しまなみ海道のおすすめキャンプ場15選！人気のコテージや無料スポットまで

しまなみ海道とは、広島県尾道市と愛媛県今治市を結んでいる自動車専用道路のことをいいます。しまなみ海道には尾道大橋・因島大橋・生口橋・多々羅大橋・大三島橋・伯方・大島大橋・来島海峡大橋があり、それぞれの橋から絶景を眺めることができます。

しまなみ海道にはサイクリングロードが併設されており、サイクリングを楽しめるのはもちろんのこと、ウォーキングを楽しむこともできます。また、しまなみ海道にあるサイクリングロードは日本初の海峡を渡れる道路としても有名です。

車でしまなみ海道を通るのもおすすめですが、1人でキャンプを楽しむソロキャンや少人数での移動には、サイクリングで絶景を楽しみながらキャンプ場に向かうのもおすすめです。海外でも絶景スポットとして人気の高いしまなみ海道で、ゆったりサイクリングを楽しんでみてください。

しまなみ海道は全長70～80kmほどあります。そのため、車での移動であれば問題ありませんが自転車での移動は1日では難しくなります。事前にどのあたりで休憩をとるか決めておくことをおすすめします。

しまなみ海道がずっと平坦な道であればスイスイ自転車を漕ぐことができるでしょう。しかし、しまなみ海道には峠道もあります。そのため、道のアップダウンを考慮しておく必要があります。

全長70～80kmもあるしまなみ海道を1日で制覇しようという計画は得策ではありません。しまなみ海道の絶景を満喫するためにも、途中で1泊してゆったり進むことをおすすめします。

しまなみ海道にはキャンプ場やコテージが所々にあり、休憩スポットに困ることがありません。有料のキャンプ場だけでなく、無料のキャンプ場や温泉があるキャンプ場もあります。しまなみ海道にあるキャンプ場でアウトドアを満喫しましょう。

テントを所有していなかったり、かさばるため運ぶことができない方におすすめなのがコテージです。最小限の荷物を持っていくだけでアウトドア気分を満喫できるしまなみ海道で、コテージがある人気キャンプ場2選を紹介します。もちろん、キャンプ場なのでテントを張ることもできます。

しまなみ海道・大三島ICから車で3分ほどのところにあるのが「多々羅キャンプ場」です。広々とした開放感のある多々羅キャンプ場には、コテージや炊事棟もあります。夏には海水浴も楽しめるので、ファミリーや仲間とわいわい楽しめます。

多々羅キャンプ場は、多々羅大橋のたもとにあります。そのため、目の前に広がる海と世界有数の斜張橋である多々羅大橋を見上げながらキャンプを楽しめます。近くには温浴施設もある、しまなみドームや徒歩5分圏内にファミリーマートもあります。

南国リゾートのようなキャンプ場なのが「ドルフィンファームしまなみ」です。ドルフィンファームしまなみには、世界初の屋上付きトレーラーハウスや長期滞在に最適なロイヤルトレーラーハウスといった立派なコテージがあります。

ドルフィンファームしまなみのおすすめ人気スポットがイルカビーチです。イルカたちとふれあったり、一緒に泳ぐことができます。見学だけなら無料なので、ゆったりくつろぎながらかわいいイルカたちを眺めるのもおすすめです。

テントを張って過ごすのも最高ですが、立派なコテージでグランピングをしてみてはいかがでしょうか？

コテージでまったりとしたアウトドアよりも、テントを張ってがっつりキャンプを楽しみたい方におすすめのキャンプ場7選を紹介します。どのキャンプ場も利用料は有料ですが、駐車場は無料です。また、キャンプ場近くの人気スポットやおすすめスポットも合わせて紹介します。

7月1日～8月31日までの夏期限定キャンプ場が「台キャンプ場」です。台キャンプ場は、「だい」ではなく「うてな」と読みます。台キャンプ場は、台海水浴場がオープンするのに合わせているため夏期のみ営業です。

目の前が海水浴場という絶好のロケーションでキャンプを楽しめることもあり、ファミリーを中心に人気の高いキャンプ場です。おすすめスポットは、近くにある温泉です。シャワーも完備されていますが90秒100円なので、温泉でゆっくり温まることをおすすめします。

瀬戸内海に沈む夕日の絶景スポットでおすすめのキャンプ場が「サウンド波間田」です。サウンド波間田は生名島の北西部の海岸沿いにあるため、青い海と木々の緑に囲まれた自然を満喫できるキャンプ場です。また、公園の噴水広場からは、生口大橋を見ることもできます。

サウンド波間田は、シャワーや炊事場など設備は整っていますが有料になります。1回ごとに料金が発生するので、野菜や食器などはまとめて洗うことをおすすめします。

瀬戸内海国立公園内にあるキャンプ場が「鶏小島キャンプ場」です。トイレ・シャワー・水道・かまど・炊事施設・電源完備と設備が充実しています。また、急流船折瀬戸を眼下に見下ろすおすすめの絶景スポットでもあります。

鶏小島キャンプ場を下ったところには遊歩道もあり、ゆったり散歩をしたり釣りをしたりして過ごすのもおすすめです。釣った魚をその場で調理できるのは、キャンプならではの醍醐味です。

