ナツメグの代わりに使える代用品はコレ!便利なスパイスを大特集

ナツメグの代わりに使える代用品はコレ!便利なスパイスを大特集

ハンバーグを作る時によく利用される「ナツメグ」ですが、家庭に常備していないという方も多いでしょう。いざという時にナツメグがなくて困った際は代用品を使用してみましょう。今回はナツメグの代用品としめおすすめのスパイスや、代用品以外の基本知識やレシピを紹介します。

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記事の目次

  1. 1.ナツメグとは?どんなスパイス?
  2. 2.ナツメグの効果・効能は?
  3. 3.ナツメグはどんな料理に合う?
  4. 4.ナツメグの代用品は?
  5. 5.おすすめ!ナツメグを使った絶品ハンバーグレシピ
  6. 6.ナツメグがない時は代用品を使ってみよう!

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ナツメグとは?どんなスパイス?

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料理をよくする人は自宅にスパイスを置いている人も多いことでしょう。メジャーなスパイスだと、こしょうにパセリやローズマリー、お菓子を作る人ならバニラビーンズなどを常備している人も多くいます。

しかしよく使うスパイスなら置いてあるけれど、たまにしか使わないスパイスは、なかなか購入までに至らなくいざという時に困ってしまうこともあります。そんな時には代用品を使ってみましょう。今回は数あるスパイスでも「ナツメグ」がない時の代用品をご紹介します。

ナツメグとは、ニクズク属樹木、ニクズクの種を挽いて粉末状にしたスパイスです。一般的なナツメグは粉末状ですが、ニクズクの種を乾燥させたタイプのものもあります。ニクズクは濃い色の葉っぱが特徴的な常緑樹で、主に香辛料の為に栽培されています。

ニクズクの種からは「ナツメグ」、種を覆っている皮からは「メース」がとれます。ナツメグは、コショウ・シナモン・クローブとともに世界の4大スパイスの1つとしても知られており、紀元前10世紀のインドでナツメグが使用されたという記録が世界最古の記録として残っています。

ナツメグは挽肉やじゃがいも、カボチャなどと相性がいいといわれています。それを現すように、よくハンバーグを作るときにナツメグを利用するケースが多いです。しかしナツメグは、肉料理や野菜料理以外にも、焼き菓子などの甘い料理にも使われることがあります。

ちなみに、メースはナツメグと比べると独特なピリッとした辛味・苦味があるのが特徴ですが、穏やかで上品な香味をしています。その香味を生かして、焼き菓子などをはじめとしたデザート類や飲みもの、スープなどによく利用されています。

ナツメグがあるのとないのとでは料理の完成度が違ってきてしまいますが、たまたま切らしてしまった、なんて時にぴったりなナツメグの代用品のおすすめをご紹介します。

おすすめの代用品以外にも、ナツメグの効果や使用する際の注意点、相性のいい料理やナツメグを使った絶品ハンバーグのレシピまでご紹介します。

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ナツメグの効果・効能は?

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ナツメグの代用品のおすすめをご紹介する前に、ナツメグの効果や効能をご紹介します。実はナツメグは、頭痛や整腸剤、口臭予防や熱を下げる効果があるとして古代ヒンドゥー教では使用されていました。

また、上記以外にも様々な病気を治すための「伝統医学」としても使用されてはいますが、ナツメグにこのような薬理的な効果があるかどうかは定かではありません。またナツメグにはスパイス以外にも、エッシェンシャルオイルとしての利用方法もあります。

ナツメグに含まれている芳香成分の「α-ピネン」と呼ばれるものは、松やヒノキ・スギといった針葉樹に含まれている成分です。α-ピネンは森林の香りともいわれる成分で、リラックスできる効果があるといわれています。

すっきりとした香りのナツメグのエッシェンシャルオイルは、アロマバスとしても利用できるので、お風呂に数滴たらすとよりリラックスできる効果があるとされています。

また、ナツメグには催眠性も少しあるといわれています。そのため寝つきが悪い時に、ナツメグを入れた温かい牛乳などを飲むと眠りの質が上がるともいわれています。

ナツメグは胃腸をサポートしてくれる効果が期待できる

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ナツメグには先ほども紹介しますピネン(整腸作用、下痢や腸内ガスの排出を促進)、カンフェン(抗炎症作用や殺菌作用)、ボルネオール(気管支炎や咳、神経痛に効く)といった成分が含まれています。

記述した抗炎症作用以外にも、痰を取り除きやすくしたり、消化の促進、食欲を増やしたりする効果があるといわれています。

またナツメグは「肉荳蒄(にくずく)」と漢方では呼ばれていて、消化不良・下痢薬として利用されています。日本国内においても古来から健胃剤として利用されていて、実は身近にある太田胃散など市販の胃腸薬にも使われています。

