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日本の食卓に欠かせない万能調味料「味噌」
味噌は日本の食卓には欠かすことのできない調味料です。「一汁一菜」とは粗食を意味する言葉ですが、どんな粗食でも味噌汁は必ずついてきます。味噌は日本人にとっては定番の調味料です。
一汁一菜は今では食べ過ぎを防ぐ、健康的な食べ方ともされています。昔の日本人の食卓は、一汁一菜がほとんどだったので、高血圧や肥満はいなかったと言われています。また、味噌は今は調味料として使われていますが、昔は味噌はおかずの一つとして使われる、定番食品でした。
味噌は畑の肉と言われる大豆を使って作るのでたんぱく質が豊富で、酵素によって分解されて、大豆にはないアミノ酸やビタミンがたっぷり作られます。およそ25種類の栄養素が含まれている、スーパーフード味噌。こんなに栄養素が含まれている食べ物は、なかなか存在しないのです。
この味噌を使って、おいしい味噌汁やその他のおかずを作る和食のヘルシーさは、世界中から注目されています。今味噌は、海外でも調味料として大変多く使われている、人気調味料です。
味噌を使った簡単でおいしい人気の料理を紹介!
今日は、味噌汁ではなく、味噌を使ったとてもおいしいそれも簡単にできる人気の料理をご紹介しましょう。味噌はどの家庭にもある万能調味料です。栄養たっぷりの味噌を使って、おいしいヘルシーなおかずを作ってみましょう。
意外と知らない!味噌の魅力!
味噌は誰もが使っている定番調味料ですが、味噌には以外と知られていない魅力がたくさんあります。何気なく定番で使っている味噌には、素晴らしい栄養素がたくさん含まれていて、ぜひ毎日の食生活に大いに活用していただきたい食品です。
日本料理に欠かせない!味噌の種類は?
日本料理には欠かせない味噌には、どんな種類があるのでしょうか?スーパーに行くといろいろな味噌がたくさん並んでいますが、メーカーの違いだけではなく、味噌の原材料や作り方などから、味噌の種類は分かれるのです。
味噌は、「大豆」「塩」「麹」から作られます。蒸した大豆に混ぜられる麹には、米で造られた「米麹」、麦で作られた「麦麹」、豆で作られた「豆麹」という種類があります。
それによって作られた味噌は「米味噌」「麦味噌」「豆味噌」と種類が別れます。一般的にスーパーなどで流通している味噌は米味噌です。
味噌は、大豆や麹のたんぱく質と糖分によって、褐色物質を生み出すメイラード反応というものが起こり、これによって味噌には色が付きます。例えば、蒸した大豆を長期間、高温で熟成させて作った味噌は赤くなります。
これが「赤味噌」と呼ばれるもので、赤味噌は熟成期間が長いので、塩分濃度が濃いものが多いです。また長く熟成されることによって、大変コクが強いです。
一方白味噌は、大豆を茹でてたんぱく質や糖分を流し出したものに、着色が薄い麹や精白米の麹を使って、短期間の熟成で作ります。短期間の熟成のため、白味噌に使う塩は赤味噌と比べると大変少なく、麹の甘味で白味噌はとても甘いです。
いつごろから味噌料理は発展したの?味噌の発祥と歴史
味噌は中国から伝来したもの、日本独自の文化で発達したもの、大豆原産国の韓国で誕生したものと三つの説があります。
中国には、豆板醤、甜麺醤など味噌と同じ種類の「醬」がたくさんあります。また韓国には、コチュジャン、テンジャンなどいろいろな種類の味噌があり、テンジャンを使った味噌汁が飲まれています。
日本には、味噌は縄文時代からあったという説まであるのです。具体的にどの国で最初に作られたものかははっきりしませんが、味噌は古来より人々に愛されてきた、大切な食物でした。
日本では、昔の味噌は、調味料としては使われておらず、そのまま食べたり酒の肴として使われていた食料品でした。今も味噌を使ったみそピーやネギみそなど、おかずとして食べるみそもたくさんあります。
味噌の正しい保存方法は?
