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トマトジュースは離乳食初期からOK!
トマトは離乳食初期から食べさせられる野菜ですが、皮と種を取り除き、加熱して裏ごしするなどの手間がかかります。離乳食でトマトを食べさせるならトマトジュースを使うのがおすすめです。トマトジュースも離乳食初期から使えます。
トマトは栄養豊富な野菜です。抵抗力を強める効果があるといわれるビタミンCや、便通改善効果が期待できる食物繊維の一種であるペクチンなど、赤ちゃんに嬉しい栄養素が含まれています。トマトの栄養素はトマトジュースでも摂取可能です。
離乳食で使うトマトジュースはごく少量なので、残りは大人が飲んだり料理に使ったりするのがおすすめです。トマトジュースには美容効果が期待できるリコピンや抗酸化作用のあるベータカロテンなど、大人にも嬉しい栄養素が多く含まれています。
離乳食でトマトジュースを使うときの注意点
離乳食にトマトジュースを使えば下ごしらえの手間をかけずにトマトの栄養を摂取できますが、使うときには注意点がいくつかあります。
大人なら缶やペットボトルを開けるだけでそのまま飲めるトマトジュースですが、離乳食は赤ちゃんの口に入るものです。離乳食で使う場合の注意点を確認しましょう。
離乳食でのトマトジュースは薄めてから使う
離乳食でトマトジュースを使う際には、そのまま使わずに薄めてから使いましょう。トマトジュースは生のトマトに比べると味が濃く、酸味が強い場合もあるので赤ちゃんが嫌がる恐れがあります。
離乳食では濃い味に慣れないようにするため薄味が基本です。小さな頃から濃い味付けに慣れてしまうと糖分や塩分の高い食事を求めるようになり、成長してから高血圧や糖尿病の原因になる可能性があります。
トマトジュースは薄めれば離乳食初期から使えます。湯冷ましや野菜の出汁で2~3倍に薄めて使いましょう。離乳食後期の11ヶ月頃までは薄めて使うのがおすすめです。
トマトジュースを飲ませる際には哺乳瓶ではなくスプーンを使うようにしましょう。離乳食中期からはコップ飲みの練習を始めるので、コップで飲めるようになったらコップで飲ませます。
月齢が低い場合は加熱するとより安心
離乳食初期の赤ちゃんは抵抗力が弱いので、殺菌のために果物や豆腐も加熱します。トマトジュースは加工の際に殺菌されていますが、離乳食初期の間は加熱してから飲ませるようにすると安心です。
離乳食中期になれば加熱しない食品も食べられるようになるので、赤ちゃんの体調を見ながら飲ませましょう。
離乳食でのトマトジュースは無塩のものを使う
トマトジュースには有塩タイプと無塩タイプがありますが、離乳食では無塩のトマトジュースを使いましょう。
有塩のトマトジュースは塩分によって甘みを感じやすくし、青臭さを抑えています。トマトが苦手な方には有塩タイプがおすすめですが、味が濃く塩分を含む有塩のトマトジュースは離乳食には向いていません。
無塩のトマトジュースはパッケージに「食塩無添加」「食塩不使用」などと書かれています。離乳食用にトマトジュースを購入する際には無塩であることを確認しましょう。
離乳食におすすめのトマトジュース
離乳食におすすめの商品をご紹介します。離乳食に使う量は少ないので、大人も飲みやすいトマトジュースがおすすめです。
【カゴメ】トマトジュース 食塩無添加
カゴメの「トマトジュース 食塩無添加」は離乳食に使いやすいトマトジュースです。無塩タイプなので離乳食にも安心して使えます。スープや煮込み料理などに使うのもおすすめです。
カゴメのトマトジュースは機能性表示食品です。トマトジュースに含まれるリコピンには体内の善玉コレステロールを増やし、GABAには血圧を下げる機能があるといわれています。
720mlのペットボトル、200mlの紙パック、190gの缶入りの3タイプがあります。離乳食には注ぎやすく使いきりやすい190gの缶がおすすめです。
【デルモンテ】食塩無添加 トマトジュース
デルモンテの「食塩無添加 トマトジュース」は濃厚な味が特徴です。200mlでトマト4個分のリコピンが含まれています。甘みと旨味のある完熟トマトを厳選して作られたトマトジュースです。
無塩タイプなので離乳食にも安心して使えます。濃厚なトマトジュースなので大人の料理にもおすすめです。サイズは900gのペットボトルです。160gの缶入りは主にネット通販でケース販売されています。
月齢別!トマトジュースを使った離乳食レシピ
