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両国は日本の文化を感じられる観光スポット!
東京の墨田区にある両国は、江戸時代に庶民の街として賑わっていました。現在も昔ながらの商店や江戸の風情が感じられる東京の下町として国内外の観光客から人気です。
両国にある日本の伝統文化といえば、「相撲」です。江戸時代には相撲は寺社が資金を集める興行として行われており、歌舞伎と並ぶ庶民の娯楽として親しまれてきました。現在はプロスポーツとして日本の国技となっており両国国技館では相撲の本場所が年6回行われています。
また国技館の近くには、両国国技館が出来る前に相撲の本場所が行われていた回向院(えこういん)や、相撲博物館があり、相撲の文化や歴史をより知ることができます。回向院(えこういん)は、江戸後期の大泥棒ねずみ小僧の墓があることでも有名です。
両国国技館の近くには、旧安田庭園があります。旧安田庭園は、隅田川の水を引いた潮入り回遊庭園で1万4000坪の敷地に散策路が整備された江戸名園の一つです。入園料はかからないので、本格的な日本庭園を無料で楽しむことが出来、観光にもぴったりです。
両国のある墨田区は江戸文化発祥の地
両国のある墨田区で生まれた偉人に江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎がいます。代表作の「富嶽三十六景」や「北斎漫画」など生涯に3万点を超える作品を残しています。
北斎は90歳という生涯のうち90回以上も引っ越しをしたと言われていますが、そのほとんどを墨田区で過ごしており、墨田区には「すみだ北斎美術館」があります。美術館では、北斎の作品や北斎が生涯を過ごした墨田区との関わりを紹介しています。
江戸東京博物館でも、葛飾北斎の特別展が行われていることもあるので興味のある方は、事前に確認してみてください。また、すみだ北斎美術館と江戸東京博物館は近いので両方見学することも可能です。お得な割引情報もあるので、以下の観覧料の項目でご説明します。
他にも、墨田区で生まれた偉人に幕末から明治を駆け抜けた武士・政治家でもある勝海舟がいます。勝海舟といえば、江戸城の無血開城や明治維新の立役者として有名です。勝海舟は現在の両国公園付近で生まれました。
墨田区役所の脇には、日本の未来を思い、アメリカを目指し右手を前に突き出した勝海舟の銅像があり、両国公園の一角には勝海舟生誕の地として石碑が建てられています。
また、墨田区には大石内蔵助ら赤穂浪士47人が討ち入りをし忠臣蔵の舞台ともなった吉良上野介の上屋敷があります。吉良上野介坐像や、首洗い井戸などがあり、吉良邸跡として現在は、本所松坂町公園になっています。忠臣蔵が好きな方にとっては見どころのスポットです。