基地の街沖縄コザの観光・グルメ・遊び・ホテルおすすめ11選!夜の治安はどう?

基地の街沖縄コザの観光・グルメ・遊び・ホテルおすすめ11選!夜の治安はどう?

米軍基地がある街、沖縄市コザには、その歴史が育んだ独特な文化や遊びスポットが沢山あります。街では海外情緒溢れる店が目立ち、外国人とも盛んに交流することができます。ここでは沖縄市コザのおすすめ観光スポットを11選と、夜の治安について触れながらご紹介します。

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    記事の目次

    1. 1.沖縄市コザは日米の文化が融合した街
    2. 2.沖縄市コザのおすすめ観光スポット
    3. 3.子供も楽しめる沖縄市コザの観光スポット
    4. 4.沖縄市コザのおすすめホテル
    5. 5.沖縄市コザのおすすめグルメスポット
    6. 6.沖縄に行ったらコザの不思議な魅力を感じてみては?

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    沖縄市コザは日米の文化が融合した街

    フリー写真素材ぱくたそ

    沖縄市コザは、近隣に米軍基地があることから、日本にありながらアメリカ文化も強く漂っている街です。かつて沖縄本島中部の中心都市として発展していたコザ市は、その後美里村と合併し沖縄市となり消滅しましたが、市の中心部は未だ「コザ」の愛称で呼ばれています。

    英語表記のお店が多く、日本にいながら海外に来たかのような体験ができるコザには、他にはない色々な観光スポットがあります。

    コザは米軍基地の街

    Photo by IAN Chen

    沖縄県はかつて米軍の統治下にあり、様々な場所に米軍基地が点在していますが、中でもコザ市はその影響を色濃く受けた街です。コザはもともと農業などで生活していた一般的な村でしたが、極東最大の米軍基地が出来てからは多くの人々が集まりました。

    そのためコザでは米軍人相手の商売がとても発達しており、米軍人は対価として多くのお金をコザにもたらしたため、飛躍的な発展を遂げています。今でもアメリカの文化が強く漂うコザには、米軍基地とは切っても切れない関係がありました。

    夜はディープな顔を見せる街

    Photo by kazamatsuri

    今でも地域の36%を米軍基地が占めているコザでは、夜にはアメリカ人と日本人が一緒に盛り上がれるようなグルメスポットやロックバーなどが営業を開始します。横文字の多い看板や色々な人種の人達が闊歩しているコザの夜はまさに独特の雰囲気を漂わせています。

    この街には夜の治安面の面倒を避けるため、日本円からドルへの両替所も設置されています。夜のコザでロックを聞きながらビールをドル紙幣で払うという、まさにこの街でしか出来ない独特な文化を楽しむことが出来ます。

    コザの治安は?

    Photo byPexels

    歓楽街的な雰囲気を持つ夜のコザは、やはり治安があまり良いとは言えません。夜のコザは場所によってはアメリカのスラム街のような場所も存在しており、海外の人が客引きをしている光景もよく見かけます。夜にコザを観光する際は、治安の悪い場所を予め知っておき、人の多い場所を選んで遊ぶことで、楽しく安全に観光することが出来ます。

    那覇空港からのアクセス

    Photo by Nao Iizuka

    那覇空港からコザへ向かう場合は、レンタカーかバスを使うのが一番おすすめです。バスは那覇空港国際線ターミナルより、「やんばる急行バス リゾートホテル・ベル・パライソ行」もしくは120番「名護西空港線 名護バスターミナル行」に乗車し、コザ駅下車で到着します。また、レンタカーで向かう場合は、高速道路を使用した場合約47分で到着します。

    沖縄市コザのおすすめ観光スポット

    Photo by Kobetsai

    戦争の苦難を乗り越えてきたコザには、沖縄の伝統と異国の文化が時代を超えて混ざりあった独特な文化が生きています。沖縄の方言で「ごちゃ混ぜ」の意味から、チャンプルー文化とも呼ばれるこの文化は、コザの観光スポットにも色々な影響を与えています。

    また、昼と夜で全く違う顔を持つ歓楽街のような一面も持っています。ここでは、時間と場所で多種多様な一面を楽しめる沖縄市コザの、おすすめ観光スポットをご紹介していきます。

    ちゃんぷるー市場

    フリー写真素材ぱくたそ

    JAおきなわファーマーズマーケット「ちゃんぷる~市場」は、安くて有名な野菜直売所です。店内には新鮮な野菜が所狭しと並んでおり、全ての農作物には出荷元が記載されているため安心して購入することが出来ます。野菜だけではなくお弁当も格安で販売されており、見るからに1つでお腹いっぱいになりそうなお弁当が300円前後で販売されています。

    住所 沖縄県沖縄市登川2699
    電話番号 098-894-2215

    コザゲート通り

    Photo byPublic_Domain_Photography

    「コザゲート通り」は、米軍基地の出入り口を起点とした通りです。コザの表玄関とも言えるコザゲート通りは、外国人向けの店や外国人が経営している店などが多く、異国の文化が特に色濃く感じられる場所です。

