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パパイヤ・青パパイヤの食べ方は違う!
パパイヤは、南国の果物という印象を持つ方も多いのではないでしょうか。フィリピンなど、東南アジアの地域で主に生産されていますが、日本ではあまりなじみのない食材かもしれません。実は、パパイヤは熟す前の青パパイヤの状態でも食べられます。
パパイヤと青パパイヤの違いは、熟す度合いです。十分に熟して甘くなったものが一般的なパパイヤで、熟す前の緑色の状態が青パパイヤです。日本では、十分熟した状態で果物としての食べ方が一般的でしょう。熟す前の青パパイヤでは、料理に加えるなど他にも食べ方があります。
パパイヤってどんな果物?
そもそもパパイヤは、常緑樹に実る果実です。主な原産地は南米ですが、今では世界各国の熱帯・亜熱帯地域で栽培されています。日本では沖縄や鹿児島で生産されています。電球のように出っ張りがあるものやラグビーボールのようなものなど、形状は一律ではありません。
熟したパパイヤの食べ方は、果物としてそのまま食べるのが一般的です。一方、熟す前の青パパイヤは野菜として利用され、サラダや炒め物などの食べ方ができます。青パパイヤにはパパインと呼ばれるたんぱく質分解酵素が豊富に含まれていますが、熟すにつれて減少します。
パパイヤの食べ頃
パパイヤの食べ頃は、食べ方によって変わります。果物の場合は皮が黄色で、触って弾力がある状態です。熟したパパイヤの場合は、適当な大きさにカットして冷凍保存も可能です。冷凍した後に食べる際は、半解凍の状態でそのまま食べるか、スムージーなどにする食べ方がおすすめです。
青パパイヤは、時間が経つと熟していってしまいます。購入してから1週間を目途と考え、早めに食べきってしまいましょう。新聞紙に包み冷蔵庫に入れると品質を保ちやすいです。パパイヤは、輸入品であれば年中手に入りますが、国産のものは5~9月頃が旬となります。
【パパイヤの食べ方】切り方と食べ方
パパイヤを普段から利用していない方にとっては、切り方や食べ方がわからず手が出せない食材かもしれません。しかし、一度切り方と食べ方を覚えれば、それほど苦労することなく食べられる食材です。
ヘタや皮の剥き方などの基本的な処理方法を理解し、ぜひ日常的にパパイヤを利用してみてください。基本の切り方を理解すれば、生だけでなく炒め物やサラダなど多種の食べ方に応用できる食材です。
ヘタの部分を切り落とし縦半分に切る
パパイヤの基本的な切り方は、まずヘタの部分を切り落とします。次に、縦半分にカットしましょう。中にある種をスプーンなどで取り除き、小さめサイズのものであればそのままスプーンですくう食べ方がおすすめです。大きめサイズの場合はさらにカットしましょう。
パパイヤの皮は、そのままでも食べられますが、苦みが苦手な方は剥くと良いでしょう。皮は柔らかいため、果物ナイフなどで簡単に剥けます。切り方はお好みで問題ありませんが、一口サイズに切ると子供でも食べやすいでしょう。
レモン汁を絞ると更に美味しい
パパイヤを果物として食べる場合に、レモン汁を絞ってかけるとさらにおいしくなります。もともと酸味と甘みをしっかりと持つパパイヤですが、レモン汁をかけて酸味を増すと、甘みが強調されてさらにおいしくなります。お酒のつまみとしての食べ方をする方も多いです。
レモン汁の代わりに、柚子を絞って汁をかける食べ方も良いでしょう。レモン汁などをかけて時間が経つと、酸っぱくなりすぎるため、食べる直前にかける食べ方がおすすめです。レモン汁をかける食べ方は、お好みで量を調整しながら自分に合った分量を見つけましょう。
【青パパイヤの食べ方】切り方と食べ方
果物のパパイヤとは別に、青パパイヤにもおすすめの切り方や食べ方があります。青パパイヤは、炒め物やサラダなど野菜としての食べ方ができるため、調理しやすい切り方をすることが大切です。基本的な食べ方を理解して、ぜひ普段の食卓に活かしてみてはいかがでしょうか。
縦に切り種を取り除いてから皮を剥く
青パパイヤは、まず最初に果実を縦に切るのが一般的です。そのあと、中にある白い種を取り除きます。果物のパパイヤの種は黒っぽい色ですが、青パパイヤの種は白です。そのあと、調理に利用する箇所についている皮をナイフやピーラーなどで剝いていきます。
青パパイヤの皮は、苦みがあるものの十分食べられます。そのため、多少皮が残っていても問題ありません。青パパイヤは、表面からパパイン酵素と呼ばれる白い液体が出てくることがあります。手荒れの原因になる場合があるため、肌が弱い方はビニール手袋などがあると安心です。
