本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
荻窪エリアのラーメン屋の特徴と選ぶポイント
荻窪は東京都杉並区に位置します。1980年代半ばに初代ラーメンブームがありましたが、その際に荻窪エリアにある老舗ラーメン店が多く取り上げられ、ラーメン激戦区として成長していきました。当時の老舗ラーメン屋は現在も荻窪エリアで名店として知られており大人気のお店です。
荻窪エリアにあるラーメンの特徴ですが、ラーメンブームを巻き起こした1980年代半ばには蕎麦屋から転業したお店が多かったため、鰹節や煮干しなどで出汁を取った魚介系の和風スープに濃口醤油を使用した濃い色のラーメンを提供しているお店が多いのが特徴です。
また、この和風出汁に鶏ガラや豚骨などの動物系のスープを合わせるお店もたくさんありますが、これらを総称して荻窪ラーメンと呼ばれています。
荻窪エリアはラーメンブームが巻き起こるずっと前、戦後から荻窪駅付近に数件のラーメン店がオープンしていました。荻窪駅があるJR中央線沿線には作家の方がたくさん住んでおり、これらの文化人がこぞって荻窪ラーメンのファンになったため作品に描かれることになり知れ渡りました。
後ほどご紹介しますが、荻窪を代表するラーメン店「春木屋」は1960年代からグルメ本で紹介されるほど有名でした。
1987年には、現在でも人気ラーメンを数多く生み出している東洋水産(マルちゃん)が荻窪ラーメンという商品を発売したことも荻窪ラーメンの人気に拍車をかけました。荻窪駅を中心に、西荻窪駅や阿佐ヶ谷駅、高円寺駅など荻窪を中心にしたエリアにはたくさんラーメンの名店があります。
荻窪ラーメンは、発祥のお店から暖簾分けなど数多くの派生も生まれています。中でも、つけ麺スタイルを確立した山岸一雄氏も後ほどご紹介する1948年創業「丸長」の出身です。この丸長も元々は日本蕎麦のお店です。
つけ麺は“つけそば”などとも呼ばれ、ざる蕎麦を思わせるスタイルが面白く大ブームになりました。1度冷水で締めた麺を温めた状態にして提供する“あつもり”や通常より濃く調整されたつけ出汁を食後に薄めて味わう“スープ割り”などつけ麺ならではのワードもたくさん生み出されています。
このように、昔ながらの変わらぬ味を提供し続けて長年愛され続けているお店や、時代の流れとともに新しい味を生み出し大人気となったお店までラーメンの魅力は計り知れないものがあります。ぜひラーメン好きな方もそうでない方も名店と言われるお店のラーメンを召し上がってみてください。
では、そんなラーメン激戦区荻窪エリアで大人気、ラーメンの名店についてメニューや営業時間など最新の情報を詳しくご紹介いたします。
荻窪エリアのラーメン屋1.春木屋 荻窪本店
先程もご紹介しましたが、ラーメン激戦区の荻窪エリアでまず名前の上がる名店が老舗中華そば店春木屋です。荻窪の地で昭和29年に創業し今もなお数多くのファンをもつ名店です。創業当時より変わらない味を提供し続けているのがこのラーメン屋の魅力でありお店のこだわりです。
荻窪といえばこの名店!
