名古屋から浜松までの移動手段まとめ!時間や料金を徹底比較

名古屋から浜松までの移動手段まとめ!時間や料金を徹底比較

ビジネス・レジャー・グルメスポットが集中する名古屋と浜松は、多くの人がイメージするよりも距離が近く日帰りでの移動も可能です。しかも名古屋から浜松への移動手段には電車・新幹線・高速バスがあり便利です。そこで名古屋から浜松の移動手段を、時間や料金で徹底比較します。

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記事の目次

  1. 1.名古屋から浜松までの距離は?
  2. 2.名古屋~浜松間の移動手段①:電車の場合
  3. 3.名古屋~浜松間の移動手段②:新幹線の場合
  4. 4.名古屋~浜松間の移動手段③:高速バスの場合
  5. 5.名古屋~浜松間の移動:移動時間が一番短いのは?
  6. 6.名古屋~浜松間の移動:料金が一番安いのはどれ?
  7. 7.名古屋~浜松間の移動:おすすめの移動手段は?
  8. 8.名古屋から浜松まで自分に合った移動手段を!

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名古屋から浜松までの距離は?

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愛知県の中心都市・名古屋と静岡県沿岸部にある浜松は、どちらもビジネス・観光・レジャーが有名な都市です。名古屋と浜松は県が違うので、移動するには少し遠いイメージがあるかもしれません。ところがどちらも中部地方にあるため、思っているほど移動に時間がかかりません。

愛知県の名古屋と静岡県の浜松はどちらも政令指定都市なので、人口も集中しています。特に名古屋は日本最大都市圏の中核を担っているため、周辺都市への移動手段も充実しています。

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名古屋市にあるターミナル駅・名古屋駅には、JR東海(東海旅客鉄道)・あおなみ線(名古屋臨海高速鉄道)・名古屋市営地下鉄(名古屋市交通局)・JR貨物(日本貨物鉄道)が乗り入れています。

名古屋のシンボルである名古屋城の近くに名古屋駅はあり、駅ビル「セントラルタワーズ」は名古屋のランドマークとして毎日多くの人が訪れます。しかもセントラルタワーズの売り場面積は世界一広いといわれ、2010年にギネス申請をしているほどです。

またセントラルタワーズ周辺には名古屋城を取り囲むようにして巨大ビル群があり、中部地方のビジネス・交通・輸送の拠点となっています。

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さらに名古屋駅には電車以外にも移動手段が集中しており、名古屋市内だけでなく愛知県周辺にある主要都市への移動にも便利です。

名古屋市内を走る路線バスを使えば、名古屋の観光名所である熱田神宮・トヨタ産業技術記念館・ノリタケの森などへも乗り換えなしで移動できます。また名古屋駅出発のバスにはなごや観光ルートバスもあるので、駅から直接名古屋観光に出かけることもできます。

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静岡県浜松も、浜松駅を中心に様々な移動手段があります。浜松駅にJR東海(東海旅客鉄道)・東海道新幹線・東海道本線が乗り入れており、名古屋駅をつなぐ路線もあります。

浜松駅の駅ビル・メイワンは、名古屋のセントラルタワーズと比べると小さいですが、地上8階地下1階の本館のほかに、エキマチウエスト・エキマチイースト・ビックカメラ館がなどショッピングやデートスポットとしても人気です。

さらに浜松駅には、レジャーや旅行に人気の寝台列車「サンライズ瀬戸・出雲」や臨時快速「ムーンライトながら」が停車します。

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サンライズ瀬戸・出雲は東京駅~出雲市駅間を運行しており、途中停車する岡山駅で山陽新幹線に乗り換えれば福岡・佐賀・鹿児島・熊本へ、小倉駅で九州新幹線に乗り換えれば大分・宮城・長崎へ午前中に到着できます。

このように浜松駅は名古屋のセントラルタワーズと比べると規模が小さい印象がありますが、移動の便利さでは負けていません。

ちなみに名古屋~浜松までの距離は約100km位なので、通勤通学しようと思えばできる距離感です。しかも名古屋駅・浜松駅ともに交通網が集中しているので、移動手段次第では日帰りで名古屋~浜松観光を楽しむこともできます。

