キャベツを冷凍するとなぜまずいの?冷凍・解凍方法やおすすめレシピも紹介

キャベツを冷凍するとなぜまずいの?冷凍・解凍方法やおすすめレシピも紹介

通年手に入りやすく、価格も安定している冷凍野菜。ブロッコリーやほうれん草などが定番ですが、なぜキャベツはないのでしょうか。答えは簡単で、冷凍したキャベツはまずいから。本記事ではなぜキャベツは冷凍するとまずいのか、冷凍してもまずくならない方法はあるのかについて紹介します。

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    記事の目次

    1. 1.キャベツを冷凍保存するとなぜまずいのかを調査
    2. 2.キャベツを冷凍保存するとまずい原因は?
    3. 3.キャベツがまずくならない冷凍方法のポイント
    4. 4.キャベツがまずくならない解凍方法のポイント
    5. 5.冷凍保存したキャベツがまずいと感じる料理方法は?
    6. 6.冷凍保存したキャベツを使ったおすすめレシピ3選
    7. 7.キャベツを冷凍するとなぜまずいのか?調査結果まとめ

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    キャベツを冷凍保存するとなぜまずいのかを調査

    キャベツ
    ロゴPhoto by jouer[ジュエ]

    通年手に入りやすく、サラダや炒め物、煮込み料理などどんな料理とも相性がいいキャベツ。1玉買うと使い切りにくかったり、カットされたものは鮮度が落ちやすいため冷凍保存できればいいのに、と思う人は多いでしょう。

    しかし、キャベツはブロッコリーやほうれん草などとは違い、冷凍野菜として売られていることが少ない野菜です。なぜかというと、冷凍方法や解凍方法を間違えるとまずいからです。そこで今回はキャベツの冷凍方法と解凍方法、美味しい活用レシピを紹介します。

    キャベツを冷凍保存するとまずい原因は?

    キャベツ
    ロゴPhoto by jouer[ジュエ]

    キャベツは冷凍保存ができないわけではありませんが、冷凍の仕方によってはまずくなってしまうため注意が必要です。まずくなってしまう原因は、キャベツは水分を多く含む野菜だということです。

    キャベツを冷凍すると、キャベツに含まれる水分が凍り、細胞組織を壊します。するとキャベツの持つ水分が抜け、食感や風味が悪くなるためまずく感じてしまうのです。ただ、冷凍方法や解凍方法、調理の仕方のポイントをおさえれば、冷凍キャベツも美味しく食べられます。

    キャベツがまずくならない冷凍方法のポイント

    キャベツ
    ロゴPhoto by jouer[ジュエ]

    キャベツを上手に冷凍するポイントは3つあります。

    • 食べやすい大きさにカットする
    • 水分をよくふき取る
    • 冷凍保存袋に入れて空気を抜く
    • 急速冷凍する

    食べやすい大きさにカットする

    キャベツは食べやすい大きさにカットしてから冷凍しましょう。そうすることで凍るまでの時間が短くなり、調理するときも楽になります。生のまま調理する時よりも小さめにカットすると、食感も気になりにくくおすすめです。

    水分をよくふき取る

    キャベツの周りについた水分を、よくふき取ってから冷凍しましょう。水分がついたまま冷凍してしまうと、凍るときに細胞組織が壊れやすくなって食感が落ちますし、変色の原因にもなります。また、傷みやすくもなるので、キッチンペーパーなどでしっかりと水分をふき取りましょう。

    冷凍保存袋に入れて空気を抜く

    食べやすくカットし、水分をふき取ったキャベツは冷凍用の保存袋に入れて、しっかり空気を抜いて封をします。冷凍する際に空気に触れる面が多いとキャベツが酸化して味が悪くなったり、傷みやすくなるためしっかりと空気を抜くことが肝心です。

