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紫陽花のドライフラワーを作る前に
ドライフラワー花材は生花素材とは違い長く楽しめるのが魅力です。また、手間がほとんどかからないおしゃれインテリアアイテムとしても人気があります。
最近はドライフラワー商品を多く取り扱う店も増えましたし、通販や100均ショップでもドライフラワー商品が簡単に手に入るようになりました。
ドライフラワー花材は天井・壁などに吊り下げる飾り方法が定番スタイルですが、ハンドメイド素材としてドライフラワー花材を使用するスタイルも人気です。簡単にハンドメイド法としては、人気のドライフラワーリースがあります。
ドライフラワーリースは壁やドアにかけるだけでおしゃれインテリアになりますし、ブーケや髪飾りなどにアレンジするハンドメイド法もおすすめです。
このようにいろいろな使い方ができるドライフラワーの素材として人気なのが紫陽花(アジサイ)で、最近は手作り紫陽花ドライフラワーを楽しむ人も増えています。
紫陽花は大きな花弁を持った花が密集して茎の先端につくので、ドライフラワー素材の中でもボリューム系ドライフラワー花材として人気があります。
作り方によっても印象が変わりますが、ドライフラワー作りで最もシンプル&ベーシックな作り方だとくすみカラーの大人シックな印象になります。
そのため都会的な大人おしゃれスタイルのインテリアとも相性が良いですし、ナチュラル系のおしゃれかわいいインテリアにもおすすめです。
紫陽花の種類
インテリアにもハンドメイド素材にも人気の紫陽花ドライフラワーですが、紫陽花にはさまざまな種類があります。例えば花の色に注目した場合、ブルー系紫陽花・ピンク系紫陽花・ホワイト系紫陽花の3種類に区分されます。
プレゼントとして選ぶ場合は色ごとに異なる花言葉に注目して紫陽花を選ぶことがありますが、ドライフラワー素材として紫陽花花材を選ぶ際以は、ドライフラワー加工に適した紫陽花花材から選ぶことが重要です。
もともと紫陽花という植物は日本原産なので、日本全国で見ることができますが、紫陽花花材でドライフラワー作りを行う場合は、紫陽花の開花時期に注目する必要があります。そもそも紫陽花という植物は、気温が高くなる5月~7月に開花時期を迎えます。
ただし中には通称・秋紫陽花と呼ばれる花材もあり、一概に初夏の花ともいえません。それでも最も種類が多くドライフラワー素材として手に入りやすいのは5月~7月なので、初めてのドライフラワー作りに挑戦する場合は5月~7月がおすすめです。
ちなみに紫陽花ドライフラワー作り上級者は、秋紫陽花を好む傾向があります。一般的な紫陽花の旬では、色が鮮やかな紫陽花花材が多くとれます。
その点秋紫陽花は開花後も収穫せず自然に色がくすみ系に変化してから収穫をするので、アンティーク調の大人おしゃれドライフラワーに仕上がる点が人気です。
なお街の花屋で素材となる紫陽花を購入するのであれば、ドライフラワー加工に適した紫陽花アイテムを選んでください。例えば生花素材としても人気の紫陽花種・アナベルは、初心者にもおすすめの紫陽花種です。
収穫時期を迎えた紫陽花・アナベルはナチュラルなグリーンカラーですが、ドライフラワー加工にすると大人おしゃれなくすみカラーに仕上がります。通称・秋紫陽花といわれる紫陽花種・ミナヅキは、アンティーク風な仕上がりになるおすすめのドライフラワー素材です。
さまざまな色がまじりあっているのが紫陽花花種・ミナヅキの特徴で、ドライフラワー加工中も色の変化が楽しめますし、一般的な紫陽花花種と比べるとやや乾き気味の感触がある花びらなのでドライフラワー加工に適しています。
ちなみに紫陽花種・ミナヅキ素材のドライフラワーは、落ち着いたブラウンカラーになります。手作りドライフラワー素材としてあまり適していないのが、花びらの色が単色の紫陽花種です。
最終的にくすみカラーになるのですが、ドライフラワー加工の単色系紫陽花素材は見た目があまりきれいではありません。生花として楽しむには適していますが、手作りドライフラワーの原料として使用するのは避けた方が無難です。
紫陽花の下準備
どのような方法で手に入れても紫陽花種をドライフラワー加工する場合は、必ず水洗いをして花の隙間に潜り込んだ汚れやゴミを取り除いてください。特に枯れているのに落下していない紫陽花が残っているときれいな仕上がりになりません。
