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テントロープはキャンプの必需品!
昨今のアウトドアブームや社会的事情からやキャンプを楽しむ人が増えています。テント本体によって付属されている商品もある「テント用ロープ(テントロープ)」は設営する際に必要となるキャンプ用アイテムです。
商品によっては「ガイロープ」や「張り綱」とも呼ぶものもあります。長さや素材、耐荷重など仕様は実に多彩ですが、利用目的やテントの仕様に合わせたものを選ぶのが大切です。
テントロープとは?
「テントロープ」は、テントやタープ設営に必要必須のひも状のギア(キャンプ道具)を意味します。主に、設営時にしっかりと固定する目的で使います。
しっかり張ると、テントやタープのビジュアルが良くなるだけでなく、突発的に雨に降られても内部への雨水の侵入を防ぐメリットがあります。テント本体に付属する商品がありますが、無い場合は事前に用意が必要です。
また、付属のものでも、もちろん劣化したものは買い替え必須です。万が一に備え、予備や補助目的で、数に余裕も持っての用意をおすすめします。
テントロープの正しい選び方
テントロープは設営時に絶対必須であるのはわかりました。しかし、いざ入手するとなると、テントのタイプの数だけ種類があるといっても過言ではないレベルなので迷うこと必至でしょう。そこでこの項目ではテントロープの選び方をご紹介します。
使う場所に合った素材で選ぶ
テントロープの選び方のひとつに「テントを張る場所に合った素材を選ぶ」があります。一重にテントロープといっても、使われている素材によって、用途や特徴が全く違います。主に以下の3種の素材が多く使われています。
「ナイロン素材」は、耐衝撃や耐摩耗が高くそして高強度を特徴としています。靭やかで伸縮性もあり、張りやすくしっかりと設営したい時に最適です。その一方で、耐水性が弱く降雨雪や湿気過多の地域の使用は不向きです。
「ポリプロピレン素材」は、高い耐水性と軽量化が特徴です。梅雨や水辺のキャンプ、またはアクティビティにも安心して設営できます。安価で買えるので入手しやすいでしょう。しかし、紫外線に弱く劣化しやすい点に注意です。
「ポリエステル素材」は、ポリプロピレンと同様、高い耐水性や、季節問わず多様な場所に対応できます。しかし、ナイロンと伸縮性を比較すると、強度では劣ります。定期交換や、ナイロン素材のものと使い分けをおすすめします。
強度を意識するなら太さも重要
テントロープの選び方の条件に「可能な限り高強度のものを選ぶ」があります。ロープに編み込まれる糸の本数が多い程、高耐久性になります。さらに耐荷重もチェックしましょう。
テントやタープ設営はロープに負荷が掛かるので、耐荷重が高いタイプが最適です。販売提供される多くの商品やその素材によっても耐荷重のデータが異なるので、まずは耐荷重表示をチェックし、購入するようにして下さい。
結びやすい太さは何mm?
