【枝豆】の正しい保存方法はコレ！おいしく食べられる期間は？

今回は、おつまみの定番メニューである枝豆の保存方法について紹介をします。枝豆といえば、ビールのお供という印象をもつ方も多いのではないでしょうか。食感がよく、さっぱりとした味わいで、お酒のあてにぴったりの食材として、居酒屋では欠かせないメニューになっています。

枝豆は、冷凍の状態で販売されているケースが多いですが、解凍したあと食べきれない場合にはどのように保存をするのが正しいのでしょうか。正しい保存方法を採用することで、おいしさを長持ちさせることができるので、枝豆好きの方にはぜひマスターしてみてはいかがでしょうか？

枝豆の保存方法について、常温・冷蔵・冷凍の各方法ごとに正しいやり方を紹介します。また、枝付きの生の枝豆の正しい保存方法についても紹介をしていきます。

保存方法について解説をする前に、そもそも枝豆とはどんな食材か、解説をします。枝豆はおつまみに利用する食材という印象が強く、年中食べられると思っている方も多いでしょう。しかし、食物には旬の時期があります。旬は、おいしく栄養価も満点の時期なのでおすすめできます。

身近でなじみのある食材の枝豆ですが、旬の時期はご存じでしょうか？枝豆の旬といえば、夏になります。冬場でも食卓や居酒屋で出されますが、おいしく数が多く出回るのは夏場になります。ビールと相性の良い枝豆のイメージ通りと感じる方も多いでしょう。

枝豆には種類があるということも、意外に知られていません。枝豆は、大きく分けて青豆・茶豆・黒豆の3種類に分別されます。青豆は白毛豆とも呼ばれ、最もポピュラーな枝豆の種類です。鮮やかな緑色のさやが特徴で、一般的に広く食べられている種類になります。

茶豆は青豆よりも甘みと香りが強く、色合いが茶色のさやなのが特徴で、だだちゃ豆も茶豆の一種です。黒豆は、正月のお節料理に入っていることが多い高級品です。縁起物として扱われることが多く、生産量もあまり多くないので希少価値のある食材とされています。

続いて、枝豆をおいしく食べるための下ごしらえの方法について紹介をします。下ごしらえをきちんとすることでよりおいしく食べられ、なおかつ保存するときにも手間を減らせることができます。正しい処理方法を学んで、おいしく枝豆を楽しみましょう。

近年では、枝豆は冷凍で販売されているケースも増えてきていますが、自然のままで枝付きで販売されているケースももちろんあります。販売状態に応じて正しい処理方法を採用することでおいしく楽しめます。また、余った時の保存にも効果があるのでぜひ試してください。

店頭で枝付きの商品を買った場合、まずは枝付きの状態から外す必要があります。枝付きの状態から外したら、塩もみという作業を行います。塩もみとは、枝豆に塩をも見込んでいく作業になります。枝付きから外した後、洗ってしっかりと水けを切ってから行いましょう。

塩もみをする目的は、さやについている産毛を取ることと、塩味をしっかりとに乗りやすくするためです。強く手で握るイメージでごしごしと塩をもみ込んでいきます。調理後の保存の程度にも影響が及ぶ作業になるので、大事な下ごしらえと考えて作業をしましょう。

下ごしらえの仕上げは、ゆでる作業になります。枝豆には様々な調理方法がありますが、やはり茹でるのが最もオーソドックスでおいしく食べられる方法になります。たっぷりのお湯でゆとりをもってゆでることがポイントです。お湯に塩を入れることで締りの良い仕上がりになります。

枝豆をゆでる時間は、およそ4～5分と考えましょう。全体にまんべんなく熱を行き渡らせるためには、落し蓋をするのがおすすめです。落し蓋をする道具がない場合は、時々かき混ぜるだけでもかなり効果が上がります。ゆでた枝豆はざるに上げて冷まします

続いて、枝豆の正しい保存方法を紹介していきます。まずは常温で保存する正しい方法について紹介をします。枝豆を保存する際に、常温での保存は長期間保存させることはできません。長くても1～2日程度しか保存できないと考えておきましょう。

