【ひまわりのドライフラワー】簡単にできる作り方を紹介！おすすめの通販も

夏を象徴する花・ひまわりは、見ているだけで元気が出るビタミンカラーが魅力の花材です。一般的なひまわり種は7月から9月の夏に開花時期を迎えるので夏の花材というイメージがありますが、実際は栽培される地域の気候によって開花時期が異なります。

特に日本は南北に長い島ですから、最南端と最北端では同じ時期でも気温には大きな差があります。例えば日本の南に位置する沖縄本島では1月下旬から2月上旬にひまわり種の開花ピークを迎えるので、沖縄においては冬でもひまわり種が旬です。

これに対して北海道北部地域ではひまわり種の開花に適した温度が10月上旬まで続くので、秋でもドライフラワー素材に適した新鮮なひまわり素材が手に入ります。また栽培されているひまわり種には、気温が低くても開花できる珍しいひまわり品種があります。

冬に咲くひまわり種として有名なのはヒマワリバラードと呼ばれる改良種で、主に園芸用として栽培されていますが気温5℃程度までなら露地栽培でも冬に開花します。

またひまわり種には熱愛や愛慕のように恋愛や愛情にまつわる花言葉があるため、ウェディングブーケやヘアアクセサリーとしても人気があります。

大きく開いたひまわりの花はボリュームのあるウェディングブーケ＆アクセサリーにおすすめですし、誰もが元気で幸せな気分になれるビタミンカラーの花ですから、新郎新婦だけでなくゲストにも人気です。

そのためフラワーショップでは季節を問わずひまわり種を取り扱っているケースもありますし、実際にひまわりブーケやひまわりアレンジメントは人気があります。とはいえやはりひまわり種の旬は夏ですし、ブーケやアレンジメントも夏の方がバリエーションは豊富です。

そんなひまわり種ですが、ドライフラワーにすると長く楽しめます。ドライフラワーの作り方にはいろいろな方法がありますが、ひまわりドライフラワーには初心者が簡単に楽しめる作り方もあります。

一般的にドライフラワー加工を施すと生花よりも長く楽しめますし、ドライフラワー製品の寿命は概ね2ヶ月～3ヶ月ですから、状態や設置環境がよければ秋・冬でもひまわりのある暮らしを楽しめる点がおすすめです。

ひまわりドライフラワーは、原料となるひまわり種によっても印象が違います。日本で栽培されているひまわり種には観賞用と園芸用がありますが、どちらのひまわり種もドライフラワーにして楽しむことが可能です。

一般的にひまわり種はイエローカラーの大きな花が印象的ですが、実際には100種以上のヒマワリがあります。もちろんその中には観賞用以外に栽培されるものも多く含まれますが、日本で観賞用として栽培されるものも品種によって特徴が違います。

全国各地でよくみられるひまわり種はサンリッチオレンジと呼ばれるひまわり種で、濃いオレンジカラーの花を咲かせるのが特徴です。

同じく濃いオレンジカラーでもひまわり種「サンゴールド」は、細長い花びらが折り重なるように生えている八重咲タイプで、1輪でもボリュームと豪華さがあります。

ベランダガーデニングでも人気なのが草丈2cm程度のひまわり種・ミニヒマワリで、鮮やかなイエローカラーがおすすめです。切り花として人気のひまわり種・ゴッホは名画に登場するひまわりのように美しい色が特徴で、一重咲き・半八重咲・八重咲などの種類があります。

生花でもドライフラワーのような大人おしゃれな雰囲気を持っているのがひまわり種・F1 レモンエクレアで、全体はイエローカラーですが中心に近づくにつれてブラウンカラーに変化していきます。

花の色が珍しいことと持ちの良さから人気のひまわり種・プロムカットプラムは、品種名の通りプラムカラーをした珍しいヒマワリです。ちなみにひまわりドライフラワーに人気のひまわり種・ムーランルージュは、チョコレートのような濃いブラウンカラーをしています。

このようにひまわり種は花の色だけでも品種によって違いますし大きさや見え方も違うので、ひまわりドライフラワーも素材に何を選ぶかによって印象が変わるのが魅力であり特徴です。

単体でも種類が違うと印象が変わるひまわりドライフラワーですが、他の花材と組み合わせるのも人気があります。ドライフラワーを手作りすれば生花から少しずつ変化する様子を楽しめるので、組み合わせる花材の種類によっても印象が変わります。

ひまわりドライフラワーの作り方にはいろいろな方法がありますが、ドライフラワー基本の作り方として人気のハンギング法（吊り下げ乾燥法）はナチュラルな風合いが簡単に出せるおすすめのドライフラワー加工法です。

