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こんなにあった!全国のとんかつチェーン店
日本の国民食であるとんかつは、今や国境を越えて世界で人気を広めるごちそう「TONKATSU」として浸透しています。だからこそ、全国には実に多くのとんかつチェーンが存在しているのです。
各チェーン店の特徴を比較
同じとんかつチェーンでも、各お店の特徴は全く異なるものです。そこで、それぞれのチェーンのこだわりや魅力、気になる値段や人気メニューを調査しました。最寄りのチェーンを比較し、ぜひお店選びの参考にしてみてください!
お気に入りのお店を見つけよう
とんかつはシンプルな料理だからこそ奥が深く、使用する食材の組み合わせや調理方法によって出来上がりは大きく変わります。お気に入りのチェーンを見つけ、普段使いから特別な日まで、色々な食事シーンに合ったとんかつメニューを楽しみましょう。
店舗数の多いとんかつチェーン店
全国には他のとんかつチェーンと比較し、多くの店舗を展開しているチェーンがあります。そこで、店舗数の多いチェーン3選をご紹介しましょう。
かつや
かつやは1998年に1号店「神奈川・相模大野店」をオープンし、2019年6月現在、国内に397店舗まで規模を拡大しているとんかつチェーンになります。
実はとんかつチェーンとしては成り立ちが少し変わっていて、運営するのは新潟を中心にホームセンターを手がけるアークランドサカモトの子会社「アークランドサービス」です。
異業種からの挑戦として誕生したかつやですが、「サクサク、やわらか、ボリューム満点」なのにリーズナブルな値段のとんかつを実現したことから人気を集めています。美味しさと安さの秘密は、素材と製法のこだわりです。
肉、パン粉、キャベツ、米の品質管理を熟練職人がいる工場で徹底し、各店舗では特注のオートフライヤーを用いることにより、いつでも同じ品質で素早い調理を可能にしています。その結果人件費が抑えられ、他のとんかつチェーンと比較してお手頃な値段で商品を提供できるのです。
人気メニューは定番の「カツ丼(梅)」539円(税込)です。ロース80gを使ったカツ丼は食べごたえがありますし、会計時には次回来店の際に使える100円割引券を配布してくれるため、2回目以降は439円(税込)というワンコインの値段で食べられます。
松のや
松のやは2013年に1号店「大阪・なんさん通り店」をオープンし、2020年3月現在国内に185店舗を、さらに上海やニューヨークにも進出しているとんかつチェーンです。店舗はビルイン型に加え、ロードサイド型大型店をオープンすることで幅広い世代から親しまれています。
ロードサイド型大型店は店内が広く、テーブル席やソファ席の他、個室タイプ席やキッズスペースも設けました。さらに多くの店舗でセルフサービス方式を採用することで人件費を抑え、リーズナブルな値段設定を可能にしています。
セルサービス方式では最初に食券を購入し、食券を持ったまま席で待ちます。モニター画面に番号が表示されると呼び出し案内が流れるため、提供口で食券と引き換えに商品を受け取ればOKです。食べ終わった食器は返却口へ持って行きましょう。
誰でも入りやすい店内と購入しやすい値段を両立することで、松のやは本格的なとんかつを気軽に楽しめるチェーンを確立しているのです。
人気メニューは何と言っても、「ロースかつ定食」550円(税込)です。さらに朝食限定(5:00~11:00)の得朝ロースかつ定食は、通常のロースかつ定食にポテトサラダが付いてたったの400円(税込)ですから驚きを隠せません。
またいずれも店内の食事に限り味噌汁がサービスになることも、お得感満載の高ポイントと言えるでしょう。
とんかつ和幸
とんかつ和幸は1959年に1号店「神奈川・アトレ川崎店」をオープンし、2019年4月1日現在国内に269店舗、海外に11店舗、計280店舗を展開するとんかつチェーンです。和幸は大きく分けて3種類の立地に店舗を構えることで、さまざまな食事シーンに合わせたサービス提供を可能にしています。
1種類目は駅ビル・百貨店・ショッピングエリア型店舗です。女性でも気軽に利用できるレディース膳や会席膳、またファミリー・カップルでお得なペアセットを用意する他、商業施設のイベントにちなんだ限定メニューも提供しています。
