ハイブリッド型SC【アピタ宇都宮店】の店舗情報をチェック！対応サービスは？

栃木・宇都宮にあるアピタ宇都宮店は、2000年にオープンした地上4階建ての大型商業施設です。アピタ宇都宮店の売り場面積は2万7089平方メートルあり、本館と別館にそれぞれに人気店舗が専門店として入居しています。

アピタ宇都宮店はリニューアルのために2020年、一部の専門店を除き閉店しました。そのため2021年6月現在のアピタ宇都宮店は、リニューアル後のアピタ宇都宮店です。

リニューアル以前のアピタ宇都宮店は、総合スーパーユニーを中核店舗としていたため、ファッション・コスメ・キッズの売り場が食料品売り場と別のフロアにありました。

ユニーは根強いファンも多いのですが、周辺には郊外型の人気ショッピングセンターがあるため、売り上げが伸び悩んでいました。そこでリニューアルによってユニー直営売り場を1階に集約し、ユニーとのダブルネーム店舗として実績があるドンキを2階に誘致しました。

さらに人気ショップや飲食店を専門店として多数誘致したことで、リニューアル後は一気に注目度がアップします。

もともとアクセスに便利な施設だったため、中核店舗であるユニーと若者に人気のドンキを併設したリニューアル後のアピタ宇都宮店は、年代問わず利用しやすい人気施設に変身しました。

そんなアピタ宇都宮店は「ハイブリット型SC」と表現されることがありますが、それはユニーとドンキの関係が理由です。そもそもユニーとドンキのタッグはすでに存在しており、MEGAドン・キホーテUNYとドン・キホーテUNYの2業態があります。

MEGAドン・キホーテUNYは総合スーパー・ユニーの機能を併せ持ったMEGAドン・キホーテ店舗のことで、生鮮食品を取り扱うのが特徴です。

ドン・キホーテUNYも総合スーパー・ユニーとのコラボ店舗ですが、生鮮食品の取扱いはなく、ファッションやコスメなどのユニー商品を取り扱っています。

ただしMEGAドン・キホーテUNYもドン・キホーテUNYも主体となるのはドン・キホーテで、あくまでもユニーの機能の一部をドンキに加えたのが特徴です。これに対してアピタ宇都宮店は、総合スーパー・ユニーとドンキが別店舗として1つの建物に入居しています。

このようにユニーとドンキの併設型は珍しいですし、ユニー＆ドンキのほかに多数の専門店が入居する形態もほとんどありません。そのためアピタ宇都宮店は「ハイブリット型SC」と表現されるのです。

食料品のユニー直営売り場が1階にあるアピタ宇都宮店には、ファッション、フード、ビューティ、ライフ、キッズなどさまざまな専門店が多数入居しています。その中でも特におすすめの専門店をご紹介しましょう。

世代を問わずファンが多い無印良品も、アピタ宇都宮店でおすすめの専門店です。無印良品アピタ宇都宮店は本館の2階にあり、生活雑貨、衣料品、食品など品揃えも充実しています。

無印良品アピタ宇都宮店があるのは、中央エスカレーターをはさんでドンキの反対側です。そのためドンキと同じフロアですが、店内は無印良品らしい落ち着いた雰囲気があり、ゆっくりと商品を選ぶことができます。

アピタ宇都宮の2階には、あらゆるジャンルの商品が揃っているドンキ（ドン・キホーテアピタ宇都宮店）が入居しています。実はアピタ宇都宮店のように、ドンキと1階にあるユニーが同じ建物の中に併設されるのはドンキの中でも珍しいです。

通常はドンキとユニーが融合した「ドン・キホーテUNY」として営業するのですが、アピタ宇都宮店ではユニーとドンキの売り場が完全に分離しています。

なおアピタ宇都宮店に併設されているドンキは、MEGAドン・キホーテのように通路が広めに確保されているので、ベビーカーや車いすでも楽に移動ができておすすめです。

子連れファミリーに人気のドンキのすぐ近くには、子どもたちに人気のファンタジーランドガルーとガルーキッズパークがあります。

ファンタジーランドガルーでは小さな子供でも楽しめるゲーム機が揃っていますし、ガルーキッズパークにはボールプールやふわふわ遊具、トランポリンなどの遊具が利用できます。

アピタ宇都宮店2階にあるガルーキッズパークは時間制で、最短で20分、最大で60分利用可能です。なお20分の利用で申し込みをした場合も、最大40分の延長（別途追加料金あり）ができます。