名古屋・浜松はどちらも人気グルメ・名物料理が多いエリアです。そのため移動手段次第では、名古屋めしと浜松めしの食べ歩きを日帰りで楽しめます。

名古屋めしにもおすすめグルメがたくさんありますが、中でも外せないのがひつまぶしです。ひつまぶしの人気店は名古屋市内に数多くありますが、中でも「あつた蓬莱軒本店」は地元でも有名です。

さらに名古屋は交通網が整備されているため、あつた蓬莱軒でひつまぶしを食べた後にもう1つの名古屋めし「きしめん」を食べに行くこともできます。

名古屋できしめんといえば熱田神宮敷地内にある「宮きしめん神宮店」が有名ですが、ひつまぶしの蓬莱軒から宮きしめん神宮店はすぐ近くにあります。ですから電車やバスを利用すれば、人気名古屋めしの食べ歩きも簡単に楽しめます。

さらに名古屋~浜松が日帰り可能な距離にあるため、名古屋めしを食べた後、そのまま浜松に足を延ばして浜松めしを食べ歩きをすることも可能です。

浜松といえば熱々の餃子の上にもやしが添えられた浜松餃子が有名ですが、名店中の名店といわれる「むつ菊」も名古屋から日帰りで行けます。さらに新浜松駅の近くには老舗「うなぎ料理あつみ」もあるので、日帰りで名古屋ひつまぶしと浜松うな重の食べ比べもできます。

このように通勤通学も可能な位置にある名古屋~浜松だからこそ、名古屋・浜松のグルメや観光を日帰りで楽しめるのです。

名古屋~浜松間の移動手段①:電車の場合

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通勤通学が可能な距離にある名古屋と浜松なので、名古屋~浜松間を電車で移動するルートもあります。名古屋駅からはJR東海・あおなみ線・名古屋市営地下鉄に乗れますが、3路線で浜松駅に行くのはJR東海のみです。

そのため名古屋から浜松へ電車で移動するなら、JR東海道本線を利用することになります。JR東海道本線は東京-熱海路線と熱海-米原路線の2つがありますが、名古屋~浜松の移動では熱海-米原路線を利用します。

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名古屋~浜松までは金山、熱田、笠寺、大高、南大高、共和、大府、逢妻、刈谷、野田新町、東刈谷、三河安城、安城、西岡崎、岡崎、相見、幸田、三ヶ根、三河塩津、窯氷、三河三谷、三河大塚、愛知御津、西小酒井、豊橋、二川、新所原、鷲津、、荒居町、弁天島、舞阪、高塚駅があります。

これだけの数の駅が名古屋~浜松間にはあるので、名古屋~浜松間のJR東海道本線には、各駅停車のほかに快速列車があります。そのため名古屋~浜松の移動にJR東海道本線を利用する場合は、快速列車を使うのが一般的です。

乗り換えは1回のみで比較的ラク

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JR東海道本線の快速列車を利用して名古屋~浜松へ移動する場合、途中駅で乗り換えが必要です。ただし乗り換えは1回のみなので、比較的ラクに移動できます。

このルートでは、最初に名古屋駅発豊橋行きのJR東海道本線新快速を利用します。名古屋駅を出発したら、約55分で6駅先にある豊橋駅に停まります。ここで1度電車を降り、浜松行きのJR東海道本線普通電車に乗り換えます。

豊橋駅~浜松駅までは7駅ありますが、その間の移動時間は約34分です。なおJR東海道本線で移動するこのルートが、在来線で移動する際に多く利用されています。

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ちなみに名古屋~浜松間を在来線で移動するルートには、名鉄名古屋本線を利用するルートもあります。所要時間はJR東海道本線を利用するよりも10分弱かかりますが料金く、節約したい時におすすめです。

なお最安値で名古屋~浜松を移動する名鉄名古屋本線ルートでは、出発駅を「名古屋駅」ではなく「名鉄名古屋駅」にします。名古屋駅から名鉄名古屋駅までは少し離れていますが、移動時間は徒歩5分程度です。

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名鉄名古屋駅から豊橋行きの名鉄名古屋本線特急に乗ります。豊橋駅までは6駅あり、所要時間は約55分です。なお名鉄名古屋本線は浜松駅に乗り入れていないので、浜松駅に停車するJR東海道本線に乗り換えます。

豊橋駅から浜松駅へのルートは、JR東海道本線のみで移動するルートと同じです。ただし豊橋~浜松間の料金が680円なので、名古屋~浜松駅までの移動にかかる合計金額は1820円になります。