2種類目はオフィス型店舗です。ビジネスマン向きのランチ弁当をすぐ買えるように店頭販売したり、遅めの昼食でもお得なランチサービスを実施しています。そして「軽く一杯飲みたい」という時にぴったりな、とんかつとおつまみのセットも好評です。
3種類目はロードサイド型店舗です。駐車場を完備し、広い店内にはお惣菜が充実しています。またパーティーメニューにも対応することで、地域密着型のサービスを提供しているのです。
そして和幸の魅力と言えば、やはり「ごはん・味噌汁・キャベツのおかわり自由」でしょう。おかわり自由は和幸が初めて全国に普及させたサービスで、「和幸のとんかつでお腹いっぱい食べてもらいたい」という願いが込められています。
和幸の人気メニューは「ひれかつ御飯定食」1296円(税込)です。上質のひれ肉は脂身が少ないのにやわらかく、豚肉の旨みを堪能できます。
和幸はとんかつのクオリティが高い上にごはん・味噌汁・キャベツは食べ放題ですから、他のチェーンと比較してもコスパの良さはトップクラスと言えるでしょう。
ここで、和幸商事株式会社「和幸」の由来に触れておきましょう。和幸は創業者である日比生一虎のペンネーム「日比生和夫」の「和」と、当時親しくしていた数寄屋橋ショッピングセンター内「ステーションパーラー」の共同経営者だった「名和幸夫」の「幸」を合わせて誕生しました。
実は「和幸」を店名に掲げるとんかつチェーンは別に2社存在していて、混同される場合があります。1社目は名和幸夫が立ち上げた「とんかつ和幸」を手がける協和株式会社、2社目は協和の元役員が立ち上げた「いなばとんかつ和幸」を手がける和幸株式会社です。
和幸商事株式会社は訪れる人が混乱しないように2社と話し合い、将来的にそれぞれのチェーンが別のブランドネーム掲げるという協議を進めています。
首都圏で人気のとんかつチェーン店
全国には、比較的首都圏を中心に店舗展開するとんかつチェーンがあります。そこで、首都圏で人気のとんかつチェーン2選をご紹介しましょう。
まい泉
まい泉は1965年に千代田区有楽町でスタートし、2020年3月現在、直営レストランを主に都内で15店舗、販売店を主に首都圏の百貨店や駅ビルで61店舗、そして海外24店舗、計100店舗を展開するとんかつチェーンです。
まい泉は創業以来、初代の志「お客様第一の心」を変わらずに大切にし、「箸でスッと切れるやわらかなとんかつ」を届けてきました。まい泉に「妥協」という文字はありません。
世界中から取り寄せた豚肉を毎日チェックし、合格した豚肉だけを使って丹念に下ごしらえを行います。1本でも筋が残ってしまうと揚げた時に肉の形が崩れて食感も悪くなるため、手間ひまを惜しまず筋を挽き、しっかり叩いて肉の繊維をほぐすのです。
パン粉は、まい泉の指定レシピで焼いたパンから作った生パン粉を使用します。市販のものとは質・大きさ、形状が異なり、美味しい豚肉を優しく包み込んでくれるまい泉のオリジナルパン粉です。
揚げ油もまい泉の特注品で、火加減を調節しながら丁寧に揚げることによってツヤが生まれ、カラッとふわっと花が咲くように衣が広がります。
そして味の決め手となるソースは、初代が小さな手鍋で試行錯誤しながら作り上げた自慢の一品です。野菜やくだものをふんだんに使ってじっくり煮込み、初代のこだわりを今も受け継いでいます。肉・衣・ソースが織りなす三位一体の美味しさこそ、まい泉のとんかつなのです。
他のとんかつチェーンと比較すると値段設定は高めですが、一流料理人の技術が詰まったブランド豚のとんかつは美食家をもうならせる絶品の味わいですから、食べれば値段以上の価値があると納得できるでしょう。
まい泉の人気メニューは、青山本店・1日5食限定の「甘い誘惑 特ロースかつ膳」3300円(税込)です。まい泉オリジナルブランド豚「甘い誘惑」はきめ細やかでやわらかく、甘くとろける脂身と豚本来のコク・旨みを楽しめます。極めて希少性が高い、伝説の豚肉を存分に堪能してください。
さぼてん
さぼてんは1966年に1号店「とんかつ新宿さぼてん」をオープンし、レストランとデリカの2業態で営業しているとんかつチェーンです。2020年3月現在、国内に395店舗を展開している他、海外にも進出しています。
さぼてんは他のチェーンと比較し、巻き重ねかつやチーズ重ねかつといったとんかつアレンジメニューが豊富なので、何度でも通いたくなるでしょう。
さぼてんの人気メニューは「SaboRED(サボレッド)ロースかつ膳」1738円(税込)です。サボレッドはイベリコ豚よりも希少なデュロック豚を使ったとんかつで、融点が32℃と低いため生ハムのようなとろける食感を味わえます。
