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レンジは簡単調理に欠かせないアイテム
電子レンジが日本に普及してからどれくらいたったでしょうか。今や電子レンジは、毎日の食事作りには欠かせない必須アイテムと言っても過言ではないでしょう。
作り置きおかずや冷めた料理を温めるだけでなく、根菜類の下茹でから、冷凍肉の解凍まで、電子レンジがあれば、時間のかかる煮物や蒸し料理も簡単にできるのが魅力です。
最近では、レンジ機能だけでなくオーブン機能やグリル機能、スチーム機能のついている電子レンジもあり、揚げ物調理までできるレンジも販売されていてより一層便利になっています。
基本のレンジ機能のみであってもほうれん草やブロッコリーなど野菜の下茹でには、鍋で茹でるよりもラップ等にでくるんで電子レンジで加熱するほうが、ビタミンなど野菜の栄養分を損なわずにしっかり摂れることも広く知られています。
共働きの家庭が多い昨今では、毎日の食事作りの時間が少しでも短くできたら、時間だけでなく心にゆとりも生まれます。電子レンジを上手に使えば、簡単で美味しい料理ができると人気です。
茶碗蒸しまで作れちゃう!
それでは、電子レンジでの調理にはどんなものがあるでしょうか。一例を挙げると、野菜のナムルを作るときに、具材を切りそろえて耐熱容器に入れ、ラップをかけて加熱し、味付けをするだけで完成といった具合に、特に野菜料理にはおすすめです。
また、時間のかかる煮物料理も、電子レンジで下茹でしてから味を付け、さらにレンジで加熱してそのまま時間をおけば、鍋で煮たのと同じように余熱で十分味もしみておいしくできあがります。
お祝い事などの一品として食卓に上ることが多い茶碗蒸しも、蒸し器を出して、蓋に綿のさらしをかぶせてと手間がかかるので敬遠されがちですが、電子レンジで簡単に茶碗蒸しが作れたら、普段からメニューに取り入れられて嬉しいものです。
本記事では、簡単に電子レンジで作れる基本の茶碗蒸しのレシピや、茶碗蒸しにおすすめの具材、茶碗蒸しのアレンジレシピなどをご紹介していますので、ぜひ一度、チャレンジしてみてください。
レンジで作る茶碗蒸しにおすすめの具材
電子レンジで作る茶碗蒸しにおすすめの具材といったら、何が思い浮かぶでしょうか。基本の茶碗蒸しの具材には、鶏ささみ肉やむき海老、椎茸、飾りに三つ葉などが一般的ですが、椎茸以外にもしめじや舞茸、エリンギなどのキノコ類も出汁が出ておいしい茶碗蒸しになります。
電子レンジで簡単に作る茶碗蒸しには、他に色がきれいな紅白蒲鉾、ちくわやカニカマ、お子様が喜びそうなキャラクターのイラストが練りこまれている蒲鉾などもおすすめです。
また、茶碗蒸しに切り餅や焼き穴子を入れてもいいですし、ほうれん草を三つ葉の代わりにのせると見た目にもきれいな茶碗蒸しになります。栗の甘露煮やサツマイモなどを入れるのも、甘めの茶碗蒸しが好きな人にはおすすめです。
一般的に茶碗蒸しというと和食というイメージですが、レンジで簡単にできる卵料理の1つとして、洋風の茶碗蒸しもおすすめです。
洋風の茶碗蒸しの具材としては、ウィンナーやスイートコーン、色味がきれいなグリーンピース、缶詰のマッシュルームなどが人気です。
レンジで作る簡単でおすすめ茶碗蒸しレシピ
まずは、電子レンジで作る簡単でおすすめの茶碗蒸しレシピからご紹介します。材料は2人前で、卵2個、2倍濃縮めんつゆ大さじ1杯、水150CC、カニカマ2本、しめじ20グラムです。
卵2個をボウルに入れて割りほぐし、そこへ水と麺つゆを加えて良く混ぜ卵液を作ります。しめじはいしづきをとって手でさき、カニカマは斜めに半分に切ります。
耐熱どんぶりにカニカマとしめじを入れ、そこへ卵液を茶こしなどでこしながら静かに注ぎます。どんぶりにふんわりとラップをかけ、500Wの電子レンジで2分加熱します。レンジの機種によって加熱時間が異なってくるので、卵液が固まっていなければ様子を見ながら30秒ずつ再加熱します。
麺つゆを使えば、だしを1からとらなくても茶碗蒸しが作れ、甘味と塩味の調節も必要ないので電子レンジで簡単にできます。茶碗蒸しの具材は、ちくわや蒲鉾、茹で海老などでもいいでしょう。
レンジで本格的な茶碗蒸しを作ろう!