名古屋~浜松間の移動手段②:新幹線の場合

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名古屋~浜松間を電車で移動する場合、在来線ではなく新幹線を使うルートもあります。名古屋駅・浜松駅ともに東海道新幹線が停車するので、在来線であれば乗り換えが必要ですが、新幹線なら乗り換えなしで移動できます。

なお名古屋駅から浜松駅に向かう際には、東京行きの東海道新幹線を利用します。利用できる新幹線は「こだま」と「ひかり」があり、どちらを利用するかによって移動時間が変わります。

急いでいる時におすすめ

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名古屋~浜松間の移動時間をできるだけ短縮したい場合は、新幹線「ひかり」を利用するのがおすすめです。新幹線「ひかり」と「こだま」は、在来線の普通電車・急行電車と同じなので、種別によって停車駅が変わります。

ちなみに新幹線で普通停車にあたるのが「こだま」、急行電車にあたるのが「ひかり」です。そのためこだまとひかりの移動時間を比較すると、ひかりの方がこだまよりも早く浜松に到着します。

料金を抑えたい時は自由席にしよう

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新幹線を使えば、在来線を利用するよりも大幅に移動時間が短縮できます。ただし料金については注意が必要です。

新幹線の利用料金は、座席の指定によって料金が変わります。最も安いのは自由席ですが、席の指定ができないのがデメリットです。

これに対して指定席・グリーン車は席の指定ができる点がメリットですが、自由席と料金を比較すると割高になります。ちなみにこだま・ひかりともに特急料金(新幹線料金)は同じで、自由席が2530円、指定席が2860円、グリーン車が5330円です。

Photo by Dick Thomas Johnson

ただし本当に注意が必要なのは、座席による料金の違いではなく、新幹線を利用する際にかかる合計金額の方です。

新幹線を利用する場合、新幹線の特急料金だけでは乗車できません。あくまでも新幹線の特急料金は「新幹線を利用するための追加料金」なので、名古屋~浜松間の乗車券が別途必要です。

つまり名古屋~浜松間を新幹線で移動する場合、支払う料金は「名古屋~浜松間の乗車券+特急料金」となります。そのため合計を座席別に紹介すると、自由席が4510円、指定席が4840円、グリーン車が7310円になります。

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ちなみに在来線で移動すると名古屋~浜松間の乗車券・1980円のみですから、新幹線と料金の比較をすると特急料金がかからない分、在来線が安くなります。

とはいえ在来線で移動すると所要時間が平均1時間30分かかるので、最短28分で移動できる新幹線の方が時間の節約には効果的です。

ただし新幹線は乗車券(通常運賃)に特急料金がプラスされる点がデメリットになので、少しでも料金を抑えたい場合は、最も安い料金で乗車できる自由席を選ぶのがポイントです。

名古屋~浜松間の移動手段③:高速バスの場合

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

電車以外の交通手段で名古屋から浜松への移動を考えるなら、高速バスもおすすめです。名古屋~浜松を結ぶ高速バスには直行便もあるので、乗り継ぎなしで目的地の浜松に移動することもできます。

名古屋~浜松間の主な高速バスには、スーパーライナー・東名号・SG602の3種類あります。また昼限定の京阪神昼特急静岡2号も利用できます。ただし高速バスはいずれも運行会社が異なるため、料金・運行数が違います。

しかも名古屋~浜松間の高速バスは運行本数が限られているため、利用したいタイミングと運行時間が合わないこともあります。

Photo by Dick Thomas Johnson

このような場合は、バスを乗り継いで目的地の浜松に移動する手段もあります。乗り継ぎ便を利用する場合は、名古屋からバスタ新宿行きの高速バスに乗り、バスタ新宿から浜松行きのバスに乗り継ぎます。

この移動手段なら、名古屋~浜松の直行便がない時間でも浜松への移動が可能です。またバスタ新宿から浜松行きのバスは比較的本数が多いので、待ち時間がもったいないという時におすすめです。

深夜移動したい場合におすすめ

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名古屋~浜松への移動手段に高速バスを使う場合のデメリットは、移動時間の長さです。電車と高速バスの移動時間を比較すると、在来線・新幹線のどちらを使っても高速バスより早く浜松に到着します。

ただし電車は深夜に運行していません。そのため「どうしても夜のうちに浜松まで移動しなければいけない」という場合の移動手段に、電車を使うことはできません。

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その点においてメリットが大きいのが、高速バスの深夜便です。深夜便の多くが直行便なので、出発地の名古屋でバスに乗れば、寝ている間に目的地の浜松に到着します。

もちろん深夜便を利用しても移動距離は変わらないので、昼間の高速便と比較しても移動時間にそれほど大きな違いはありません。その代り高速バスは座席が指定されているので、移動中に仮眠をとることができます。

名古屋~浜松間の移動:移動時間が一番短いのは?

