ふっくらで絶品【牡蠣ご飯】のおいしいレシピをご紹介！炊飯器で作る簡単な方法も

牡蠣とは、海のミルクと呼ばれている人気の食材です。冬になると、多くのスーパーや道の駅で牡蠣の販売が始まります。栄養満点の牡蠣は、カキフライや蒸し牡蠣など、いろいろな料理に使用されています。

本記事では、ふっくらとおいしいおすすめの「牡蠣ご飯」のレシピをまとめました。土鍋で作る牡蠣ご飯のレシピや、簡単に作れる炊飯器を使った牡蠣ご飯のレシピが登場します。おいしい牡蠣ご飯を作るために必要な下ごしらえ方法も紹介しているので、参考にしてください。

牡蠣は、広島県や宮城県、北海道で収穫されるものが多いです。スーパーなどで販売されている牡蠣は、養殖のものが多いです。牡蠣といっても、大まかに分類して3種類あり、真牡蠣（2倍体）、真牡蠣（3倍体）、岩牡蠣があります。

種類によって旬が異なり、真牡蠣（2倍体）は冬～春に旬を迎えます。真牡蠣（3倍体）は、年中流通している種類となりますが、主に秋に流通することが多いです。また、岩牡蠣の旬は夏といわれています。岩牡蠣は、天然物が多く流通しています。

牡蠣ご飯のレシピをチェックする前に、海のミルクともいわれている栄養満点の牡蠣に含まれている栄養について紹介します。牡蠣には、グリコーゲンという栄養素が含まれています。グリコーゲンは、脳の働きを活発にしてくれ、肝機能や疲労回復効果も期待できます。

鉄や銅などのミネラルも多く含んでおり、貧血予防効果があります。また、牡蠣に含まれているミネラル成分は、体内に吸収されやすい形になっています。貧血を予防したい人や効率よくミネラルを摂取したい人にも牡蠣がおすすめです。

他にも、牡蠣にはタウリンを多く含んでいます。タウリンはスタミナ増強や疲労回復効果があります。コレステロール値の上昇を抑える効果もあるため、視力の衰えを回復する効果や目の疲れを回復する効果も期待できます。

このように牡蠣のぷりぷりとした身には、さまざまな栄養素がつまっています。おいしくいろいろな栄養素を摂取したい人は、牡蠣を使ったメニューを作ってみましょう。

牡蠣ご飯をおいしく作るためには、牡蠣をしっかりと下ごしらえする必要があります。牡蠣ご飯に使用する牡蠣は、身を崩さないように牡蠣の汚れを落としましょう。水っぽさを残さないために、塩水で汚れを落とした牡蠣はザルにうつすなどして、水気を切りましょう。

時間がある場合は、牡蠣を牡蠣ご飯に使用する煮汁で、あらかじめ煮込んでおきましょう、調味料で下煮することで、牡蠣の旨みをしっかりと閉じ込めることができます。また、牡蠣を下煮することで、下味をつけることも可能です。

土鍋で炊く「牡蠣ご飯」のおすすめレシピを紹介します。土鍋で炊く牡蠣ご飯に必要な材料は、米3合、牡蠣150g、にんじん1/2本、しいたけ10個、しめじ1/2袋となります。牡蠣ご飯の出汁には、水650ml、白だし大さじ3、みりん大さじ2、しょうゆ大さじ2です。

米は水でよく洗って、30分以上かけて浸水させておき、30分たったらザルにうつして水を切ります。にんじんは皮をむいて細切りにします。牡蠣は、流水で洗い流し汚れやぬめりを落とします。洗った牡蠣は、キッチンペーパーで水気をふき取っておきましょう。

しいたけは細切り、しめじは石づきをカットして食べやすいように手でほぐします。これで下ごしらえは完了です。次は、小鍋に牡蠣ご飯に使用する調味料をすべて加えます。小鍋に入れた調味料は、中火でひと煮立ちさせます。

出汁がひと煮立ちしたら牡蠣としめじ、しいたけとにんじんを加えて、すべての食材に火が通るまで5分ほどかけて加熱します。食材に火が通ったら火からおろしましょう。土鍋に水を切った米と小鍋に入った調味料と具材を入れます。土鍋に蓋をして中火で加熱していきましょう。

沸騰して土鍋の蓋が揺れてきたら弱火にして15分ほど加熱します。加熱が終わったら火を止めて、5分ほど蒸らしましょう。次に、しゃもじを使ってふっくらとなるように混ぜ合わせます。お椀によそったら、土鍋で作る牡蠣ご飯の完成です。