ここでは、レンジで作る本格的な基本の茶碗蒸しレシピをご紹介します。材料は2人前(茶碗蒸し用器2個分)で、だし昆布1枚と鰹節10グラム、卵2個、水200CC、薄口醤油小さじ1/4杯、鶏ささみ1/2本、椎茸1枚、かまぼこ2切れ、あれば銀杏の水煮か栗の甘露煮、三つ葉2本、酒・塩少々です。
まずは鍋に水200CCとだし昆布を入れ、20分ほどおきます。中火で火にかけ、昆布のまわりに泡が出て来たら昆布を取りだし、そこへ鰹節を入れて火を止めます。2分ほどしたら、ボールの上にざるをのせ、そこにキッチンペーパーなどを敷いてこし、そのまま少し冷ませば出し汁ができます。
卵2個はカラザ(黄身と白身を繋いでいる白い部分)を取り除いて泡立たせないように割りほぐします。そこへ冷ましただし汁、薄口醤油、塩2つまみを加えて優しく混ぜ合わせて卵液を作ります。
鶏ささみは、筋を取り除いて小さい一口大に切り、酒と塩少々をふりかけておきます。椎茸はサッと洗って石づきをとり、縦横半分に切って4等分にします。三つ葉は根を切り葉から2センチのところで切り離し、茎は3センチくらいに切りそろえます。
茶碗蒸しに入れるかまぼこは、色味がきれいで小さいサイズの紅を使いましょう。お子様用には、ひよこやポケモンなどが練り込まれているかわいいかまぼこを使うと喜びます。
かまぼこを5ミリの厚さに2枚切っておきます。もし銀杏の水煮か、栗の甘露煮があれば食感が楽しく、また栗の甘露煮でちょっと甘い茶碗蒸しに仕上がるのでおすすめです。
関東では茶碗蒸しには銀杏が入るのが一般的ですが、北海道など北国では、栗の甘露煮を使った甘めの茶碗蒸しが人気です。
茶碗蒸し用の器を用意し、鶏ささみ、かまぼこ、銀杏(栗の甘露煮)をきれいに並べます。器に茶こしを乗せ、上から卵液を静かに注ぎます。椎茸をそっと浮かべ、器にふんわりとラップをかけたら、1個ずつ電200Wの電子レンジで7~8分、卵が固まるまで加熱します。
もし、卵液が固まっていなければ30秒ずつ様子を見ながら再加熱します。卵液が固まったらラップを少しはがして三つ葉を乗せ、再びラップをかけそのまま予熱で2分置いて完成です。丁寧に出汁を取って作る茶碗蒸しは優しく上品な味わいです。
レンジ・茶碗蒸しの人気アレンジレシピ
基本の茶碗蒸しの他にも、レンジを使って簡単にアレンジ茶碗茶蒸しが作れます。ここでは、レンジで作る茶碗蒸しの人気アレンジレシピをご紹介します。
ウィンナー入り洋風茶碗蒸し
レンジでアレンジできる人気の茶碗蒸し1品目には、お子様も大好きなウィンナー入り洋風茶碗蒸しのレシピをご紹介します。
材料は2人前で卵2個、コンソメ顆粒小さじ2杯、水100CC、牛乳100CC、砂糖小さじ1、ウィンナー2本、スイートコーン(缶詰もしくは冷凍)大さじ1杯、グリーンピース(缶詰もしくは冷凍)大さじ1杯です。
ウィンナーは、1センチぐらいの小口切りにしておき、コーンとグリーンピースは缶詰の場合はそのまま、冷凍の場合は熱湯をサッとかけて水気を切っておきます。卵2個はカラザを取り除いて割りほぐし、水、コンソメ顆粒、牛乳を入れてよく混ぜ合わせます。
耐熱カップそれぞれにウィンナー、コーン、グリンピースを1/2量ずついれ、上に茶こしを乗せて卵液を静かに注ぎます。
カップにふんわりとラップをかけ、500Wの電子レンジで1個4分、卵液が固まるまで加熱し、2個目も同様に加熱します。もし卵液が固まっていなければ、30秒ずつ様子を見ながら加熱して出来上がりです。
ウィンナーの塩味と、コーン、グリーンピースの甘みが優しいまろやかな味で、お子様でもたべやすい茶碗蒸しです。
うどんのタレと具材をそのまま使った茶碗蒸し
大阪の郷土料理に「小田巻蒸し」という茶碗蒸しがあるのをご存知でしょうか。うどんが入っている茶碗蒸しですが、前日に食べ残したうどんのつゆをそのまま使える茶碗蒸しのアレンジレシピをご紹介します。
うどんのたれを作るときには、肉や玉ねぎ、にんじん、椎茸などの具材をたくさんいれますが、それぞれの具材から出た旨みがたっぷりのたれを具材ごと茶碗蒸しアレンジできます。
材料は2人前で卵2個、ゆでうどん1/2玉、うどんのたれ150CC、玉ねぎ、にんじん、豚肉、しいたけなどの具材を適量と小ネギ少々です。卵2個は割りほぐしてボウルにいれ、うどんのたれだけをを加えて良く混ぜ、茶こしでこして卵液を作ります。
うどんは食べやすい長さに切り、耐熱皿に入れてふんわりラップをかけ電子レンジで1分加熱しておきます。茶碗蒸し用の器にうどんの具材とうどんを入れて、上から卵液を静かに注ぎ、小口切りした小ネギをそっと浮かべます。
器にふんわりとラップをかけ、200Wの電子レンジで卵液が固まるまで5分ほど加熱してできあがりです。卵液が固まっていない時は30秒ずつ追加してください。うどんの具材からたっぷりと旨みの出たおすすめの茶碗蒸しです。
レンジで美味しい茶碗蒸しを作ろう!
電子レンジで簡単に作れる茶碗蒸しの基本的なレシピから、アレンジ茶碗蒸しレシピまでご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。本記事を参考に、電子レンジで美味しいオリジナルの茶碗蒸しをぜひ作ってみてください。