テントロープが結びやすい太さは(4mm)といわれています。ちなみに切断しやすい太さでもあります。ロープの太さは、直径2~5mmのものなど、ブランドによって多くの太さや種類があります。
もちろん、直径が太い方が高強度ですが、反面結び難くなる・嵩張り持ち運びにくくなる等のマイナス面もあります。マイナス面を踏まえ、直径4~5mmを目安とみていいでしょう。
テントやタープの長さも忘れずにチェック
テントロープの選び方に「目的によって必要とする長さが違う」があります。ソロキャンプなどの小型テントやファミリー向き大型のテントなど、使用人数や目的によって、必要とする長さが違います。また、ポールの高さやロープを張る角度により必要な長さが変わるので、注意が必要です。
参考までに、2m高のポールに角度45°で張るなら、約2.8mの長さが必須です。一方、2m高のポールなら、約3.5mになります。折り返しや結びめなどを踏まえると、ポール1ヶ所につき、目安として4mの長さになります。
好みの色やデザインで選ぶ
テントロープの選び方に「好きなカラーやデザインを選ぶ」があります。テントロープの色は、商品によっては多彩なカラーが用意されています。屋外でも視認しやすいように、明るく鮮烈な原色カラーが最適です。
さらに、蛍光色ならライトが反射しやすく、夜間や暗いエリアでも認識しやすいメリットもあります。見やすいカラーなら、足を引っ掛け転倒するリスクが軽減できます。カラー選びだけでも、その後の使い勝手が随分違います。
自在金具付きなど機能面も確認
「自在金具の付属など機能充実」もテントロープの選び方のひとつです。付属されたものだと、ロープへの負荷調節がしやすくなります。長さや、テントやタープサイズに合わせ、楽に調節できます。このタイプのものは、初心者に特におすすめです。
また機能面においては、他に反射材が入ったものもあり、光を当てると反射し視認しやすくなります。夜中でも見やすいので、足を引っかけるリスクが軽減され、安心できます。中には蓄光素材が編み込まれたことで、ぼんやり光る商品もあります。
テント用ロープおすすめ7選!
前項までテントロープのさまざまな選び方をご紹介しました。使用や利用目的、または素材によって選び方が変わるのを知りました。それでも迷ってしまう人のために、おすすめ7選をまとめました。ぜひ参考にしてみて下さい。
コールマン テントロープ ガイロープ
抜群の耐久性!自在金具が付いた定番品
最初にご紹介のおすすめ商品は、コールマン「テントロープ ガイロープ」です。素材は「ポリエステル」が使われており、引っ張っても使えます。直径4mmですが長さは3~10mとさまざまで、長さによっては2本~4本と複数本数がセットになっています。
テントやタープのタイプやサイズによっては、ノーカットでそのまま設営に使えます。負荷調節しやすい自在金具が付属される、コールマンブランドの定番です。ポリエステル製なので耐久性が高く、負荷もしっかりかけられます。
Cheerly パラコード 9芯
太さも強度も丁度いい!ナイロン素材のスグレモノ
次にご紹介のおすすめ商品は、Cheerly「パラコード 9芯」です。耐荷重280kgを誇る9芯パラコードです。直径4mm・長さ30mのサイズで、表地はポリエステル・内芯にはナイロンが使われています。
耐久・耐摩耗性が高く、世間一般の7芯パラコードに比べ高強度が特徴です。また、豊富にカラーを揃えており、視認性の高い蛍光色も取扱っています。テントの設置は元より、洗濯紐や車の牽引、アクセサリーの制作や靴紐などにも最適です。
スノーピーク テントロープ 10m グレーロープPro. 4mm
軽量で使いやすい!補助用ロープにも最適
3番めにご紹介のおすすめ商品は、スノーピーク「テントロープ 10m グレーロープPro. 4mm」です。スノーピークのPro.モデルに使われる、ロープです。サイズは直径4mmで10mカットなので、好みの長さに加工しても使えます。
自在金具への食い付きも良く、ポリプロピレン製の軽量ロープなので使い勝手が良好です。金具併用でしっかりと固定されますが、残念ながら付いていません。必要に応じ別途用意する必要があります。予備・補助用としての常備がおすすめです。
DaLaCa パラコード テントロープ
反射材入りで夜でも安心!豊富なカラーリングも人気
