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クイーンニーナは皮ごと食べられるおいしいぶどう
鮮やかな赤色が美しいぶどう「クイーンニーナ」は、2011年に品種登録された新品種です。クイーンニーナは「安芸クイーン」の子供で、旧系統名の「安芸津27号」とスペイン語で女の子という意味の「NINA(ニーニャ)」から名付けられたそうです。
クイーンニーナの旬は、巨峰やピオーネよりもやや遅い8月下旬から9月上旬ごろで、長いところだと11月頃まで販売があります。主な産地は長野県で、山梨県や愛知県でも栽培されているぶどうです。
ハリのある果肉と芳醇な香り、しっかりとした甘みが特徴のクイーンニーナは、非常に大粒で食べ応えがあります。食べ方は巨峰などと同じく、皮を剥いて食べますが、皮が薄いので、完熟のものであればそのまま食べることもできます。
クイーンニーナの特徴は?種はある?
クイーンニーナは1粒約17gもある大粒で、引き締まった果肉は歯切れがよく、酸味が少ないのが特徴です。きれいな赤色の見た目が美しく、贈答用にもおすすめのぶどうです。さらに糖度が高く、香りも芳醇で、一口食べると口いっぱいにぶどうの良い香りと甘みが広がります。
種なしでの栽培も可能なため、種のないクイーンニーナも多く出回っています。食感と甘さ、香りに優れた赤いクイーンニーナは、皮付きのままパフェやタルトなどのスイーツにする食べ方がおすすめです。
クイーンニーナの選び方は?
おいしいクイーンニーナの選び方のポイントは、主に2つあります。
- 全体の色
- 軸の色
まずは、全体的に赤色が濃いものを選びましょう。色が濃いものの方が甘味が強いです。表面にブルームという白い粉のようなものが付いている場合があります。これは熟したぶどうから自然に出るもので、鮮度がよい証拠です。
次に、軸の色を見てみましょう。軸の色が茶色く枯れたものは、収穫から時間が経っているため鮮度が落ちている可能性が高いです。軸の色が緑色でしっかりとしているものを選ぶようにしましょう。
その他には、果皮にハリがあってツヤのあるものや、軸や枝をゆすった時に実が取れないものを選びましょう。いずれも新鮮なクイーンニーナの見分け方です。おいしいクイーンニーナの選び方はその他もぶどうにも応用できるため、覚えておくといいでしょう。
クイーンニーナのおすすめの食べ方は?
クイーンニーナの食べ方は、巨峰のように皮を剥いて食べるのが一般的です。しかし、皮が薄く果肉の甘みが強いので、完熟であれば皮を剥かずにそのまま食べることを推奨している生産者や販売業者もあります。
果肉がしっかりとしているため、デラウェアのように吸う食べ方には向きません。しかし、皮が薄いので上手に剥けない場合があります。その場合はサッと熱湯にくぐらせたあと冷水につけてから剥くといいでしょう。実を崩さずにきれいに皮が取れます。
甘味が非常に強く、酸味が少ないクイーンニーナはそのまま食べるだけでなく、パフェやケーキ、タルトなどのスイーツにする食べ方もおすすめです。果肉がしっかりとしているため、ゼリーに入れると存在感があります。
クイーンニーナのおいしさを保ったまま長く楽しめる食べ方として、コンポートにするのもおすすめです。実が大きくしっかりとしているので食べ応えがあり、赤い色もきれいです。
クイーンニーナのスイーツレシピ
クイーンニーナは大粒でしっかりとした甘さと歯切れの良さがあるので、スイーツにするのがおすすめです。ボリュームがあり、贅沢な食べ方ができます。クイーンニーナはケーキやパフェにする食べ方やゼリーにする食べ方だと、存在感が際立っておしゃれなスイーツになります。
タルトやフルーツサンドにすると彩りと見栄えが良く、フォトジェニックなスイーツになるでしょう。クイーンニーナの特徴を生かした食べ方をするなら、シンプルで素材の良さが引き立つスイーツもおすすめです。
おもてなしにもおすすめの食べ方「クイーンニーナ餅」
クイーンニーナの食感やジューシーさを活かした、和菓子スイーツにする食べ方を紹介します。クイーンニーナの甘さを楽しめるように餡やクリームなどは入れずに仕上げましょう。カットしたときの色合いも美しいので、おもてなしにもおすすめの食べ方です。
材料は、クイーンニーナ・白玉粉・水・砂糖・片栗粉だけです。シャインマスカットなどのぶどうも一緒に作ると食べ比べができるのでおすすめです。
クイーンニーナ餅の作り方は
- ぶどうを軸から外して水洗いし、水気を良く拭きとる。
- 耐熱ボウルに白玉粉と水を混ぜて、砂糖を加えてよく混ぜる。
- ラップをせずに電子レンジで加熱する。(600Wで2分程度)
- 取り出してよく混ぜたら、再度加熱する。(600Wで1分程度)
- よく混ぜて、餅がよく伸びるようになったら冷ます。
- 触れるようになったら餅でクイーンニーナを包む。
- バットに入れた片栗粉の上に、包んだ餅を並べる。
- 片栗粉を全体にまんべんなくつけて完成。
お祭り気分を味わえる食べ方「クイーンニーナ飴」
お祭りや縁日で見かけるフルーツ飴は自宅でも気軽に作れて、写真映えもする食べ方です。いちごやミカンなど他のフルーツ飴も一緒に作って、おもてなしやパーティーのおやつにすると喜ばれるでしょう。材料は、砂糖と水、クイーンニーナだけなのでとても簡単です。
クイーンニーナ飴の作り方は
- 鍋に水と砂糖を加えて、時々混ぜながら焦げないように加熱。
- とろみがついてきたら火を止めて、串を刺したクイーンニーナの表面に飴をつける。
- 串が上になるように並べて、冷やし固めて完成。
クイーンニーナは食べ方も色々楽しめる
大粒で赤いクイーンニーナは、果肉がしっかりとしたとても甘いぶどうです。そのまま食べるのはもちろん、食べ方をスイーツにアレンジするのもおすすめです。新鮮なクイーンニーナが手に入ったらいろいろな食べ方で楽しみましょう!