    急速冷凍をする

    冷凍庫
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    キャベツを冷凍するときは、冷凍用の保存袋に入れて急速冷凍を心がけましょう。冷凍庫の機能に急速冷凍がない場合は、金属トレーの上に平らにして乗せて冷凍するのがおすすめ。凍結が早いと細胞へのダメージを抑えられるので、食感や風味が残りやすくなります。

    キャベツがまずくならない解凍方法のポイント

    解凍
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    冷凍したキャベツを美味しく食べるためには、解凍方法も重要です。キャベツは時間をかけて解凍すると、水分が抜けてまずくなるので凍ったまま調理します。

    そのまま煮る・茹でる

    お湯
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    冷凍キャベツは凍ったままの状態で、スープやお味噌汁に入れると食感を気にせずに食べられます。また、熱湯でさっと湯がけばおひたしや胡麻和えなどの和え物にもできるため、あと一品欲しい!というときに役立つでしょう。

    そのまま炒める

    野菜炒め
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    冷凍キャベツは炒め物にもおすすめ。肉や野菜などを炒めているところに加えればOKなので簡単です。キャベツの他に人参や玉ねぎ、きのこなども冷凍しておけば下準備なく、思い立ったらすぐに野菜炒めが作れます。

    そのまま漬ける

    凍ったままのキャベツを袋に入れ、朝漬けの素や白だしなとに漬ければ簡単に即席漬けができますめんつゆやピクルス液などでも美味しいので、好みのものを見つけるといいでしょう。生キャベツよりも良く味が染みるので、少ない調味料でもしっかり漬かります。

    冷凍保存したキャベツがまずいと感じる料理方法は?

    キャベツサラダ
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    キャベツは自然解凍して食べるとまずく感じやすいので、なるべく加熱するのがおすすめです。ただ、おひたしや和え物などにする場合は、自然解凍をしてよく水分を搾れば美味しくなります。

    一度冷凍したキャベツは生ような食感にはならないので、そのままサラダにするのではなく、朝漬けにしたり和え物にするといいでしょう。

    冷凍保存したキャベツを使ったおすすめレシピ3選

    コンソメスープとキャベツ

    ここでは実際に冷凍キャベツを使った超簡単レシピを紹介します。解凍の手間もなく、思い立ったらすぐ使えるんのでぜひ冷凍キャベツを活用しましょう。

    冷凍キャベツのスープ

    いつものコンソメスープに冷凍キャベツを入れるだけです。好みの野菜やベーコンなどを軽く炒めて、水とコンソメを入れて煮込み、冷凍キャベツを入れて味を整えれば完成。人参や玉ねぎ、ブロッコリーなどほかの野菜も冷凍しておけば、生から煮込むよりも早く時短になります。

    冷凍キャベツのレンジ蒸し

    耐熱の器に冷凍キャベツをしいて、きのこやベーコンなどをのせて、ふんわりとラップをかけて電子レンジで加熱します。全体に火が通ったら完成で、ドレッシングやポン酢など好きな味付けで食べましょう。手間がかからずパッと作れるので忙しい日にもおすすめです。

    冷凍キャベツのごま和え

    すりごまと醤油、砂糖をよく混ぜて置き、サッとゆでてからよく絞った冷凍キャベツを和えるだけ。解凍は電子レンジや熱湯をかけるだけでもOKですが、粗熱が取れたらしっかりと絞って水気を切るのが大切です。ちょっとした副菜にもなり、お弁当にもぴったりです。

    キャベツを冷凍するとなぜまずいのか?調査結果まとめ

    ざく切りにカットされたキャベツ
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    キャベツはどんな料理にも合う万能野菜ですが、冷凍方法や解凍方法次第ではまずくなってしまうことがあります。キャベツを冷凍するときはなるべく細胞が壊れないようにし、凍ったまま調理すると食べやすくなります。

    冷凍キャベツのレシピは意外と多いため、常備しておくといいでしょう。日々の料理が簡単で、時短にもなる冷凍キャベツを美味しく活用しましょう!

    ※本記事中の情報は2024年4月18日時点のものです。

    jouer編集部
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    jouer編集部

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