バーガーキングで使える電子マネー・クレジットカードまとめ！QRコード決済は？

ハンバーガー大国であるアメリカ・フロリダ生まれのバーガーキングは、ボリュームたっぷりのハンバーガーが魅力です。ジューシーな肉汁をぜいたくに楽しめるよう、直火で肉を焼くため、安さが魅力のファーストフード店とは一線を画しています。

本格的なアメリカンハンバーガーが食べられるバーガーキングは、日本でも人気が高いです。とはいえ直火で焼いて仕上げるため、鉄板を使用している安いハンバーガーチェーン店と比べると、待ち時間が長いです。

そのためバーガーキングでイートインを利用する場合、出来上がると席まで商品を運んでくれます。そこで少しでもスムーズに精算を済ませるのにおすすめなのが、電子マネーです。

電子マネーは、データ化した現金で支払いをするシステムです。キャッシュレス化で一気に普及した電子マネーは、電子マネーのデータが入っているカードなどを使って支払います。ほとんどの電子マネーは、事前に現金をチャージし、チャージされた現金はデータ化されます。

データ化されたお金で支払いをするので、電子マネーを使う際にはオンライン環境がなければ使えません。さらに客と店員が直接現金のやり取りをする必要がないため、「オンライン決済」「キャッシュレス決済」とも呼ばれます。

キャッシュレス化で人気となった電子マネーですが、実は種類によって内容が違います。電子マネーのタイプを大きく分けると、4種類あります。

一般的に「電子マネー」と呼ばれるものは、流通タイプの電子マネーといいます。主にコンビニ、スーパー、ショッピングセンターでキャッシュレス精算できるのが、流通タイプ電子マネーの特徴です。楽天Edy、nanaco、WAONなどは、代表的な流通タイプの電子マネーです。

Suica、PASMO、ICOCAなど電車・バスなどでキャッシュレス決済ができる電子マネーは、交通タイプ電子マネーといいます。交通タイプ電子マネーの特徴は、公共交通機関で利用できるだけでなく、流通タイプ電子マネー同様、ショッピングにも利用できることです。

普段から電車やバスを利用することが多い都心部では、交通タイプの電子マネーの方が普及率が高いです。ほかにもカードの代わりにスマホを利用する、QRコード決済タイプもあります。

いわゆる「スマホ決済」と呼ばれる電子マネーのタイプで、スマホのアプリから決算します。スマホの電子マネーアプリはクレジットカード会社と提携しているため、交通タイプ・流通タイプと同じく、キャッシュレス精算ができる電子マネーです。

さらにスマホのアプリには使用金額の累計がチェックできるため、簡単にお金の管理ができるのも特徴です。なおスマホの電子マネーアプリはQRコードのデータを読み取ってキャッシュレス決済をするため、「QRコード決済」と呼ばれます。

QRコード決済タイプ電子マネーと同じく、クレジットカードと連携しているのが、クレジットカードタイプ電子マネーです。このクレジットカードタイプ電子マネーは、すべてのクレジットカードがキャッシュレス決済に対応できるわけではありません。

電子マネーとして使えるのは、電子マネー機能がついているカードのみでです。電子マネーのデータとクレジットカードのデータが紐づけられていないと、現金をデータ化できません。使い方はクレジットカードと同じで、後日精算です。

全国にあるバーガーキング店舗の多くは、電子マネーが使えるようになっています。バーガーキングはハンバーガーチェーン店の中でも人気の高い店なので、電子マネー決済は、バーガーキングでの待ち時間を短縮させる効果もあります。

バーガーキングでは、主要な電子マネーがほとんど使えるようになっています。まず流通タイプのWAON、楽天EDY、nanaco、iDは、ほとんどのバーガーキング店舗で対応しています。

バーガーキングは大型ショッピングモールのフードコートに出店していることもあります。このようなショッピングモールにあるバーガーキングでは、モール内で利用可能な流通タイプの電子マネーも一部対応しています。

交通タイプの電子マネーも、ほとんどのバーガーキング店舗で利用可能です。主要な交通タイプ電子マネーのSuica、PASMO、ICOCAなどは、問題なく利用できるバーガーキング店舗が多いです。ただし交通タイプの電子マネーは、地域性の高い電子マネーも複数あります。

