本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
長野県松本市生まれの草間彌生の作品を、松本市美術館では「草間彌生常設展示」で見ることができます。幼少期からこれまでのあゆみやドット柄になった理由など、松本市美術館ならではの展示作品を見ることができます。
「草間彌生常設展示」では美術館所蔵の草間彌生作品を常時見ることができます。また常設展では特集展示も催されており、館の新収蔵品などを見ることもできます。
上條信山記念展示室
教育者で書家である上條信山(1907~1997)は、長野県松本市に農家の三男として生まれました。上條信山は、書家として日展などで数々の賞を受賞しています。
1981年には勲三等瑞宝章を受章、1996年には松本市名誉市民と文化功労者となり、1997年に89歳で死去されたさいは正四位勲二等瑞宝章を追贈されています。
そんな上條信山の生涯にわたる書道の作品を、松本市美術館にある「上條信山記念展示室」で見ることができます。松本市美術館では年間で展示テーマを替えて、上條信山の作品を展示しています。
「信山バリ」という書風を確立した上條信山は、時代ごとに書風が変遷しています。そんな変遷の過程なども、展示では見ることができますので、美術館を訪れたさいは是非見てみて下さい。
田村一男記念展示室
洋画家である田村一男(1904~1997)は、信州の山を愛し作品に描いた画家です。東京生まれの田村一男は、20歳を過ぎてから訪れた長野県の蓼科高原に魅了され、毎年のように信州を訪れていました。
以降、信州の山々などを題材とした作品を多数描き残しています。明治~昭和期に活躍した洋画家・岡田三郎助に師事していた田村一男は、日展や日本芸術院などに作品を出品し、数々の賞を受賞します。
1992年には文化功労者となった田村一男の作品を、松本市美術館にある「田村一男記念展示室」で見ることができます。独自の画風を確立して描いた田村一男の信州の雄大な風景画を、是非見てみて下さい。
池上百竹亭コレクション展示室
池上百竹亭とは、明治から昭和期に呉服商として活動していた松本市の文人・池上喜作(1890~1978)の雅号を言います。幼い頃に正岡子規の詩作に触れ、これに惹かれた池上喜作は、子規や弟子の作品を集めるようになります。
その後、正岡子規ゆかりの人物とも交流するようになり、その時の交流を通じて様々な絵画工芸や民芸作品を蒐集するようになります。
松本市美術館にある「池上百竹亭コレクション」では、そんな池上喜作が蒐集した正岡子規や明治から昭和期の文人たちの作品、201点を中心に見ることができます。
自らも俳句や短歌、書画をたしなんだという池上喜作が蒐集した数々の名品、中でもコレクションの核となっている正岡子規の作品は見どころの一つです。
美術情報図書室
松本市美術館には、美術情報図書室があります。ここでは、美術専門書籍をはじめ開架図書が常時2千冊置かれています。美術専門書を読む時は、美術情報図書室に立ち寄ってみて下さい。
またこちらの図書室では、情報システムを使って松本市美術館収蔵の作品を検索できるほか、美術関係のビデオライブラリーを鑑賞することもできます。
展示を鑑賞したあとは、こちらの美術情報図書室にも立ち寄ってみて下さい。なお図書室に置かれている図書は閲覧のみで、貸出などは行っていないので注意して下さい。