牛角の禁煙店舗を徹底調査！加熱式タバコが吸える場所はある？

1996年に「焼肉市場七輪」という屋号で創業した牛角は、全国に店舗を構える人気焼肉チェーン店です。こだわりの肉をリーズナブルな価格で提供するのが牛角の特徴で、3コースから選べる食べ放題メニューも牛角が人気焼肉店といわれる所以でしょう。

広々としたテーブル席が主流の牛角なので、子供連れのファミリー客が多いです。そんな牛角では、キッズメニューも充実しています。

人気の牛角・キッズ焼き肉プレート（税鯉429円）や牛角・キッズカレープレート（税込み429円）のほかにも、牛角・コーン＆のりラーメン（税込み319円）、牛角・コーン＆玉子クッパ（税込み329円）などがあります。

さらに牛角のキッズメニューには、キッズ向け焼肉単品メニューも人気です。キッズカルビ、鶏モモたれ、コーンバターは、いずれも税込み209円で注文ができます。

またそのままでも焼いてもおいしいウインナー、ナゲット、ハッシュドポテトは、各メニュー税込み110円です。

このように牛角では小さな子供がいても焼肉が楽しめる工夫が多数あるのですが、その反面カップルやグループで利用する大人のみの客も多いため、タバコの煙が気になる人も多いです。

2020年に施行された法律によって原則飲食店（屋内）では原則禁煙となりましたが、条件を満たしていれば例外もあります。では全国に店舗展開している人気店・牛角では、どのような禁煙対策がとられているのでしょうか？

飲食店での屋内禁煙が法律によって規制されるようになったのは、2020年4月のことです。屋内禁煙の対象となったのは飲食店だけでなくホテルや公共の場も含まれるのですが、全面禁煙に関しては愛煙家からの反対意見も多く、段階的に進められてきました。

特にアルコールを提供する居酒屋や焼肉店などの飲食店では喫煙者の利用も多く、全席禁煙を一気に進めることが飲食店側にとってハードルが高かったのは事実です。

そのため2020年4月の全面施行に至るまでに、禁煙席・喫煙席の設置（分煙化）や喫煙スペースの設置など、達成レベルの低い課題から順次導入が始まり、2020年をもって原則屋内では全面禁煙となりました。

全面禁煙が施行される以前の牛角では、全席禁煙を早々に導入する店舗もありましたが、禁煙・喫煙を分ける分煙スタイルの方が積極的に導入されていました。

分煙スタイルにも2タイプあり、子供連れのファミリー客が多い土日祝日のみを全席禁煙にするケースと、禁煙席・喫煙席を分ける完全分煙型のケースの2種類です。

とはいえ割合としては終日全席禁煙店舗や土日祝日のみ全席禁煙店舗の方が数は少なく、禁煙席と喫煙席の設定がある分煙店舗の方が多かったのが当時の牛角の状況です。

飲食店店内（屋内）における原則禁煙の法施行から2年以上が経過しましたが、そもそも喫煙を規制する法律「改正健康増進法」には、大型飲食店における例外があります。

例外が適用されるための条件はいくつかありますが、焼肉チェーン店・牛角はこの例外条件を満たしています。なお条件を満たしている飲食店では、飲食の場での喫煙は禁止ですが、喫煙スペースや加熱式タバコ専用喫スペースを設置すれば店内での喫煙が可能です。

喫煙スペースの場合は紙巻たばこおよび加熱式タバコのどちらも喫煙可能ですが、加熱式タバコ専用喫煙スペースでは加熱式タバコのみ喫煙が可能になります。さらに喫煙スペースでは飲食が不可ですが、加熱式タバコ専用喫煙スペースでは飲食も可能です。

もちろんこれらのスペースには法に基づく細かな設定がありますが、愛煙家にとってはありがたいサービスといえるでしょう。

2020年の法施行を受け、子連れファミリー客の利用が多い焼肉チェーン店・牛角では全席禁煙の対応をとっています。

ですから現在の牛角では、どの店に行ってもタバコの煙を気にせず食事を楽しむことが可能です。そんな牛角ですが、一部店舗で「喫煙スペースあり」の店舗があります。

とはいえ数は非常に少ないので、どうしても食事中にタバコが吸いたいという場合は、公式WEBサイトの店舗検索で「喫煙室あり」の条件指定をし、サービスを提供している店舗を利用するのが良いでしょう。

子連れファミリーの利用も多い牛角では、一部喫煙室スペースを設置している店舗もありますが、その場合も全席禁煙を徹底しています。ですからどの牛角店舗を利用しても席での喫煙は不可なので、たばこの煙を気にせず安心して利用できるところがおすすめです。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。