【ナンプラー】がないときの代用アイデアをご紹介!アンチョビが使える?

【ナンプラー】がないときの代用アイデアをご紹介!アンチョビが使える?

ナンプラーは、ベトナムやタイ料理などエスニック料理に必須の調味料です。今ではスーパーでも見かけますが、まだまだ常備していない人も多いでしょう。身近な調味料で何か代用できたら?と考えがちです。そこでナンプラーが手に入らない時に代用できるアイデアをまとめました。

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記事の目次

  1. 1.お家にナンプラーがなくてもこれで代用できる!
  2. 2.【ナンプラーの代用品】イカの塩辛+薄口醤油
  3. 3.【ナンプラーの代用品】アンチョビ+薄口醤油
  4. 4.【ナンプラーの代用品】白だし+薄口醤油
  5. 5.【ナンプラーの代用品】レモン汁+薄口醤油
  6. 6.ナンプラーがない時は代用品でピンチを乗り切ろう!

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お家にナンプラーがなくてもこれで代用できる!

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ナンプラーはエスニック料理に必須の調味料のひとつで「カオマンガイ」や「パッタイ」「生春巻き」など、さまざまなエスニック料理レシピに高い頻度で登場します。

エスニック料理の人気から、最近でこそ自宅で作る人も増えました。しかし、欲しい時にスーパーで買えなかったり、使用頻度が低いことからキッチンに常備しない人も多いでしょう。仮に手に入ったとしても、使い方が今ひとつわからないこともあるでしょう。

そこで考えることは「よく使う調味料でナンプラーを代用できるの?」でしょう。ナンプラーは、実際に常備している身近な調味料の組み合わせで、代用ができるのです。

ナンプラーとは?

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「ナンプラー」とはタイの大衆屋台食堂からホテルのレストランまで、タイ国内において多彩な外食店で常用される独特な調味料です。日本国内にも存在する「魚醤」の一種です。

「ナンプラー」はタイ語で、nam(ナム)は「液体」、pla(プラ)は「魚」を意味しています。タイを筆頭に、主にインドネシアなど東南アジアを中心に、世界中でも古くから使われて好まれています。

ナンプラーは、製造過程の違いで「一級品(つけ汁用)」や「二級品(つけ汁用)」に「三級品(調理用)」に3分類されます。また、高級品~低価格の商品まで多彩で、一級品と三級品とでは約3倍もの価格差があります。

生魚を塩で漬け込み発酵・熟成させたもの

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ナンプラーは、主にカタクチイワシ等の小魚を塩で長期間漬け込み発酵させた液体です。前項でも触れましたが、日本国内にも存在する「魚醤」、いわゆる魚を原料とした醤油の一種です。味については、カタクチイワシやイカのなどの魚介系塩辛に含まれるうま味や風味に似ています。

強い塩味があり、魚介を元とする奥深い味が楽しめます。発酵させた魚介のうま味を濃くしたような独特の香りを特徴としています。慣れない人は思わず避けたり苦手とするのも少なくありません。一方で、その奥深い味が今もやみつきになる人を増やす調味料でもあります。

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参考までに、東南アジアでもベトナムで使われる「ヌクマム(ニョクマム)」や、日本国内特に秋田県で使われる「しょっつる」も、基本的な作り方などはナンプラーと同じ魚醤の仲間です。ヌクマムはさらに発酵具合が低く、魚の香りが強い濃い褐色の魚醤です。

一方のしょっつるは、他の魚と比べ臭みが薄いハタハタを元に作られる日本国内の魚醤です。ナンプラーは、日本国内においても、親和性が高い調味料ともいえます。

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【ナンプラーの代用品】イカの塩辛+薄口醤油

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ナンプラー代用の組み合わせ1種めは「イカの塩辛+薄口醤油」です。独特な香りや塩辛さは、日本国内でも馴染みある人が多い「イカの塩辛」と良く似ています。そのイカの塩辛と薄口醤油との組み合わせによる代用です。

イカの塩辛は製造法により「赤作り」や「白作り」に「黒作り」の3種に分かれます。この中の「赤作り」は、おそらく誰もがイメージするイカの塩辛のビジュアルです。

イカの切身に「わた(内蔵)」と食塩を加えて熟成させた、最も一般的で生産量が多い作り方です。ナンプラーは、その香りと風味が「赤作り」イカの塩辛とよく似ているとされ、代用としてもピッタリです。

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ナンプラーの代用「イカの塩辛+薄口醤油」の簡単代用レシピは次の通りです。事前に用意する材料としては、イカの塩辛の汁と薄口醤油の2つのみです。この材料を混ぜて使うだけです。

比率はイカの塩辛の汁:薄口醤油=6:1になります。生のままのイカを内蔵丸ごと塩漬けすることで発酵させたイカの塩辛です。その塩辛の汁を使えば、ナンプラーの独特な塩気と独特な魚介風味が代用できます。

「タイカレーに塩辛を乗せただけで、代用になる」という口コミもあり、代用として優秀なのがわかります。塩辛の汁でもナンプラーの代用十分ですが、レモン汁を少しプラスするだけで味が締まります。

