【白いか】は鳥取で味わえる絶品のイカ！旬の季節やおいしく食べるレシピをご紹介

日本は世界トップクラスのイカ消費国といわれており、市場にはさまざまな種類のイカが集まります。世界に約450種類も存在するイカですが、食用に選ばれているイカは約30種類です。日本はイカを煮たり焼いたり、そのまま刺身や寿司にしたりと、バリエーション豊富な調理法があります。

鳥取県ではケンサキイカを「白いか」と呼んでいます。白いかは山陰地方で水揚げされるケンサキイカ（ヤリイカ）の事で、太平洋側で獲れるものと同種ですが、形はやや胴が短く太いのがポイントです。味わいは数多あるイカの中でも甘味が強く、最高級ランクに位置付けられています。

白いかの漁期は初夏6月～晩秋の11月で、おいしい旬を迎える時期は7～8月です。白いか漁の漁り火は山陰地方の夏の風物詩として有名で、暗闇の海に漁火が浮かび上がる様子はロマンティックな光景でもあります。伊豆諸島などで漁獲される、やや細長いイカは赤いかと呼ばれています。

白いかの海中で泳いでいる時の姿は皮が透けて内臓が見える位に透明で、白っぽい色味をしています。釣り上げた際は刺激によって赤くなるものの、市場に陳列される頃には白くなっていきます。また、鮮度が低くなると赤っぽく変色するため、おいしい白いかはクリアな白色がおすすめです。

「白輝姫」は2017年の夏から販売をスタートさせた、白いかのブランド商品です。墨袋を取り除いて販売する事で調理しやすくした鳥取墨なし白いかは、鳥取県産魚PR推進協議会が白イカの知名度向上及び消費拡大を目指してブランド化されました。

墨なしイカの白輝姫は調理の手間を省き、調理器具や衣類の墨汚れをなくすメリットがあります。鳥取県産魚PR推進協議会は白いかの宣伝にも注力しました。県内のアニメ制作会社に協力を依頼し、タイトル「アルケロンレポート～白輝姫はイカが？編～」のPRアニメを完成させています。

鳥取県のおいしい白いかはネット注文によって、遠方のエリアでもお取り寄せできます。お取り寄せ可能な大手ショッピングサイトの一つは楽天市場です。初めて白いかを食べる方にはお試し価格で味わえるセット商品もおすすめで、小分けパックであれば献立にも使いやすいでしょう。

白いかのお取り寄せではふるさと納税対応品や、ごはんのお供になる醤油漬けなども選べます。また、楽天市場のほかに日本海の新鮮な海産物を産地直送販売する、「かやの鮮魚店」もおすすめです。商品には一夜干しや刺身用の皮むき身などがあり、人気商品は売り切れの可能性があります。

白いかはおいしい高級食材の一つで、刺身や漬け焼き、サラダやなめろうなどのさまざまな料理に活躍します。イカは子供から大人までおいしく味わえる惣菜のほか、酒の肴にもなります。

濃厚な甘味や旨味が特徴的な白いかは、素材の良さを活かすシンプルなレシピが人気ですが、鮮度に注意してください。まずは軟骨にそって包丁で切れ目を入れて開き、軟骨を取り出してください。次に足を持って内臓ごと取り除き、裏側の墨袋を取りましょう。

ワタやクチバシを取り除き、耳の下や中心部分に親指を入れて皮を剥いでください。次に水できれいに洗い、2～3等分に切り分けて、包丁の先を使って斜めに細作りします。最後に見た目よく盛り付ければ、白いかのお刺身の完成です。

お酒のあてやごはんのおかずになるレシピは「白いかの生姜醤油」です。用意するものは白いかと生姜、ねぎと醤油ですが、お好みで一味唐辛子など薬味を増やすのもおすすめです。内臓やクチバシ、吸盤を取り除き、胴体部分を食べやすい大きさに切って、硬くならない程度に茹でます。

茹でた白いかは水にさらし、水分を取り除いてから小皿に盛り付けます。最後にすりおろした生姜とねぎをトッピングし、醤油を適量垂らせば完成です。また、好みによってめんつゆや刺身醤油に変えたり、大葉をトッピングしたり、アレンジも楽しめます。

白いかは優れた冷凍技術によって、お取り寄せでも自宅でおいしく味わえます。捌くのが苦手な方でも簡単にカットできる刺身タイプや、日本酒と相性の良い一夜干しなどもあり、調理の手間や食べたいものに合わせて選べるのも嬉しいポイントでしょう。