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インドカレーの定番「ナン」
ナンは、ペルシャ語でパンを指す言葉で、パキスタンやアフガニスタンなどでも食べられています。インドカレーのお供と聞かれて「ナン」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
日本の飲食店などで、インドカレーと一緒に提供されるしずく型のナンは、タンドール窯という専用の窯に張り付けて焼かれたパンのことです。高温の窯で焼き上げるので、外はパリパリでなかはもちもちとした食感が楽しめます。
実は、ナンはインドの一般的な家庭ではほとんど食べられていません。その理由は専用の窯がいることや作るのに手間がかかることです。そのため、レストランで食べたり、テイクアウトすることが普通なようです。
日本で食べられているナンはカレーのお供としての食べ方だけでなく、上にトッピングをして食パンのようにする食べ方や、間にチーズやあんこを挟む食べ方もあります。
冷凍のナンや自宅で気軽にナンが作れるキットなども登場しているので、ますます身近になってきています。今回はナンの食べ方のマナーや、簡単でおいしい食べ方、おすすめのアレンジ方法を紹介します。
意外と知らない?ナンの食べ方・マナー
ナンには正しい食べ方のマナーがあります。日本で食べる場合にはあまりなじみがありませんが、本場のレストランやインドに行った際にはぜひ正しい食べ方を心がけておいしく食べましょう。
ナンの正しい食べ方のマナーは、ナンを食べやすい大きさにちぎり、カレーをすくうようにします。ナンをちぎるときは、細長い方から一口大にします。インドでは宗教上の理由で右手のみで食べますが、慣れないと難しいため、両手を使って食べても構いません。
肉や魚などのカレーの具材もナンですくいます。上手にすくえない場合は、スプーンやフォークを使って食べましょう。最後は残りのナンでお皿や器をふき取るような食べ方をしてきれいにします。
カレーだけじゃない!ナンのおすすめアレンジ
インドカレーのお供として親しまれているナンですが、パンなのでさまざまな食べ方ができます。食パンやロースパンのようにナンの上にトッピングをしたり、ナンをカットして間に具材を挟む食べ方ができます。
のせるだけで簡単な食べ方:ナンピザ
ナンをピザ生地に見立てて、好みの具材をトッピングしてピザのようにする食べ方は、簡単に作れるので忙しい朝でも簡単です。ナンに火が通っているので、焼き時間も短く済みます。
ピザソースに玉ねぎやピーマン、オリーブ、サラミ、チーズなどをのせて、トースターで焼けばあっという間です。ピザソースのほかにも、明太マヨや照り焼きなど、どんな味付けでもおいしい食べ方で、一人前にちょうどいい量が作れるのも魅力です。
甘じょっぱさがたまらない食べ方:ハニーチーズナン
ナンの間にチーズが入ったチーズナンもありますが、プレーンのナンでも作れます。ナンにとろけるチーズをたっぷりかけて、トースターで焼き、はちみつをかけます。お好みでハムやベーコンをくわえると食べ応えがアップするのでおすすめです。
さらに、粗挽きのブラックペッパーを少し振りかけると、あまじょっぱさにペッパーの風味がプラスされて大人の味わいになります。
朝ご飯やランチにぴったりの食べ方:ナンドック
ナンドックは、ホットドックのようにする食べ方で、ふわふわのナンとパリッとしたソーセージの組み合わせは絶品です。フランクフルトのような大きいソーセージを使えば、ボリューム満点で朝ご飯やランチにもおすすめです。
レシピはとても簡単で、焼いたナンの上にレタスや千切りキャベツ、ソーセージの順にのせてケチャップやマスタード、マヨネーズなどをかけて完成です。食べ方は、ナンで具材を包むようにしっかりと持つようにすると上手に食べられます。
ナンの食べ方をアレンジして楽しもう!
ナンはインドで食べられているパンで、カレーと一緒の場合にはちぎって食べるのがマナーですので、覚えておくといいでしょう。ナンは食べ方のアレンジが豊富なので、自分好みのおいしい食べ方を見つけてみるのもおすすめです。