【ナンプラーの代用品】アンチョビ+薄口醤油

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ナンプラー代用の組み合わせ2種めは「アンチョビ+薄口醤油」です。イタリア発のアンチョビは、塩漬けに発酵させたカタクチイワシをオリーブオイルに浸し長期保存できるようにした魚介加工食品です。

パスタやピザトッピングに使われており、ヨーロッパでは調味料感覚で使われています。塩辛く濃厚な風味があり、魚臭い独特な発酵臭を特徴としています。アンチョビのその香りと塩辛い独特な風味は、ナンプラーによく似ています。

アンチョビにコクをプラスすれば、ナンプラーの代用として十分に使えます。また、イカの塩辛とアンチョビを合わせると、代用だけではないうま味が更に深まります。

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ナンプラーの代用「アンチョビ+薄口醤油」の簡単代用レシピは次の通りです。用意すべき食材はアンチョビの汁と薄口醤油だけです。この2種の材料を合わせるだけで、十分に代用としてOKです。

材料の比率は、アンチョビの汁:薄口醤油=3:2です。2種の材料をあわせながら風味を見ながら、好みでショウガの絞り汁やすり潰したニンニクを足すと、さらにナンプラーに近い味が出せます。

アンチョビの「身」の部分は、そのまま料理に加えると良いでしょう。先の項目で触れたイカの塩辛にお酢を足すと、味が引き締まってメリハリがあるナンプラー代用の味に仕上がります。

【ナンプラーの代用品】白だし+薄口醤油

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ナンプラーの代用3種めの組み合わせは「白だし+薄口醤油」です。白だしとは、昆布やかつお節から摂った出汁に、薄口醤油やみりんに砂糖を合わせて味を整えた調味料です。和風の煮物や汁物などに多く使われます。

かつお節などの魚介系の出汁を元とした白だしは、日本人なら誰もが食べ慣れた味なのでおすすめです。後を惹くナンプラー味とは違い、少々物足りなさがある味ですが、それを補うのが薄口醤油です。レモン汁やお酢との相性も良いです。

ナンプラーの独特なあの生臭い香りが苦手な人でも、白だしは代用としてもとっつきやすいでしょう。白だしは、エスニック的な雰囲気を楽しみたい時にピッタリのナンプラー代用品です。

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ナンプラーの代用「白だし+薄口醤油」の簡単代用レシピは次の通りです。前もって用意する材料は、基本的に白だしと薄口醤油のみです。この2種の材料を混ぜ合わせるだけで、ナンプラーの代用として使えます。

白だしと薄口醤油の比率は、1:1なので分かりやすいでしょう。魚介系のだし汁を元とする白だしはナンプラーの代用にも使えますが、後述する「レモン汁」と同様にナンプラー感は抑えめです。

エスニック感を代用するよりは、料理の隠し味としての代用がおすすめです。「生臭さが抑えめで食べやすそう!」とエスニック料理に興味を持った人は、ナンプラーの代用として白だしを使ってみて下さい。

【ナンプラーの代用品】レモン汁+薄口醤油

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ナンプラーの代用4種めの組み合わせは「レモン汁+薄口醤油」です。捻りもなにもない、シンプルにレモンを絞った「レモン汁」を使います。生魚の発酵風味の印象が強いナンプラーの味の代用ではなく、雰囲気の代用として使います。

味を求めるナンプラーを活かした料理には不向きの一方で、エスニック感が楽しめ簡単にできる代用としておすすめです。他に「ポッカレモン100」などのレモン汁加工品や、シークワーサーの絞り汁も使えます。

レモン汁のサッパリ感を活かし、先にご紹介した「イカの塩辛」や「アンチョビ」のなど、代用とはいえ独特風味を抑えたいナンプラー代用の組み合わせアレンジにもおすすめです。

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ナンプラーの代用「レモン汁+薄口醤油」の簡単代用レシピは次の通りです。用意する材料はもちろんレモン汁と薄口醤油のみで、この2つの材料を混ぜ合わせるだけで、簡単に代用できます。

レモン汁と薄口醤油の基本的な比率は0.5:1です。薄口醤油の半分のレモン汁と覚えておくと良いでしょう。さらに、アレンジとしてレモン汁と同量のみりんを加えると、コクがプラスされ味が深まります。

ナンプラーの代用でもエスニック系のサッパリ感を強調したいときにおすすめしたい、いろいろとアレンジができるナンプラー代用レシピです。

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ナンプラーがない時は代用品でピンチを乗り切ろう!

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今回ご紹介のナンプラーの代用の調味料は、いずれも薄口醤油が必須の代用組み合わせでした。日本にも「魚醤」というナンプラーと同じコンセプトの調味料があり、食べ慣れた味と感じる人も多いでしょう。

もちろん、ナンプラーは使い勝手が良い調味料です。ナンプラーが無い時にご紹介した代用品を使って、好きなエスニック料理を作ってみませんか?

ぬこぬここ
ライター

ぬこぬここ

生まれは福岡県、人生の大半は大阪府、そして現在は滋賀県住みのアラフィフおばさんです。年に1回ペースで国内のどこかへ旅しています。過去に旅した場所や今度旅したい場所について書けたら、と考えています。

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