本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
あさりは栄養満点の貝
味噌汁や炊き込みご飯、さらにはパスタ料理に使われることの多いあさり。貝類の中でも比較的手に入りやすい食材のひとつで、一般的な食卓でも使われます。そんなあさりですが、買ってきたものを、そのまますぐに調理できる訳ではありません。
あさりは砂抜きと呼ばれる下処理をしなければ、料理に使うことができないのです。スーパーによってはすでに砂抜きされたあさりを取り扱っている所もありますが、完全に砂が抜ききれないことがあるので、調理前に砂抜きした方が良いです。
そこで本記事では、あさりの砂抜き方法を伝授します!塩を使った基本方法やお湯を使った時短方法など、あさりの砂抜き方法を中心にご紹介しました。あさりの砂抜き方法をご紹介する前に、あさりについて解説します。実はあさりは、栄養満点な貝といわれているようです。
あさりはミネラルやビタミンB12が豊富
見た目の小さいあさりですが、実はミネラルやビタミンB12などの栄養が豊富に含まれています。ビタミンB12に至っては貝類の中で1番豊富に含まれており、ビタミンB12が不足してしまうと神経痛や目眩、吐き気などの症状が起こりやすくなってしまうと言われているのです。
また、血液をサラサラにさせる効果や肝機能を促進する効果などが期待されている食材でもあります。旨み成分も豊富に含まれていると期待されているので、普段の食事に取り込みやすくなっているのが特徴です。
あさりは低カロリー
栄養満点のあさりは脂質がほとんどなく、低カロリーの食材です。100gあたり約30kcalとカロリーが低く、ダイエット中でも食べられる食材と期待されています。
基本的に貝類は糖質が低めのものが多いことから、必然的にあさりもカロリーが低めになっているようです。糖質制限ダイエットなどに適しており、誰でも安心して食べられます。
おいしいあさりの選び方
いくら砂抜きが上手にできたからと言っても、おいしいあさりを選ばないことには話になりません。あさりにもおいしい選び方というものがあり、選び方のポイントを抑えることでお店で食べるようなあさり料理がおうちで楽しめます。
ここからは、おいしいあさりの選び方をご紹介します。誰でもおいしいあさりが見つかるように、分かりやすく選び方をご紹介するので参考にしてみてください。おいしいあさりを見つけて、絶品料理を作ってみましょう!
【あさりの選び方】貝殻の色合いや形・厚み
おいしいあさりの選び方1つ目は、あさりの色や形、そして厚みをチェックするということです。あさりは同じものがないと言われているように、ひとつひとつ違った柄になっています。
なぜ同じものがないのかというと、獲れた場所に合わせて柄が違い、同じ場所で獲れたものは似たような柄をしています。基本的には色は黒っぽいもので、形は丸く厚みのあるものがおいしいと期待されています。
また、薄茶色の平べったい厚みのあるあさりもおいしいことが多いと期待されているので、色や形、そして厚みを見ながら吟味してみましょう。厚みが薄いものだと、貝殻が割れやすく実が傷んでしまっているものがあるのでご注意ください。
【あさりの選び方】口が開いているか閉じているか
おいしいあさりの選び方2つ目は、あさりの口が開いているかどうかです。基本的にあさりは火が入ることで、口が開きます。加熱調理する前に、口が開いてしまっているのは鮮度が落ちてしまっている証拠なので、口が開いていないあさりを選ぶようにしましょう。
少し口が開いてしまっているあさりでしたら、手で押して閉まることを確認してください。手で押して閉まるようなあさりは、食べても問題はないのです。完全に口が開いてしまっているのはアウトですので、しっかりと吟味してから購入するようにしましょう。
【あさりの選び方】海水が濁っていないもの
おいしいあさりの選び方3つ目は、海水が濁っていないというのが重要になります。あさりは単体だけでパックの状態で売られているものもあれば、海水も含めた袋詰め状態で売られているものもあります。海水も入った状態のあさりを選ぶ時には、海水の色で見極める必要があるのです。
