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空港からJR高知駅に到着後、JR土讃線土佐くろしお鉄道ごめんなはり線で奈半利駅まで約1時間半です。奈半利駅からは、路線バスで室戸ジオパークセンターを目指し約60分で室戸岬に到着です。
室戸岬にある「むろと廃校水族館」
むろと廃校水族館は、室戸市が廃校を活用した地域活性化を目標に、5億円もの資金を投じて設備化された商業施設です。2001年より日本ウミガメ協会が、室戸市で行っている生態系の調査目的と小学校の廃校を惜しむ気持ちから運営をすることになりました。
「廃校」という名は、廃校を惜しむというこだわりから付けたそうで、2018年開館当初から動物がいなかったにもかかわらず、様々な工夫を凝らした展示物やグッズが話題を呼び、3万人の来場者を迎えました。
今では、サメやウミガメを間近で眺められる人気スポットとして10万人以上の人が訪れており、さらに注目を集めています。水族館の内容や営業時間、入場料金を踏まえてご紹介します。
廃校の小学校を再利用して水族館に改修
むろと廃校水族館は、上で述べたように、廃校になった校舎を再利用した水族館です。昔の校舎の姿をできるだけ壊さず、あえて「学校」というイメージを残しているので、他にはない唯一無二の水族館を楽しむことができます。
子供だけでなく、昔を懐かしむノスタルジックな心情にしてくれることが大人の方に人気です。それに加え、入場料金の安さやこの水族館ならではのグッズも話題だそうです。
1Fから3Fまで校舎をフル活用
むろと廃校水族館は、1Fから3Fまでの教室には水槽を設置したり、手洗い場を水槽として利用したりと、校舎にある、ありとあらゆるものをフル活用しています。管理している人のユニークさを感じ取れ、生物を観察する事以外にも楽しませてくれる要素満載です。
屋外にある巨大水槽が水族館の目玉
そんな中でも、むろと廃校水族館の目玉コンテンツは、校舎の野外にある25mプールを利用した巨大水槽です。プールの中ではサメやウミガメ、その他様々な魚を観察することができます。学校のプールを珍しい魚が泳いでいるだけで気持ちが高揚します。
展示物の自由度が高くて楽しい
むろと廃校水族館は、プール等で海洋生物を観察する以外にも、自由度の高いたくさんの展示物があります。校舎3Fには、ミンククジラ等の標本が展示されていて、「理科教室」と表示された教室の中にはホルマリン漬けされたものがあります。
その他に、教室の壁にはイカ墨の書初めや黒板に書かれた文字等、水族館側の遊び心があふれています。学校には必ずあった身体測定器などもあり、こういった展示物が懐かしさを感じさせ、子供だけでなく大人の方からも人気を集めているようです。
営業時間と料金
むろと廃校水族館の営業時間は、4月から9月までは午前9時半~午後6時、10月から3月までは午前9時~午後5時までで、定休日はなく年中無休です。入館料金は大人(高校生以上)600円、子供(小・中学生)300円です。