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テントは前室が広いと快適度が違う!
キャンプやアウトドアレジャーに欠かせないテントには、さまざまな種類があります。サイズだけでなくテント内部の構造の違いも種類の違いで、どのような構造のテントを選ぶかによってキャンプのスタイルが変わるといっても過言ではありません。
基本的なキャンプ用テントの場合、インナーテントと呼ばれる居室スペースに、リビングルームスペースとなる前室がつきます。前室の広さはさまざななのですが、前室が広いタイプだとサイトレイアウトのアレンジがしやすいです。
フルクローズ(出入口のシートを完全に閉めた状態)でも前室が広いのが理想ですが、出入口側のシートがフルオープンできるタイプなら、ポールでシェード・タープのように張り出しができます。
張り出したスペースも前室として使えるので、単に前室が広いだけでなく、アレンジ次第で前室を拡張できるタイプを選ぶのもおすすめです。
「前室」と「2ルームテント」の違い
テントの構造でいえば「前室付きタイプテント」と「2ルームテント」はよく似ているのですが、この2つは使い方や使用目的が違います。
フライシートと呼ばれるテント外側のシート内に異なる使い方ができるスペースが2ヵ所あるという点でいえば、前室付きタイプテントと2ルームテントは共通点があります。
ただしテント床面を見てみると、違いは一目瞭然です。2ルームテントの場合、テント本体の中に2つの居室スペースが存在します。居室スペースは寝室も兼ねていますので、床面にシートがあります。
ところが前室はいわゆる「土間」のことですから、床にはシートがありません。ただしベンチレーション付きタイプのテントなら、フルクローズした状態でも前室だけで調理はできます。
さらに出入り口付近をシェード・タープとして張り出せば前室スペースを拡大させられるだけでなく、通気性に優れた開放感のある広い前室(リビングスペース兼キッチン)にすることが可能です。
【テント】前室が広いものを選ぶ時のポイント
リビングスペースやキッチンスペースとして使える前室が広いタイプのテントは、一般的なキャンプテントの選び方とは違ったポイントがあります。
ソロキャンプには前室の広いテントを選ぶと便利
ソロ向けテントで前室が広いタイプを探すのであれば、フルクローズの状態でも前室が広いテントを選ぶのがおすすめです。本来ソロサイズテントはコンパクトで軽量タイプのものが人気なので、居室スペースは広くても前室はかなり狭い傾向があります。
そのためソロテントの場合、前室を広くするにはソロ向けタープを組み合わせるのが一般的です。ただしソロキャンプのスタイルも多様化しているので、「ソロでも快適性を重視したい」という人が増えています。
そのため最近のソロ向けテントには、フルクローズにしても前室のスペースが広いタイプがあります。さらに正面出入口のシートを開放しポールで張り出すことで、前室スペースを拡張できるテントも多いです。
このように広い前室付きソロ向けテントを選ぶ際には、フルクローズの状態でも前室スペースが広くとられているものを選ぶとよいでしょう。
ファミリーで使うなら前室が広ければ用途が広がる
ファミリーサイズテントで前室の広さを重視するなら、居室スペースと同サイズ程度の前室があるテントを選ぶのがおすすめです。
ソロ向けテントの場合は高さが100cm弱のものが多いのですが、ファミリーサイズテントは居室スペースと前室の移動がしやすいよう、天井が高くとるデザインが目立ちます。
テント内も快適性を重視した設計になっているので、出入口も大きくとられているものが多いです。ですからテント内の前室スペースが居室スペースと同サイズ程度確保されていれば、最大収容人数で使用してもゆとりがあります。
収容可能人数から1人分差し引いてテントの大きさを選ぶのがおすすめ
ファミリーサイズテントで前室の広さを重視する場合は、「テントの最大収容人数=利用人数」ではなく「テント最大収容人数より1人少ない=利用人数」で選んでください。
側面シートを張り出して前室を拡張できるタイプであっても、天候が悪い場合はフルクローズにして使用することになります。この時に最大収容人数=利用人数として計算したテントだと、どうしてもスペースが狭いです。
しかも人数が増えればテント内に持ち込む荷物も増えるので、ゆとりあるスペースを確保するためにも最大収容人数よりも少なめに計算するようにしましょう。
前室部分で焚き火をするなら高さがあり燃えにくい素材を選ぼう
広い前室があると、キャンプの醍醐味である焚き火も楽しめます。ただし前室内で焚き火を楽しむ場合は、難燃性素材のシート(フライシート)のテントを選んでください。
焚き火の場合は火の粉が舞いますから、火の粉がシートについて燃えてしまうことがあります。その点難燃性素材のシートであれば一般的なシートよりも安全なので、前室下でも焚き火を楽しむことが可能です。
【テント】前室が広いおすすめ商品7選!