    横文字の看板と海外ならではの壁画など、沖縄にいながらも海外の風景を感じられるコザゲート通りは、観光スポットのみならず撮影のスポットとしても根強い人気を持っています。

    比謝川

    Photo by Kentaro Ohno

    「比謝川」は、沖縄本島中部を流れる川で、沖縄本島で最大の流域面積を持っています。比謝川ではマングローブツアーを楽しむことができ、沖縄の動植物や赤土、石灰岩の地層などを見ることが出来ます。比謝川は水深がかなり深い川で、最大で10m程の深さを誇っており、沖縄県で唯一干潮時でもマングローブツアーを行える場所でもあります。

    子供も楽しめる沖縄市コザの観光スポット

    Photo bysathyatripodi

    沖縄市コザは夜の街のイメージが強く、外国人が多いためどうしても治安が良くないイメージが大きくなっています。特に治安の面に不安が大きいと、子供を連れて来るのに抵抗がある人が多いです。

    しかしコザには子供でも楽しめるような観光スポットが沢山あり、時間と場所を適切に選べば治安の心配もほとんどありません。ここでは子供でも安心して楽しめるような沖縄市コザのおすすめ観光スポットをご紹介します。

    沖縄こどもの国

    Photo by 加蛋不加價

    「沖縄こどもの国」は、約200種類の動物が飼育されている動物園を中心とした、3つの施設からなる県内有数の大型テーマパークです。園内には見渡す限りに熱帯の花が植えられており、一般的な動物の他ヤクシマザルや琉球犬などの珍しい生き物を見ることが出来ます。また、乗馬体験をすることもでき、馬はとても小柄でなんと2歳から参加することが出来ます。

    園内にある「沖縄市ふるさと園」では、明治から大正にかけての生活様式が復元されており、紅型体験や沖縄そば作りなどをノスタルジックさを感じさせる家の中で体験することができます。

    住所 沖縄県沖縄市胡屋5丁目7−1
    電話番号 098-933-4190

    東南植物楽園

    Photo byVIAJESUNION2

    「東南植物楽園」は、水上楽園と植物園に分かれており、他ではあまり見ることができない亜熱帯の植物を観ることができます。園内には長いもので高さ20m程にも達し、その名の通り真っ赤な樹液を持つ「竜血樹」や、アフリカやマダガスカルにある独特な形を持ち樹齢数千年に達するものもある「バオバブ」など、他では滅多に見られないような亜熱帯の植物が見どころです。

    他にもウォーキングツアーや、グラスの中に小さな植物園を作るボタニック・ボトリウム体験、釣り堀などがあり、子供から大人まで色々な楽しみ方を味わえる観光スポットです。

    住所 沖縄県沖縄市知花2146
    電話番号 098-939-2555

    沖縄市コザのおすすめホテル

    Photo byLoboStudioHamburg

    異国文化が混ざる沖縄市コザでは、治安の心配や夜のコザを楽しむためにホテルを取る人も多いようです。コザのホテルにはアメリカ調のお洒落なデザインを持つ客室など、異国文化の影響を感じられる所が多々あり、泊まるだけでも楽しめるようなホテルがいっぱいあります。ここではそんな沖縄市コザのおすすめホテルを数種類ご紹介します。

    オキナワ グランメールリゾート

    Photo bybottlein

    「オキナワグランメールリゾート」は、全室で開放感溢れるオーシャンビューを楽しむことができ、部屋は平均40㎡の広々としたスペースを持つ沖縄市コザ有数のリゾートホテルです。

    レストランは気分によって選べる2種類が用意されており、沖縄料理店とアメリカンフードを楽しめる店があるところもコザらしさを感じさせます。また、スタッフの対応がとても良いと観光客に評判があるのも大きな魅力の一つです。

    オキナワ グランメールリゾート

    沖縄県 沖縄市与儀2丁目8番1号

    ライカムクリスタルホテル

    Photo by15299

    「ライカムクリスタルホテル」は、沖縄最大のショッピングモールの近くにあるホテルで、その立地は色々な観光地へのアクセスがしやすいのが特徴です。ソーキそばなどが食べられるルームサービスや簡単な朝食をつけられるなど、嬉しいサービスも多くあります。部屋のお風呂はとても多く、ミストサウナがついているのもとても魅力的です。

    ライカムクリスタルホテル

    沖縄県沖縄市与儀2-19-11

    ホテル コザ

    Photo byOlichel

    「ホテル コザ」は、万全のセキュリティとお年寄りの方でも入りやすいバリアフリー設計の部屋が特徴のホテルです。ホテルコザは正面玄関、エレベーター、客室の3箇所をカードキーで管理しており、深夜は出入り口が完全にロックされているため治安を心配する必要はないでしょう。

    モダンな雰囲気の部屋内は車椅子での移動がしやすいよう設計されており、セキュリティも合わせてとても安心して泊まることができます。また、枕を7種類から選べるなど、とにかく要所に優しい心遣いを感じるホテルです。