海水の色が白濁としてしまっているのは、あさりが産卵状態であるか、新鮮さが落ちてしまっていることが多いです。また、浮遊物がまじってしまっている可能性もあるのです。体に害が生じる訳ではありませんが、なるべく新鮮なあさりを選びたい時は避けるようにしてください。
潮干狩りで獲る場合も、綺麗な海の場所で獲ることをおすすめします。海水によって、あさりの善し悪しは決まってくるようです。
基本のあさりの砂抜きの方法
それでは早速、基本的なあさりの砂抜き方法をご紹介します。上記でも軽くご紹介しましたが、スーパーなどで砂抜き済みのあさりを買っても、砂抜きが不十分な場合があります。必ずあさりを買ってきたら砂抜きをする、と覚えておいたほうが良いでしょう。
あさりの砂抜きは砂抜き時間と保存方法が一番のポイントとなっているので、それらに注意をしながら砂抜きしてください。誰でも上手に砂抜きすることができます。
あさりの砂抜きに必要な道具
まずは、あさりの砂抜きに必要な道具からです。砂抜きに必要な道具は、ザルにボウル、バット、計量器、そしてアルミホイルとなっています。
アルミホイルは塩抜きするのに便利なアイテムなので、必ず用意するようにしましょう。また、計量器は砂抜きで大切な塩水を作るのに必要な道具で、あさりに最適な濃度の塩水ができあがります。
【あさりの砂抜き1】塩と水の割合
あさりの砂抜き方法で、はじめにすることは塩水を作るということです。砂抜き方法の中では重要なポイントで、水と塩の分量が違ってしまうと上手に砂抜きすることはできません。
あさり500gに対して、水340mlと塩10gを混ぜ合わせます。計量器を使いながら塩水を作りましょう。海水とだいたい同じ濃度に仕上がります。
塩水の量はあくまで目安となっており、バットにあさりを入れて若干あさりの頭が見えるくらいまで塩水の分量を入れるようにしましょう。また、塩水につける前、あさりは綺麗に洗うようにしてください。あさり同士を擦り合わせるように洗うと、殻の表面の汚れをとることができます。
【あさりの砂抜き2】砂抜きの時間と保存方法
塩水にあさりを入れたら、本格的に砂抜きを始めていきましょう。あさりを砂抜きするには、ある程度の時間置いておく必要があります。塩水とあさりを入れたバットにアルミホイルを被せて、冷たくてくらい場所で2~3時間ほど寝かしておきましょう。
アルミホイルを被せることで、より暗い状態になりしっかりと砂抜きができます。ある程度時間が経ったら時折様子をみてください。まだ砂抜きできそうでしたら、置いておく時間を延長させましょう。ある程度砂抜きできたら、ザルとボウルを使って通常の水で洗ってください。
水を全て捨てたら、ザルにあさりだけ入れて、ボウルを下に被せたら30分ほど時間を置いておきます。するとまだ殻内に入っていた塩水が抜けて、おいしいあさりになります。
時短!お湯を使ったあさりの砂抜きの方法
基本的な砂抜き方法も簡単でおすすめですが、何より時間がかなりかかってしまいます。買ってきたあさりをすぐに調理したい、という時におすすめの砂抜き方法があります。おすすめの砂抜き方法は、お湯を使ったあさりの砂抜きの時短方法です。
時短と言われる通り、お湯を使うだけで時間をかけずに砂抜きすることができます。どうしても今すぐに必要という時は、お湯を使った時短方法を活用してみましょう。お湯を使った時短方法は、たった15分ほどで砂抜きすることができます。
まずは、あさり同士を擦り合わせ綺麗に洗います。洗い終わったら、50度くらいのお湯をボウルに入れて、あさりも加えます。お湯とあさりが入ったボウルの中で、軽くあさりを擦り合わせたら、そのまま15分ほどの時間浸け置きしてください。
最後にぬるま湯で洗い流したら、あさりの砂抜きのできあがりです。ぬるま湯は先程のお湯がぬるま湯になったものではなく、別に用意した方が良いでしょう。お湯に少しの時間だけ浸け置きするだけなので、かなり時短で砂抜きできあがりです。
あさりをふっくらさせる裏技!
