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滋賀・長浜市のサラダパンが美味しいと話題!
滋賀県長浜市で、1951年から長浜市民の胃袋を満たしてきたパン屋「つるや」が販売している「サラダパン」は、サラダが挟まっていないのにサラダパン、意外な具なのに美味しいと様々な方面で話題になりました。
いったい長浜のサラダパンにはどんな具が挟まっているのか、発売開始以来50年以上も、長浜市民に愛されているサラダパンの美味しさと人気の秘密を本記事では解き明かしていきます。
テレビでも注目のご当地B級グルメ
サラダパンが長浜市民の間だけでなく、全国的に注目を浴びるようになったのは、2014年にテレビで、滋賀県長浜市のご当地グルメとして放映されたことがきっかけです。
その日の番組終了直後、つるやにはサラダパンに関する問い合わせ、通販注文が殺到し、たった一夜にして長浜のB級グルメとしてサラダパンは全国区レベルまで名を広めます。人気っぷりは凄まじく、生産が追い付かないと通販が一時的にストップしたこともありました。
サラダパンは長浜市の「つるやパン」で製造・販売
サラダパンを販売しているお店、つるやパンは戦後長浜市に始めて出来たパン屋で、その歴史は70年にも及びます。サラダパンで全国的に有名になりましたが、つるやの商品はサラダパンだけではなく、30種以上のパンを作っており、多くのロングセラー商品も作られています。
同じ長浜市内に専門店もあるほどの人気となっている、つるやの「まるい食パン」や、まるい食パンを使って作られた「サンドウィッチ」等、サラダパン以外にも注目していただきたい長浜市に来たら寄っておきたいおすすめのパン屋と言えるでしょう。
長浜市で昔からサラダパンが人気な理由は?
では、サラダパンは一体どのような具が入っているパンで、長浜市の人々がサラダパンを愛してやまない理由は一体どんなものなのでしょうか。
サラダパンの具はたくあんのマヨネーズ和え!
気になるサラダパンの具はというと、なんと千切りにしたたくあんをつるや特製のマヨネーズで和えた、シンプルなたくあんのマヨネーズ和えなのです。
一見合わないように感じる組み合わせですが、つるやのふんわりと柔らかく優しい甘みのあるパンに、酸味を抑えたマヨネーズと、ポリポリとした食感のたくあんが絶妙なバランスでマッチするのです。
サラダパンは具のインパクトを注目してしまいがちですが、長浜市の方々は、何よりつるやのパンの味を愛しているのです。
甘く柔らかく、老人から子供まで食べやすい、長浜市に長く住んでいる方が小さい頃から慣れ親しんだ味を守り続けていることが、つるやが長浜市で愛されている大きな理由と言えるでしょう。
サラダパンの誕生秘話
たくあんのマヨネーズ和えが具で、何故サラダパンというネーミングなのか、気になった方もいるでしょう。この疑問を解き明かすには、サラダパンの誕生秘話を知るのが一番です。
サラダパンは、長浜市で唯一のパン屋だったつるやの利用客が「甘いパンだけでなく、おにぎりのような感覚で食べれる甘くないパンも欲しい」と要望を出したところから開発が始まります。
初代店長の奥様が、当時生のまま食べられるという触れ込みで発売した「サラダ油」にいたく感動し、「サラダ油を使ったパンを作ろう」と思い立ったことから、パンの命名がサラダパンになったといいます。
サラダ油を使い、自家製マヨネーズを作ったところで、このままだと胃への負担が大きそうと思い至り、対策を講じようとします。この時、胃薬のキャベジンの主原料がキャベツだと知り、胃薬の原料なのだから胃にも良いだろうという理由でキャベツをマヨネーズと共に挟んだそうです。
初代サラダパンは現在よりもサラダらしい、キャベツが具でした。では、何故急にキャベツがたくあんへ変貌したのでしょうか。
初代サラダパンも順調に人気となり、周辺に卸販売するようになりますが、そこで問題が発覚します。なんと、1日経つと挟んだキャベツから水分が出てきてしまい、パンがだめになってしまうという致命的なものでした。
マヨネーズと相性が良く、水分が出ない、食感が良い物を考え、たまたま自宅にあったたくあんを使ってみたところ以外にも相性抜群だったのです。条件もぴったりということで、サラダパンが、今と同じたくあんのマヨネーズ和えの具へとなり今のサラダパンが完成しました。
滋賀・長浜市に行くならサラダパンをゲット!
サラダパンは一風変わっていますが、とても美味しいB級グルメです。長浜市で長く愛されている長浜市のソウルフードは、インパクトだけでなく味もとても良いので、是非1度食べてみてください。長浜市まで行けずとも、つるやは通販も行っているので、利用してみることをおすすめします。