炊飯器を使ってピラフを作ろう!簡単で失敗しない人気のレシピは?

炊飯器を使ってピラフを作ろう!簡単で失敗しない人気のレシピは?

炊飯器は色々な料理やお菓子が作れる万能アイテムですが、一品料理として人気のピラフも作れるとあって話題になっています。そこで、炊飯器を使ったピラフの人気レシピをまとめました!炊飯器で作るピラフを失敗してしまう原因や、失敗しないコツもご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.炊飯器では様々な人気料理が作れて便利
  2. 2.炊飯器で作る簡単ピラフのレシピを紹介
  3. 3.炊飯器でピラフ・失敗してしまう原因
  4. 4.炊飯器ではチャーハンも作れる!
  5. 5.炊飯器でピラフを作ってみよう!

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炊飯器では様々な人気料理が作れて便利

炊飯器は様々な人気料理が簡単に作れる便利アイテムですが、特に注目を集めているのがピラフです。手間のかかるピラフを、炊飯器で手軽に美味しく作りましょう!

炊飯器で作る簡単ピラフのレシピを紹介

ピラフはトルコを中心に、インドから南欧ギリシャまで幅広く親しまれている炊き込みご飯の一種です。

トルコなどでは具を入れない、あるいは玉ねぎのみで作ったピラフを肉料理・魚料理の付け合わせに用いるのが主流なのに対し、日本では色々な具を加えて一品料理として食べるピラフが浸透しています。

本来ピラフとは、油脂で炒めた米を色々な具材や香辛料と一緒にスープで炊き、パラパラになるまで火を入れた料理です。そのためピラフは炊いたご飯を炒めるチャーハンや、スープと油を混ぜて汁気を残すように炊くリゾットとも異なります。

ピラフの米を油脂で炒める理由は、美味しいだしを吸わせた米をふっくらと、かつツヤのあるパラパラな状態に仕上げるためです。スープと油を混ぜて米を炊くと、油はスープに浮いて米に浸透しないのでパラパラなピラフにはなりません。

一方米と油を最初によく炒めることで米全体に油が染み込んで半透明になり、その後スープを使って炊くとパラパラなピラフが完成します。ところが生米から炒めて作る本物のピラフは手間も時間もかかるため、家庭で作るのはなかなか大変です。

そこでおすすめなのが、炊飯器で作る簡単ピラフです。炊飯器を使えば、手間入らずで簡単に人気のピラフができあがります。早速、炊飯器で作る簡単ピラフのレシピ2選をご紹介します。

炊飯器で作る簡単ピラフレシピその1

炊飯器で作る簡単ピラフレシピその1は、米と具材・スープを炊飯器に入れて炊くピラフです。まずは研いだ米を炊飯器に入れ、目盛りよりも少なめの水を注いだらコンソメ・塩こしょう・バターなどの調味料を加えて軽く混ぜます。

続いてお好みの具材を米の上にのせ、炊飯スイッチを押しましょう。炊き上がったら全体を混ぜ、お皿に盛り付けてパセリを振れば完成です。コンソメの量は米2合に対して小さじ2、または固形コンソメ1個が目安ですが、入れる具材や好みによって加減しましょう。

炊飯器で作る簡単ピラフに入れる具材はシーフードミックスやウィンナーの他、玉ねぎ・人参などが定番ですが、具材を炒めてから炊飯器に入れる方法と、具材を生の状態で炊飯器に入れる方法があります。

具材を炒めてから炊飯器に入れる方法は手間はかかるものの、具材の水分を飛ばして玉ねぎなど野菜の甘みをアップさせる効果があります。またピラフにシーフードを入れる場合は臭みを消したり、ニンニクを入れる場合は香りを引き出したりといったメリットもあります。

一方具材を生の状態で炊飯器に入れる方法は、何といっても手間がかからないことが最大の魅力です。炒めた野菜に比べて甘みは期待できませんが、適度な食感を残すこともできます。

炊飯器に入れるピラフの具材は炒めても炒めなくても、それぞれにメリット・デメリットがあるので好みに合わせて調理しましょう。

作り方のポイント

炊飯器で作る簡単ピラフの美味しい作り方には3つのポイントがあります。ポイント1つ目は、研いだ米は吸水させてからざるに上げておくことです。炊飯器で作る簡単ピラフは米を油で炒めないため、いつも通りに炊飯するとやわらかくなりすぎて仕上がりがベタッとなってしまいます。

そのため最低でも10分~15分ほど吸水させた後、ざるに上げて30分以上水を切るようにしましょう。米の吸水時間が足りないと米に芯が残りやすく、逆に吸水時間が長すぎるとベタついたピラフになってしまいます。

また吸水後に水を切らないと正しい水加減ができないので、ざるに上げて一定時間置いてから調理しましょう。

ポイント2つ目は水加減を少なめにすることです。炊飯中に一緒に入れる具材からも水分が出るので、目盛りよりも少なめに水加減をしましょう。

ポイント3つ目は蒸らさないことです。蒸らすとやはりピラフがベタつきやすいので、炊き上がったらすぐに炊飯器からお釜を取り出し、底から大きく返すように全体を混ぜましょう。