基本と時短の砂抜き方法がわかったところで、ここからはあさりをふっくらさせる裏技をご紹介します!あさりをふっくらさせる裏技は主婦・夫の間でも話題になり注目されました。
時短で砂抜きする方法ではあさりをふっくらさせることはできませんが、基本的な砂抜き方法にひと手間加えるだけで簡単でおいしいあさりになります。砂抜きに必要な塩水の他に、片栗粉を使用します。
塩水を作る時に、片栗粉大さじ1程度入れて混ぜ合わせてください。塩水に片栗粉を入れるという少しの作業だけで、ふっくら柔らかなあさりになります。そのほかの手順は基本的な砂抜き方法と同じですので、誰でも簡単に真似することができます。
砂抜きしたあさりをおいしく食べるレシピを紹介
最後は、砂抜きしたあさりをおいしく食べるレシピをご紹介していきます。丹念込めて砂抜きしたあさりですから、おいしく調理して食べていきましょう。
あさりの旨みがたっぷり詰まったパスタ料理、ヘルシーで体温まるスープ料理のおいしいおすすめレシピをピックアップしました。どのレシピも砂抜きしたあさりを使って作ることができます。本記事のレシピは全て4人分の材料でお伝えします。
あさりと白菜の醤油バターパスタ
1つ目のレシピは、ランチにぴったり「あさりと白菜の醤油バターパスタ」です。お店で出てくるような本格的な和風パスタレシピで、あさりの旨みがしっかりと出ています。醤油バターの香りと味が、より食欲を掻き立てられることでしょう。病みつきになる味わいのパスタです。
パスタレシピに必要な材料はパスタ400gにあさり200g、白菜1/4個、にんにく1かけ、料理酒大さじ1、醤油大さじ4、バター30g、和風だし大さじ1、オリーブオイル適量、刻み海苔適量、青ネギ適量です。
あさりや白菜の他に、桜えびやきのこ類などを入れても美味しくなります。冷蔵庫にある余り物を入れても良いので、レシピを自由にアレンジしておうち時間で作ってみましょう。
まずは、にんにくは細かくみじん切りに、青ネギは小口切りに、白菜は食べやすい大きさにカットします。ボウルに醤油とバター、和風だしを入れて合わせ調味料を作っておきましょう。
パスタは袋に記載されている通りに茹でていき、途中で白菜も茹でてください。フライパンにオリーブオイルと、にんにくを入れて加熱しましょう。あさりと料理酒をくわえて蒸し焼きにします。あさりの殻が開いたら、茹でていたパスタと白菜を加えて炒め合わせてください。
お玉一杯くらいの茹で汁と合わせ調味料も加えて、全体を混ぜ合わせます。最後にパスタを器に盛り付けて、刻み海苔と小口切りにカットした青ネギをトッピングしたら、あさりと白菜の醤油バターパスタのできあがりです。
あさりのヘルシークラムチャウダー
2つ目のレシピは、寒い季節に重宝する「あさりのヘルシークラムチャウダー」です。あさりを使ったスープといえば、やはりクラムチャウダーでしょう。あさりの旨みが出ているスープレシピで、豆乳で作るのでヘルシーです。ダイエット中の方でも比較的に食べやすくなっています。
レシピに必要な材料はあさり400gに玉ねぎ1個、じゃがいも3個、人参1本、白菜1/4個、ベーコン4枚、豆乳400ml、片栗粉大さじ2、だしの素大さじ4、塩コショウ適量、オリーブオイル適量、乾燥パセリ適量です。
クラムチャウダーに入れる野菜は何でもOKです。具材は入れれば入れるほど、食べ応えのあるスープに仕上がります。ショートパスタを入れて、スープパスタにアレンジしても良いでしょう。
まずは、砂抜きしたあさりを茹でてください。後ほど茹で汁も使うので、取って起きましょう。次に野菜とベーコンを食べやすい大きさにカットしてください。スプーンで救える大きさで、全ての食材を均等な大きさにするのがポイントです。
フライパンにオリーブオイルを引いて、野菜とベーコンを炒めていきます。玉ねぎが透明になったら、片栗粉を振り入れてよく混ぜ合わせてください。あさりの茹で汁をお玉一杯ほど加えて、さらに混ぜ合わせていきます。豆乳とだしの素を加えて煮込みましょう。
最後に塩コショウで味を整え、あさりを加えて軽く煮込みます。器に盛り付けて乾燥パセリを散らしたら、あさりのヘルシークラムチャウダーのできあがりです。
あさりを上手に砂抜きしておいしく食べよう!
本記事では、あさりの砂抜き方法を中心に伝授しました!あさりの砂抜き方法は、塩を使った基本方法やお湯を使った時短方法などがありました。どの砂抜き方法もコツさえ掴めば、上手にあさりを砂抜きすることができます。時間をかけてもかけなくても、おいしいあさりに仕上がります。
上手に砂抜きしたあさりは絶品料理に大変身させることができるので、おすすめレシピを参考にして作ってみましょう。毎日の食卓が豊かになる、あさりを使った絶品料理が目白押しです。