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ゆで太郎のそば粉について調査!
北は北海道、南は福岡まで全国各地に店舗を展開しているゆで太郎は、日本そばのフランチャイズチェーン店です。国内にある日本そばのフランチャイズチェーン店の中で最も店舗数が多いのがゆで太郎で、関東地方では東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城に店舗があります。
中でも特に店舗数が多いのが東京で、ゆで太郎淡路町店、ゆで太郎錦町店、ゆで太郎竹橋店、ゆで太郎水道橋店、ゆで太郎九段南店など多数の店舗が営業中です。
ゆで太郎を運営しているのは「ゆで太郎システムグループ」と「信濃食品グループ」の2社で、運営会社によって多少の違いがあります。ただしどの店舗にも共通しているのが、ゆで太郎がこだわる「3つのたて」です。
ゆで太郎の「3つのたて」は、挽きたて・うちたて・ゆでたてを言います。そばはシンプルな原料だけで作るため、美味しいそばに仕上げるには職人技が必要です。ただしいくら職人の腕が良くても、美味しいそばの条件を満たしていないと、その技術は生かせません。
ちなみに美味しいそばの条件というのが、挽きたて・うちたて・ゆでたての3つです。そのためゆで太郎はフランチャイズチェーン店であるにもかかわらず、全店舗で「3つのたて」を徹底しています。
そんなゆで太郎の美味しいそばの秘密には、もう1つの重要な要素があります。それがそばの命といわれる「そば粉」です。
「そばは生き物」といわれるほど繊細な料理なので、原料となるそば粉で味が変わります。またそば粉の割合も食感や風味に関係するため、美味しいそばといわれる店ほどそば粉の産地や割合にこだわっています。
ももちろんゆで太郎も「美味しいそばの店」として有名な店ですから、原料となるそば粉には強いこだわりを持っています。
ゆで太郎のそば粉の産地は?
「そばの味はそば粉の産地で変わる」とも言われるため、美味しいそば屋のそば粉は、種類だけでなく産地にもこだわることが多いです。そば粉はそばの実を挽いて作りますが、そばの実の種類は複数あります。
その中でも特に有名なのが、北海道が産地の「キタワセ」、信濃を中心に栽培される「信濃一号」、青森と岩手が産地の「はしがみわせ」、比較的新しい品種の「常陸秋」です。
ゆで太郎で使われるそば粉も基本的に国内で有名な産地で作られたそばの実を使用しているのですが、2020年11月1日からは「そば農家応援キャンペーン」として産地を北海道に限定し、100%新そばを提供しています。
北海道はそば農家の数も多いため、ゆで太郎では11月から3回に分けて応援キャンペーンを実施しています。1回目(2020年11月1日~)は北海道幌加内産、2回目(2020年12月1日~)は北海道深川産の新そばを100%使用したそばを使用しました。
2021年1月1日には3回目の応援キャンペーンが実施されており、北海道きたそらちを産地とする新そばが食べられます。
ゆで太郎のそば粉のこだわり!
国内最多の店舗数を誇る日本そばチェーン店・ゆで太郎では、そば粉の産地にこだわるだけでなく、そば農家応援キャンペーンの実施などで生産者支援にも力を入れています。
そば農家が手塩をかけて作った大事なそばの実を使って作るので、そば本来の美味しさを100%引き出すために、製麺方法にもこだわっています。
毎日粉から製麺している!
ゆで太郎は「挽きたて」にこだわることで、美味しいそばができると考えています。そのためゆで太郎では店舗に製麺機があり、毎日店内で製麺しています。
そば粉は、ゆで太郎指定の製粉所で製粉するのがこだわりです。毎日挽きたてのそば粉でそば打ちをするからこそ、風味のよい鮮度抜群のそばに仕上がります。
そば粉と小麦粉の割合!
そばは、のど越しとコシも美味しさの基準になります。そばはそば粉のみで作る場合もありますが、通常はそば粉と小麦粉を混ぜて作るものです。
そば粉と小麦粉の割合によって「二八そば(そば粉8割に対して小麦粉2割)」や「十割蕎麦(そば粉100%)」など、呼び方が変わります。なおゆで太郎では、気軽に食べられる美味しいそばの比率として「そば粉55%に対して小麦粉45%」としているのが特徴です。
ゆで太郎のそば粉には美味しい工夫がある!
ゆで太郎のそば粉は、単にそば粉の産地にこだわっているのではなく、そば粉の旬やそば粉の割合を工夫をすることで、そば粉本来の美味しさを引き出していました。
さらにゆで太郎の「3つのたて」を徹底することで、そば粉の魅力を引き出す工夫もあります。そんなゆで太郎だからこそ、安くても本格的なそばが楽しめるのです。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。