どうしても枝豆を常温で保存したい場合は、湿らせたキッチンペーパーや新聞紙に包んで光が当たらない場所で保存をするようにしましょう。枝付きで購入した場合は、枝付きの状態よりも枝から外した方が劣化の速度が落ちるので、下準備をして保存しましょう。

続いて、枝豆の冷蔵での保存方法を紹介します。常温では長持ちしない素材ですが、冷蔵だとある程度の期間を品質を保ったまま保存することができます。しかし正しい保存方法を採用しないと、どんどん劣化が進んでしまい、せっかくの風味が損なわれてしまいます。

また、購入してきた生の状態の枝豆をそのまま冷蔵保存するケースと、ゆでた状態から保存をするケースとで、対処の方法が違ってきます。枝豆は常温より冷蔵の方が長く保存できますが、様々なケースで対処法を使い分けて正しく保存するようにしましょう。

まず、枝豆を生のまま冷蔵する方法を紹介します。生の状態だと、枝豆はどんどん劣化が進んでしまうのでおすすめはできません。常温保存に比べると長期間保存ができるとはいえ、劣化の速度は非常に早いです。生の枝豆は保存に向かないと考えておきましょう。

どうしても生のまま冷蔵保存をしたい場合は、キッチンペーパーや新聞紙でしっかりと包んで、野菜室に入れて冷蔵保存しましょう。それでも劣化が進むのは早いので、できるだけ早く食べてしまうように購入する分量を調整することをおすすめします。

枝豆を冷蔵で保存する場合はゆでてからにする方がおすすめです。生の状態では劣化が早いので、冷蔵での保管には向きません。先に下ごしらえをしておくことで、後で食べるときの調理時間の短縮にもつながるなど、様々なメリットがある点もおすすめです。

枝豆をゆでてから冷蔵保存する場合は、茹でてからしっかりと水を切り、冷ましてからタッパーなど密閉容器や密閉袋に入れて野菜室に保存しましょう。購入してからできるだけ早くゆでてしまう方が、保存期間が長くなり風味と味わいを残すことができます。

最後に、枝豆を冷凍で保存する方法を紹介します。劣化が早い食材なので、できるだけ早めに食べてしまうのが鉄則です。しかし、どうしても長期間保存しなければならなくなった場合は、常温や冷蔵よりも冷凍を選択する方が風味と味わいが長持ちします。

さらに冷凍保存の場合は、先に下ごしらえをしておけば解凍をしてすぐに調理に利用できるというメリットもあります。時短につなげられる方法なので、多くの家庭で利用されている方法です。ぜひ効率よく枝豆を利用する手法を活用してみてください。

まず、生のまま冷凍保存する方法を紹介します。冷凍をする前にしっかりと水で洗い、水気をしっかりと切ってからタッパーや密閉袋などに入れて冷凍庫に入れます。下ごしらえをする必要がなく、洗ってから冷凍庫に入れるだけなので簡単です。

食べるときには、解凍することなく凍ったままの状態で沸騰したお湯に入れてゆでていきます。通常よりも長めに茹でてしっかりと解凍させます。ゆであがったら塩をふりかけて味付けをして食べられるようになります。

次に、ゆでてから冷凍保存をする方法を紹介します。冷凍保存をする前に枝豆をゆでる際には、固めに仕上げることがポイントです。ゆですぎて柔らかくなりすぎると、冷凍した際に食感が悪くなってしまいます。塩もみをしてからゆでて、しっかりと水気を切ります。

ゆでてから冷凍する場合のおすすめは、先にさやから豆を取り出してしまう方法です。食べる際には、そのまますぐに調理に利用でき、時短につなげられます。密閉容器や密閉袋に入れる際に、解凍時に利用する分量を考慮すれば、便利に利用することができます。

以上、枝豆の保存について紹介をしてきましたがいかがでしたでしょうか。枝豆を正しく保存することでおいしく食べられる期間を延ばすことができます。

枝豆は鮮度が最も大事なので、正しい処置をしておいしく食べられる期間を長くして、便利に食卓に利用するように活用していきましょう。