実は意外と簡単な餃子のレシピ！包まないでできる美味しい作り方は？

定番の家庭料理のひとつ餃子は、外がパリパリ、中はジューシーでいくらでも食べられるおかず料理です。最近では手軽に食べれる冷凍餃子などがありますが、餡から手作りした餃子は格別に美味しいでしょう。

ここ最近では、餃子パーティーが流行っています。一からみんなでワイワイ作れることや、子供でも簡単に手伝えることから、お家で餃子パーティーする人が増えました。

また、ホットプレートで一気にたくさん作れることや、キムチ味やチーズ味といったアレンジメニューが豊富なことなどの理由から、餃子パーティーは子供から大人まで楽しまれています。

本記事では、簡単で美味しい餃子のレシピをご紹介していきます。基本的な作り方や包まない作り方など、さまざまなジャンルの餃子簡単レシピをお届けします。

簡単レシピをご紹介する前に、まずはどのようにして餃子が日本で食べられるようになったのか、餃子のルーツに迫ります。餃子の包み方もまとめますので、チェックしてください。

まずは、餃子のルーツからお届けします。餃子は、1800年以降から中国で発展していきました。後に日本へ伝わってき、1945年以降から日本でも食べられるようになりました。中国で餃子は、おめでたい時に食べられる食べ物とされています。

子供に恵まれるように、お金に困らないようになどといった思いが込められていました。日本で餃子は焼き餃子が定番化されていますが、中国では、水餃子や蒸し餃子が一般的だとされています。中国から伝わってきた餃子は、日本では新たに進化して食べ続けられていました。

餃子の包み方と言えば、定番はヒダの付いた扇形でしょう。中華屋さんやラーメン屋さんなどで多く見受けられるのが、ヒダの付いた扇形餃子です。実は餃子の包み方には正解がなく、色々な方法があります。

三角形に包んだり、バラの形に包んだりと、さまざまな形にして餃子は楽しまれています。色々な包み方をして、オリジナル餃子を作ってみてください。

それでは早速、簡単で美味しい餃子の基本的な作り方をご紹介します。定番の作り方ですので、覚えて損はありません。いつか役に立つ簡単レシピですので、ぜひチェックしてみてください。

皮はパリパリ、中は肉汁がジュワーと溢れる本格的な味わいの餃子です。コツをひとつだけ覚えれば、本格的な餃子ができあがります。とても簡単に作ることができるので、料理初心者でも挑戦が可能です。

また、たくさん作りすぎてしまったという場合でも、簡単餃子は冷凍保存することもでき、いざという時に大活躍します。簡単で美味しい本格的な餃子を、お家で作ってみてください。

まずは簡単で美味しい、基本的な餃子の材料からご紹介していきます。基本的な材料をまとめますが、アレンジも可能です。本記事でご紹介する基本的な簡単餃子の材料は、4人分の量でお届けします。

子供から大人まで人気の基本的な餃子は、大量に作れば作るほど美味しくなります。各自ご自身の方で、増やしたり減らしたり調節してください。

用意する材料は豚ひき肉が200g、餃子の皮が32枚、キャベツが1/2個、ニラが1/2本、鶏がらスープの素が大さじ1、すりおろししょうが（チューブ）が1cmほど、すりおろしにんにく（チューブ）が1cmほど、酒が小さじ2、醤油が小さじ1、サラダ油が適量です。

一人分8個の計算で表示しています。簡単餃子のタレは、お好みでご用意ください。定番人気の醤油と酢のタレでも美味しいですし、ゴマだれにラー油を数滴落としたタレも合います。

基本的な簡単餃子の材料を用意できましたら、次は実際に手作りしていきましょう。まずは、簡単餃子の餡から作っていきます。キャベツを細かくみじん切りしていきましょう。

キャベツは細かければ細かいほど、ジューシーな簡単餃子ができあがりますので、根気よくみじん切りにしてください。細かくみじん切りにしたキャベツをボウルに入れ、分量外の塩を軽く入れ、塩もみしてください。水分が出れば出るほど良いです。

次にニラもキャベツと同じくみじん切りしてください。ニラの風味を感じさせたい場合は、少し荒く切ってもOKです。新しいボウルにひき肉を入れ、粘りが出るまでよく混ぜます。手の体温の熱でひき肉の脂が溶けてしまうので、なるべく手は冷たくしておきましょう。

粘りが出たら、キャベツとニラを加え、再びよく混ぜ合わせます。餃子の皮とサラダ油以外の材料を全て入れ、さらによく混ぜ合わせて餡の完成です。次に、餃子の皮で餡を包んでいきます。

分量外の水溶き片栗粉でしっかりと貼り付けながら、餃子を包みます。最後にホットプレートやフライパンで餃子を焼いていきましょう。サラダ油を引いて、餃子を高温で一気に焼きます。餃子の底がきつね色になったら、水を軽く入れ蒸し焼きにしたら完成です。