150gの厚切りカットながら、それほど噛まなくてもスッととろけていくとんかつは初めての美味しさで、感激する人が続出中です。
関西圏で人気のとんかつチェーン店
全国には、比較的関西圏を中心に店舗展開するとんかつチェーンがあります。そこで、関西圏で人気のとんかつチェーン2選をご紹介しましょう。
とんかつ KYK
とんかつ KYKは1965年に神戸の三宮地下街で1号店をオープンし、2020年3月現在主に関西で20店舗を展開するとんかつチェーンです。「心と味でおもてなし」を信念に、お客様に対していつも正直でありたいという思いから「Keep You Kindly」を店名に掲げました。
豚肉・パン粉・揚げ油・米の素材選びや品質管理にこだわっていて、中でも揚げ油は大豆と菜種を混合した100%植物性サラダ油を使用しているため、揚げ物でありながらあっさり食べられます。
とんかつ KYKの人気メニューは「ヘレとんかつ膳(130g)」1260円(税込)です。「ヘレ」はヒレのことで、関西限定の呼び方になります。ヘレ肉にバラ肉を巻き、ジューシーに仕上げたKYKオリジナルメニューを楽しみましょう。
かつくら
かつくらは1994年に1号店「京都・四条店」をオープンし、2020年3月現在、関西圏を中心に国内28店舗、海外1店舗、計29店舗を展開するとんかつチェーンです。
かつくらは食に対して厳しく、洗練された食文化を持つ京都という地でとんかつを追求してきたからこそ素材のひとつひとつに心を配り、チェーンの拡大を実現してきました。
中でも自慢は揚げ油、とんかつソース、麦ごはんの3つです。油はコレステロールゼロのオリジナルブランドを使用することで、揚げるとソフトでコクがあるのにカラッと仕上がります。
とんかつソースは赤ワインを贅沢に使い、りんごとナツメヤシでまろやかさと深いコクを引き出したオリジナルです。またりんご・プルーン・チャツネといった果実をふんだんに使い、スパイス11種類をブレンドした濃い口も選べます。
ごはんは100%コシヒカリに、美容効果が期待できる麦を2割加えた麦ごはんです。かつくらの魅力は美味しさはもちろん、ヘルシーで安全・安心な食への強いこだわりにもあると言えるでしょう。
かつくらの人気メニューは「薩摩黒豚ヒレかつ」です。肉のやわらかさと油の甘み、そしてソースの酸味が絶妙なハーモニーを生み出し、もうたまりません。
麦ごはんと具だくさん味噌汁のセットを注文すれば、麦ごはん・味噌汁・キャベツは食べ放題となります。薩摩黒豚ヒレかつの値段は「120g」2310円(税込)、「160g」2640円(税込)、「200g」3058円(税込)です。
老舗のとんかつチェーン店
全国には他のとんかつチェーンと比較し、長い歴史を持つチェーンがあります。そこで、老舗のとんかつチェーン2選をご紹介しましょう。
とんかつ 濱かつ
とんかつ 濱かつは1962年に1号店を長崎市でオープンし、2020年3月現在九州を中心とした西日本で100店舗、海外に2店舗、計102店舗を展開する老舗とんかつチェーンです。
濱かつは長崎ちゃんぽんで全国にチェーン展開するリンガーハットグループのチェーン店ですが、1974年創業のリンガーハットよりもはるかに長い歴史を重ねていることになります。
そんな濱かつでは「とんかつはシンプルな料理だからこそ、何よりも素材が大事」と考えているため、生い立ちがはっきりしない食材は使用しません。さらにこだわり抜いたとんかつを一人でも多くの方に満足してもらえるよう、ごはん・味噌汁・キャベツはそれぞれ2種類から選べます。
ごはんは白ごはんか黒米入り麦ごはん、味噌汁は島原産白味噌か長崎産赤味噌、キャベツは千切りか角切りです。さらに漬物三品盛りも含め、全てをおかわりできるので気分や好みに合わせた食事が楽しめるでしょう。
濱かつの人気メニューは「ロースかつ膳・中」1529円(税込)です。リーズナブルな値段とは思えないほどやわらかくジューシーで、秘伝のソースが豚肉の旨みを見事に引き出しています。
勝烈庵
勝烈庵(かつれつあん)は1927年に横浜でオープンし、横浜と鎌倉に4店舗を展開する老舗とんかつチェーンです。創業以来93年もの長い間、変わらない味を受け継ぐ秘伝のソースはとにかく絶品ですし、とんかつチェーンでは珍しく味噌やマヨネーズも自家製にこだわっています。