さらに茎に近い部分にも枯れた花が残っていることがあります。そのためきれいな仕上がりを目指すなら、水洗いでしっかりとごみやほこりを取り除くのがポイントです。
紫陽花のドライフラワーの作り方
生花製品からドライフラワー製品にする作り方にはいくつか方法がありますが、簡単にできて失敗が少ない作り方には吊り下げ型加工法(ハンギング法)とドライフラワー加工専用乾燥剤を使用する加工法(シリカゲル法)があります。
ハンギング法
ドライフラワー加工の定番スタイル・ハンギング法(吊り下げ法)は、紫陽花種に限らずどの花種でもできるシンプル&簡単な作り方です。基本は吊り下げながら自然に乾燥させるだけなので、ドライフラワー作り初心者でも簡単にできます。
ただし全体をむらなく乾燥させることがポイントですから、壁ではなく通気性の良い天井や直接日が当たらず通気性の良い屋外スペース(軒下やベランダなど)で乾燥させるのがおすすめです。
作るときのポイント
ハンギング方式で紫陽花ドライフラワーを手作りする場合、吊り下げる前に時間をかけてしっかりと水あげをしておくことが必要です。バケツに水を入れその中に紫陽花種の茎を差し込み水の中で茎の先端を切ると、これだけで紫陽花は急激に水を吸収します。
もともと紫陽花種は水分を多く含む花種なので、吊り下げてドライフラワー加工にする前にしっかりと水あげをしておくと自然な仕上がりになりますし、加工中も変化を楽しみがらインテリアとして楽しめるのでおすすめです。
シリカゲル法
色を残したきれいな状態の紫陽花ドライフラワーは、シリカゲル法と呼ばれる専用乾燥剤を使用した加工法がおすすめです。お菓子の乾燥材としてもよく使われるシリカゲル材ですがこれらは粒が大きいため、乾燥させる過程で花や茎を傷める可能性があります。
そのため粒が小さく紫陽花本体にダメージが出にくい、ドライフラワー専用シリカゲル材を使用するのがおすす目です。なおシリカゲル法は時短に便利ですし生花に近い色をキープできるので、不向きとされる単色系紫陽花種の加工にも人気があります。
紫陽花リース
紫陽花素材をリースに加工して、飾りながら乾燥させる方法も人気があります。少しずつ変化していく様子を楽しめるという点でもおすすめですし、壁やドアに飾りながら乾燥加工ができる点もおすすめです。
紫陽花のドライフラワーを日持ちさせる方法
手作りした紫陽花ドライフラワーも、他のドライフラワー製品と同じく寿命があります。少しでも長持ちさせるには、定期的な手入れを行うことがポイントです。
特に紫陽花種は花が密集しているので、隙間にごみやほこりが溜まりやすい傾向にあります。これらはドライフラワーの大敵であるカビの発生原因となるので、定期的な手入れできちんと取り除くと長持ちします。
紫陽花のドライフラワーの簡単でおしゃれな飾り方
きれいな色に仕上がった手作り紫陽花ドライフラワーは、ハンドメイド花材としても人気があります。もともと紫陽花は一般的なドライフラワー向花材と比べて花が大きいです。しかも紫陽花花種自体が密集して花をつける特徴があります。
ですから出来上がった紫陽花ドライフラワーはドライフラワー飾り方法の定番である「天井・壁に吊り下げる飾り方法」がもっともおしゃれに見えておすすめです。
また手作り紫陽花ドライフラワーを主役にしたドライフラワーリースも、簡単におしゃれインテリアとして楽しめる飾り方法として人気があります。そんなおしゃれな手作り紫陽花ドライフラワーですが、コツなく簡単&おしゃれに飾るおすすめの方法もあります。
しかも簡単にできる紫陽花ドライフラワーの飾り方なら定期的な手入れも手間をかけずにできるので、忙しい人でも長く楽しめる紫陽花ドライフラワーの飾り方法としておすすめです。
花瓶などの容器に飾る
容器を使う飾り方法は、手入れや管理がしやすくアレンジも楽しめる方法としておすすめです。壁に穴があけられない賃貸住宅にもおすすめですし、容器の素材やデザインを変えるだけで印象が変わるので、シーンや気分でアレンジができる点も人気があります。
紫陽花のドライフラワーはインテリアにおすすめ!
紫陽花ドライフラワーは初心者でも作り方のコツがわかれば、誰でも簡単に作ることができます。出来上がった紫陽花ドライフラワーは天井や壁に吊り下げて飾るのもおしゃれですし、花瓶を使った飾り方や手作りリースにする楽しみ方もおすすめです。