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今治ご当地グルメ焼豚玉子飯とは?
今話題のご当地グルメに「焼豚玉子飯(やきぶたたまごめし)」があります。愛媛県今治市のご当地グルメであり、今治市民にとってはソウルフードとして親しまれています。
焼豚玉子飯は、ご飯の上に焼豚と目玉焼きを乗せた丼物です。見た目はシンプルですが、濃厚で甘みのあるタレがかかっており、目玉焼き、焼豚、ご飯との相性抜群で、美味しいと評判のご飯です。
元々はまかない飯
焼豚玉子飯は元々、今治市内にあった「五番閣」という中華料理店のまかない飯でした。元々は焼豚の切れ端をご飯に乗せ、煮汁をかけただけのものでした。それが美味しいと評判になりお店のメニューとして商品化されました。
まかないめしから改良され、ご飯に焼豚と目玉焼きをのせ、甘辛いタレをかけて食べるという現在の焼豚玉子飯スタイルとなりました。以降、数多くの店舗で焼豚玉子飯が提供され、今治におけるご当地グルメとして親しまれています。
2017西日本B-1グランプリin明石受賞
今治市で約50年間地元市民に親しまれてきた焼豚玉子飯ですが、この味を世間に広めるべく2006年、今治市民の有志によって普及活動を行う団体ができました。「B-1グランプリ」優勝を目指して動いています。
団体の活動が奏を功し、2011年には「近畿・中国・四国B-1グランプリ」への出店が叶い、第3位に入賞できました。その後もB-1グランプリへの出店を続け、ついに2017年の「西日本B-1グランプリin明石」で優勝しました。
B-1グランプリで優勝したことで焼豚玉子飯の認知度が急上昇し、今治ご当地グルメとして全国に広まり、今治市以外の場所でも焼豚玉子飯を食べられるお店が徐々に増えています。
焼豚玉子飯おすすめのお店
ご当地グルメ焼豚玉子飯が食べられるおすすめのお店をご紹介します。お店によっても味付けに違いがありますので、食べ比べて味の違いを楽しみましょう。
1:チャイナダイニング白楽天
まずご紹介するのは、愛媛県今治市常盤町にある「チャイナダイニング白楽天」です。1970年創業の老舗中華料理屋さんで、店内は130席以上でとても広いのですが、地元の方や家族連れ、観光客などで絶えず賑わいをみせています。
ラーメン、麻婆豆腐、エビチリなど定番の中華料理メニューが充実していますが、チャイナダイニング白楽天のおすすめはやはり焼豚玉子飯です。半熟の目玉焼きが二つ乗っており、焼豚とご飯が見えないほどに覆いかぶさっています。
うなぎのタレのように甘味が強い特製タレは、ご飯と焼豚に良くマッチしています。特製のタレは焼豚の煮汁をベースにし、開業以来継ぎ足し作られた秘伝のタレです。
目玉焼きには胡椒がたっぷりかかっていますが、タレの甘味と胡椒の味のバランスがちょうどよく、胡椒の辛みはありません。チャイナダイニング白楽天の特製タレは瓶詰めされており、店内で購入することができます。
唐揚げ、スープ、サラダがついたセットもおすすめです。提供までの時間も早いため、素早く出てきてボリュームもあり、満足感のあるセットです。
元祖・焼豚玉子飯のお店
チャイナダイニング白楽天は焼豚玉子飯の元祖と言われています。焼豚玉子飯をまかないとして出していた五番閣で修業をしていた料理人が、その後独立してチャイナダイニング白楽天を創業したことがきっかけです。
チャイナダイニング白楽天の創業者が、五番閣で食べていたまかない飯の上に目玉焼きをのせて「焼豚玉子飯」に改良したことで、現在の焼豚玉子飯が完成しました。
開業当初のチャイナダイニング白楽天の近所には高校があり、焼豚玉子飯は瞬く間に学生達の間で人気メニューとなりました。その後も焼豚玉子飯の元祖として、今治市の人たちに愛されるお店になっています。
住所 | 愛媛県今治市常盤町4-1-19 |
電話番号 | 0898-23-7292 |
2:大黒屋飯店
屋台のラーメン屋から始まった「大黒屋飯店 」では、他とは一風変わった焼豚玉子飯が食べられます。大国屋飯店で出される焼豚玉子飯は、食べやすいように焼豚を細かくカットしてあるのが特徴です。
