿の有無ですが、ガストには喫煙ブースも灰皿も用意されていません。
2020年4月から適用された「改正健康増進法」では、屋内喫煙は原則禁止が義務化されたものの、店のオープン時期、資本、客席面積などの一定の条件下で除外となります。しかし除外対象となるのはほぼ小規模な店舗で、ガストのような大型チェーン店には当てはまりません。
また喫煙席と禁煙席を分けた分煙や、喫煙専用スペースを確保するためには細かい条件下で運営していかなければなりません。細かい条件の紹介は省きますが、ガストのようなチェーン店ではその条件を満たすことが現実的ではないものも含まれています。
駐車場や敷地内も禁煙に
時々喫煙する程度の方であれば、すでにこの時点で喫煙することを諦められます。しかし習慣的に吸っている愛煙家の方であれば、可能性がある限りさらにガスト内での喫煙場所を探す場合もある事でしょう。
ガスト店内の喫煙席、喫煙ブースがなく、店の入り口に灰皿がないとなると次に探し始めるのは駐車場などの店のその他敷地内です。ガストの駐車場は平面であったり、立体型であったりと店舗によって異なります。
駐車場のスペースに灰皿がある場合は、大抵スペースの中でも建物に沿った隅などに設置してありますが、ガストにはこのようなスペースもありません。現在のガストは店内だけでなく、駐車場を含めた敷地内全体で禁煙を徹底しています。
ガストで喫煙する方法はある?
ここまで徹底しているとガストでは喫煙できる可能性は一切ないように見受けられます。ただタバコにはここ数年で急速に発展した煙や臭いの少ない加熱式・電子タバコというツールが出てきました。ガストも種類によって喫煙可能かどうかもご紹介します。
加熱式たばこは使えるの?
タバコの種類に関しては近年、いわゆる紙タバコといわれる広く吸われている歴史の長いものと、加熱式・電子タバコと呼ばれている2種類に大きく分けられています。基本的に加熱式・電子タバコの方が紙タバコより喫煙時の煙や臭いが少ないといわれています。
喫茶店やカフェなどでは、タバコの種類によって専用の喫煙席で吸えるものと、喫煙ブース内で吸うものとに分かれていることがあります。また加熱式・電子タバコ飲み喫煙可能としている店もあります。
ガストでは紙タバコの喫煙は全面的に禁止されていますが、加熱式・電子タバコが吸える専用ブースが用意されている、あるいは敷地内での喫煙を許可されているか気になる方も多いでしょう。現在ガストでは、タバコの種類にかかわらず敷地内での喫煙は全面的に禁止されています。
車の中では喫煙可能
ガストの駐車場にも灰皿がないとなると最後の可能性は自分の車の中です。調べたところ駐車場内では、自分の車の中での喫煙に関しては禁止されていませんでした。実際に、駐車場での車内以外の喫煙は遠慮してもらうというコメントもありました。
徒歩や自転車・バイクなどで来ている方は残念ながらどうすることもできませんが、車で来ている愛煙家の方は、ガストの駐車場でも自分の車の中に限って喫煙することができるでしょう。
ガスト以外のファミレスも禁煙へ
東京都内や地方でも都市部では、灰皿や喫煙所は探さないと見つからないほどになり、居酒屋であっても禁煙であることが珍しくなくなってきました。ファミレスも例外ではなく、ガストのみが禁煙を徹底しているわけではありません。
すかいらーくグループは全面禁煙
すかいらーくグループのガスト以外のその他飲食店を合わせて約3200店が一斉に禁煙となりました。ここには、ガストを含めたすかいらーくグループで働く従業員の健康増進と職場環境の改善を目指す姿勢が表れています。
確かに店員にとって店内は職場です。昔は当たり前であったオフィス内で喫煙をしながら仕事をする光景はいまや滅多に見ないものとなりました。オフィスではそれが当たり前になったのに、店で働くワーカーは環境を選べないままとなっているのは不公平さも出てきます。
また食事を摂る時に一緒に入ってくる空気というものを、健康的できれな状態に保ち、美味しく味わえる状態を目指したいというガストの思いが込められています。
デニーズやサイゼリヤも禁煙に
人気のファミリーレストランとしてガストと共に上位に名前の上がってくるデニーズやサイゼリヤに関しても全面禁煙というスタイルをとっています。サイゼリヤはガストと同時期から、デニーズも2020年4月のタイミングで全面禁煙となりました。
禁煙による一時的な客離れも
喫煙者が減ってきている世相ではありますが、それでもガストの客層の一部にはもちろん喫煙者がいます。そのためどうしても全面禁煙という方針は客離れの原因となって表れていることは確かです。
それでも全面禁煙を要望する声が多い、ファミリー層の利用が増えてきたなど禁煙に踏み切った確固たる理由がそれぞれあります。今のスタイルが定着してくれば、客離れは一時的なものとなる可能性もあります。
ガストで喫煙するのはあきらめよう
愛煙家にとっては食事の後の一服は、一息つくのに大切な習慣でしょう。すぐに喫煙したいところではありますが、店内で吸うと必ず自分に臭いがつきますし、タバコが苦手な人たちにとっては微量な臭いであっても気になるものです。
今後ガストでは純粋に食事を楽しみ、喫煙は自分の車の中や、ガスト周辺の喫煙所、カフェを見つけておいて、そちらで別に楽しむことをおすすめします。
▲jouer編集部実食