注意!ナツメグの過剰摂取は中毒を起こすことも

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さまざまな効果があるといわれているナツメグですが、使用する上で注意点があります。それは、ナツメグを過剰摂取すると中毒を起こすことがあることです。日本中毒情報センターによれば、成人の場合は5g〜10gほどのナツメグでも中毒症状が現れるといわれています。

過剰摂取してしまうと、眩暈や幻覚・嘔吐などの症状が出ることがあります。24時間以内に症状が治まることが大半ですが、稀に2〜3日かかることもあります。またナツメグの粉末にもアレルギー反応が現れたり、皮膚炎が起こったりするともいわれています。

ナツメグは子どもの中毒があったという報告はありませんが、死亡例はあります。小さなお子さんや、妊娠中・授乳中の方はナツメグの使用を控えるようにして、ナツメグではなく代用品で使用できるものを使用するようにしましょう。

ナツメグはどんな料理に合う?

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ナツメグがもたらす効能や効果、スパイスとしての情報が分かりましたが、一体どんな料理と相性がいいのでしょうか?ナツメグと相性がいいといわれている料理を3つご紹介します。

後々紹介する代用品も今回紹介する3つの料理と相性がいいので、知っておいて損はないでしょう。

ハンバーグなどのひき肉料理

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ナツメグを使用する最たる例といえば「ハンバーグ」ではないでしょうか?ナツメグはひき肉をはじめ、肉類の独特な肉臭さを消し旨味を引き出してくれる効果があります。実はナツメグはこの「肉の匂いを消し、旨みを出す」というのが最大の特徴になっています。

また、ナツメグは肉だけではなく野菜との相性もいいスパイスです。野菜の優しい甘みを引き出してくれる効果があります。ジャガイモの特有の青臭さを消してくれるので、コロッケなどとも相性がいいスパイスです。

スパイスカレー

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ナツメグはカレーとの相性も抜群です。本格的なスパイスカレーにはナツメグが香辛料の1つとして配合されています。スパイスカレーは自宅でもガラムマサラを作ることで、簡単に作ることができます。

ガラムマサラとはカレーの国インドが発祥のスパイスです。複数のスパイスをミックスさせることでつくられているので、オリジナルの配合でも作ることができます。一般的には、クミン・コリアンダー・カルダモン・クローブ・ナツメグ・シナモン・ブラックペッパーを配合します。

レトルトカレーにナツメグを少し振るだけでもかなり本格的な味わいが楽しめます。また、ひき肉のカレーであるキーマカレーとももちろん相性が抜群です。この場合は、ナツメグの粉末ではなくホールをおろし金などで直接削ってかけるのがおすすめです。

乳製品を使った料理

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ナツメグは乳製品との相性もよく、乳製品を使った料理にもよく使われています。主にホワイトソースや、クリームシチュー、チーズフォンデュに入れることによって、乳製品独特の乳臭さを和らげる効果があるようです。乳製品が苦手な人は、独特の香りが苦手という人も多いでしょう。

ナツメグは加熱すると甘い独特な香りがすることも特徴の1つで、乳製品との相性がいい理由でもあります。また意外なところでは焼菓子との相性もよく、クリスマスシーズンに登場するジンジャークッキーにはシナモンと共にナツメグが使用されているものもあります。

ナツメグの代用品は?

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それではいよいよ、今回の記事の本題である「ナツメグの代用品」について触れていきます。いろいろとナツメグの効能や効果、相性のいい料理が分かりいざ料理を作ろうとしたときにストックがない!となることもあります。そんなときの為にも代用品を理解しておきましょう。

妊娠中や授乳中、小さなお子さまにはナツメグはおすすめできませんので、代用品を使うことも覚えておきましょう。代用品を知っておくことで、料理の幅も広がります。ナツメグの代用品になるものを3つご紹介します。

【ナツメグの代用】ターメリック

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【ナツメグの代用品】1つ目に紹介する代用品は「ターメリック」です。肉類の匂い消しとしての効果が期待できるターメリックはナツメグの代用としても比較的有名です。挽肉との相性がいいので、ナツメグの代用としてハンバーグなどに入れても十分効果が発揮されます。

しかし、ターメリックをナツメグの代用として使う場合には注意点があります。ターメリックは黄色い色が特徴ですが、入れすぎるとターメリックの色が移ってしまい黄色くなってしまいます。ターメリックの入れ過ぎには注意しましょう。

【ナツメグの代用】オールスパイス

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【ナツメグの代用品】2つ目に紹介する代用品は「オールスパイス」です。オールスパイスのいう名前からさまざまなスパイスがミックスされていると勘違いされがちですが、フトモモ科の植物で果実部分・葉をスパイスとして使用します。

