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「カレー」とは、インド発祥の特徴的なスパイスを使用した料理のことをいいます。インドや南アジアの地域で食べられる料理の総称を「カレー」と呼んでいますが、「カレー」は古いイギリスの言葉から付けられました。
なので、インドでは「カレー」という名前の料理は存在しないそうです。1500年頃から、インドにスパイスを買い付けに行ったポルトガル人が、ココナッツミルクでとろみをつけたスパイシーなシチューを「カレル」と呼び始めたそうです。
その後、イギリスに貿易権が移ると、「カレル」が「カレー」と変化していったそうです。そしてイギリス流に独自の進化を遂げ、今の「カレー」の原型となる、玉ねぎ、肉、リンゴなどをカレー粉で煮込み、とろみをつけたレシピが完成しました。
そしてアジア各地へ商売の幅を広げ、中国やタイを経て、日本でもカレー粉を輸出するようになっていきました。そして日本でもどんどん「カレー」が広まっていきました。
日本に伝わったのは明治時代
江戸から明治へと時代が変わり、200年以上続いた鎖国も終わりを告げ、開国すると、日本では西洋料理に人気が出始めました。
さまざまな西洋料理の中に、「カレー」も含まれており、富国強兵政策が始まった日本では栄養価の高い料理としてとても重宝されました。
指南書にはカエルを使ったレシピも
日本で最初のカレーの指南書は、ねぎ、にんにく、しょうがをみじん切りにしてバターで炒め、水を加えてカキ、エビ、鶏、カエルを入れ煮込み、カレー粉を入れて塩で味を調え、水溶き片栗粉でとろみを付けるように書いてあります。
今ではほとんど食べることのないカエルが入っていたことに驚きますが、当時の日本では、肉食文化があまりなく、魚介類の方が親しまれていたため、カエルを使用していたそうです。
東京のおすすめカレー店・神保町8選
「神保町」は、古書店がたくさんあるレトロな街として有名ですが、カレーの激戦区でもあります。激戦区だけあり、美味しいお店が立ち並びます。
「神保町」はどこでカレーを食べても美味しいと言われています。そんなカレーの激戦区「神保町」の中でも、人気のおすすめカレー店を、老舗から人気店までご紹介します。
「スマトラカレー 共栄堂」
「スマトラカレー 共栄堂」は、大正13年創業の老舗のカレー店です。ルーは、20種類のスパイスを使い、小麦粉は使用せずに作っています。そして、野菜と肉を形がなくなるまでじっくり煮込み、旨味が凝縮されています。
「ビーフ」「ポーク」「チキン」「エビ」「タン」の5種類のカレーが提供されていて、それぞれ別々に煮込んでいるので、各々違った味わいが楽しめます。
お米は、新潟県産のコシヒカリを使用していて、ふっくらと炊かれたお米は、黒濃色の濃厚な旨味の、さらさらとしたカレーとの相性抜群です。老舗ならではの深い味わいが楽しめるカレーです。
聞き慣れない「スマトラカレー」ですが、独特の苦みがあり、クセになる人が続出しているようです。デザートに、10月から4月の間だけ提供されている、りんごを丸ごと焼いた「焼きりんご」もおすすめです。
住所 | 東京都千代田区神田神保町1-6 サンビル |
電話番号 | 03‐3291‐1475 |