味噌はどのように保存すればいいのでしょうか?味噌はたとえ開封していないものでも、冷蔵庫に保存しておくのが理想的です。味噌は塩分が多いので腐ることはありません。しかし温度の変化や紫外線などによって、味や香りは変化してきます。
冷蔵庫に入れて、開封をしたら表面にラップなどをかけて空気と触れないようにすることによって、味噌の味と香りが変化するスピードをだいぶ遅らせることができます。市販の味噌の表面に薄紙が付いていますが、なるべく味噌に空気が触れないようにするためのものなのです。
味噌は冷凍庫で保存することもできます。冷たいうちはちょっと硬めになりますが、そのうち普通の味噌の硬さに戻ります。味噌は直射日光の当たらない、低い温度で保存することをおすすめします。
絶対覚えたい!味噌を使った定番おかずレシピ!
味噌を使うといろいろな食材が使えて、たちまちおいしい料理ができます。味噌を使ったレシピは覚えておいて得なことばかりです。味噌を料理に使うと、例えば肉類の下味として使った場合、大変柔らかく仕上がります。味噌は和風料理の定番ですが、洋風の料理にもおいしく使えます。
例えばチーズと味噌をあわせた料理は大変おいしいです。みりんを混ぜた味噌にチーズをつけると、感激するほどおいしい晩酌のおつまみが出来上がるのは有名です。
チーズと味噌を使った料理のレシピとして、厚揚げを使ったものがおすすめです。厚揚げに味噌とチーズを乗せてトースターで焼いてみてください。絶品のおつまみが出来上がります。
また、味噌は他の調味料とも大変合わせやすいです。例えばマヨネーズと味噌はとても相性がいいので、料理の味付けとして活用できる絶妙の組み合わせレシピですし、グラタンなどのホワイトクリームと合わせた料理もおすすめです。
味噌自体にも旨みがたっぷりありますが、味噌を使った料理はコクが出て、素材のおいしさを活かしてくれるので、料理のレベルが一段アップします。味噌を使った定番のおかずレシピ、ぜひレパートリーに加えてください。
【味噌料理】なすの味噌炒めレシピ
味噌料理の一つ目のレシピは、なすの味噌炒めです。この料理はなすが味噌と絡んでトロトロに仕上がる、大変おすすめのレシピでつくり方もとても簡単です。ご飯のお供、そしてお弁当のおかずにもなる簡単レシピです。
なすの味噌炒め二人前のレシピに必要な材料は、使う野菜はなす3本、ピーマン2個、合わせ味噌の材料として、味噌、砂糖各大さじ1と1/2、みりん大さじ1、醤油大さじ1/2、ごま油適量をご用意ください。
まずピーマンのへたと種を取って一口大に切ったものを、合わせ調味料の中に入れて全体を混ぜ合わせます。なすもヘタを取って一口大に切り、器に入れて油をまわしかけます。なす全体に油をよくなじませてください。
なすは炒めるときにとてもよく油を吸う野菜です。なすを料理するときには、こうして最初に油をまわしかけておくと、油の量を控えることができます。
フライパンでなすを中火で炒めてください。なすに火が通ったら、合わせ調味料と混ぜ合わせてあるピーマンをすくい取ってフライパンに加えて炒めてください。もし炒めている最中に野菜から水分が出てくるようでしたら、キッチンペーパーで吸い取ってください。
ピーマンに火が通ったら、残っている合わせ味噌をまわしかけ、ざっと炒めたら出来上がりです。この料理はたいへん手軽に作れるレシピで、入れる野菜もお好みで選べます。葉物野菜はビタミンやカロチンが豊富なので、レシピに加えていただきたい材料です。
【味噌料理】サバの味噌煮レシピ
味噌料理として定番なのが「サバの味噌煮」です。このレシピは家庭料理の献立としても人気がありますし、定食屋で食べるメニューとしてもお気に入りの料理にあげる人がとても多いです。
サバ、イワシ、サンマなどの青魚はDHAとEPAがたくさん含まれているので、これは体内で作ることができない「必須脂肪酸」です。氷点下でも凍結することのないこの成分は、健康維持にとても大切なものだとして注目されています。
