大洗のおすすめ釣り場情報！釣れる魚種や周辺の駐車場・釣り具屋もご紹介

茨城県にある大洗は、茨城県だけでなく北関東の中でも屈指の観光スポットです。首都圏から大洗は、アクセスも便利で車・電車・バスでの移動が可能です。

なお車で大洗にアクセスする際には、高速道路を利用すると便利です。東京方面から大洗に向かう場合は、常磐自動車道から友部JCT経由で北関東自動車道東水戸道路を使います。このルートだと、大洗まで1時間30分で移動できます。

前橋・高崎方面から大洗に向かう場合は、関越自動車道から北関東自動車道を利用するルートがおすすめです。このルートでも友部JCTで北関東自動車道東水戸道路に入り、国道51号線を使えば大洗まで2時間25分です。

千葉方面からも車で大洗にアクセスが可能です。湾岸市川ICより東関東自動車道に入り、潮来ICから国道51号線を大洗町方面に向かうと、大洗まで2時間10分で到着します。

もちろん電車で大洗に向かうルートもあります。大洗町にある観光スポットへのアクセスには茨城の主要駅・水戸駅の利用が便利です。

茨城・水戸駅には人気観光スポットのアクアワールドや大洗海水浴場行きのバスがありますし、水戸駅から鹿島臨海鉄道を利用すれば、約15分で大洗駅に行くこともできます。

このようにアクセスに便利な茨城県大洗は、首都圏近郊からの観光・レジャーに人気のスポットとなっています。

なお「海の街」として有名な茨城・大洗は、夏になると海水浴場としてにぎわいます。たとえば遠浅で広いビーチが人気の大洗サンビーチ海水浴場は、海水浴だけでなくサーフィンなどのマリンスポーツが人気のスポットです。

また古くから景勝地としても有名な大洗海水浴場は、岩礁がある珍しい海水浴場なので、春先になると磯遊びを楽しむ人の姿もよく見られます。

このようにマリンレジャースポットとして人気が高い茨城・大洗は、海釣りスポットも豊富にあります。岩礁のある大洗海水浴場では磯釣りを楽しむことができますし、那珂川の河口では川と海の魚が一緒に釣れます。

さらに茨城・大洗の海は親潮と黒潮が交わるポイントとなっているため、さまざまな魚種が釣れることでも有名です。そのため茨城・大洗には、1年を通して多くの釣り客が訪れます。

北関東の人気釣りスポットである茨城・大洗には、定番スポットから穴場まで数多くの釣り場があります。海釣り・磯釣り・川釣りが楽しめるので、お気に入りの方法で釣りを楽しむことができます。

また釣りスポットが集中する大洗港の周辺には、釣り客に人気の釣り具屋も多いです。釣り具屋ではエサや道具の調達はもちろんですが、潮の状態や釣り場別の釣果情報なども教えてもらうことができます。

さらに釣具屋によっては、初心者や子供・女性向けの釣りツアーもあります。釣り具のレンタルはもちろんのこと、エサのつけ方や釣りのやり方を教えてくれるため、初めてでも安心して釣りを楽しめます。

このように豊富な釣り場だけでなく、釣り具のレンタルや釣りツアーがある釣具屋も多い茨城・大洗は、上級者だけでなく初心者からも人気の釣りスポットなのです。

茨城・大洗が人気釣り場といわれる理由の1つに、大洗周辺を回遊する魚種が豊富なことが挙げられます。魚種によっては釣れる時期が異なりますが、1年を通して釣れる魚種もあります。

また釣り場によって海底の深さや環境が違うため、狙っている魚種によって釣り場を選ぶことも茨城・大洗で釣りを楽しむポイントです。

まず茨城・大洗の釣り場で比較的よく釣れる魚種から紹介します。最初に紹介する魚種は、青魚系のイワシです。

イワシにはマイワシ・ウルメイワシ・カタクチイワシの3種類り、一般的にこの3魚種を総称して「イワシ」と呼びます。イワシの成魚は全長が10cm～30cmで、沿岸部を群れで回遊するのが特徴です。

イワシは赤身の魚種で、とれたてのイワシの刺身は絶品です。また塩焼きや天ぷら、煮つけなどの和食にも適しています。海外では塩漬け・油漬けで食べることが多く、アンチョビもその1つです。

なおイワシの稚魚はシラス干し・釜揚げシラスの材料になるので、大洗の漁師たちは稚魚を狙うことも多いです。新鮮なシラスは食材としての価値も高いため、大洗のシラス料理は地元名物でもあります。