創業以来変わらない味というだけあり、やはりラーメン激戦区荻窪エリアを生き抜いてきた老舗名店ならではのこだわりが随所に見られます。
食感の虜になる方が続出中の自家製麺は、毎朝天候や気温、湿度に合わせて水と粉の量を調整されています。また、季節によって麺の太さを変えています。ラーメンの虜になったという方は、ぜひそのようなところにも注目なさってみてください。
シンプルにして究極の中華そば
また、こだわりの麺にしっかりと絡むスープですが、煮干しや数種類の野菜をこだわりのブレンドで仕上げています。豚ガラと鶏ガラをダブル使いしているのもシンプルでありながらラーメン通を虜にさせる秘訣です。
アクセス方法はJR中央線・東京メトロ丸ノ内線「荻窪駅」より徒歩2分ほどです。営業時間は11:00から21:00まで、毎週火曜日が定休日です。店内座席は18席です。
住所 | 東京都杉並区上荻1-4-6 |
電話番号 | 03-3391-4868 |
荻窪エリアのラーメン屋2.迂直
ラーメン激戦区荻窪エリアで最も新しいラーメンの名店が2018年末にオープンした迂直です。オープン当初より絶品のラーメンが食べられると話題になり、平日休日問わず長蛇の列ができる大人気店です。メニューは醤油つけ麺と坦担つけ麺の2種類です。
このお店のつけ麺の特徴ですが、麺が昆布水の中に浸かったまま提供されます。ビジュアルが美しいのはもちろん、昆布水の中に麺が浸かっていることで出汁の旨味が最大に引き立ち、上品で柔らかい麺に仕上がっています。
鰹昆布出汁とこだわりの自家製麺による絶品のつけ麺
また、こだわりの自家製麺はもちろん、このお店の魅力が温度とともに味わいが変わるスープの美味しさです。出来たて熱々の時には鶏の旨味と醤油の香りが、温度が下がっていくにつれて鰹や椎茸などの旨味が感じられます。その味わいはラーメン通の方を虜にさせる人気ぶりです。
アクセス方法はJR中央線「荻窪駅」より徒歩5分ほどです。営業時間は、平日が11:30から15:00まで、土日祝日が11:30から16:00までです。定休日は不定休、売切れ次第終了となりますのでご注意ください。店内座席はカウンターのみ7席です。
住所 | 東京都杉並区天沼3-10-16-102 |
電話番号 | − |
荻窪エリアのラーメン屋3.函館塩ラーメン五稜郭
北海道の有名な指定文化財五稜郭を店名にした、函館塩ラーメンの名店が荻窪にあります。透き通ったスッキリとした見た目の塩ラーメンはとても味わい深くあっさりとした味わいで男性はもちろん女性にも大好評です。2013年に八幡山駅で創業し2015年に荻窪に移転しました。
看板メニューの塩ラーメンはもちろん、このお店でラーメンを注文される方のほとんどが注文するもう1つの人気メニューがいかめしです。函館のスルメイカを使用したいかめしは塩ラーメンとの相性が抜群でとても美味しいと大人気です。
あっさりの中に旨味が隠れている昔ながらの塩ラーメン
もちろん、看板メニューの塩ラーメンはさらにこだわりを持って作られています。北海道産の真昆布や猿払産の干し貝柱などを使用したスープはラーメン通の間でも極上の1品と言われています。黄金に輝く塩ラーメンを提供する五稜郭は間違いなくラーメン激戦区荻窪の名店の1つです。
アクセス方法はJR中央線「荻窪駅」より徒歩3分ほどです。営業時間は、水曜日・木曜日・金曜日がランチ11:30から15:00、ディナー18:00から21:00まで、土日祝日が11:30から19:00までです。月曜日と火曜日は定休日ですが祝日は営業しています。店内座席は6席です。
住所 | 東京都杉並区天沼3-28-7 |
電話番号 | 03-6364-0649 |
荻窪エリアのラーメン屋4.麺処 鳴神
ラーメン激戦区荻窪エリアで比較的新しいラーメンの名店が鳴神です。2010年12月にオープンしました。鶏ガラを丸1日かけて煮込んだ鶏白湯スープが絶品だとラーメン通の中で話題になっています。
メニューは鶏白湯ラーメンと鶏上湯ラーメンの2種類です。リーズナブルな価格設定もこのお店の魅力の1つです。どちらのラーメンも全く違った味わいで美味しく、その日の気分で日替わりで注文される方が多くいらっしゃいます。
鶏白湯か鶏上湯!さっぱりとした出汁が魅力
スープが白濁した鶏白湯ラーメンは鶏の旨味をしっかりと感じられる濃厚さで、スープにとろみがありますがあっさりと頂けます。透き通ったスープの鶏上湯ラーメンはまろやかに鶏の旨味が感じられるあっさりとした味わいで特に女性に大人気です。
アクセス方法はJR中央線・東京メトロ丸ノ内線「荻窪駅」より徒歩5分ほどです。営業時間は11:00から24:00までです。定休日はありません。スープがなくなり次第終了となりますのでご注意ください。店内座席はカウンター9席、テーブル3席の12席です。
