【実食レポ】アイスとエスプレッソのハーモニー【ローソン】エスプレッソアフォガート

「チーズティー」や「キャラメルマキアート」など本格的なドリンクを次々と打ち出しているローソンのマチカフェから、またもやコンビニらしからぬカフェメニューが新発売！

今回は「エスプレッソアフォガート」。乳味感豊かなバニラアイスに、熱々のエスプレッソをかけていただきます。価格は税込み260円。

“アフォガート”とは、バニラアイスに濃いめに淹れたコーヒーをかけて食べるスタイルの、イタリア発祥のデザートです。単純そうに見えて、おうちで美味しく作るのは意外と難しい“アフォガート”。

ただコーヒーをかけただけでは「コーヒーフロート」なので、濃いめのコーヒーで作るのがポイントなのですが、こちらはなんとローソンのコーヒーマシンから抽出したての“エスプレッソ”をかけていただきます。本格的ですね。

冷凍ショーケースにある専用カップをレジへ持って行き、セルフ型のコーヒーマシンにてエスプレッソを注ぐスタイル。店舗によってはレジでオーダーし、出来上がりを手渡してもらえるようです。

開封してみると、かわいらしいバニラアイスがちょこんと。これだけでも美味しそうです。成分表示を見てみると、原材料に「ニュージーランド製造」との記載が。酪農大国であるニュージーランドはアイス消費量が世界一で、日本にも美味しいアイスがたくさん輸入されています。

種類別はもっとも乳脂肪分が高く、リッチな味わいの『アイスクリーム』。乳脂肪分が高いほどミルク感が強く濃厚な味わいですが、こちらは12.5%とハーゲンダッツやLady Bordenなどの高級アイスにも迫る数字です。これは期待が高まります。

コーヒーマシンの『アイスメニュー』ボタンから『アフォガート用エスプレッソ』を選ぶと、抽出が始まります。熱々のエスプレッソが注がれても、予想に反してバニラアイスはそのまま形が残っています。すぐに溶けて無くなってしまうことはなさそうです。

エスプレッソのとっても香ばしい香りが広がり、スイーツなのに不思議な感じです。一口食べてみると、甘くて濃厚な味わいのアイスクリームと、ガツンと濃いめのエスプレッソがベストマッチ！

バニラアイスが溶けてくるとフォームミルクのようになり、濃厚でクリーミィなカプチーノのよう。これはまた一味違って美味しいです。溶かしながら食べるのも良し、エスプレッソだけを飲んでみるのも良し。さまざまな食べ方ができるのは楽しいです。

ローソンの「エスプレッソアフォガート」は、エスプレッソの苦味とアイスのミルキーさがまざり合う本格的なデザート。喫茶店でしか食べられないようなクオリティをおうちに持って帰れるなんて、素敵です。ぜひ定番化してほしいメニューでした。