次に紹介する魚種はタコです。タコにはたんぱく質・タウリンが豊富に含まれているため、日本でも古くから食用として採られていきた魚種です。

釣りあげたばかりのタコはややくすんだ色をしていますが、茹でると鮮やかな紅色に変わります。また肉厚で弾力性があるうえに低カロリーなので、ダイエット食材としても人気です。

刺身や寿司ネタとして定番のタコですが、おでんやタコ焼きの定番具材でもあります。なおタコに含まれるタウリンには夏バテを防ぐ作用があるといわれ、地域によっては夏を代表する食材となっています。

寿司ネタとして人気のシャコも、大洗の釣りで狙える魚種です。シャコは全長が12cm～15cmで、頭よりもおなかの部分が大きく発達しています。

内海の海底で砂に穴を掘り生活するのですが、肉食系の魚種なので魚や貝などを食べます。しかも環境の変化に強いため、大洗の海にも生息しています。

投げ釣り・ルアー釣りで人気のアイナメも、大洗で釣れる魚種の1つです。アイナメは塩分濃度の低い場所に生息するため、岩礁部の釣りスポットでよく釣れます。

アイナメは小型種に分類される魚ですが、引きの強さが魅力です。特に針がかかった時におこるコミカルな動きは別名「首振りダンス」といい、釣り客の間で人気があります。

美味しい魚の1種であるカサゴも、大洗で人気の魚種です。大浦港の防波堤でよく釣れるカサゴですが、沖釣りでは60cmクラスの大物も狙えます。

カサゴは、生息する海の深さで体の色や模様が変わります。これは周りの環境に合わせて変化したと見られ、水深が深くなるほど鮮やかな赤い色をします。

なおカサゴは身のしまりがよい白身の魚なので、和食・洋食ともに人気があります。加熱しても身が崩れにくいので、鍋料理、煮つけ、ブイヤベース、アクアパッツァなどにおすすめです。

茨城・大浦には釣り場が多いため、いろいろなタイプの釣りを楽しむことができます。また釣り場によって釣れる魚種も変わるため、狙いを決めて釣りを楽しむ人にも人気です。

さらに大浦港周辺は黒潮・親潮がぶつかるポイントとなっているため、1年を通して様々な魚種がやってきます。

たとえば大洗の岩礁部でよく釣れるメバルは、別名「春告げ魚」といいます。よく似たカサゴと比べるとやや体が薄いのですが、あまり動かないカサゴと違い、群れで泳いで移動します。

また動くものに反応して食いつく特徴があるので、生餌を使って釣るのが一般的ですが、ルアー釣りやウキ釣りでも釣れます。

さらに大洗の釣り場では、大物のクロダイも釣ることができます。別名「チヌ」とも呼ばれるクロダイは、最大クラスだと全長が70cmを超えることもあります。

大洗の釣り場では平均30cm～40cmクラスのクロダイが多いのですが、このサイズのクロダイは生後8年～9年の成魚なので、成長が遅い魚類とされています。

なおクロダイは食べて美味しい魚です。身が締まっているので、刺身だけでなく煮魚・焼き魚にするのもおすすめです。

ちなみに大洗の釣り場には、回遊魚が集まることでも有名です。特に青物系の回遊魚が多いため、アジ・サバ・イワシなどがよく釣れます。

このように茨城・大浦には1年を通して様々な魚種が集まるため、「北関東屈指の釣り場」として首都圏から多くの釣り客が訪れます。

茨城・大浦港は、冬のカレイ釣りも人気です。カレイは海水温が10℃～17℃で活動が活発になるのですが、1℃でも水温が変わると釣果に大きく影響します。

そのため大洗港周辺では12月～4月初旬が冬のカレイ釣りシーズンとなっており、多くの釣り客が訪れます。

なお冬のカレイは脂の乗りがよく、身もしっかりしまっています。そのためカレイから取り出した肝で肝醤油を作り、シンプルに刺身でいただくのがおすすめです。

大浦港周辺には多くの釣り場があります。穴場の釣り場もありますが、定番といわれる釣り場には地元・大浦の釣り客も多く訪れます。そこで定番でも人気が高い大洗港の釣り場をピックアップして紹介します。

大洗港には全部で3ヶ所の釣り場があるのですが、そのうちの1つがフェリー発着所周辺です。目印となるのは高さ60ｍの大洗マリンタワーです。

大洗マリンタワーの目の前には、大洗港定番の釣り場・フェリー発着所があります。旅客線「さんふらわあ」が停泊する大浦港なので、発着所周辺の水深は5m以上もあります。そのためアジやイワシなどの回遊魚が多く釣れます。

