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ジビエ料理が美味しいお店を一挙紹介
「ジビエ」は一般家庭では口にしないであろう野生鳥獣肉ですが、東京都内や他地域の飲食店で食べることができます。本記事ではジビエを食べやすく調理したおすすめ店をランキングにし、11軒に絞ってご紹介します。
猪や鴨や鹿を美味しく味わえる
ジビエの語源は、フランス語で狩猟により食材として捕獲された野生の鳥獣を意味します。ヨーロッパでジビエは貴族が味わう伝統グルメとして古くから発展してきました。高貴なグルメとして重宝されてきたジビエは日本でも味わうことができ、猪や鴨、鹿肉などがあります。
日本は野生鳥獣の増加による農林業や自然環境に対する被害が問題になっています。鹿や猪などが田畑を荒し農作物を食べることで、営農意欲の低下などにも繋がっている現状があります。農作物への被害額は一時200億円を上回り、田畑を守るために捕獲体制強化が注目されているといいます。
狩猟や有害捕獲された猪や鹿などは廃棄するのではなく、ジビエとして有効活用し、鳥獣被害対策や地域活性化の取り組みの一つとしています。
日本のジビエとして有名なものは鹿や猪などの捕獲数の多い動物ですが、狩猟対象になっている野生鳥獣は全てジビエに分類されます。ジビエには鹿や猪を始め、野ウサギや山鳩、真鴨なども含みます。ジビエは山の食文化であり地域限定の郷土料理でしたが、東京などでも食べられます。
ジビエは長野の郷土料理屋から東京都内のフレンチレストランまで広く提供しており、昔に比べて身近なグルメになっているでしょう。地域限定の郷土料理というイメージを持つ人もいるジビエですが、日本にはジビエ専門店やおしゃれに仕立てたジビエの美味しい店が存在します。
ジビエ料理が食べられるおすすめのお店ランキング:11位〜9位
ジビエの定番食材である鹿肉は、他の食肉と比べて脂肪が少ないといわれ、低カロリーでありながら高たんぱくで、鉄分も豊富に含みます。鹿肉の調理方法は幅広く、ローストや肉じゃが、ロールキャベツなど、部位に合った楽しみ方が可能でしょう。
11位:ももんじや
「ももんじや」は両国駅西口より徒歩5分の場所にある、創業1718年の老舗店です。店内は座敷のみ80席で、和室の落ち着いた雰囲気で食事を楽しめるでしょう。ももんじやでは脂身が無くきめ細い肉質の「鹿刺身」や「鹿竜田揚げ」、さらに猪や熊の鍋料理も味わえます。
ももんじやは十代続く老舗店で、下町情緒溢れる両国の味「しし鍋」は看板メニューの一つです。しし鍋は赤身と白い脂身の様子から「ぼたん鍋」と呼ばれ、特に美味しいとされるバラ肉は時間をかけて煮込む程に深い味わいになるといいます。
名称 | ももんじや |
住所 | 東京都墨田区両国1-10-2 |
10位:肉バル パンとサーカス
「肉バル パンとサーカス」は新宿三丁目駅C3番出口そばにあり、ロフト個室やテーブル、カウンターを備え、天井からはネオン看板が吊り下がるなどポップな雰囲気のおしゃれな店です。肉バル パンとサーカスでは様々な肉を扱い、鴨やカラス、カンガルーを美味しく仕上げています。
肉バル パンとサーカスの名物は「SPECIAL MIXED MEAT GRILL」で、シェフ厳選のジビエやレア肉のグリル盛り合わせになります。肉本来の旨味を引き出すよう焼き上げたもので、噛む度に肉の美味しさが口中に広がるでしょう。
名称 | 肉バル パンとサーカス |
住所 | 東京都新宿区新宿3-3-7 三慶ビル4F |
9位:山河料理 掘割
「山河料理 掘割」は長野県下伊那郡に所在する蕎麦屋ですが、ジビエを目当てに訪れる客もいるでしょう。メニューには猪や鹿肉入りの温かい蕎麦またはうどんがあり、他にもジビエの焼肉や丼、おつまみを用意しています。
「ジビエ3品盛り」は猪生ハムや鹿ソーセージ、熊みそ煮などから3品を提供します。山里のジビエは山里の牧場に放牧された鹿と猪が中心のメニューですが、季節によって変わる山菜料理なども評判です。
名称 | 山河料理 掘割 |
住所 | 長野県下伊那郡阿智村清内路477-1 |
ジビエ料理が食べられるおすすめのお店ランキング:8位〜6位
鴨肉は赤身を帯び、柔らかな口当たりで、野鳥類の中でも食べやすい種類の一つです。また、鶏肉よりも脂質を多く含むため、こってりした風味が特徴といわれています。
8位:山里