ナツメグの代用品として名が挙がる理由は、ナツメグ・シナモン・クローブの香りをオールスパイスが持っていることから代用品として名が挙がります。実際肉料理と相性もいいのでナツメグの代用品としておすすめです。

またオールスパイスは菓子類にも使用できます。ナツメグもお菓子作りで使用されているので、こちらでもナツメグの代用品として活躍してくれます。代用品としては幅広く利用できるといえます。

【ナツメグの代用】ブラックペッパー

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【ナツメグの代用品】3つ目に紹介する代用品は「ブラックペッパー」です。スパイスの王様とも呼ばれているほど世界的に浸透しているスパイスです。ナツメグ同様、肉(特に牛肉)や乳製類の匂い消しに使用されるのでナツメグの代用品としてもおすすめです。

ハンバーグのレシピを見ると、ナツメグとブラックペッパーが記載されていることが多いですが、ブラックペッパーだけでも十分効果があるので、ハンバーグを作る際は代用品として活躍することでしょう。肉類や乳製品を使った料理におすすめの代用品です。

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オールスパイスは西インド諸島を中心によく使われているスパイスです。オールスパイスはシナモン、ナツメグ、クローブの3種類のスパイスが入り混じった贅沢な芳香がするスパイスです。オールスパイスは肉、魚、野菜の料理、そして甘いものにも使うことができるスパイスです。
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カレーを作るのに「ターメリック」を購入したけれど、他の使い方がわからないとお悩みの人はいませんか?ほんの少量使うだけで黄色く色づくターメリックは、どんな食材にも合う万能スパイスです。使い方をマスターして本格的なインド料理に挑戦してみましょう。

おすすめ!ナツメグを使った絶品ハンバーグレシピ

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最後はナツメグを使ったおすすめの絶品ハンバーグのレシピをご紹介します。もちろん、ナツメグがない場合は今回紹介したターメリックなどの代用品を使用しても構いません。いつものハンバーグをよりおいしくするためにも、代用品を踏まえたレシピをチェックしましょう。

用意する材料は、玉ねぎ約100g・ニンニク一片・あいびきミンチ300gがメインの材料です。ツナギとして、生パン粉(なければ普通のパン粉でも可、パンを生パン粉の代用にしても可)1/2カップ・牛乳1/2カップ・卵1個です。

スパイス類として、塩(ハーブソルトなどの代用も可)少々・あらびきのブラックペッパーと黒コショウ(それぞれ)少々・ナツメグ少々です。ナツメグがない場合はターメリックを代用にしたり、代用品としてニンニクや生姜を利用してもOKです。上手に代用品を使いましょう。

まずはきつね色になるまで玉ねぎを炒めていきましょう。ここで玉ねぎの炒めが甘いと「硫化アリル」がうま味に変わらないのでしっかりと炒めることがポイントです。ミンチ肉に塩・胡椒やナツメグ(代用品)を入れます。塩を入れると肉が割れにくくなる効果があるといわれています。

パン粉を牛乳に浸して柔らかくしておき、先ほどの肉に卵を入れます。この時手で混ぜる人が多くいますがこれはNGです。手で混ぜるのではなく木べらなどを使って混ぜるようにしましょう。

手を使って混ぜることで、手の温度でお肉の脂が溶けてしまうためです。どうしても手で混ぜる場合は、ボウルの下に氷水を張って冷やすのもおすすめです。ひと手間で絶品ハンバーグが作れるので是非試してみてください。

ハンバーグの形成が終わったら中火でまずは3分焼き、続いてひっくり返してまた3分焼き焼き色をつけます。焼いている最中は肉汁が出て来るので極力触らないようにしましょう。3分経ったら蓋をして5分ほど蒸し焼きにして、5分経ったら火を止めてさらに5分蒸したら完成です。

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ナツメグがない時は代用品を使ってみよう!

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ハンバーグなどの肉類の調理と相性の良いナツメグの代用品をご紹介しました。ナツメグ以外にも似たような効果のあるスパイスはたくさんあり、代用品として使えるものの中には自宅に常備されているものもあるでしょう。

料理中にナツメグがなくて困ったときは、今回紹介した代用品を使用してみてください。お子さんや妊婦さんなどナツメグがおすすめできない人にも代用品を知っておくと安心です。

ICHIKA
ライター

ICHIKA

さまざまな地域の魅力やお店、商品の魅力を伝えたいと思い、空いた時間にちょっとずつ書いています。皆さんに読んでいて面白い、行ってみたい!役に立つなぁと思ってもらえるような記事を目指して日々執筆しています。

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