さらに大洗港のフェリー発着所周辺の海底には、シロギスやハゼもいます。釣り具や仕掛け次第でいろいろな魚が釣れるので、初めてでもかなりの釣果が期待できます。

しかもフェリー発着所周辺は、冬のカレイ釣りの釣り場としても有名です。そのためこの時期のカレイ釣りを楽しみに、毎年大洗港を訪れるヘビーユーザーもいるほどです。

大洗港にある大洗第4ふ頭・大洗公園は、フェリー発着所からも近い人気釣り場です。広い岸壁はコンクリートで平らに整備されているので、子供と一緒でも安心して釣りが楽しめます。

さらに駐車場が近く、大洗公園にはトイレも完備されています。そのため車で大洗港に出かける人やファミリー・女性に人気です。

なお大洗第4ふ頭もフェリー発着所となっているので、岸壁でも水深は5m以上あります。青物系の回遊魚がよくいるポイントなので、アジやイワシなどは比較的簡単に釣れます。

ちなみに大洗第4ふ頭は、大洗港では珍しいカタクチイワシ・マイワシがヒットする釣り場です。さらに「ショゴ」と呼ばれるカンパチの幼魚やイナダも、第4ふ頭周辺では釣ることができます。

大洗港にある3つ目の定番釣り場が、大洗港左側にある突堤です。突堤はフェリー「さんふらわあ」が停泊している様子がはっきりと見える位置にあり、水深も深く回遊魚が多くヒットします。

突堤ではサビキ釣りを選ぶ人が多いのですが、実はこのポイントではクロダイも狙うことができるので、ウキ釣りで大物狙いをする釣り客もいます。

大洗港フェリー発着所・大洗第4ふ頭・大洗左側（突堤）は初心者でも安全に楽しめる釣り場ですが、人気の釣り場ゆえに到着のタイミングがずれると場所取りに失敗してしまいます。

そのため中級者・上級者には、大洗サンビーチ側のテトラ周辺が人気です。このポイントは大洗港の南側に位置しており、大物系のクロダイやアイナメ・カサゴが狙えることでも有名です。

ただし大洗港南側の堤防は立ち入り禁止エリアなので、釣りはできません。そのかわり突堤およびテトラ周辺では立ち入り制限がない場所もあるため釣りができます。

なお夏は海水浴場が近いため投げ釣りは危険ですが、海水浴シーズンが終わるとほとんど人がいないので投げ釣りもOKです。

1年を通して釣りが楽しめる大洗ですが、実は釣りが禁止されているスポットもあります。かつて大洗の釣りスポットとして人気の場所も含まれているので、大洗・釣りに出かける前にチェックしておきましょう。

大洗港のすぐ近くにあるかねふくめんたいパーク大洗は、大洗の人気観光スポットです。名前に「かねふく」がつくことからもわかるように、明太子の老舗・かねふくが運営しています。

施設では明太子の工場見学のほかにも明太子の資料館、展示ギャラリー、明太子関連商品の販売などがあるため、平日でも多くの観光客が訪れます。

そんなかねふくめんたいパーク大洗の裏にある大洗港は、昔は大洗の釣りスポットとして人気があったのですが、現在は茨城県港湾施設管理条例によって釣りが禁止されています。

大洗には大洗港を含め多くの釣り場があります。また首都圏から車での移動も便利なので、駐車場さえ確保できれば好きな時間に自宅を出発し釣りを楽しむことができます。そこで大洗及び大洗港周辺のおすすめ駐車場を紹介します。

大洗町営第一駐車場は、大洗周辺の釣り場に近い駐車場というだけでなく、無料で利用ができるお得な駐車場です。駐車場内には食堂や弁当を販売する店もあり、少し歩けば銭湯やコンビニもあります。

駐車場の営業時間は8時～22時となっていますが、営業時間外でも入口が封鎖されることはないため大洗への釣り客も多く利用しています。

ただし大洗町営第一駐車場は、大洗港やマリンタワーなどでイベントがあるとすぐに満車になるため、釣りの予定日に大型イベントなどがないかチェックしておくのがおすすめです。