たとえば九州エリアの交通タイプカードnimoca（にもか）、福岡市地下鉄のはやかけん、北海道のKitaca（きたか）などは、地域密着型カードです。このような地域密着型の交通タイプ電子マネーは、全国のバーガーキングで利用できるとは断言できません。

ただ地域密着型電子マネーの普及率が高い地のバーガーキング店舗では、利用できるバーガーキング店舗の方が多いです。旅行や出張先でバーガーキングを利用する場合は、全国的に普及している主要な電子マネーであれば、ほとんどのバーガーキングで利用できます。

ただし地域密着型電子マネーしか持っていない場合、地元のバーガーキング店舗では利用できても、エリア外のバーガーキング店舗では利用できない可能性が高いです。

最近はコンビニ・スーパー・飲食店のほとんどで電子マネーが利用できるため、普段ほとんど現金を持ち歩かないという人も増えています。確かに電子マネーの方がレジでの精算も簡単ですし、かさばる小銭を持ち歩く必要がないため便利です。

こうした社会全体の風潮もあって、バーガーキングでも電子マネーによるキャッシュレス決済を積極的に導入してきました。とはいえ全国にあるバーガーキング全店で、電子マネーが利用できるわけではありません。特に普段から現金を持ち歩かない人の場合は要注意です。

バーガーキングに出かける前に、事前に電子マネーの使用について確認しておかないと、精算の段階で「お金がないからキャンセルしてください」という恥ずかしいことが起きる可能性もあります。

バーガーキングの電子マネーに関する情報は、簡単に調べられます。バーガーキング公式サイトの「店舗情報」を開くと、利用予定のバーガーキング店舗の詳しい情報が掲載されています。その中に店内で使用できる電子マネーの種類も記載があります。

電子マネー以外でキャッシュレス決済ができるのが、クレジットカードです。以前のバーガーキングでは、どの店舗でもクレジットカードの利用はできませんでした。キャッシュレス化が進む現在、バーガーキングのクレジットカード事情にも変化が見られます。

2018年以降のバーガーキングでは、クレジットカードができるようになっています。もちろんすべての店舗での利用ができるというわけではありませんし、店舗によって利用できるカードの種類も違います。

そのためクレジットカード利用希望の場合は、電子マネーと同じく、事前に利用予定のバーガーキング店舗情報をチェックするのがおすすめです。

バーガーキングで利用できるクレジットカードは、店舗によって異なります。主にVISAまたはMasterCardが利用できるようになっていますが、JCBは利用できません。

「以前はJCBが使えた」という口コミがありますが、これは間違いではありません。確かにバーガーキングがクレジットカードの導入を始めた当初は、JCBが利用できました。

ただし現在はJCBの利用はできず、JCB系のカードが利用できる店舗も一部のバーガーキング店舗に限られます。そのためバーガーキングでクレジットカードを利用する場合、JCB系以外のカードであることを確認した方が無難です。

財布を忘れてもスマホがあれば簡単に商品が買えるため、近年は利用者・利用できる店舗共に急増しているのがQRコード決済の電子マネーです。バーガーキングはかつて利用可能な電子マネーも種類が限られていたため、バーガーキングでは現金払いが多かったです。

そんなバーガーキングも、電子マネーでの決済を希望する客が増えたことや、レジ前の混雑対策などから、大幅なシステムの変更が行われています。そのため現在のバーガーキングでは、ほとんどのバーガーキング店舗で、電子マネーが利用できるようになっています。

ではほかのバーガーショップチェーン店でも、導入する店舗が増えているQRコード決済は、バーガーキングで利用できるのでしょうか？

さまざまな電子マネーに対しては積極的に導入してきたバーガーキングですが、QRコード決済は、現時点で導入していません。

これは全国にあるバーガーキング店舗で共通しています。そのためバーガーキングで電子マネーを使うなら、QRコード決済以外の電子マネーを利用してください。

バーガーキングは、平日でもランチタイムにはカウンターの前に列が出来るほど、人気のあるバーガーショップです。レジ前の混雑を避けスムーズに精算を済ませるためにも、バーガーキングの支払いは電子マネーの利用がおすすめです。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。