居室スペースと同等またはそれ以上に広い前室(リビングスペース)を持つテントなら、ソロ向けテント・ファミリーテントともに使いやすくて便利です。
WAQ Alpha TC アルファ TC waq-tct1 ソロ用テント
フライシートには火の粉があたっても燃えにくいポリコットンを採用
WAQのソロ向けテント「Alpha TC」は、人気の三角屋根型テント(ティピテント)のおすすめアイテムです。ワンポールタイプのソロ向けテントですから設営が簡単にできますし、フルクローズした場合も1人なら快適に過ごせるだけでの前室があります。
そんなWAQ「Alpha TC」はテント入口部分のシートが大きく開閉するので、サブポールとロープで張り出せばソロ向けテントと思えないほど広い前室ができます。
さらに火の粉に強いポリコットン素材を外側のシートに使用しているので、前室で焚き火が楽しめるおすすめのソロ向けテントです。
スノーピーク snow peak ヘキサイーズ1 SDI-101
キッチン・リビングに十分な広さの前室スペース
スノーピークのソロ向けテント「ヘキサイーズ1 SDI-101」は、フルクローズした状態だと一般的なソロ向けテントにしか見えないのですが、前室側のフライシート(テント外側のシート)が非常に大きいので、ポールを使って張り出すと大きなタープのようになります。
居室となるインナーテントをしっかりカバーしつつも、ヘキサタープを組み合わせたような広い前室ができるので、リビングスペースだけでなくキッチンスペースのレイアウトも自由自在です。
スノーピーク(snow peak) テント ランドブリーズPro.4 SD-644 6人用
前室の出入がしやすいフレーム形状に進化したテント
スノーピーク「テント ランドブリーズPro.4 SD-644」は、最大主要人数6名のファミリー向けおすすめテントです。ドーム型の居室スペース(インナーテント)を持つスノーピークテントですが、テント正面の出入口部分に特殊形状のフレームを採用しています。
そのためファミリータイプのドーム型テントとは違い、フルクローズした状態でも広い前室を確保できる点がおすすめです。特に出入口の設計がユニークで、前室が広くても出入りがスムーズにできるよう独自の設計が施されています。
コールマン テント ドームテント BCクロスドーム/270
シンプルなフレームワークで設営しやすい
国内でも人気が高いアウトドアブランド・コールマンの「ドームテントBCクロスドーム/270」は、最大収容人数5名のファミリーにおすすめのテントです。
ドーム型ファミリーサイズテントですからキャンプ初心者でも使いやすいですし、前室部分のスペースを確保する専用フレームがついているので、フルクローズした場合も広い前室が確保できます。
さらにテント正面の出入口側シートは、フルオープンが可能です。そのためポールを使ってシートを張り出せば、簡単に広い前室が完成します。
シンプルな構造ですからキャンプ初心者におすすめですし、前室の使い方も「フルオープンにして開放的で広い前室を確保」「フルクローズにし前室をプライベートスペースとして利用」など、アレンジ次第でいろいろ使えます。
ブッシュクラフターズテント 4人用 フルセット
ブッシュクラフターズテント 4人用 フルセット
前室の天幕直下で焚き火OK
ブッシュクラフターズテントは、最大収容人数4名のファミリー向けおすすめテントです。高い天井の4角形前室を完備しているので、前室のアレンジ次第でさまざまな使い方ができます。
天幕タイプの前室なので一般的には前室での焚き火がNGなのですが、ブッシュクラフターズテントは前室内での焚き火が可能です。
しかも焚き火をしても最大収容人数4名がゆったりとくつろげる広い前室スペースなので、通常は最大収容人数よりも1名少なく計算するのですが、ブッシュクラフターズテントの場合は最大収容人数で使用してもスペースにゆとりがあります。
ロゴス LOGOS Tradcanvas ツーリングドゥーブル SOLO-BA
バイクが置けるほどの広さの大型前室付き
ロゴスのソロ向けテント「Tradcanvasツーリングドゥーブル」は、バイクの収納ができる広い前室が特徴のソロ向けテントです。インナーテントのサイズも幅210cm×奥行100cm×高さ115cmなので、ソロ向けテントとしてはかなりゆとりがあります。
ただし設営時のテント本体サイズは幅220cm×奥行300cmですから、前室部分の奥行きが約2メートル確保できます。正面入り口側のシートはフルオープンになるので、ポールで張り出せばさらに広い前室にすることも可能です。
LOGOS neos フィールドディスタンス 2ルームテントセット
前室は大きく張り出したロングノーズタイプ
ロゴス「neosフィールドディスタンス2ルームテントセット」は、前室部分が大きく張り出したデザインが特徴のファミリー&大人数向けテントです。
インナーテントサイズは幅270cm×奥行270cmの正方形型ですが、設営時のテント本体サイズは幅290cm×奥行585cmなので、フルクローズの状態でも前室はかなり広いといえるでしょう。
しかも前室側のシートはフルオープンOKなので、ポールで張り出せば本体サイズの奥行きが632cmまで拡大できます。付属品にメッシュ素材の前室側面用シーとがあるので、張りだして屋根にするだけでなく側面付きの拡張前室にすることが可能です。
【テント】は前室が広いと用途が広がる!
ソロ向けテント・ファミリーテントに関わらず、前室が広いタイプのテントはサイトレイアウトが自在にできます。
前室が広いタイプのテントには焚き火ができるテントもありますし、前室にバイクが収納できるソロ向けテントもあります。そのため前室が広いテントを選ぶ際には、シーンや目的に合わせるのがおすすめです。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。