4番目にご紹介のおすすめ商品は、DaLaCa「パラコード テントロープ」です。1500Dポリエステル製で、耐荷重が350kg以上を誇ります。劣化や耐久性に強く、直径5mmとサイズが太いのもあり強固に固定します。反射材が入っており、夜間も安心です。
自在金具付きで簡単に調節の上に、ロープ先端や末端も熱チューブ加工済みで解ける心配がありません。付属の専用収納袋は、各種ギアも収納できる大容量で持ち運びが便利です。長さ4mのロープ10本がセットされており、ソロからファミリーまで幅広くキャンプできます。
ロゴス ガイロープ 30m 71993209
たっぷり使える30m!大きめのテントにもおすすめ
5番目にご紹介のおすすめ商品は、ロゴス「ガイロープ 30m 71993209」です。サイズは直径4mm長さ30mの、耐候性に優れたポリプロピレン製です。派手なオレンジカラーなので視認性も高く、テントの張り綱用途に適しています。
長さ30mロープは、テント周りだけではなく、キャンプ関連の荷物をまとめるときにも便利に使えます。軽量なので予備や補助用にピッタリです。また、自在金具が付いていないので、必要なら別途用意しましょう。
キャプテンスタッグ カラーロープ
アウトドア初心者におすすめ!安く買えるテントロープ
6番目にご紹介のおすすめ商品は、キャプテンスタッグ「カラーロープ」です。サイズは、外径5mm・全長20mの高強度ナイロン製テントロープです。テントをしっかりと設営したい時に最適です。
ナイロン製なので、ロープをカットすると、切断面が解れてしまいがちです。熱で切断面の解れ止め後の使用を提案します。なお、熱で変形しやすいので、火など熱源近くの使用は避けましょう。パッケージには使い方や結び方が図解されており、初心者でも安心して使えます。
Lukinsen パラコード 9芯 4mm 30m
耐荷重は280kg!強度を重視するなコレ
最後にご紹介のおすすめ商品は、Lukinsen「パラコード 9芯 4mm 30m」です。表地はポリエステル、内芯に3芯ナイロン糸9本を用いたパラコードです。サイズは直径4mm長さは30mあり、耐荷重が280kgと充分にあるので、アウトドアで活躍します。
また、折り返したロープを3~4本束ねると災害時の緊急用としても使えます。豊富なデザインバリエーションがあり、アウトドアだけでなく、ハンドクラフトアクセサリー制作も楽しめます。視認性に特化した反射タイプもあり、興味がある人はチェックしてみてください。
自在金具の使い方は?ロープの簡単な結び方も!
「自在金具」とは、テントやタープ設営時にテントロープに結んで使う道具です。テントやロープなどの購入時に付属するタイプも多いでしょう。長さを簡単自在に調節できるので「自在金具」と呼ばます。
ちなみに、結び方として、ロープの端にサイズ変化しない輪を作る簡単な「もやい結び」や、金具が無い時に張り具合が簡単に調節できる「自在結び」が有名ですが、「巻き結び」や「8の字結び」などがあります。
2穴タイプの使い方とロープの結び方
2穴タイプ自在金具の使い方やロープの結び方は、実に簡単です。2つ穴にテントロープを通し、すり抜けないために結び目を作る、それだけです。ただ、ひとつだけ気にしたいのが、輪を作る方向です。
2穴の自在金具は「くの字」形状のものが大半ですが、金具の山側に輪を作りましょう。凹んでいる側に輪を作ると、摩擦が上手く効かず滑りやすくなります。ロープを緩めたいなら金具を垂直に、逆に平行にすると摩擦が効き固定します。
3穴タイプの使い方とロープの結び方
悩む人が多い3穴タイプ自在金具の使い方やロープの結び方は、実は2穴自在金具同様に簡単に結べます。三角形の金具にある3つの穴へ順番にギザギザにロープを通すだけです。三角形の頂点の穴に、ロープを表側から裏側へ通します。
凹んだ面に通した状態になります。2つめの穴にそのまま裏側から表側にロープを通し、残った3つめの穴に輪を作り、ロープ末端が抜けないために結び目を作ると完成です。
テント用ロープはテントに合うものを選ぼう!
アウトドアブランドのテントや扱うタイプ、そして素材違いなど多様なテントロープがあるのがわかりました。あまりにも数が多いので、使用目的や使うテント素材に応じたローブ選びが重要といえます。
ロープ購入に迷っているなら、今一度所持しているテントの素材や使用目的を確認し、テントやタープに合ったロープを選んでみてはいかがでしょうか?