呉で食べたいおすすめラーメン11選！昔ながらの人気店や名物汁なし担々麺も

汁なし担々麺の他にも中華そばやネギ塩そばなどいくつかありますが、なかでも極太麺と真っ黒い醤油スープが絡み合う中華そば（黒）はパンチが効いていておすすめです。

地域に根付いた味をその土地で味わえるのも、旅行の醍醐味のひとつです。呉市で生まれ育った人々がこよなく愛する味を体感してみるのはいかがでしょうか。

一般的に「冷麺」というと韓国の冷麺や盛岡冷麺、関西の方であれば冷やし中華を想像する人が多いと思いますが、呉冷麺は一味違います。

呉冷麺は平打ち麺にきゅうりやチャーシュー、ゆで卵やエビがトッピングしているのがオーソドックスなスタイルです。ポイントは唐辛子の辛味とごまの旨みがよく効いた甘辛い鶏がらスープで、ラーメンのスープとも冷やし中華のタレとも異なる味わいがあります。

さらに、途中でお酢を加えて味を変えて楽しむのが呉育ちの人々のスタイルで、長きにわたって多くの地元の人々に親しまれている呉の名物料理です。

そして「呉龍（ごりゅう）」は美味しい呉冷麺が食べられるお店として、多くの地元の人々から愛されています。呉駅から歩いて20分のところにあり、龍の絵が描かれた少しレトロな外観が目印です。

呉龍の冷麺は平打ち麺の喉ごしが最高で、ツルツルと食べられるので思わず箸が進んでしまいます。酸味が効いたエビが良いアクセントとなっているのも人気の秘訣です。元の冷麺があまり辛くないので、辛子を漬け込んだお酢で味を調節すると良いでしょう。

通常の冷麺の他にワンタンの入ったワンタン冷麺もあり、こちらも食べ応え抜群です。圧倒的人気メニューは冷麺ですが、他にも中華そばやちゃんぽん麺、五目麺、焼き飯、八宝菜などバラエティ豊かなメニューが並んでいます。

「関白」は、1960年に創業を開始した老舗のラーメン店で、呉駅から徒歩10分のところにあります。

じっくり煮込んだテールスープをベースにテール肉と白菜の漬物とネギがのったテール麺は、脂っぽさがないのでさっぱり食べられておすすめです。お好みでレモン汁をかけると、よりさっぱりします。

赤身肉と春菊だけをシンプルに味付けて煮込んだテール鍋も、お肉がホロホロしていて美味しいと評判です。

この関白の名物料理は、なんとラーメンでもつけ麺でもなく、ジンギスカンです。一般的にジンギスカンとはラム肉やマトンの鉄板焼きを指しますが、関白では珍しく、豚足や豚耳のジンギスカンが食べられます。

豚耳はコラーゲンがたくさん含まれているので、女性には嬉しい一品です。たっぷりネギの入った自家製ポン酢をつけてサッパリいただきます。

呉市内のなかでも、安くて美味しくて思わず毎日通ってしまいたくなるようなお店をご紹介します。興味がある方はぜひとも訪れてみてください。