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お庭バーベキューをする前にここをチェック!
庭のある住宅なら、わざわざ遠くに車で移動をしなくても気軽にお庭レジャーが楽しめます。簡単にできて子どもやペットが喜ぶお庭レジャーといえばお庭キャンプやお庭プールなどがありますが、お庭バーベキューというアメリカンスタイルも人気です。
バーベキュー文化が定着しているアメリカでは週末ごとにお庭バーベキューを楽しむことも多いですし、親族や仲良しご近所さんのおもてなし料理としても人気があります。
中にはお庭にバーベキュー専用の石焼きコンロを作って本格的なお庭バーベキューを楽しむケースもアメリカでは比較的よく見かけるので、バーベキュー文化のあるアメリカでお庭バーベキューはメジャーなスタイルといえます。
ところが日本とアメリカでは、定番のバーベキュースタイルの違いが大きいです。日本でのバーベキュー料理はキャンプやアウトドアレジャーの定番ですが、自宅でバーベキューをするケースはあまり見かけません。
その代わりバーベキュー有料施設やバーベキューができる公園施設または河川敷などでのバーベキューは、気軽&身近な場所でできる週末バーベキューとして人気です。庭付き住宅も日本には多いですが、お庭バーベキュースタイルはなかなか定着しません。
アメリカとは違い日本の庭付き住宅でお庭バーベキュースタイルが定着しない理由の一つは、お庭環境にあります。そもそも日本の場合、庭のある戸建て住宅といっても庭の広さはかなり狭いです。
特に都心部に近いに庭付き住宅では、道路に面した小さなスペースにガーデニングやプランター菜園を楽しむ程度の小さなお庭があるというケースが目立ちます。
また住宅が密集しているというのも日本式戸建て住宅の特徴で、家族でお庭バーベキューを楽しむ程度のスペースがお庭に確保できても、実際に行うのが難しいケースは多いです。
しかも道路に面して庭があるのが一般的な建売住宅の特徴なので、お庭バーベキューをやれば道路からその様子が丸見えになります。さらに日本式お庭バーベキューでは、ご近所トラブルの元となることも多いです。
そのためお庭バーベキュースタイルは自宅で気軽に楽しめるアウトドアレジャーとしておすすめなのですが、お庭バーベキューができる環境にあるか(自宅の庭の広さや場所・ご近所との関係なども含む)事前にチェックする必要はあります。
お庭バーベキューのマナー
お庭バーベキューはわざわざ場所を移動しなくても楽しめる手軽なアウトドアレジャーですが、「庭が狭い」「家が密集している」「外から庭が丸見え」などの問題があり、日本式庭付き戸建て住宅ではお庭バーベキューのハードルがかなり厳しいです。
とはいえ日本式お庭バーベキューで起こるトラブルのタイプは決まっているので、トラブル対策を万全に行うことで憧れのアメリカ式お庭バーベキューを楽しむことができます。
あらかじめご近所に声掛けをしておく
日本でお庭バーベキューができないということはないのですが、日本にはアメリカのように世代問わずバーベキュー文化が根付いているわけではありません。そのためまずはご近所に一声かけておくだけでも、お庭バーベキューが原因のご近所トラブルを避ける効果があります。
さらにご近所の近況をよく知っておくことも、お庭バーベキューでトラブルを起こさないおすすめのポイントとなります。例えばご近所さんに受験生や小さな子供がいる場合は、良好な近所づきあいを続けていくうえでも実施するタイミングや時間を考慮するのがおすすめです。
受験生がいる場合は受験終了後まで実施を延期すれば、ご近所トラブルも避けられるでしょう。小さな子供がいる世帯がご近所にいる場合は、お昼寝の時間を避けて行うことはトラブルを避ける基本でありマナーです。
なお出産したばかりの乳児がいる場合は家族が極度の睡眠不足に悩んでいることも多いので、子育てに慣れるまでの間は実施を見合わせた方が良いでしょう。
これらのことを考慮したうえでお庭バーベキューを計画するのであれば理解されやすいですし、あらかじめ伝えておくことでご近所側も事前に対策がしやすくなるので、お庭バーベキューが原因のご近所トラブルも起こりにくいです。
騒音や煙に注意
お庭バーベキューによるご近所トラブルの原因には「煙問題」「騒音問題」の2つが上位に入ります。騒音問題はお庭バーベキューをする側がきちんと意識することでかなり軽減することができますし、騒音が気になる範囲も比較的狭いです。
ところが煙問題はかなり深刻で、広範囲に煙が広がるという点もトラブルを深刻化させるポイントといえます。バーベキューでは炭・木炭を燃料とするコンロが定番ですが、熱した炭・木炭に食材から染み出た脂が落ちると大量の煙が発生します。
煙は食材に燻し香を付ける効果があるのでバーベキュー料理をおいしくするポイントなのですが、お庭バーベキューでは調理中に発生する大量の煙は問題です。
特にお庭バーベキューは天気の良い日中に行うことも多いですから、バーベキューをしている時間帯にベランダで布団を干しているご近所さんも少なくないでしょう。
そのため布団を干しているご近所さん宅まで煙が流れていくようなら、せっかく干したベランダの布団にバーベキュー特有の煙臭がついてしまいます。もしあなたが逆の立場なら、この状況に腹が立つのも自然な感情ではないでしょうか?