続いてご紹介するレシピは、さまざまな具材を入れたアレンジ餃子です。定番人気のシンプルな餃子も美味しいですが、納豆やチーズ、キムチなどを入れたアレンジ餃子も人気を集めています。

さまざまな具材を入れた餃子パーティーをすれば、その場が盛り上がること間違いありません。また、ひと手間加えたアレンジ餃子を作れば、飽きがこなくずっと食べ続けることができます。

簡単に作ることができるアレンジ餃子は、子供のおやつから大人のお酒のおつまみなど、幅広く活用することができます。ワクワクが増えること間違いない、美味しいアレンジ餃子を、ぜひお家で作ってみてください。

本記事でご紹介する簡単アレンジ餃子は、「キムチチーズ餃子」です。キムチチーズ餃子も簡単に作れます。チーズがプラスされていることで、辛いものが苦手な人でも食べやすくなっています。また、キムチの量を多くすれば、辛いもの好きの人にぴったりな簡単餃子になります。

今回ご紹介するキムチチーズ餃子は、子供から大人まで美味しいと感じられる味の一品料理です。まずは、4人分の量の材料からご紹介していきます。

上記でご紹介した基本的な餃子の材料にキムチ200g、スライスチーズ8枚を用意してください。キムチ感を増やしたい場合は、キムチの汁を入れると良いです。また、その他にも入れたい具材があれば用意してください。

続いては、キムチチーズ餃子の簡単な作り方をご紹介していきます。キムチチーズ餃子も簡単に作れますので、ホームパーティーや毎日の献立に取り入れてみてください。

まずは、キムチチーズ餃子の餡から作っていきます。基本的な簡単餃子の作り方とほぼ同じです。少しだけ違うところがあるので、ご注意ください。初めに、キャベツと一緒にキムチもみじん切りにします。キャベツはその後塩もみしますが、キムチはそのままの状態でOKです。

ニラもみじん切りにしてください。ボウルでひき肉を粘り気が出るまで混ぜたら、キャベツとニラ、そしてキムチを入れ混ぜます。さらに、その他調味料を加え混ぜましょう。

次に餃子を包んでいきます。スライスチーズを4分の1にカットしてください。餃子の皮にスライスチーズと餡を乗せ包んでください。あとは、基本的な簡単餃子と同じように焼いたら完成です。

ここまでは、包む餃子の簡単レシピをご紹介しました。最近では、包まない餃子が人気を集めています。餃子は包まなくても美味しいのです。ここからは、簡単に作れる包まない餃子の人気レシピをご紹介していきます。

餃子をひとつひとつ包んでいくのが面倒という人も少なからずいます。そんな人向けに開発されたのが、ここからご紹介する包まない餃子です。

包む作業を省いているため、とても簡単に作ることができます。基本的な作り方の餃子も簡単でしたが、それより簡単に美味しい餃子が作れます。包まない簡単餃子でもアレンジ可能ですので、さまざまなテイストの餃子を作ってみてください。

包まない簡単餃子の材料は、基本的な簡単餃子と同じものでOKです。材料については全く同じもので作ることができますので、とても便利です。ただし餃子の皮は、作りたい人数分の倍の枚数を用意してください。

餃子の皮はフライパンの大きさによって、枚数が異なります。そして、さまざまテイストの包まない簡単餃子を作りたい場合は、基本的な簡単餃子の材料プラス、その他の物を用意してください。

続いては、包まない簡単餃子の作り方をご紹介します。まずは簡単餃子の餡から作っていきますが、餡を作る工程は基本的な簡単餃子の作り方と同じです。

全く同じように簡単餃子の餡を作ってください。次に包む工程を飛ばし、焼く工程に入っていきます。フライパンにサラダ油を引き、餃子の皮を並べていきます。フライパンの底が見えない程度に餃子の皮が並べられたら、餃子の餡を全て投入します。

手で押すように餡を入れたら、再び上に餃子の皮を並べていきます。餃子の皮で餡をサンドするようにします。あとは、フライパンの蓋をして両面焼いたら完成です。大きくて包まない簡単餃子のできあがりです。

毎日の献立やパーティーに重宝する、餃子の簡単レシピをご紹介しました。基本的な作り方の餃子は見た目も味も本格的ですが、意外と簡単に作れます。また、包むのが面倒という方にとっておきの包まない餃子も簡単です。その時の状況に合わせて、本記事の簡単レシピを選んでください。

餃子の作り方を知っておくだけで、毎日の料理が楽しくなります。アレンジも豊富ですので、この機会に簡単餃子を作り方を覚えておきましょう。自分のレパートリーが増えるかもしれません。