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白だしの代用アイテムは何がおすすめ?
使える料理が多い調味料の一つである白だしですが、うっかり切らしてしまう場合もあるでしょう。今回は、白だしが手元にない時の代用となるアイテムをご紹介していきますので、レシピの参考にしてみてください。
今回ご紹介する代用できるアイテムは、一般的な家庭で用意されている事が多い調味料が中心です。台所にある調味料を上手く使って、代用してみるといいでしょう。代用として使ったアイテムで、より美味しい料理が作成できる可能性もあります。
白だしは何からできてる?
一般的な白だしは、椎茸や昆布、鰹節から取った出汁を白醤油や淡口醤油、みりん、天日塩などに混ぜ合わせて作られています。白だしは色が薄いので、料理の彩りを邪魔しません。繊細さが求められる和食でよく利用されます。
味がしっかりしている白だしは、和食レシピで使われる事が多い調味料です。液体タイプだけでなく、粉末タイプを扱っているメーカーもあります。粉末タイプは保管場所に困らないので、ストックしておくと他の調味料の代用にもなって便利でしょう。料理によって適宜希釈して使われます。
めんつゆとの違い
白だしとめんつゆは、大きな違いがあります。白だしは1994年に板前が茶碗蒸しをもっと簡単に作りたいと要望し誕生しました。一方めんつゆは、鰹節屋が鰹節の効いた出汁を作ろうとして生まれています。成り立ちが大きく異なるといえるでしょう。
次に使われている醤油の種類が違います。白だしは白醤油で作られていますが、めんつゆは一般的な醤油で作られるものがほとんどです。醤油が番うので、香りにも違いがあります。また白だしと違いめんつゆを使った料理は、黒っぽい色が付く場合が少なくありません。
【白だしの代用品】めんつゆ
めんつゆと白だしは違いがあるものの、原材料の多くが共通しているので代用として利用できます。ただし代用として使う場合は、白だしに比べて料理の色が濃くなってしまうケースが多いので注意しましょう。色が濃くなると困るレシピは、別の代用品をおすすめします。
めんつゆは砂糖やみりんを白だしよりも多く使って作られている事が多く、代用として使うと味がめんつゆの方が甘く感じられる人もいるでしょう。白だしの代用品として使う場合、希釈して味を調整する事をおすすめします。
煮物などにおすすめ
白だしの代用としてめんつゆを利用する場合、煮物のレシピがおすすめです。食べやすい大きさに適宜切った野菜を希釈しためんつゆを代用して火が通るまで煮るといいでしょう。野菜は、めんつゆの色が移ってもいい種類を選ぶと見た目も綺麗です。
色が移ると困る場合は、白だしを使うレシピよりも希釈してめんつゆを利用するといいでしょう。味が薄く感じる場合は、塩や顆粒だしなどで調整してください。元々めんつゆも和食に多く使われる調味料なので、味も代用しても違和感を感じにくいでしょう。
【白だしの代用品】塩と醤油
白だしの代用として使える調味料は、塩と醤油です。塩と醤油であれば、自宅にある場合が多いでしょう。醤油は薄口タイプがおすすめです。濃口タイプは、めんつゆと同じく料理に色が付いてしまう可能性があります。
また白だしと同じように希釈して醤油を使うと、塩っ気が足りないと感じるレシピもあるでしょう。その場合は、味の様子を見ながら塩でカバーする事をおすすめします。関西風レシピにしたい場合は、醤油と塩に合わせて昆布だし、ほんだしも入れるといいでしょう。
希釈した白だしが味のメインの時は水を加える
シンプルなスープや煮込み料理のレシピでは、白だしを希釈して使う場合も多いでしょう。白だしがなく醤油と塩で代用する場合は、いつものレシピよりも水を多めに入れる事をおすすめします。白だしを使った時に近い味になるでしょう。
水の量は、味見をしながら調整してください。特にカブや大根といった白っぽい野菜の場合は、醤油の量が多いと見た目が白だしの時の大きく変わってしまう恐れがあります。代用として利用する場合は注意が必要です。
【白だしの代用品】ほんだし(顆粒だし)