信州の郷土料理に定評のある「山里」は松本駅東口から徒歩2分の場所に位置し、カウンターや掘りごたつ、座敷席を備えています。山里では信州の郷土料理や珍味、昆虫食などを扱い、銘酒や限定酒、地酒など酒類のラインナップも豊富です。メニューの半数以上が郷土料理だといいます。
山里には信州各地域の郷土料理が集まり、東信エリアの「鯉のうま煮」や中信エリア「松本山賊焼き」、南信エリアの「信州珍味盛合せ」もあります。ジビエメニューは「鹿肉信州味噌漬け焼き」や「猪肉すき焼き」などを用意し、様々な料理を堪能できるでしょう。
名称 | 山里 |
住所 | 長野県松本市中央1-4-2 酒楽ビル2F |
7位:焼ジビエ 罠 神田
「焼ジビエ 罠 神田」はJR神田駅西口より徒歩3分の場所にあり、ベビーカーでの入店が可能です。店内にはカウンターとテーブル席を備え、焼肉スタイルで気軽にジビエを楽しめるでしょう。焼ジビエ 罠 神田では北海道から九州に至るまでのハンターの仕留めた肉を焼いて味わいます。
メニューには上質な脂と赤身が美味いと評判の「猪天然猪セット」や鹿と猪の合挽き「つくね」、さらに柚子胡椒を添えていただく煮込み料理など、バリエーション豊富です。
名称 | 焼ジビエ 罠 神田 |
住所 | 東京都千代田区内神田2-10-10 谷合ビル1F |
6位:Nico
「Nico」は新日本橋駅2番出口そばのジビエフレンチレストランで、おしゃれでありながら肩肘張らずにリラックスできるような古民家です。Nicoには全国の猟師から良質なジビエが届き、国産ジビエをカジュアルフレンチにアレンジして提供します。
Nicoでは「愛知産天然真鴨を使ったロースト」や「羆の炭火焼き」などがあり、「本日のジビエハンバーグ」では蝦夷鹿のハンバーグなどを日替わりで味わえます。どちらの肉がいいか迷う場合は「ジビエグリル盛合せ」がおすすめでしょう。各ジビエの個性を味わえます。
名称 | Nico |
住所 | 東京都中央区日本橋室町4-3-14 |
ジビエ料理が食べられるおすすめのお店ランキング:5位〜4位
熊は全身が食用に向いており、少量でも旨味が強いといわれています。大日本猟友会によれば熊肉は北海道から中部までの一部地域で食べられており、捕獲分の内の1割程が食用になるようです。
5位:仙人小屋
「仙人小屋」は山梨県八ヶ岳の中腹に佇み、ジビエの名店として知られ、時に行列を作っています。仙人小屋ではその日に収穫した天然食材を提供し、季節に合わせたおすすめメニューを堪能できます。
仙人小屋で過去に提供されていたメニューには「猪の顔面燻製」があり、肉は切り分けた状態で盛り付けています。食感はプルプルしたコラーゲンのようで独特の風味を楽しめるでしょう。仙人小屋では鹿や熊などのジビエの他、山菜や川魚も扱っています。
名称 | 仙人小屋 |
住所 | 山梨県北杜市大泉町西井出6924-2 |
4位:柳家
ジビエおすすめ店ランキング第4位は「柳家」です。柳家は中央線瑞浪駅からタクシーで約20分かかる完全予約制の店で、各組に炭をおこして囲炉裏を用意するため、4名からの予約になります。柳家は地元民はもちろんのこと、遠方からも来客のある郷土料理の名店で、創業は1946年です。
柳家は江戸時代後期の古民家を移築した風情のある造りで、囲炉裏を囲みながらジビエや郷土料理を味わえます。食材は春の山菜や夏の川魚、秋の松茸や冬のジビエなど、地の利を活かした四季折々のものを使います。ジビエは主人や女将が絶妙な火加減で焼いてくれます。
名称 | 柳家 |
住所 | 岐阜県瑞浪市陶町猿爪573-27 |
ジビエ料理が食べられるおすすめのお店ランキング:3位〜2位
郷土料理は各地域に存在し、土地ごとの産物を活用して食べられてきたものです。ジビエには郷土の味を盛り込んだものもあり、提供店には遠方からも土地に根差した味を食べに客が訪れます。
3位:エスポワール
「オーベルジュ・エスポワール」は茅野駅からタクシーで30分程の場所にあります。オーベルジュ・エスポワールはレストランと宿泊施設を兼ね備えており、信州蓼科の高原でジビエを堪能できます。店内にシェフお気に入りのアンティーク家具を配し、大きな窓から光が射し込むでしょう。
オーベルジュ・エスポワールはジビエとワインが自慢のレストランで、オーナーシェフは地元農家や猟師から食材を直接仕入れ、信州ならではの郷土料理をフレンチにして提供します。オーナーシェフは肉一つにしても、動物の育った土地や食べた物、健康状態に合わせて調理方法を変えます。
オーベルジュ・エスポワールのジビエは国産にこだわっています。輸入品は品質にばらつきが出たり、味が劣ったり、納得できるものが少ないため、衛生面や品質の観点からも入手ルートが明確な国産を採用しています。オーナーシェフは「地産地消の仕事人」に認定されています。