25種類の栄養素を持った、健康の保持には欠かせない味噌と、必須脂肪酸を含む鯖を使った料理は、理想的なコンビネーションのレシピです。
味噌料理の定番、サバの味噌煮二人分のレシピに使う材料は、サバの切り身2枚(約200グラム)、ネギ1/2本、生姜1/2かけ、水200cc、味噌大さじ2、酒大さじ3、みりん大さじ2、醤油大さじ1/2、砂糖大さじ1です。
味噌料理、サバの味噌煮のレシピは、使う材料もとても少なく簡単にできる料理です。ネギは4cmの長さに切って、生姜は千切りにします。フライパンに水を入れて沸騰させ、そこに酒、みりん、醤油、砂糖、ネギ、生姜を加えてもう一度沸騰させます。
皮目に浅く切れ込みを入れたサバの皮側を上にして、煮汁をスプーンでかけながら中火で煮ます。サバの色が変わったら落し蓋をして弱火で5分ほど煮込んでください。
次に煮汁に味噌を溶き入れて、再び落し蓋をして10分に込めば出来上がりです。ご飯のおかずにぴったりな簡単レシピです。料理は手の込んだものももちろん美味しいですが、簡単に美味しくできる料理のレパートリーが多いと、毎日作る食事には大変ありがたいです。
ササッと一品!すぐできる味噌を使った副菜レシピ!
料理をしていてもう一品何かがあったらと思うことは多いです。時間もないし、手軽にできるレシピがあったらありがたいのですが、そんな時に味噌を作ってもう一品料理を追加することができます。ささっと出来る副菜レシピをご紹介しましょう。
ツナとほうれん草の味噌和え
ほうれん草とツナの缶詰があればさっとできてしまう簡単レシピです。ほうれん草は野菜の中でも栄養価の高く、料理に頻繁に取り入れていただきたい野菜です。
ツナとほうれん草の味噌和え、二人前のレシピに使う材料は、ほうれん草1束、ツナ缶ひとつ、味噌大さじ1、砂糖小さじ1/2、いりごま小さじ1です。
ほうれん草を茎を下にしてお湯に入れて1分茹でて、水にさらして水気を絞り5cmに切ります。ほうれん草の根元を切る人は多いかもしれませんが、ほうれん草の根元は一番栄養があります。
味噌和えのレシピに使わなかったとしても、味噌汁に入れるとか、他の料理に使い回すことができるので、捨てずにとっておきましょう。
味噌、砂糖、いりごまを混ぜ合わせて、ほうれん草とほぐしたツナ缶を混ぜ合わせたものと和えて出来上がりです。とても手軽なレシピです。
にんじんとさつまいもの味噌和え
根菜を使った簡単にできる料理もあります。味噌を使ったレシピは根菜にもとてもよく合います。お弁当に入れてもぴったりな料理です。
にんじんとさつまいもの味噌和え二人前のレシピに使う材料は、にんじんとさつまいも各80グラムずつ、にんじんだったら約半本です。味噌、みりん各大さじ1、砂糖小さじ1、醤油小さじ1/2、いりごま小さじ1です。
にんじんやさつまいもは皮と身の間に栄養が凝縮しています。どちらもブラシでよく洗って皮ごと食べる事がすすめられていますが、もちろんお好みで皮をむいていただいても結構です。たださつまいもの皮は料理の彩りになる事も多いです。
にんじんとさつまいもを細く千切りにして、耐熱ボウルに入れてラップをかけ、500Wの電子レンジで3分加熱します。あとはあわせた調味料といりごまを和えて出来上がりです。一品足りない時にあっという間に作れる料理です。
次の料理は、簡単中の簡単、でも晩酌のつまみにだってなる便利料理です。簡単にできる副菜のレシピをどんどんレパートリーに増やしたいものです。
味噌キャベツ
味噌キャベツ二人前のレシピに使う材料は、それこそ「味噌」と「キャベツ」だけです。時間もかからない簡単レシピで申し訳ないくらいです。
キャベツ100グラムを洗って角切りにしたら、鍋に味噌大さじ1と一緒に入れて蓋をして中火にかけます。キャベツから水分が出てきますので、火を弱めてキャベツの水気で味噌を溶かして下さい。味噌を溶かして全体を混ぜ合わせたら、また蓋をして弱火で3分ほど火を通してください。
キャベツは火を通さなくても食べられますし、このレシピに柚子胡椒や七味唐辛子をプラスすると、晩酌のつまみにピッタリです。
絶品!味噌を使った作り置きレシピ!
