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台湾でよく食べられている「クコの実」
クコの実・枸杞子はクコとよば落葉樹の果実で、さまざまな食べ方ができる栄養豊富な食材です。もともとクコは果実であるクコの実だけでなく葉や根・若芽も食材になるため、いろいろな食べ方で楽しむことができます。
日本でも日当たりの良い場所であれば自生していますし、中国・台湾でも広く分布しています。さらにクコの実・枸杞子には健康維持や美容に役立つ栄養成分を豊富に含むため、中国・台湾では昔から薬膳料理の定番食材として使われてきました。
近年は海外でもスーパーフードとして注目されており、乾燥したクコの実をドライフルーツとして食べる食べ方も人気があります。
クコの実の食べ方は?
生食も可能なクコの実ですが、市場に流通しているクコの実は基本的に乾燥タイプです。生タイプは独特な苦みがありますが、天日干しした乾燥タイプはほんのりと甘みのある優しい味なのでいろいろな食べ方で楽しめます。
クコの実の食べ方:乾燥したまま食べる
乾燥タイプのクコの実は、ドライフルーツとして手を加えずそのまま食べる食べ方がおすすめです。小さくてもたっぷりと栄養が入っているので栄養補給にも役立ちますし、色味が鮮やかなのでスイーツのトッピングとしての食べ方も人気があります。
クコの実の食べ方:お鍋やお茶に入れる
鮮やかな赤い色をしたクコの実は、食材としてお粥にする食べ方が定番です。甘みはありますがシンプルなお粥の味を邪魔しない優しい味ですし、色味が良いので加えるだけで華やかになります。
またクコの実をお湯に入れて煮だせば、お茶として楽しむことも可能です。クコ茶というとクコの葉・茎を乾燥させたものが定番ですが、クコの実茶も人気があります。クコの実茶はくせがなくほんのりと甘みがあるので、食後に提供するのもおすすめです。
簡単でおいしいクコの実の食べ方とおすすめレシピ
生食での食べ方もできるクコの実ですが、生での食べ方だと味も薄く独特な渋みもあります。そのため毎日いろいろな食べ方で楽しむなら乾燥タイプがおすすめです。
海外では「気軽に食べられるスーパーフード=クコの実」と位置付けられているので、台湾で一般的なお粥料理とは違いデザートにする食べ方で人気があります。
もちろん定番のお粥×クコの実もおすすめですが少量でたっぷりな栄養が取れるクコの実ですから、いろいろな食べ方で毎日少しずつ食べるのがおすすめです。
定番の食べ方「クコの実の中華風お粥」
台湾や中国で普段からよく食べられているお粥料理は、トッピング次第でいろいろな食べ方ができます。そんなお粥料理だからこそ栄養豊富なクコの実・枸杞子とも相性が良いですし、乾燥タイプでも水で戻す必要がないので簡単に作れるおいしい食べ方としておすすめです。
米 | 1/2合 |
水 | 300㏄ |
鶏モモ肉 | 150g |
クコの実(乾燥タイプ) | 10粒~12粒 |
顆粒鶏がらスープの素 | 適量 |
生姜(スープ用) | 親指大1 |
長ねぎ(スープ用) | 青い部分のみ |
長ねぎ(トッピング用) | お好みの量 |
塩 | 少々 |
クコの実の中華風お粥作り方
- 米を研ぎざるにあげて水を切る
- 鍋に水・鶏もも肉・長ネギの青い部分をいれ、中火で火にかける
- 生姜半分をスライスにし、半分はおろしておく
- スライスした生姜と顆粒鶏がらスープの素を鍋に加え、出汁が出るまで煮る
- 一度火を止め自然に冷めるまで待つ
- 鍋から鶏もも肉を取り出し、おろしたショウガの搾り汁をスープに加える
- 水を切った米をスープに入れ、弱火にかける
- スープが沸騰したらクコの実を戻さずそのままスープに加え、軽く混ぜてから約15分煮込む
- 煮込んでいる間に取り出しておいた鶏もも肉を食べやすいサイズに手で裂く
- トッピング用の長ネギを小口切りにする
- 米が煮えたら鶏もも肉を加え、塩で味を調える
- 器に盛り付け小口切りした長ねぎを添えれば完成
やさしい味わい「薬膳鍋」
色味は鮮やかですが味そのものは主張しすぎない優しい味なので、鍋料理×クコの実の食べ方は日本人にも人気があります。色どりとして取り入れるなら、最初からクコの実を入れるレシピがおすすめです。
ただしクコの実は加熱しすぎると栄養成分が半減するので、出来上がる直前に鍋に加えるレシピの方が薬膳としての食べ方の効果が期待できます。
水菜 | 1袋 |
キノコ類(なんでも可) | お好みの量 |
白菜 | 1/4個 |
豚肉薄切り | 300g |
春菊 | 1袋 |
クコの実(スープ用) | 大匙1 |
なつめ(スープ用) | 2個 |
五香粉(スープ用) | 小匙1 |
顆粒鶏がらスープの素(スープ用) | 適量 |
塩(スープ用) | 適量 |
生姜(スープ用) | 親指大1個 |
薬膳鍋作り方
- 鍋にクコの実以外のスープ用材料と水を入れる
- 具材の野菜類を食べやすいサイズに切る
- 豚肉薄切りを食べやすいサイズに切る
- スープの味が整ったら野菜と豚肉薄切りを加え、弱火で火が通るまで煮込む
- 乾燥したクコの実を加え、ひと煮たちしたら完成
台湾スイーツ「愛玉子(オーギョーチ)風ゼリー」
オーギョーチー(愛玉子)はレモンシロップをかけて食べるゼリーデザートなので、おやつとしてもおすすめですし食後にデザートとして食べる食べ方も人気があります。
一般的にはレモン皮をトッピングしますが、クコの実は主張しすぎない優しい甘さがあるのでオーギョーチーのさわやかなレモン味とも相性が良いです。
粉ゼラチン | 10g |
水 | 400㏄ |
グラニュー糖(ゼリー用) | 大匙4 |
レモン | 1個 |
クコの実(ゼリー用) | 20粒~24粒 |
水(シロップ用) | |
レモン果汁(シロップ用) | 30g |
グラニュー糖(シロップ用) | 大匙4 |
愛玉子(オーギョーチー)風ゼリー作り方
- ボウルに粉ゼラチンを入れ大匙2の水でもどしておく
- トッピング用としてレモン輪切りを2枚用意し、あとは絞っておく
- レモン皮を少量そぎ、トッピング材料としてとっておく
- 鍋に・ゼリー用材料とレモン汁をいれ、中火で加熱する
- 沸騰する前に火からおろし、戻した粉ゼラチンを加え全体を混ぜ合わせる
- 容器に流しいれ、冷蔵庫で固まるまで冷やす
- シロップ用材料とレモン果汁を鍋に入れ中火で煮詰める
- 沸騰する直前に火を止め、トッピング用のレモンとクコの実を加えて冷蔵庫で冷やす
- ゼリーが固まったらシロップを上からかけて完成
- クコの実の食感を楽しむなら、シロップに加えず食べる直前にトッピングしてもOK
クコの実は食べ方のアレンジが豊富なスーパーフード
少量でたっぷりの栄養が取れると人気のクコの実は、メイン料理に加える食べ方も人気ですしスイーツのトッピングにする食べ方もおすすめです。乾燥タイプが一般的ですが生食もできますし、乾燥タイプをドライフルーツとして気軽に食べる食べ方も人気があります。