さらに最近はこまめに換気をする習慣がついているので、換気のために開けた窓からバーベキューの煙臭がご近所の室内に入り込むこともあります。
そのためお庭バーベキューでは煙対策を万全にすることが重要ですし、風が強い日はお庭バーベキューから自宅バーベキューに切り替えるなど臨機応変に対応するのもおすすめです。
お庭バーベキューで必要な道具
ご近所への配慮などお庭バーベキューを楽しむにはマナーを守ることも大事ですが、きちんとマナーを守れば日本式住宅でも憧れのお庭バーベキュースタイルが楽しめます。そこでお庭バーベキューデビュー前に揃えておくべき必須アイテムをまとめてご紹介しましょう。
コンロや炭
調理アイテムであるコンロはお庭バーベキューデビューに欠かせないアイテムです。お庭バーベキュー向コンロにはいろいろな種類がありますが、使用燃料の種類によってもコンロの種類は違います。
定番の炭・木炭を使うコンロは種類も多いですし、少人数向コンロから大人数向コンロまでサイズのバリエーションも豊富なので、人数に合わせて選べる点がおすすめです。なお炭・木炭を使うコンロの場合は、チャッカマンや着火剤もセットで準備しましょう。
電気式コンロも、お庭バーベキュースタイルでは人気があります。電気式コンロは電気が動力なので電気の確保が難しいバーベキュー専用施設での使用には適していないのですが、お庭なら延長コードを使用することで燃料である電気も簡単に確保ができます。
しかも電気式コンロは着火が難しい炭・木炭を使わないので、バーベキュー用コンロ初心者でもすぐに使いこなせる点がおすすめです。さらに電気式コンロは自宅でバーベキューが楽しめるよう、煙対策(煙発生抑制機能)を施したモデルが多数あります。
そのため電気式コンロはお庭バーベキューの煙対策にもおすすめですし自宅でも使用ができるので、天気が急変した場合でもコンロごと室内に移動すればそのまま続けて楽しめる点もおすすめです。
包丁やトングなどの調理道具
お庭バーベキューですから道具が足りない場合は自宅のキッチンに取りに行くこともできますが、これではせっかく盛り上がったプチアウトドア気分も冷めてしまいます。
そこであらかじめ調理道具を準備しておくことも必要です。包丁やトングなどは自宅キッチンで使用しているものが使えるので、わざわざ購入しなくても問題はありません。
ただし分厚く大きなバーベキュー肉を使う場合は専用のハサミが必要ですし、食材を串にさして焼く場合はバーベキュー用鉄串も必要です。そんな時に便利なのがバーベキューツールセットで、さまざまなアウトドアメーカーから発売されています。
食器類は自宅で使用しているものでもよいのですが、屋外での使用になるので万が一落としても割れにくい素材の食器を揃えるのが良いでしょう。
なおバーベキュー用食器セットも各種アウトドアメーカーで人気がありますし、100均ショップでも手に入るので、お庭バーベキューデビューを機に揃えるのもおすすめです。
テーブルや椅子
ゆっくりと会話をしながら食事を楽しむのもお庭バーベキューの醍醐味ですから、屋外で使用ができるテーブル&椅子の準備も必要です。なおアウトドアの人気メーカーには、テーブルにはコンロがセットできる便利なバーベキュー専用テーブルもあります。
ランタンなどの電気器具
夕方から夜にかけてお庭バーベキューを行うなら、ランタンのような照明系アイテムの準備も必要です。なおランタンには電気タイプや室内インテリアになるおしゃれモデルもあるので、新たに購入するなら普段使いができるアイテムから選ぶと良いでしょう。
お庭バーベキューの目隠し対策は?
お庭バーベキュー中に気になるのが周囲の視線ですが、事前に目隠しアイテムを使ってしっかり対策をしておけば周りの視線も気になりません。
自宅庭用目隠しアイテムというと目隠し用フェンスや背の高い庭木で目隠しする方法などがありますが、これはかなり本格的な目隠し法なのでお庭バーベキュー向目隠し法にするのは難しいです。
タープがおすすめ
お庭バーベキュー時の視線をカットするためだけであれば、アウトドアアイテムの定番・タープを使った目隠し法がおすすめです。タープの目隠し法なら設置・撤収も簡単ですし、アレンジができるタープを使うことで場所に合わせた目隠しができる点も人気があります。
おすすめの張り方
目隠し目的のタープは、ワンタッチテントと組み合わせる張り方がおすすめです。タープ1つで日除け&目隠しにする張り方もあるのですが、設営にコツがいりますし時間もかかります。
さらに日除け部(天井部)が高くないと炭・木炭を使用するコンロの場合、火の粉がタープシートについて焦げや穴が開くこともあります。その点ワンタッチテントは天井部が高いですし、1人で設置できるものも多いです。
そんなワンタッチテントの側面にタープを取り付けシェードにすれば、タープの張り方が分からない人でも簡単に設営ができます。しかもタープを取り付ける場所を変えるだけで目隠ししたい場所を決めることができるので、非常に便利です。
ちなみにワンタッチテントは子供の運動会や屋外レジャーなどにも使えるのであると便利なアイテムですし、ブルーシートもタープと同じ方法で張れば目隠しアイテムとして使えます。
お庭バーベキューはマナーに配慮して楽しもう!
お庭付き住宅を購入した時からいつかはやってみたいと考えている人も多いお庭バーベキュースタイルですが、日本の密集型住宅ではお庭があってもお庭バーベキューに適さないケースもあります。
とはいえ問題の煙や目隠し対策を万全にすればご近所トラブルの原因にもならず、おしゃれなお庭バーベキューが気軽に楽しめます。