ひまわりドライフラワーのハンギング加工法は、名称からもわかる通り「吊り下げて天然乾燥させる作り方」のことです。ドライフラワー製品は花材（生花）に含まれる水分を取り除くことによって、長く鑑賞ができるドライフラワー製品ができます。

ハンギング加工法は自然乾燥によるドライフラワー加工のことなので、たった2つのアイテムを揃えるだけでドライフラワー加工が始められる手軽さがあります。

吊り下げ方式によるひまわりドライフラワーは、素材をどのように調達するかが状態の良いドライフラワーに仕上げるポイントです。

観賞用としてひまわりを購入する場合は開いた状態がおすすめですが、ドライフラワー加工にする場合は開いた状態よりも開花し始めの状態で手に入れた方が美しくなります。

また自然乾燥させるのが吊り下げ式によるドライフラワー加工の基本ですから、鮮度が良い花材を手に入れることも重要です。なお吊り下げてドライフラワー化させるにはひまわりを束ねる必要があるので、束ねやすい天然素材・麻紐の準備もしておきましょう。

生花を束ねる場合は輪ゴムを使用しますが、ドライフラワー加工で輪ゴムを使用することはあまりおすすめしません。ドライフラワー加工の場合、乾燥によって次第に茎も細くなります。

そのため輪ゴムでまとめるとドライフラワー化が進むにつれて束に隙間ができ、ドライフラワーが完成する前に抜け落ちる可能性があります。そのため安定して吊り下げるためにも、ドライフラワー作りでは麻紐を準備してください。

ハンギング（吊り下げ）方式の作り方は、とにかく簡単です。用意したひまわり種の水あげ処理（水中で茎の先端をハサミで切り水分を吸収させる方法）を行った後、麻紐で束ねて風通りの良い天井やフックに吊り下げます。

初心者でも簡単に仕上げるポイントは「1本単位で吊り下げる」です。複数本を束ねるより短時間で乾燥するので、1本ずつ吊り下げた方がドライフラワー加工中にひまわり本体が傷むのを防げます。

ひまわり特有のビタミンカラーを長く楽しみたい時には、シリカゲル法と呼ばれる作り方がおすすめです。乾燥材を使う作り方なので効率よく水分が抜けますし、自然乾燥法よりも花の色を残しつつドライフラワー加工ができる点も人気があります。

シリカゲルを使ったドライフラワー加工法・シリカゲル法では、天然乾燥させる代わりに乾燥剤を使用します。シリカゲルは食品の保存材としても使用されているので比較的簡単に手に入りますが、ドライフラワー加工に食品系シリカゲルは適していません。

そのため必ずドライフラワー加工専用のシリカゲル剤を準備してください。なおドライフラワー加工中は空気に触れさせない状態をキープする必要があるので、密閉できる容器や瓶も合わせて準備しましょう。

最初に用意したひまわりを、密閉容器＆瓶に入る大きさにカットします。密閉容器＆瓶に専用シリカゲル剤を半分程度入れ、カットしたひまわりを重ならないように並べましょう。

残っている専用シリカゲル剤をひまわり全体が隠れるように注ぎ入れ、密閉容器の蓋をして直接日に当たらない場所で保管すれば完成です。なお出来上がったひまわりドライフラワーは、やわらかいメイクブラシなどを使って丁寧にシリカゲル剤を取り除いてください。

ひまわりドライフラワーの手作りもよいですが、通販でお気に入りのひまわりドライフラワーを手に入れるという方法もおすすめです。どの世代にも人気のひまわりドライフラワーなので、通販ではさまざまなドライフラワーアイテムが販売されています。

ひまわりドライフラワーはおしゃれなインテリアとしてもプレゼントにもおすすめですし、ひまわりのブーケもドライフラワーなら通販で簡単に購入ができます。

Botanicfolkの通販おすすめアイテム／ひまわり メッセージボトルは、見ているだけで元気になる濃いオレンジカラーのひまわりドライフラワー1輪をボトルに収めたおしゃれかわいい製品です。

ミニボトルサイズですからどこにでも飾れますし、ボトルにメッセージを書き入れればおしゃれなメッセージギフトになる点も人気があります。

花まりかの通販おすすめアイテム／ひまわり スワッグは、ひまわり特有のビタミンカラーが楽しめるおすすめブーケアイテムです。ブーケなのでギフトにもおすすめですし、そのままスワッグとして飾れば見ているだけで元気になれるインテリアになる点も人気があります。

ひまわりドライフラワーは失敗しない簡単な作り方があるので手に入った時に簡単に作れますし、通販のおしゃれなひまわりドライフラワーで簡単に楽しむこともできます。

ひまわりドライフラワーは花瓶に入れておしゃれなインテリアにするのもよいですし、他のドライフラワー素材と組み合わせてブーケにする楽しみ方もおすすめです。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。