ほんだし(顆粒だし)は、色の薄い食材を使うレシピで白だしの代用として利用する人が多いでしょう。見た目も白だしを使った時に近づけたい時に利用しましょう。色々なメーカーから顆粒だしが発売されていますが、多くは粉末にされた鰹節や昆布、塩と混合し作られています。
手間なく美味しい出汁が料理で使えるほんだしは、白だしの代用品におすすめです。賞味期限も約1年で液体タイプの調味料に比べて保管がしやすいので、重宝するでしょう。白だし以外にもめんつゆやみそ汁のだし代わりにもなるので、ほんだしをストックしておくと便利です。
醤油や塩を少量加えるとより近い味に
便利なほんだし(顆粒だし)ですが、必要最低限の味付けの物が少なくありません。そのため、料理によっては白だしを使った時に比べて味が物足りなく感じる人もいるでしょう。その場合は、醤油や塩で味付けして代用します。
ただし醤油を大量に入れると、色がついて見た目が変わってしまう可能性があります。ほんだしを代用として使うなら、醤油や塩は最低限にして調整しましょう。より白だしに近い見た目と味になります。代用として上手く利用してみてください。
【白だしの代用品】玉子豆腐・納豆のタレ
玉子豆腐や納豆のタレは、白だしの代用品として利用できます。もし冷蔵庫で使わずに眠っている玉子豆腐や納豆のタレがあれば、代用品として使って冷蔵庫をすっきりさせましょう。ただし希釈して使う白だしに比べて味が薄いタレもあるので味を見ながら調整してください。
より白だしの味に近づけたい場合は、好みの味に合わせて2つか3つまとめて利用する事をおすすめします。代用品としてより白だしに似た味わいが出せるようになるでしょう。玉子豆腐や納豆のメーカーによってタレの味も異なるので、タレが余ったら代用品として使用してみてください。
ベースとなる原材料がほぼ同じ
玉子豆腐や納豆のタレが代用品として利用できる理由は、基本的な原材料が似ているからです。玉子豆腐や納豆のタレには、かつおエキス、にぼしエキス、昆布エキスといったエキスに砂糖や醤油、塩が入っている場合が多いでしょう。
忙しくてさっと料理したい時があるという方は、余った玉子豆腐や納豆のタレをまとめておくといいでしょう。他の代用品とは違い大幅に水を足して希釈したり、醤油や塩を足したりする手間も不要で、見た目の色合いも近づけやすくなります。
白だしの自家製レシピ
白だしがない場合、代用品ではなく自家製を作る事もできます。代用品では物足りなかった時や時間がある場合は、自家製レシピを参考に作ってみるといいでしょう。なお自家製の白だしは既成の代用品に比べて日持ちしない物が多いので、早めに使い切ってください。
酒やみりん、塩、薄口醤油、昆布、鰹節を用意しましょう。大きいサイズの鍋があれば使用します。昆布、鰹節がなかったり、時間を短縮したい場合は、代用品に顆粒の合わせだしを使ってもいいでしょう。まずは、鍋に乾燥した昆布を10㎝を細かく切って水を入れ1時間程度漬けます。
鍋を弱火に掛けて、100度になる前に昆布を鍋から出しておきます。火を止めて鰹節を入れ、10分程度放置し、ざるにキッチンペーパーを置いてこしていきます。昆布や鰹節は別の料理に利用しても良いでしょう。
鍋に酒、みりんを入れて5分程度煮込みます。塩、薄口しょうゆ、先程こしただしを入れてください。もし代用品で顆粒だしを使うなら、弱火に掛ける際に味を調整しながら適量を入れておきましょう。
自家製白だしは、自分で味の調整ができるというメリットがあります。一方で自家製白だしは、作るのに手間に感じる人もいるでしょう。自家製白だしを使う際に必要な材料の醤油や塩があれば、代用品としてすぐに使えます。時間が無い時は無理をせず、代用品を活用しましょう。
なお自家製白だしを日持ちさせたい場合は、冷蔵庫で保存してください。自家製白だしは1週間程度持つので、この間に白だしを購入するといいでしょう。白だしをあまり使わない場合は、代用品を活用して利用する事も検討してみてください。
白だしがない時は代用アイテムを活用しよう!
白だしがなければ、キッチンにある代用品を活用するといいでしょう。代用できる調味料は多いので、自分の好みに合った代用品で美味しい料理を使ってみてください。自家製品も簡単に作れます。白だしを活用して、美味しい料理を楽しんでみましょう。