トマトジュースはそのまま飲むだけではなく料理にも活用できます。他の食材と組み合わせれば様々な栄養素を一度に摂取できるでしょう。離乳食初期・中期・後期におすすめのトマトジュースを使用した離乳食レシピをご紹介します。
離乳食初期:トマトジュースとじゃがいものペースト
じゃがいもは離乳食初期から使える野菜です。くせがないため食べやすく、加熱すると潰しやすいので離乳食に適しています。じゃがいものペーストにトマトジュースを加えて味を変えてみましょう。
無塩のトマトジュースを2~3倍に希釈します。じゃがいもの皮をむき、一口大に切って耐熱容器に入れ、少量の水を振りましょう。ラップをかけて電子レンジで約3分加熱します。きちんと火が通ったか確認しましょう。
加熱して柔らかくなったじゃがいもに、希釈したトマトジュースを加えて潰し、なめらかに伸ばします。トマトジュースとじゃがいもがなじんだらもう一度電子レンジで約20秒加熱しましょう。
できあったペーストは製氷皿に一さじずつ入れて冷凍するのがおすすめです。じゃがいもは冷凍すると食感が損なわれやすい野菜ですが、ペーストにしているので食感を損なわずに冷凍できます。
離乳食中期:トマトジュースのミネストローネ
離乳食中期は2回食になるので、離乳食レシピのバラエティを増やしましょう。ミネストローネは具だくさんのスープなので様々な栄養を摂取できます。離乳食中期は初期に比べると食べられる食材が増えて、鶏肉やチーズも食べられるようになります。
ミネストローネは野菜をスープで煮込むので離乳食中期におすすめです。ニンジンやじゃがいも、玉ねぎやブロッコリーなどお好みの野菜を1cm角に切ります。鶏肉を入れる場合はむね肉やささみなど脂肪分の少ない部位を使いましょう。
鍋に無塩タイプのトマトジュースと同量の水を入れ、細かく切った具材と一緒に柔らかく煮込みます。離乳食中期の食材の硬さは舌で潰せる程度です。
離乳食中期の後半にはマカロニも食べられるようになるので、ミネストローネに鶏肉とマカロニを加えれば炭水化物とたんぱく質と野菜を一度に摂取できます。仕上げにパルメザンチーズをかけるのもおすすめですが、塩分が強いので風味付け程度に少量使うようにしましょう。
離乳食中期になると裏ごしの必要がなくなるので、大人の食事の取り分けも楽になります。無塩タイプのトマトジュースでミネストローネを作り赤ちゃんの分を取り分けたら、大人用に塩コショウで味付けをして一緒に食べるのもおすすめです。
離乳食後期:トマトジュースのフレンチトースト
離乳食後期の赤ちゃんは食べられる食材の種類がさらに増えて回数も3回になります。離乳食後期の食材の硬さは歯茎で潰せる程度なので、柔らかいフレンチトーストはおすすめの食べ物です。
フレンチトーストは食パンと卵、牛乳と様々な栄養を摂取できます。卵液にトマトジュースを加えればトマトの栄養も加わり、さらに栄養価の高いフレンチトーストになるでしょう。
1/4個分の溶き卵に対し、無塩タイプのトマトジュース大さじ2、牛乳大さじ1を加えます。8枚切りの食パンのみみを切り落とし、食べやすい大きさに切って浸しましょう。離乳食後期に手づかみ食べが始まったら、手に持ちやすいサイズにカットするのがおすすめです。
フライパンにバターを少々入れて、両面をしっかりと焼きます。半熟卵は3歳を過ぎてから子供に与えるといわれているので、半熟状態にならないようにしっかりと加熱しましょう。
離乳食に使うトマトジュースは冷凍保存しても平気?
離乳食は1回に食べる量が少ないので、小分けにして冷凍保存するのがおすすめです。離乳食に使うトマトジュースも冷凍保存ができます。
トマトジュースを製氷皿に入れるか、ジップ式の冷凍保存用袋に入れて平らにして冷凍しましょう。保存袋で冷凍したトマトジュースは必要な分だけ折って使えます。
冷凍したトマトジュースは加熱してから使いましょう。離乳食に使う食材の冷凍期間は1週間が目安です。トマトジュースを使った料理も冷凍可能ですが、1週間で使い切るようにしましょう。
離乳食にトマトジュースを活用してみよう
トマトジュースは離乳食初期・中期・後期のすべての時期で活用できます。そのまま飲ませるだけではなく、料理に使えばレパートリーも広がるでしょう。
トマトジュースには大人にも嬉しい栄養素が多く含まれています。離乳食に栄養豊富なトマトジュースを取り入れてみましょう。
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