水につけてアク抜きをする
青パパイヤをカットして皮を剥いた後は、水につけてアク抜きをしましょう。青パパイヤは、果物のパパイヤと比べて苦みが比較的強く感じられます。10分ほど水につけてアク抜きをすれば、苦みを抜いておいしい食べ方ができます。
10分ほど水につけた後は、ザルなどに上げて軽く水洗いをします。ペーパータオルなどで水をふき取って、そのまま料理に使いましょう。すぐに使わない場合は、密閉容器などに入れて冷蔵・冷凍保存します。必要な分量だけ調理に使う食べ方も良いでしょう。
【パパイヤ・青パパイヤの食べ方】おすすめの簡単レシピ
パパイヤや青パパイヤの基本的な食べ方や切り方を使って、簡単に作れるレシピに挑戦してみましょう。パパイヤは、デザートとしての食べ方をするイメージが強いかもしれませんが、青パパイヤを使ったレシピは意外に多いです。
輸入品であれば年中使える食材であるため、普段から簡単に調理できるレシピを覚えて、ぜひ食卓に取り入れてください。スムージーやサラダなど意外に様々な食べ方ができる食材です。自分の好みに合った食べ方をマスターして、楽しみましょう。
パパイヤのカプレーゼ
パパイヤのカプレーゼは、サラダのような食べ方ができるレシピです。カプレーゼはトマトとモッツァレラチーズを重ねますが、パパイヤを含めた食べ方をするレシピです。トマト・リコッタチーズ・熟したパパイヤ・生ハム・牛乳・オリーブオイル・塩・コショウ・バジルを用意します。
ボウルにトマト・オリーブオイル・塩を入れ、よく混ぜて冷蔵庫で冷やします。別のボウルにリコッタチーズと牛乳を入れ、泡だて器で混ぜて伸ばします。器に種を取り一口大に切ったパパイヤを乗せ、チーズと牛乳をかけトマトを汁ごと乗せます。バジルを乗せコショウをふって完成です。
パパイヤのスムージー
パパイヤのスムージーは、パパイヤの味わいをダイレクトに感じられる食べ方です。パパイヤの甘みと酸味をしっかりと味わえるおすすめの食べ方といえるでしょう。調理に手間もかからず、手軽に楽しめます。用意するのは、熟したパパイヤ・プレーンヨーグルト・はちみつです。
パパイヤの種を取って一口大に切り、密閉袋などに入れて冷凍庫で凍らせます。凍ったままのパパイヤをフードプロセッサーに入れ、プレーンヨーグルトとはちみつを入れて混ぜます。グラスに注げば完成です。凍ったパパイヤを残しておき最後に乗せた食べ方も、おしゃれでおすすめです。
ソムタム
ソムタムは青パパイヤを利用したタイのサラダで、エキゾチックな味わいが楽しめる食べ方です。お好みで好みの食材を加えてアレンジする食べ方も楽しめます。用意するのは、青パパイヤ・いんげん・にんじん・ミニトマト・桜エビ・ピーナッツです。お好みでパクチーを用意しましょう。
青パパイヤは千切りにして水にさらし、水気をふき取ります。いんげんは斜め切り、にんじんは細切り、ミニトマトは4等分にします。ボウルに砂糖・ナンプラー・レモン汁・おろしにんにく・唐辛子を入れて混ぜ合わせて調味料とします。
青パパイヤとにんじんを調味料のボウルに入れ、ごま油・茹でたいんげん・ミニトマトを加えて軽く混ぜ合わせてから器に盛りつけます。桜エビや砕いたピーナッツ、パクチーを乗せて完成です。お好みで入れる食材を変えた食べ方ができるレシピといえるでしょう。
青パパイヤのカレー
青パパイヤを使って、カレーとしての食べ方も可能です。定番の具材であるジャガイモの代わりに青パパイヤを使い、一味違ったカレーの食べ方ができるでしょう。用意するのは、鶏もも肉・青パパイヤ・にんじん・玉ねぎ・カレールーです。
青パパイヤは一口大に切り水にさらしアク抜きをします。鶏肉は一口大に切り、にんじんは1cm角に、玉ねぎはみじん切りにします。鍋で鶏肉を炒め、火が通ったら他の具材を入れます。水・カレールー・ケチャップ・中濃ソースの順に入れ煮込めば完成です。
お皿にご飯を盛り、できたカレーをかけて食べます。柔らかく優しい食感の青パパイヤを楽しめる食べ方です。一味違うカレーの食べ方を取り入れたい場合におすすめです。
パパイヤ・青パパイヤの色々な食べ方を楽しもう!
パパイヤは、デザートとしての食べ方だけではなく、サラダや炒め物などさまざまな食べ方ができます。また、果物のパパイヤだけでなく青パパイヤを使った食べ方も魅力的です。
今回紹介したレシピを参考にして、ぜひお好みの食べ方を見つけてみてください。年中利用できる食材であるパパイヤを、最大限に活用してみてはいかがでしょうか。