上野の美味しい蕎麦の名店をご紹介！老舗からランチにおすすめ店も！

まずは上野で古くから続く老舗の名店をご紹介します。上野でお蕎麦を食べたいと思ってもどこへ行っていいかわからないという時は、まずはここでご紹介する老舗の名店へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

上野でお蕎麦の名店の老舗といえば、まず挙げたいのはやはり「上野藪そば」です。明治25年創業の「藪そば」は、地元の人々を始め、今では海外からの観光客も集まる人気のお店となっています。

意外なことかもしれませんが、上野では本格的な手打ち蕎麦のお店は珍しく、それもお店の人気を守る1つの理由になっているのでしょう。そんな人気の手打ち蕎麦はしっかりとしたコシが美味しい細麺で、蕎麦の風味を存分に味わうことができます。

さらにそれを引き立てる濃い目のつゆはカツオの風味が美味しいおつゆで、最後はぜひそば湯で割って飲んでみてください。

また、「藪そば」を訪れた際は、そばはもちろんおすすめですが、蕎麦掻きも試してみてはいかがでしょうか。蕎麦粉を熱湯で練って作った「藪そば」の蕎麦掻きは柔らかくて上品な味付けで、こちらもおすすめの一品です。

上野で老舗というと「藪そば」を思い浮かべる方が多いと思いますが、明治32年創業の「翁庵」も負けず劣らずの老舗店です。一際目を引く木造建築の店構えは、入る前からお客さんの心を掴んでくれるでしょう。

おすすめの一品は、ねぎせいろです。せいろの名前の通りお蕎麦は冷たいお蕎麦ですが、おつゆは熱々で、さらにネギとかき揚げが入っている一品です。

コシが美味しいお蕎麦に、かき揚げとネギの味が解けた熱々のおつゆをつけて食べれば、きっとクセになってしまうこと間違いなしです。ランチ時は人が多くなりがちですが、歴史のあるお店の雰囲気と一緒に味わってみてはいかがでしょうか。

上野の老舗店として忘れてはいけないのが「蓮玉庵（れんぎょくあん）」です。1860年、つまり江戸時代に創業した由緒ある名店で、かつては森鴎外や樋口一葉などの文豪達も通っていたといいます。

そんな「蓮玉庵」は、外見は歴史を感じる造りですが、中は一転してモダンな雰囲気で、落ち着いた雰囲気でお蕎麦を楽しむことができるでしょう。もちろんテーブル席なので、年配の方や足に不安のある方も安心です。

おすすめの名物メニューは、三段重ね古式せいろです。名前の通り、三段重ねのせいろの中に、それぞれ蕎麦が盛られています。季節に合わせた食材が練りこまれた蕎麦もあって、見た目も楽しく食べることができるおすすめの一品です。

ただし、これはランチにしか食べることができないメニューになっています。三段重ね古式せいろを味わいたい方は、ぜひランチタイムに行ってみてください。