その時に食べるだけの料理以外に、作り置きが出来る料理はお弁当のおかずにしたり、別の日の献立に加えたりと大変役に立ちます。味噌を使った作り置きが出来るレシピを幾つかご紹介しましょう。
ホクホク新じゃがのねぎ味噌炒め
毎年の新じゃがの季節には、いろんな料理に使って楽しみたいです。ホクホク新じゃがのねぎ味噌炒めは、大人気のレシピです。とても簡単なので、是非作っていただきたい料理です。
ホクホク新じゃがのねぎ味噌炒め二人前のレシピは、新じゃがいも5つ、あさつき適量、水、砂糖、みりん、酒各大さじ1、味噌大さじ2と1/2です。
新じゃがは皮をむいて半分に切り、さっと水洗いをしたら耐熱容器に入れてラップをして500Wのレンジで3分ほど加熱します。フライパンに油を敷いて両面さっと炒めたら、大さじ1の水を入れて弱火にして4分ほど蒸しあげます。
調味料を全部混ぜ合わせたものを入れて、全体に絡めてください。お皿に盛ってあさつきを散らせば出来上がりです。粗熱が取れたらフタ付きの器に入れて冷蔵庫に入れておけば、三日間は保存ができる便利料理です。
使い回しが楽しい肉味噌
このレシピは、絶対にお試しいただきたいオススメレシピです。肉味噌はそのまま食べても美味しいですし、ご飯のおかずはもちろん、ラーメンのトッピングに使ったらそのおいしさはたまりません。
肉味噌は冷凍庫に入れておけば一ヶ月保存ができる料理なので、たっぷり作り置きをしておきたいレシピです。
肉味噌のレシピに使う材料は、豚ひき肉300グラム、玉ねぎひとつ、おろしにんにく、おろし生姜各小さじ1、ごま油大さじ1。そして、水100ml、酒大さじ2、赤味噌、みりん、砂糖各大さじ3、鶏がらスープの素小さじ1、ごま油大さじ1です。
フライパンにごま油を敷いて、おろしにんにくとおろし生姜を炒め、香りがたったらみじん切りにした玉ねぎを炒めます。玉ねぎが透き通ってきたら豚ひき肉を入れて更に炒めます。
ひき肉の色が変わったら、水と調味料全てを入れてヘラで混ぜながら水気を飛ばします。水気が飛んだらごま油を回しかけて、ざっと炒めあげたら完成です。
このレシピはピリ辛が好きな方は、細かく切った赤唐辛子をニンニクと生姜と一緒に炒めたり、最後の回しかけるごま油をラー油にするといいでしょう。おにぎりの具にも使えるレシピです。
味噌を使ったレシピを覚えて料理の幅を広げよう!
味噌を使ったレシピは、材料の数だけあると思っていいでしょう。味噌のレシピは大抵どんなものにも応用できることが多く、検索すると味噌のレシピは10万を大きく超えるレシピが登場します。味噌汁以外のみそを使ったレシピを覚えて、料理のレパートリーを増やしましょう!