住所 | 東京都杉並区天沼3-4-11 |
電話番号 | − |
荻窪エリアのラーメン屋5.二葉 上荻店
ラーメン激戦区荻窪エリアで食材の産地にまでこだわり抜いた絶品のラーメンを提供されている名店が二葉です。千葉県九十九里産の鯖節、長崎県産の煮干、北海道知床半島産の羅臼昆布などを使用しています。また、香味野菜まで北海道産にこだわり上質のスープを仕上げています。
どのラーメンも大好評ですが、お店ナンバーワンのメニューは背脂煮干しラーメンです。こちらのラーメンには、数多くのラーメンの名店が並ぶ荻窪エリアでも珍しい幅広平打ち麺が使用されています。不思議な触感のラーメンの虜になる方が続出中です。
こだわりのスープが自家製麺に絡む至極の1品
こだわり抜いたスープがしっかりと絡む自家製麺もお店の自慢です。お店のインスタグラムには限定メニューやお得なクーポンなどの情報が不定期でアップされているようですので、来店前にはチェックなさってみてください。店内座席はカウンター8席、テーブル3卓の16席です。
アクセス方法はJR中央線「荻窪駅」より徒歩1分ほどです。営業時間は、月曜日が11:00から16:00まで、火曜日から土曜日がランチ11:00から15:00まで、ディナー17:00から23:00まで、日曜祝日が11:00から22:00までです。定休日は不定休、スープがなくなり次第終了です。
住所 | 東京都杉並区上荻1-16-14 |
電話番号 | 03-3392-3537 |
荻窪エリアのラーメン屋6.麺屋 正路
透き通ったこだわりのスープが素朴ですが味わい深く虜になると大好評のお店が正路です。看板メニューの鯛と煮干しをメインに炊き上げたスープを使用した鯛煮干しラーメンはあっさりコクが有りながらも上品で女性にも大人気です。
お店の前にはクリアベースのお洒落な看板があります。看板に従って階段を上り中へ進むと透明な扉から食券販売機が見えます。店内はカウンターのみ7席、駐車場はありませんのでご注意ください。
醤油・塩・鯛煮干し!どれを選んでもハズレなし!
看板メニューの鯛煮干しラーメンはもちろん、醤油ラーメンや塩ラーメンなどどれを選んでもとても美味しいのがこのお店の魅力です。醤油ラーメンや塩ラーメンは京都府産のこだわりの鶏をメインにしたスープを使用しています。麺の種類もラーメンの種類毎に変えるこだわりようです。
アクセス方法はJR中央線「荻窪駅」より徒歩1分ほど、荻窪タウンセブンの左脇の路地にあります。営業時間は、ランチが11:30から15:00まで、ディナーが17:30から22:00までです。土日祝日のみ21:00までの営業です。月曜日と第3火曜日は定休日です。スープが無くなり次第終了です。
住所 | 東京都杉並区上荻1-9-1慶仁ビル2階 |
電話番号 | 03-3398-1293 |
荻窪エリアのラーメン屋7.丸長中華そば店
1948年に創業しつけ麺を生み出した山岸一雄氏の出身でもある、ラーメン激戦区の荻窪で長期に渡ってたくさんの方から愛されてきたラーメンの名店が丸長です。お店の佇まいからも歴史が感じられます。
このお店の看板メニューはつけそばです。プリッとした食感の良い麺はそのままでも美味しいですが、豚骨鶏ガラベースのスープと合わさると絶品です。また、チャーシューがたっぷりとつけ出汁に入ったチャーシュー入つけそばがお店ナンバーワンの大人気メニューです。
つけそばは750円、チャーシュー入つけそばも1000円とリーズナブルな価格もこのお店の魅力の1つです。平日休日問わずに行列ができるほどの人気です。
激戦区で昭和22年から生き抜いてきた老舗の味
ラーメン激戦区荻窪で生き抜いてきた名店だけあり、ラーメン通の方からも大好評です。ラーメン好きの間では“レジェンド”と呼ばれるほど、このお店のファンは数多くいらっしゃいます。
アクセス方法は、JR中央線・東京メトロ丸の内線「荻窪駅」より徒歩2分ほどです。営業時間は11:00頃から15:00までです。水曜日・第2日曜日・第1土曜日が定休日ですのでご注意ください。店内座席はカウンター8席、テーブル3卓の20席です。
住所 | 東京都杉並区荻窪4-31-12 |
電話番号 | 03-3391-7518 |
荻窪エリアで人気のラーメンを味わおう!
荻窪エリアはラーメン発祥の地であり、ラーメン激戦区であることが分かったと同時に、数々の魅力的な名店がたくさんあることが分かりました。ぜひ、ラーメン好きな方は荻窪エリアを訪れてみてください。ラーメン食べ歩きにもおすすめのエリアです。
たくさんの方から大人気の名店はもちろん、まだあまり知られていない隠れた名店も数多くありますので、ぜひ東京観光に訪れた際にも荻窪エリアを巡ってみてください。