地産地消の仕事人とは農林水産省が認定するもので、地産地消の取り組みに関する知見や経験を豊富に持つ人が選ばれます。地産地消の仕事人が作るジビエは定番の鹿や猪を筆頭に、鴨やコジュケイなどの鳥類も揃え、食材によってテリーヌや炭焼き、ポワレなどで楽しめるでしょう。
名称 | オーベルジュ・エスポワール |
住所 | 長野県茅野市北山蓼科中央高原 |
2位:ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ
「ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ」はジビエを専門に扱うレストランで、中目黒駅から徒歩9分の立地です。店内の中心にはドライエージング冷蔵庫を備え付け、鴨や山バト、鹿など国内産の厳選肉を適正な状態で提供します。店のコンセプトは「フランスの肉屋が営むブラッセリー」です。
美味しいジビエおすすめ店のラ・ブーシェリー・デュ・ブッパにはカウンターとテーブル席があり、子供同伴利用は土日のみです。シェフ自らもハンティングし、ジビエや食材、ワインに至るまで国産にこだわっています。熟成肉は旨味成分のアミノ酸が凝縮し、美味しいと評判です。
ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパで提供するジビエの基本は炭火でシンプルに焼き上げ、噛み締める度に生き物たちの力強さや滋味を感じられるといいます。ドライエージング冷蔵庫は特別なオリジナル仕様で、独特の臭みを消すだけでなく、自然肉の芳香や肉の柔らかさを引き出します。
蝦夷鹿は2週間じっくり熟成させることで柔らかくなり、香りはほぼ無臭になるといいます。ジビエの王様と称されるヒグマも熟成させ、美味しい肉へと変化させます。新潟県産の青首鴨を使った「鴨の炭火焼き」は、内臓や手羽元など丸ごと食べることができます。
「鹿のブーダン・ノワール テリーヌ仕立て」は、鹿の血と脂を使ったソーセージをテリーヌ風に仕立てた一品です。舌の上でとろけるほど柔らかく、優しい甘味が広がるおすすめの一品でしょう。
名称 | ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ |
住所 | 東京都目黒区祐天寺1-1-1 リベルタ祐天寺B1F |
ジビエ料理が食べられるおすすめのお店ランキング:1位
これまで第11位から第2位までのおすすめ店をご紹介しましたが、いよいよ第1位の発表となりました。ランキング第1位はフレンチとジビエが融合した人気店です。
1位:レストラン マノワ
ジビエのおすすめ店ランキング、今回栄えある第1位を獲得したのは「レストラン マノワ」です。レストラン マノワは東京メトロ日比谷線広尾駅より徒歩10分の場所に位置し、店内にはソファ席やカウンター席を備えています。なお、子供利用は12歳以上に限定しています。
レストラン マノワは居住用マンションの1Fに入居していますが、店内は木材を基調としながらも重厚感のある造りで、半オープンキッチン仕様です。ジビエなど美味しい一皿を提供するシェフは以前、神楽坂や五本木の名店で腕を磨いていました。
ジビエが美味しいフレンチレストラン
レストラン マノワは美しく盛り付け、美味しく仕上げたジビエを味わえるフレンチレストランです。マノワではジビエを始め、全国から選りすぐりの旬食材を手に入れ、さらに自社輸入のフランスワインと供に提供しています。マノワのオーナー自身も全国へハンティングに行きます。
マノワはハンティングの仕方や捌き方、調理方法にもこだわり、ジビエが苦手という人にも味わって欲しいと語っています。ジビエには「北海道ひぐまのパイ包み焼き」や「猪ロースト」、「小羊の背肉のロースト」などがあり、日本の郷土料理とは異なるフレンチを味わえるでしょう。
名称 | レストラン マノワ |
住所 | 東京都渋谷区広尾1-10-6 プロスペクト グラーサ広尾1F |
ジビエ料理や郷土料理を美味しく味わおう!
ジビエには鴨や鹿、熊などがあり、一般的な鶏や豚、牛とは異なる風味や食感が特徴です。ジビエに初めて挑戦する人は、癖が比較的少ないといわれている鹿や鴨がおすすめでしょう。一度食べたら病み付きになると評判のジビエや郷土料理をご紹介しました。
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