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ここからは電車・新幹線・高速バスの移動時間を比較し、どの移動手段が最も早く目的地の浜松に到着するかを検証していきます。

まず在来線を利用する2ルートの移動時間を比較します。在来線で名古屋から浜松に行く場合、「東海道本線のみで移動」と「名鉄名古屋本線+東海道本線で移動」の2ルートがあります。

どちらのルートも豊橋駅で乗り換えが必要ですが、豊橋駅までの移動に使う路線が変わります。さらに名古屋で利用する駅も違います。東海道本線のみの場合はJR名古屋駅ですが、名鉄名古屋本線を利用する場合は名鉄名古屋駅を利用します。

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またJR名古屋駅~豊橋駅までの所要時間は、新快速を使うと53分、快速だと56分かかります。なお名鉄名古屋駅から豊橋駅までの所要時間は、特急だと53分、快速特急だと49分です。

そのため名古屋駅から豊橋駅までの移動時間を比較すると、名鉄名古屋駅から快速特急を使うルートが最も時間が短いです。

ちなみに豊橋駅からはどちらのルートも東海道本線普通電車に乗り換えるので、豊橋駅までの移動時間が短い「名鉄名古屋駅発の快速特急」が在来線の最短ルートになります。

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ここで注意したいのが、名古屋駅までの移動時間です。JR名古屋駅と名鉄名古屋駅は徒歩5分の距離ですので、出発地が名鉄名古屋駅に近ければJR名古屋駅からの約5分の移動時間がカットできます。

ところが出発地がJR名古屋駅に近い場合、名鉄名古屋駅までの移動時間約5分が加算されるので、その分移動時間が長くなります。

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なお東海道本線・名鉄名古屋線それぞれの最短ルートを比較すると、わずか5分程度の時間差です。ですからJR名古屋駅に近い人がわざわざ名鉄名古屋駅から名鉄名古屋線に乗るよりも、5分遅い東海道本線の新快速を利用する方が早く着きます。

これらの検証から、JR名古屋駅に近い場合は「JR名古屋駅から東海道本線新快速に乗る」、名鉄名古屋駅に近い場合は「名鉄名古屋駅から名鉄名古屋線新快速に乗る」が最も移動時間が短いといえます。

Photo by hans-johnson

次に新幹線の移動時間を比較します。新幹線の場合は「新幹線こだまに乗る」「新幹線ひかりに乗る」の2つから選択できます。こだま・ひかりともに浜松駅に停車するので、在来線のように乗り換えは必要ありません。

その代りこだまの方が浜松駅に到着するまでの停車駅が多いので、移動時間を比較すると「新幹線ひかりに乗る」が最短ルートになります。

なお浜松駅までの移動にかかる時間は、新幹線こだまが49分、新幹線ひかりが28分です。ちなみに在来線最短ルートでの移動時間が1時間37分なので、在来線・新幹線の中でも新幹線ひかりを使うルートが最も早く浜松駅に到着します。

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

最後に深夜の移動に便利な高速バスの移動時間を比較してみます。高速バスではバスタ新宿で乗り換える方法もありますが、直行便の方が確実に時間が短いです。ただし出発時間・利用バスによって移動時間に差があります。

なお名古屋~浜松間の高速バス直行便は、浜松での降車場所が浜松駅ではなく東名高速道路上のバス停が多いため、今回はほかの移動手段との比較のために「名古屋駅乗車・浜松駅下車」に絞って検証します。

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この条件で調べてみると、杉崎観光バスが運行する「SG602」が最短時間で移動できるバスになります。深夜便なので名古屋駅ミッドランドスクエア前を23時に出発しますが、浜松駅アクトシティ浜松には25時に到着するため、移動時間はわずか2時間です。

ちなみに名古屋駅で乗車し東名高速道路上のバス停(東名三ヶ日)で下車するルートでは、JRバス関東が運行する「東名502号」が最も早く、所要時間も2時間3分とかなり短いです。ただしこのルートでは高速バス停から浜松駅までの移動が必要なので、最短ルートからは外します。

ここまで3種類の移動手段から移動時間のみを比較してみましたが、これまでの検証の結果、名古屋駅から浜松駅までの移動時間は「新幹線<電車<高速バスの順で短い」といえます。

名古屋~浜松間の移動:料金が一番安いのはどれ?