    沖縄市コザのおすすめグルメスポット

    Photo by nekotank

    沖縄市コザのグルメスポットは、地元民や観光客のみならず米軍関係者なども利用するため、海外の人にも美味しく食べられるようなグルメが多くなっています。店内は日本人と外国人が入り乱れ、独特な雰囲気を放っています。ここではコザの独特な文化が育んだ万人に親しまれるオススメグルメスポットを数種類ご紹介します。

    パヤオ直売店

    Photo by kimishowota

    「パヤオ直売店」は、沖縄市中城湾の泡瀬漁港内にある漁港直営店です。沖縄近海でとれた新鮮な海鮮グルメを目当てに、地元民や観光客などでとても賑わっています。パヤオ直売店には米軍関係者も訪れるようで、コザらしい異国の雰囲気も纏っています。

    魚の販売所では見たこともないような色をした魚もおり、少し抵抗があるが食べてみたいと思わせるような見た目をしています。購入した魚は新鮮なまま食堂で料理してもらうことができ、初めて見た魚の海鮮グルメを味わう事ができます。また、定期的に行われるマグロの解体ショーでは大きなマグロを三枚おろしに解体する迫力満点のシーンを見学することができます。

    おすすめメニュー

    パヤオ直売店のおすすめメニューは「イセエビウニ焼き定食」です。名前からも豪華さを感じさせるイセエビウニ定食は、伊勢海老にウニを塗ったものをグリルした贅沢な一品です。定食には味噌汁と新鮮な刺身がついており、何度も食べに来る観光客も多い贅沢グルメです。

    パヤオ直売店

    沖縄県沖縄市泡瀬1-11-34 泡瀬漁港内

    鉄板焼ステーキハウス 四季 本店

    Photo byMeineMaennerwelt

    「ステーキハウス 四季」は、赤と黒の色調の椅子が特徴的な、高級感溢れるステーキ店です。沖縄市にある園田本店は創業1972年の老舗であり、地元客や観光客、近くにあるコザミュージックタウンの影響で外国人の客で賑わっています。

    目の前の磨き上げられた鉄板で直接焼いてくれるため、とても食欲をそそります。目の前で焼き加減を聞いてもらえるため答えやすく、そのとても柔らかい肉はすんなりとお腹に入っていき、想像以上の量を食べてしまえそうなお店です。

    おすすめメニュー

    ステーキハウス四季のおすすめメニューはランチメニューのリブアイステーキの定番セットです。200グラムで1650円とお手頃な価格でがっつりと食べることができ、目の前で焼かれるリブアイステーキはとても美味しそうな香りを漂わせています。

    目の前で様子を見ながら好きな焼き加減を選び、専用のソースで食べるその肉はとても柔らかく高い満足感を持っています。また、ランチメニューにはスープ、サラダ、パン又はおかわり自由のライス、コーヒー、紅茶が付いています。

    鉄板焼ステーキハウス 四季 本店

    沖縄県沖縄市園田3-1-25

    チャーリー多幸寿 アベニュー店

    Photo bystina_magnus

    「チャーリー多幸寿(たこす)」は、ライブなどが多いコザにぴったりな、外国人客も多い老舗タコスグルメ店です。夜になると米軍関係者もよく利用するチャーリー多幸寿は、1956年創業の老舗で沖縄初のタコス店とも言われています。

    タコスはビーフ、チキン、ツナの3種類から選ぶことができ、他にはタコライスやパスタなどもあり、まさにコザの雰囲気にあったグルメ店と言えます。

    おすすめメニュー

    チャーリー多幸寿のおすすめメニューはビーフタコスです。山盛りにされた千切りレタスの下にはトマト、スライスチーズ、タコミートが所狭しと盛られ、タコスの皮は丁度よい柔らかさで揚げられています。

    タコミートの味は濃い目ですが、レタスやトマトの水気と相まってとても丁度よい濃さに仕上がっています。ついてくる特製ソースはスパイシーで酸味があり、たっぷりとかけて食べるとビールと一緒に沢山食べてしまいそうなグルメです。

    チャーリー多幸寿 アベニュー店

    沖縄県沖縄市中央4-11-5

    沖縄に行ったらコザの不思議な魅力を感じてみては?

    Photo by sunoochi

    沖縄市コザの紹介はいかがでしたでしょうか。コザは昼と夜で全く違う顔を見せるのが特徴で、訪れる時間で色んな楽しみ方が出来るのが魅力的です。

    夜のコザは治安の面で不安がある方もいますが、場所を間違えなければとても楽しく賑やかな場所です。治安の悪い場所は避け、異国文化溢れるこの街でしか出来ない外国人との交流や美味しいグルメなどを楽しく堪能しましょう。

    ReNya
    ライター

    ReNya

    北海道在住のライター。仕事では食品関係に携わっていたため、特に美味しいグルメに関心があります。

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