大黒屋飯店は今治駅から車で10分ほどの産業道路沿いにあります。白地に赤い看板のシンプルな見た目のお店は、地元の中華料理屋さんの雰囲気が漂うお店です。1986年に屋台からの店舗から今治市喜田村の店舗へ移りました。
大黒屋飯店では味に変化を加えたいという店主の思いから、焼豚玉子飯にカレーをかけた「カレー玉子飯」があります。代々受け継いだ焼豚の煮汁をベースにカレーダレを仕込んでおり、カレーと濃いタレが良く絡む美味しい焼豚玉子飯です。
ご飯の量はボリュームがあり、特に大盛は他店と比較してもボリュームが多いです。食べている途中で飽きないよう、無料でネギをトッピングすることができます。またマヨネーズいりの焼豚玉子飯もおすすめです。
住所 | 愛媛県今治市喜田村6-1-23 |
電話番号 | 0898-47-1828 |
3:重松飯店
国道317号線の南光坊西交差点を海側に入ってすぐの路地にある「重松飯店」も、焼豚玉子飯で人気のお店です。赤い外壁に黄色看板で、いかにも中華料理屋さんらしい外観です。
店内には簡素なイスとテーブルが並び、昔ながらの中華料理屋さんの雰囲気が漂っていて、壁にはずらりと有名人のサイン色紙が並んでいます。お昼時はご当地グルメを食べに多くの人が訪れ、行列ができるほどの人気店です。
重松飯店では30年継ぎ足し作っている深いコクのオリジナルタレが使われています。ご飯の上にのっている、とろとろ半熟の目玉焼きをレンゲで割りながら、全体をよくかき混ぜる食べ方がおすすめです。
重松飯店の焼豚玉子飯では、「媛っ娘みかんたまご」という、みかんの皮を加えた飼料を食べた鶏から生まれた卵を使用しています。鮮やかな黄身と肉厚な白身が特徴で、ふっくら焼きあがった半熟目玉焼きと焼豚は相性抜群です。
ラーメンセットもあるので、お腹いっぱい楽しみたい方はセットでの注文がおすすめです。中華料理メニューが豊富で、焼豚玉子飯以外に具だくさんの本格中華チャーハンも人気のメニューです。
住所 | 愛媛県今治市大正町5-4-47 |
電話番号 | 0898-22-6452 |
4:かおりひめ
東京・新橋で焼豚玉子飯が食べられる居酒屋「かおりひめ」をご紹介します。かおりひめは、香川・愛媛の郷土料理が楽しめる居酒屋です。オリーブで育てられた黒毛和牛「オリーブ牛」や、鬼北町特産の「鬼北キジ」など珍しい食材を味わえます。
場所はJR新橋駅徒歩3分の新橋マリンビル2階にあります。店内は77席あって広めで個室もあり、周りを気にせずゆったりとしたプライベートな時間を過ごすこともできます。
かおりひめは、東京でご当地グルメの焼豚玉子飯が食べられる数少ないお店です。丼にプルプルの半熟卵が乗っており、厚い焼豚が特徴の焼豚玉子飯です。
甘タレがかかっていますが、お好みで専用タレを追加して食べられます。香川の讃岐うどんと焼豚玉子飯のセットがあり、香川と愛媛県今治の両方のご当地グルメを一度に食べられるおすすめのセットです。
住所 | 東京都港区新橋2-19-10 新橋マリンビル2階 |
電話番号 | 03-5537-2684 |
5:高庵 TOKYO
東京・新宿にある「高庵 TOKYO (こうあん・とうきょう)」でも焼豚玉子飯が食べられます。伊勢丹の近くにあり、バーのようなスタイリッシュな店内で、女性やカップルに人気のお店です。
鹿野山の夕日をイメージして作られたカウンターは、整然と並べられたお酒のボトルの後ろから間接照明が照らされており、まるで夕日の光が差し込んでいるように見えます。個室にはカリスマ彫師が描いた迫力ある龍の壁画があります。
「焼鳥をオリジナルの味噌ダレで食べる」をコンセプトにしており、しょっぱ過ぎず、甘過ぎない絶妙なタレは焼き鳥の美味しさを引き立たせます。また臭みが全くない天然「白レバー」が食べられることで有名なダイニングバーです。
高庵 TOKYOでは、豚の角煮を使った焼豚玉子飯が食べられます。ミニ丼で提供されボリュームとしては少な目なのでお酒のつまみとして、またはシメで食べるのがおすすめです。
住所 | 東京都新宿区新宿3-3-7 酒井ビル2階 |
電話番号 | 03-3350-8886 |
焼豚玉子飯のタレは通販で購入可能
甘辛い特製タレは焼豚玉子飯に欠かせない存在です。ご飯、卵、焼豚とシンプルな組み合わせの焼豚玉子飯ですが、いざ自分で作りたいと思った時には特製タレが必要です。