素晴らしい展望スポットとしても人気のあるキャンプ場が「カレイ山展望公園キャンプ場」です。カレイ山展望公園キャンプ場から、伯方大島大橋・能島城跡・船折瀬戸の急流も見下ろすことができます。また、カレイ山展望公園キャンプ場にいる愛嬌のある山羊も人気です。

因島大橋記念公園内にあるキャンプ場が「大浜崎キャンプ場」です。眼下を見下ろす形で瀬戸内海が広がり、近くにはしまなみビーチやアメニティプール、チビッコランド、大浜埼灯台などがあります。海や公園で遊べる大浜崎キャンプ場は、ファミリーにおすすめのスポットです。

また、コテージほど快適ではありませんが、7～8月は15基の常設テントが設置されます。大浜崎キャンプ場は眺望もよく、因島大橋の後ろで沈みゆく夕日は必見の価値があります。

瀬戸内海一美しい夕日が見える海水浴場の近くでキャンプできるのが「瀬戸田サンセットビーチ」です。瀬戸田サンセットビーチは、シーカヤックの体験利用ができることでも人気のスポットになっています。

浅瀬の湾と美しい砂浜が目の前に広がるキャンプ場が「友浦久米キャンプ場」です。最大10張りと規模が小さいキャンプ場のため、利用は予約者のみになります。シーズンオフは利用者がぐっと減るおすすめの穴場スポットでもあります。

気軽に利用できる無料のキャンプ場が良いという方におすすめのキャンプ場やスポットを紹介します。少し変わったところにあるキャンプ場や、キャンプ場ではないけれどキャンプをしても大丈夫な場所など、おすすめ5選を見てみましょう。

トイレや水道の利用もできて衛生面も安心の、無料のキャンプ場が「見近島キャンプ場」です。ただし、トイレットペーパーはないので持参する必要があります。見近島キャンプ場から買い出しに行く場合、伯方島方面なら料金所通過しないので無料で往復できるのもうれしいポイントです。

見近島キャンプ場は、125ccまでの原付もしくは自転車、徒歩でしか行くことができないので注意が必要です。車が通れる道がない場所にある見近島キャンプ場で、のんびりとした時間を過ごしてみましょう。

きれいな夕日を見ることができる海沿いの無料のキャンプ場が「大角海浜公園くじら広場キャンプ場」です。大角海浜公園くじら広場キャンプ場の駐車場の入り口はやや狭めです。幅の広い車は出入りが難しい可能性があります。

無料のキャンプ場ですが、炊事場とトイレはあります。また、近くのスーパーまでは車で20分ほど、温泉までは車で30分ほどで行くことができます。

無料でキャンプできるとは思えないほど広々としているのが「桜井海浜ふれあい広場」です。海水浴場の近くにある桜井海浜ふれあい広場では、夏場は冷水シャワーも無料で利用することができます。主な設備はトイレだけなので、事前に野菜などをカットしておくと調理しやすくなります。

小学校のグランド跡地を無料のテントサイトとして使えるのが「龍岡キャンプ場」です。小学校のグランド跡地を利用しているため、トイレと水道は設置されていますが土が固くペグが刺さりにくいというデメリットがあります。

龍岡キャンプ場は玉川湖に面しているため、釣りを楽しむこともできます。また、車で10分ほどのところには温泉施設もあります。

炊事場・足洗い場・トイレ・シャワーが設置されており、無料とは思えないほど設備が整っているのが「鴨池海岸公園」です。鴨池海岸公園はキャンプ場ではありませんが、広々としたフラットな場所と24時間利用可能なトイレがあることからキャンプ利用者が多くいます。

駐車場も広々していることから車中泊での利用者も多く、夏は目の前に広がる海水浴場の利用者でいっぱいになります。

温泉施設が近くにあるキャンプ場は複数ありますが、その中でもしまなみ海道近郊で温泉がある人気キャンプ場1選を紹介します。サイクリングの疲れやキャンプで冷えた体を温めるのにぴったりの温泉があるキャンプ場です。

「休暇村瀬戸内東予シーサイドキャンプ」は、目の前に瀬戸内海が広がり海水浴場まで徒歩1分という抜群のロケーションのところにあります。夏は泳いで遊べ、冬は釣りなどを楽しむことができます。

また、海水浴場である桜井海岸は、日本の渚・百選にも選ばれた美しい白砂青松が特徴の瀬戸内を代表する自然海浜です。休暇村瀬戸内東予シーサイドキャンプでは手ぶらでも遊べるよう常設テントやバーベキューセット、テーブル、イスなどのレンタルも行っています。

休暇村瀬戸内東予シーサイドキャンプの敷地内には、伊予の三湯と称される本谷温泉から引き湯した「ひうちなだ温泉」もあります。ひうちなだ温泉には、露天風呂と展望温泉大浴場があり、瀬戸内海に浮かぶ島々を眺めながら入浴することができます。

また、ひうちなだ温泉にはボディソープ・シャンプー・トリートメントの用意はありますが、タオルはありません。タオルはご持参ください。

しまなみ海道近郊には、コテージでゆったり過ごすも良し、がっつりアウトドアを楽しむも良しの非日常を味わえるキャンプ場が数多くあります。瀬戸内海に面しているキャンプ場で、美しい景色を眺められるしまなみ海道のキャンプ場を、ぜひご利用ください。