勝烈庵の人気メニューは「勝烈定食」1760円(税込)です。ヒレカツ120g、ごはん、しじみ椀、お新香のセットでごはんとキャベツはおかわり自由ですから、他のチェーン店では絶対に味わえない伝統のソースをたっぷりかけ、お腹いっぱい頂きましょう。
地元密着型のとんかつチェーン店
全国には他のとんかつチェーンと比較し、地元に根付いたチェーンがあります。そこで、地元密着型のとんかつチェーン3選をご紹介しましょう。
かつ太郎
かつ太郎は1993年に1号店をオープンし、2020年3月現在関東圏を中心に11店舗を展開するとんかつチェーンです。運営する「株式会社板東太郎」は一般的な外食産業から幸せ創造企業を目指し、多種多様なチェーンを手がけています。
板東太郎は価格競争ばかりを追い求めるのではなく、人と人とのつながりを築く家族だんらんの場を提供することこそ、チェーン店の大きな役割と考えているのです。そのため母の里山が生み出してくれた自然の恵みを活かし、家族を思う母の心で料理を作り、提供しています。
かつ太郎の人気メニューは「つくば王様豚ロースかつ定食」1749円(税込)です。サクサクのパン粉が肉厚なロースのジューシーさを引き立たせ、自家製ブレンド塩で頂くと一層旨みが際立ちます。
さらに嬉しいのは、お店で精米した際に出るぬかを使って漬けたぬか漬けがセットになることです。
ごはんは白ごはんか五穀ごはん、味噌汁は季節の味噌汁か豚汁のいずれかを選べ、ごはん、ぬか漬け、キャベツはおかわりできます。チェーンでありながら、実家に帰って来たような懐かしさと安心感を味わえるお店です。
かつはな亭
かつはな亭は2020年3月現在、主に関東圏で22店舗を展開するとんかつチェーンです。運営する株式会社RDCは「がってん寿司」をはじめとする寿司チェーンを11種、とんかつ・惣菜チェーンを8種、レストラン・その他のチェーンを15種と多数のブランドを立ち上げ、海外にも進出しています。
RDCは食のパイオニアとして、日本の食文化を世界に広めるために手の届く贅沢を追求し、本物志向でありながら手頃な値段を実現するさまざまなサービスに取り組んできました。そんなサービスの1つが、手作りにこだわった店内調理です。
かつはな亭では厳選された食材を人の手で最大限に引き出すために、ごはんは100%コシヒカリを炊きたてで、また切り立てと鮮度が自慢のシャキシャキキャベツは、別皿に盛り付けて提供するといった工夫をしています。
他のとんかつチェーンと比較して親しみやすく、日常的に通いたくなるお店と言えるでしょう。かつはな亭の人気メニューは「黄金豚の特選ロースかつ定食(160g)ポテトサラダ・お新香付き」1529円(税込)です。
新潟県産「越乃黄金豚」は脂肪が適度にしまり、肉全体にまろやかな旨みと甘みを与えてくれる上質な脂として知られています。
越乃黄金豚は生産量が少なく、特にロースは希少価値のある部位ですが購入しやすい手頃な値段なので、ぜひ味わってみてください!味噌汁はしじみ汁か豚汁のどちらかを選べ、ごはん、キャベツと共におかわりできます。
かつ時
かつ時(とき)は1993年に1号店を愛知県でオープンし、2020年3月現在関東圏を中心に15店舗を展開するとんかつチェーンです。運営する株式会社アトムはステーキ・ハンバーグチェーン、居酒屋チェーン、カラオケチェーンをはじめ、6ジャンルのチェーン店で24種のブランドを展開しています。
穀物育ちのやわらかい豚肉を、熟年の職人技によって余熱で仕上げたとんかつはとにかくジューシーと評判です。そして一部店舗ではサラダ・惣菜・味噌汁・ごはん・漬け物・カレー・デザートが食べ放題の「健康サラダバー」付きメニューを実施していますから、見逃せません。
かつ時の人気メニューは、一部店舗で提供している「とんかつランチ(100g)健康サラダバー付き」1078円(税込)です。
他のとんかつチェーンと比較し、リーズナブルな値段で野菜を好きなだけ食べられるお店は珍しいため、日常的に野菜が不足しがちな現代人の健康を支えてくれる頼もしい存在と言えるでしょう。
人気とんかつチェーン店はメニューも値段もそれぞれ!
全国に展開するとんかつチェーンは「美味しいとんかつを食べてほしい」という思いから、それぞれが努力と工夫を重ねています。
そのためメニューも値段も独自のもので、チェーンごとに違った魅力を持っているものです。チェーンによって違う表情のとんかつを比較し、ぜひお気に入りを見つけてください!
▲jouer編集部実食