そんな時に便利なのが市販されている焼豚玉子飯の特製タレです。ネット通販などで気軽に買え、自宅で簡単にお店の味が出せます。
おすすめの市販焼豚玉子飯タレ紹介
市販の焼豚玉子飯のタレを2種類紹介します。これさえあればお店に行かなくても、手軽に焼豚玉子飯の味を再現できます。
1:伊藤本舗 今治焼豚玉子飯のタレ
市販の焼豚玉子飯のタレといえば定番の「伊藤本舗 今治焼豚玉子飯のタレ」です。このタレは焼豚玉子飯ご当地の今治市にある、株式会社伊藤本舗で製造されています。
伊藤本舗は、「子どもたちに本当の味を伝えるべく自然のつくりかたを心がける」ことをモットーにしており、愛媛県で採れる素材を使った白だし醤油、麺のつけだれなどを製造しています。
黄色のラベルがついたこのボトルは、焼豚玉子飯を提供しているお店でもよく見かけます。豚の旨味と国産生姜の味がきいており、本場の甘辛い味わいです。「B-1グランプリ公認」の焼豚玉子飯特製タレはお店の味が再現できます。
2:日本食研 焼豚玉子飯のたれ
焼肉のタレでおなじみの日本食研からも焼豚玉子飯のタレが販売されています。日本食研のタレは瓶詰タイプではなく、1人前の分量ずつパックに小分けされています。使用する際に分量を量らなくても良いので便利です。
三温糖とたまり醤油の旨みとコクが効いていて、深い味わいのタレです。また、味噌と生姜を隠し味に配合しているため、タレとご飯との相性も抜群です。
楽天トラベルなどの日本食研ショップから購入することができます。焼豚玉子飯のタレとしてはもちろん、焼肉のタレとして使用したり、料理のアレンジとしても使えるタレです。
焼豚玉子飯のタレを簡単自作
焼豚玉子飯のタレは自作できます。市販のタレで物足りない方はネット上でも色々なタレの作り方が調べられるので、自分でタレを作ってみるのもおすすめです。代表的な焼豚玉子飯タレの作り方をご紹介します。
タレの作り方は意外と簡単です。必要な調味料は、醤油50cc、みりん50cc、酒25〜50cc、砂糖大さじ1.5、オイスターソース大さじ1、しょうが小さじ1、酢小さじ2分の1です。
全ての調味料を鍋に入れて中火で5分ほど煮詰めると完成です。市販の焼豚玉子飯タレに近い味を再現することができます。物足りなければ調味料を調整して、自分好みのタレを作ることができます。
コスパを抑えるなら自作がおすすめ
焼豚玉子飯のタレだけでなく、焼豚玉子飯自体も作り方がたくさんあります。お店で食べるのも良いですが、コスパを抑えるならネットなどで作り方を探して、自分で調理するのが一番です。
焼豚玉子飯は作り方もシンプルなので、普段料理をしない男性でも自分で作ることができます。そこで焼豚玉子飯の作り方をひとつご紹介します。
焼豚玉子飯の作り方
焼豚玉子飯3人前に必要な材料は、豚ブロック肉300~500g、水400cc、油小さじ1、ご飯をどんぶり3杯分、卵6個、焼豚玉子飯のタレが適量です。まず、下ごしらえに肉をフォークなどで刺しておきます。この時にたこ糸などで縛ると、形が綺麗に保てます。
次に、鍋に油を入れ強火で肉を焼きます。表面に焼き色がついてきたら、水と焼豚玉子飯のタレを入れます。煮立ったら落し蓋をして弱火で煮込みます。時折肉を返しながら、約40分ほど煮込みます。
40分煮込んだら、落し蓋をとり中火で20分ほど煮詰めます。火を消して、粗熱がとれたら肉を好きな厚さにカットします。
次に半熟目玉焼きを作ります。フライパンで蓋をせずに弱火のままじっくり焼き、白身の縁に焼き色がつき始めたら蓋をして、火が消えるくらいの弱火にします。蓋をして2~3分ほどで半熟目玉焼きができます。
半熟目玉焼きができたら、丼ぶりにご飯を盛り、焼豚と玉子をのせて焼豚を作った時の煮汁を加えると完成です。焼豚はスパムを使ったり、アレンジした作り方でもっと簡単に作ることもできます。
今治のソウルフード「焼豚玉子飯」を食べてみよう
今治市のご当地グルメ焼豚玉子飯を紹介しました。シンプルですがとても美味しいおすすめのB級グルメです。今治に行った際はぜひ焼豚玉子飯を食べに行きましょう。
また今回焼豚玉子飯の作り方もご紹介しました。今治まで行く機会がない方、近所に焼豚玉子飯が食べられるお店がない方は、焼豚玉子飯を自分で作ってみるのもおすすめです。