炊飯器で作る簡単ピラフレシピその2

炊飯器で作る簡単ピラフレシピその2は、冷やご飯をピラフにアレンジするピラフです。炊飯器にたくさん余ってしまった冷やご飯が、驚くほど美味しいピラフに生まれ変わります。

まずはバターでお好みの具材を炒め、コンソメと塩コショウ・水を入れてなじませましょう。続いて冷やご飯が残った炊飯器に具材を移し、全体をよく混ぜたら早炊きモードで炊飯して完成です。

お焦げもしっかりできて、冷やご飯であったことを忘れる仕上がりになります。コンソメの量はお茶碗2杯分のご飯に対して固形コンソメ1個、加える水の量はお茶碗2杯分のご飯に対して15mlが目安です。

炊飯器でピラフ・失敗してしまう原因

炊飯器で作る人気のピラフを失敗してしまう理由はどこにあるのでしょうか?炊飯器で作るピラフで失敗しがちな原因3つと、失敗しないコツをご紹介します。

炊飯器のキャパシティーを超えている

炊飯器で作るピラフが失敗してしまう原因1つ目は、炊飯器のキャパシティーを超えていることです。一般的に炊き込みご飯の場合、米の量は最大炊飯量の6~7割程度が良いとされています。

理由は炊飯器いっぱいに米や具材が入ると、釜内の対流が上手くできなくなるためです。炊飯器はスイッチを入れると釜が熱せられ、その熱が水に伝わる際に生まれる温度差により、対流が始まります。

米は対流によって加熱され、表面のデンプンが溶け出して粘り気が出てきます。米から糊(のり)のような粘り気が出ることを「糊化」と呼びます。米の表面から糊化が始まる頃には水の温度が均一になり、対流は止まります。

その後米の内部まで糊化が進み、ふっくらとしたご飯が炊き上がるという現象が炊飯器の仕組みです。つまり対流が滞ると米の表面だけが糊化して内部は芯が残る他、炊きむらや焦げ付きの原因にもなります。

炊飯器で作るピラフを失敗しないためには、米の量を5合炊きなら3合まで、3合炊きなら2合までにするのがコツです。また具材の割合は、米に対して2割がベストです。具材が多すぎると具材に水分が取られて米が硬くなるので、米と具材の割合にも気をつけましょう。

水分量を間違えている

炊飯器で作るピラフが失敗してしまう原因2つ目は、水分量を間違えていることです。例えば水分量が米1合で200ccというレシピの場合、2合なら単純計算で2倍の400ccにしたくなるところですが、米を炊く際の水加減は単純計算にするとズレが生じてしまいます。

米1合を炊く時の水分量は、「米の体積の1.2倍」あるいは「米の重さの1.5倍」が目安です。詳しく解説すると、米1合の体積、つまり1カップは約180mlなので、水分量は「180ml×1.2=216ml」になります。

一方米1合の重さは150gなので、水分量は「150g×1.5=225ml」になります。ただし計量カップで216mlや225mlは量りにくいので、実際は200mlとするのが一般的です。

同様に計算すると2合の米の水分量は体積で432ml、重さで450ml、3合の米の水分量は体積で648ml、重さで675mlとなり、200mlの2倍である400ml、3倍である600mlという計算にはなりません。

つまり炊飯器で作るピラフを失敗しないためには、水分量を「米の体積の1.2倍」あるいは「米の重さの1.5倍」で計算するのが原則となります。

米の温度が高い

炊飯器で作るピラフが失敗してしまう原因3つ目は、米の温度が高いことです。炊飯器は通常、一定の温度に達してから米を加熱してふっくら炊き上げます。

ところが米の温度が高いと早い段階で一定の温度に達し、糊化が不十分な状態でスイッチが切れてしまうので、芯が残る上に水分も蒸発しきれません。

つまり炊飯器で作るピラフを失敗しないためには、炒めた具材を冷ましてから炊飯することがコツになります。

炊飯器ではチャーハンも作れる!

炊飯器ではピラフ以外に、人気のチャーハンも作ることができます。炊飯器で作るピラフと同様に、お好みの具や中華だし・ごま油と一緒に炊飯しましょう。卵は別に作った炒り卵を最後に混ぜ合わせる他、炊飯5分前に溶き卵を加え混ぜてもOKです。

炊飯器で美味しいチャーハンを作ろう!人気の簡単なレシピは?のイメージ
炊飯器で美味しいチャーハンを作ろう!人気の簡単なレシピは?
お米を炊くために炊飯器を持っている家庭は多いですが、炊飯器はそれだけの家電ではありません。炊飯器を使えば、いろいろな料理を作ることができ、チャーハン作りもお手のものです。今回は、炊飯器でチャーハンを作る方法や、簡単に作れるおすすめのレシピをご紹介します。

炊飯器でピラフを作ってみよう!

炊飯器で作るピラフは、失敗しないコツさえ知っておけば簡単に作れます。またピラフは一品でたんぱく質や野菜も補給できるため、栄養バランスが整いやすい優秀メニューです。

炊飯器で作るピラフは調理に手間をかけたくない時のお助けメニューとしても人気なので、ぜひ炊飯器を活用して美味しいピラフを作ってみましょう!

佐藤綾
ライター

佐藤綾

2児の母です。家族で色々な場所へ出かけ、美味しいものを食べるのが一番の楽しみです!

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