土鍋で牡蠣ご飯を作ることで、ふっくらとおいしく仕上がります。使用するきのこは、舞茸やヒラタケを使用しても良いでしょう。お好みで刻んだ三つ葉をトッピングすると、彩りも良く、綺麗な見た目に仕上がります。

たまねぎや生姜を入れて、アレンジしても良いでしょう。使用する白だしによって、風味や味わいが変わるため、使用する量を調整してください。

土鍋が自宅にない場合は、炊飯器を使ってもおいしい牡蠣ご飯を作れます。次は、簡単にできる炊飯器で炊く牡蠣ご飯のレシピを紹介します。簡単においしい牡蠣ご飯を作りたい場合は、炊飯器がおすすめです。

炊飯器で炊く牡蠣ご飯のおすすめレシピに必要な材料は、米3合、牡蠣230g、しめじ100g、刻みネギです。調味料は、しょうゆ大さじ3、みりん大さじ1と1/2、酒大さじ1と1/2、和風だし小さじ2、すりおろし生姜小さじ2となります。

米は水で洗って、30分かけて浸水させておきます。30分たったらザルにうつして、水気を切りましょう。次に、牡蠣はたっぷりの水煮大さじ1の塩を加えて、塩水で洗って汚れを落とします。汚れが落ちたら、キッチンペーパーなどで水気をふき取りましょう。

しめじは石づきをカットして、食べやすいように手でほぐしておきます。炊飯器の釜に水をきった米と混ぜ合わせた調味料を加えます。調味料を入れた後に、水を3合の目盛りの部分まで注ぎます。調味料を入れたら、手でほぐしたしめじと水気を切った牡蠣を加えます。

次に、炊飯器の通常の炊飯モードでご飯を炊いていきます。ご飯が炊きあがったら、お椀によそい刻みネギをふりかけましょう。これで、炊飯器で作る簡単でおいしい「牡蠣ご飯」の完成です。刻みネギの代わりに刻んだ大葉を添えても良いでしょう。

炊飯器で炊く牡蠣ご飯も、いろいろと具材をアレンジすることが可能です。しめじ以外にもにんじんやエリンギ、たまねぎなどを加えてもおいしい牡蠣ご飯が作れます。いろいろな具材を加えて、ボリューム満点の牡蠣ご飯を作ってみましょう。

1度にたくさんの牡蠣ご飯を作る人も多いのではないでしょうか。たくさん作った牡蠣ご飯は、正しい保存方法で保管する必要があります。次は、牡蠣ご飯をおいしく保管する方法を紹介します。

炊飯器や土鍋で牡蠣ご飯を作った後、すぐに食べてしまうのであれば炊飯器や土鍋の中でご飯を保管していても問題はありません。しかし、あまりにも長期間炊飯器や土鍋で保管していると、牡蠣特有のイヤなニオイが発生することがあります。

また、牡蠣のイヤなニオイが発生すると、せっかくおいしく使った牡蠣ご飯は美味しくなくなることもあります。牡蠣ご飯を翌日もおいしく食べるためには、1食ずつラップで包み、冷蔵庫で保管しましょう。

ご飯と聞くと日持ちするイメージがありますが、炊き込みご飯は、いろいろな調味料や具材を使用しているため傷むのが早いです。また、白米に比べると水分量が多いという点も、傷みやすい理由のひとつになっています。

1食ずつラップで包んで冷蔵庫で保管した場合も、作った翌日には食べてしまう必要があります。牡蠣ご飯を作った場合は、なるべく早く食べきるようにしましょう。また、食べきれない場合は早めにラップで包んで冷蔵庫にうつしてください。

翌日に食べきれない場合は、1食ずつラップで包んで冷凍保存することをおすすめします。冷凍した牡蠣ご飯は、電子レンジで加熱してから食べてください。アレンジを加えることも可能で、ほうじ茶を掛けてお茶漬けを作っても良いでしょう。

牡蠣ご飯を冷凍した場合でも、2週間以内には食べきるようにしてください。おいしく作った牡蠣ご飯は、正しく保管して最後までおいしく食べきりましょう。

ふっくらとおいしい簡単牡蠣ご飯のレシピについて、たっぷりご紹介しました。簡単においしい牡蠣ご飯を作りたい場合は、炊飯器や土鍋がおすすめです。いろいろな具材を加えることで、さらにおいしく仕上がります。炊飯器や土鍋を使って、ふっくらおいしい牡蠣ご飯を作ってみましょう。