幅広い世代に人気の店舗が多数入居しているアピタ宇都宮店は、「人にやさしい商業施設」をコンセプトに、さまざまなサービスを実施しています。

アピタ宇都宮店は宇都宮を代表する巨大ショッピングセンターなので、さまざまな人が利用します。そんなアピタ宇都宮店は、「ハートビル法」と呼ばれる法律に基づいて設計されているのが特徴です。

ハートビル法はいわゆる建築バリアフリーのことで、公共性の高い建物を対象にバリアフリーを促進する法律のことを言います。

そんな法律に基づいて建築されたアピタ宇都宮店には、一般的なスーパーでは見られないさまざまなサービスがあります。たとえばアピタ宇都宮店の正面北口には、介添えサービスを希望する人が気軽にスタッフを呼び出せるインターホンが設置されています。

アピタ宇都宮店館内にあるエレベーターには、音声案内や点字表示付きの操作盤がエレベーターの両サイドに設置してあるので、どちら側からでもサービスの利用が可能です。

もちろん車いすを利用する来店客が使いやすい高さに操作盤を設置していることも、建築バリアフリーサービスの1つに含まれます。アピタ宇都宮店の1・2階には、車いすのまま利用できる手すり付きの専用トイレがあります。

アピタ宇野宮の1階は総合スーパー・ユニーの直営売り場、2階はドンキホーテなので、利用者が多い1・2階に車いす専用トイレを設置しているのもアピタ宇都宮店のサービスの1つです。

ベビーカーで店内を移動する利用客も多いアピタ宇都宮店では、ベビーカーのままで入室できるベビー休憩室もサービスの一環として開放しています。さらにフィッティングルームにも、アピタ宇都宮店らしいサービスがあります。

一般的なフィッティングルームは「段差がある」「狭い」などの理由から車いすやベビーカー利用者にとっては使い勝手があまりよくありません。そこでアピタ宇都宮店では、車いすやベビーカーのままで利用ができるフィッティングルームも完備しました。

もちろん無料で利用できるサービスなので、これまで設備の関係で試着ができなかった人も、アピタ宇都宮店なら自由に楽しくショッピングができます。

若者に人気のドンキと高齢者に人気のユニーを中心に、50を超える専門店が入居するアピタ宇都宮店は、栃木の中心地・宇都宮市にあります。そんなアピタ宇都宮店へのアクセスは、とにかく便利です。

アピタ宇都宮店の周辺は住宅街になっているので、自転車や徒歩でアクセスする人も目立ちます。特に土日祝日は駐車場がかなり混雑するので、平日なら車でアクセスする人も週末は混雑を避けるために自転車や徒歩で来店するケースも多いです。

最寄り駅は東武宇都宮線・江曽島駅で、アピタ宇都宮店は江曽島駅から徒歩で約11分の位置にあります。ですから公共交通機関でアクセスするなら、江曽島駅から徒歩でアピタ宇都宮店に向かうのがおすすめです。

宇都宮駅からアピタ宇都宮店は少々離れているので、駅からアクセスする場合は路線バスを利用してください。宇都宮駅から乗車できる江曽島行きの路線バスに乗車したら、アピタ宇都宮店に近い「市営球場入口」バス停で下車します。

宇都宮駅からアピタ宇都宮店・最寄バス停までの乗車時間は約25分です。なおアピタ宇都宮店行きの路線バスは15分間隔で宇都宮駅を出発するので、スムーズにアクセスができます。

車でアクセスする場合は、アピタ宇都宮店の専用駐車場が利用可能です。収容台数が2300台なので非常に大きな駐車場ですが、ドンキ＆ユニーに各種専門店や家電量販店などが集約された複合施設なので、週末は非常に混雑します。

平日はランチタイムと16時前後が混雑しますが、駐車場は比較的スムーズに入庫できます。ところが土日祝日はオープン直後から混雑が始まり、昼前には混雑のピークに達します。さらにその状態が18時頃まで続くので、駐車場の混雑も避けられません。

そのため土日祝日にアピタ宇都宮店へ車でアクセスする場合は、混雑がピークに達する前（11時頃）はアピタ宇都宮店に到着するのがおすすめです。

アクセスがしやすく人気の専門店も多数入居しているアピタ宇都宮店は、人気店が多いだけでなく、人にやさしいサービスが随所にあるおすすめの施設です。

1階にユニー、2階にドンキがあるので普段の買い物にもおすすめですし、その他にもさまざまな専門店がずらりと並んでいるので、散策するだけでも楽しめます。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。