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通勤通学も可能な位置にある名古屋と浜松なので、移動にかかる料金も気になります。そこで今度はそれぞれの移動手段別に料金を比較してみます。

まず在来線を利用する場合、料金が最も安いのは「名鉄名古屋線+東海道本線ルート」です。東海道本線を乗り継いで浜松駅に向かうルートだと、片道料金は1980円になります。

これに対して名鉄名古屋線から東海道本線に乗り換えるルートだと、名鉄名古屋線の料金が680円、豊橋駅から浜松駅までの料金が1140円なので、名古屋~浜松駅までの移動にかかる合計金額は1820円です。

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なお2つのルートの差額は160円なので、在来線で最も料金が安いのは「名鉄名古屋線+東海道本線ルート」となります。

次に新幹線の料金を比較してみます。新幹線の場合は座席によって料金が異なりますが、いずれの場合も東海道本線の乗車券1980円がかかります。

さらに特急料金が追加されます。自由席・指定席・グリーン車で料金は異なりますが、乗車券1980円が加算されますので、どの座席を利用しても在来線料金より高くなります。

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では名古屋~浜松間の高速バスを利用した場合の料金は、在来線よりも安くなるのでしょうか?こいらは結論からいうと「高速バスの方が高い」といえます。

高速バスの料金は、通常料金のほかに割引料金があります。割引料金の設定は運営バス会社によっても変わりますが、高速バスは予約制となっているので、どのバス会社を利用しても早く予約するほど料金は安いです。

また昼に運行する高速バスよりも、深夜に運行する高速バスの方が安くなる傾向があります。ちなみに通常料金の相場は、昼運行の場合が5300円~6000円、深夜運行の場合が2500円~4000円です。

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参考までに紹介しますが、昼運行の高速バスで割引率が高いプランの料金相場は2300円~2500円です。ただし土・日・祝日は割増料金となるので、相場よりも500円ほど高くなります。

ここで料金比較をまとめると、電車・新幹線・高速バスを使う場合の料金は「電車<高速バス<新幹線の順で安い」となります。

名古屋~浜松間の移動:おすすめの移動手段は?

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名古屋から浜松までの移動手段でのおすすめは、移動時間の短さでは新幹線(新幹線ひかりを利用)、料金の安さでは電車(名鉄名古屋線+東海道本線ルート)です。

ただし2つのおすすめ移動手段には「新幹線は料金が割高」「電車は移動に時間がかかる」というデメリットがあります。

高速バスという移動手段もありますが、深夜の移動以外には電車・新幹線を上回るメリットは見当たりません。なお移動中の快適さにおいては、料金が高くなるほど快適さが増す傾向があります。

料金は比較的高いが快適さは飛行機が圧勝

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車を利用しても最短2時間で移動できる名古屋~浜松間ですが、電車・新幹線・高速バス以外に「飛行機で移動する」という手段もあります。

もちろん飛行機は機内サービスもあるので、快適さで比較すれば飛行機の方がはるかに評価が高いです。ただし新幹線ひかりを使えば30分以内で移動ができる距離なので、別の目的がない限り飛行機での移動にはほとんどお得感がありません。

名古屋から浜松まで自分に合った移動手段を!

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新幹線を使えば最短30分以内、電車・高速バスを使っても2時間程度で移動ができる名古屋~浜松の移動は、目的や重視したいポイントに合わせて自分なりに選ぶのがおすすめです。なお移動手段によってはお得な割引サービスもあるので、こまめにチェックするとお得感がアップします。

akemi
ライター

akemi

小学生の娘の子育てに格闘しつつも、毎日の暮らしがちょっぴり楽しくなることを探すのが趣味です。仕事で全国各地をまわった経験から、街で見かけたおもしろいこと、ステキな景色、珍しいグルメなどを紹介します。

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