大洗町営第二駐車場も、無料で利用ができるおすすめの駐車場です。大洗海浜公園内にある大洗町営第二駐車場は、大洗港第4ふ頭周辺に近い場所に駐車場があります。

駐車場内にはトイレもあり駐車スペースも広いのですが、営業時間は5時～23時なので、営業時間外は入口が封鎖されます。そのため大洗第二駐車場を利用して早朝から釣りを楽しみたい場合は、前日の23時までの入庫となります。

なお大洗サンビーチ海水浴場にも近い大洗第二駐車場は、夏になると海水浴客の駐車場利用も多いです。そのため入庫時間が少しでも遅くなると、海水浴客の車で駐車場が満車になることもあります。

大洗サンビーチ駐車場も釣り客に人気の駐車場なのですが、時期によって無料駐車場・有料駐車場に分かれます。

もともと大洗サンビーチ駐車場は、夏の海水浴シーズンになると有料駐車場となっていたのですが、2019年以降GW中も有料駐車場になることが決まりました。

ただし大洗サンビーチ駐車場は、夏の海水浴シーズンとGW以外の利用は以前と同じように無料駐車場として開放されます。大洗港や第4ふ頭周辺の釣り場に近いので、有料期間を除けば釣り客におすすめの駐車場です。

初めての大洗で釣りをする人や釣り初心者の場合は、釣り場近くの釣り具屋の存在が欠かせません。地元にいるからこそわかる潮の特徴や仕掛けの選び方、おすすめのエサなどの情報も、釣り具屋で詳しく教えてくれます。

また大洗港周辺の釣り具屋では、釣り具のレンタルや釣り船のチャーターも対応しています。そのため初心者や子供と一緒に釣りをする場合には、任せて安心の釣り具屋を事前にチェックしておくのがおすすめです。

金丸釣具店は、大洗港まで徒歩3分の場所にあるおすすめの釣り具屋です。創業当時から気軽に釣りを楽しめるように釣り具レンタルサービスを行っているため、手ぶらでも釣りを楽しめます。

しかも大浦港周辺の釣り場情報や釣りのやり方などをスタッフが丁寧に教えてくれるので、初心者だけでなく子供連れのファミリーやデートにも人気です。

もちろん本格的な釣り具もそろっています。特に人気の釣り具「K2無限ルアー」は、店頭販売だけでなく通信販売も行っています。ちなみに釣り具ではありませんが、金丸釣具店オリジナルTシャツやトートバッグなども人気です。

大浦港マリンタワーのすぐ近くにある大洗つりえさセンターも、店から海まで徒歩5分の場所にあるおすすめの釣り具屋です。時間によって変わる釣果情報もリアルタイムで教えてくれるので、釣り客に人気があります。

常に新鮮な釣り餌が揃っている大洗つりえさセンターでは、釣り具の販売も行っています。しかも大洗の海に適した釣り具の制作を独自に行っているため、つりえさセンターオリジナル釣り具も釣り客に人気です。

なお店は大浦港マリンタワー駐車場内にあるので、マリンタワー周辺をポイントにするなら、釣り場に向かう前に店に立ち寄って最新の釣果情報をチェックするのがおすすめです。

大洗港周辺では釣り具のレンタルを行っている釣り具屋もあるため、初心者でも気軽に釣りが楽しめるようになりました。ただし手軽にできるとはいえ、安全のためには釣りに適した服装や最低限の持ち物は必要です。

どのような釣り場であっても、釣りは自然の中で楽しむレジャーですから、100％安全が保障されているわけではありません。そのため初心者だけでなく上級者も、ライフジャケットの着用は必要です。

大洗で釣りを楽しむなら、竿、リール、仕掛けなどの釣り具は必要です。もちろんレンタルができる釣り具屋もありますが、必ずしもレンタルサービスをしているとは限りません。また釣り具をレンタルする場合も釣り餌は準備が必要です。

なおハサミ、水汲み用ロープ付きバケツ、クーラーボックス、ブロック氷（または冷凍済みの保冷剤）、クーラーボックスも魚釣りの必需品です。

ちなみにベンチや針はずしは、持っていると便利です。また複数の釣り竿であたりを狙うなら、竿たて用の三脚もおすすめです。

海での釣りは潮風にさらされるため、温度計で測る気温よりも体感温度は下がります。一般的に風速1mごとに体感温度が1℃下がるといわれていますので、気温の変化に対応できる服装が好ましいです。

なお夏の釣りは、暑さと日よけ対策が重要です。釣り場には日差しを遮るものは何もありません。そのため強い日差しから身を守るためにも、長袖の上着と長ズボン、帽子、偏光レンズのサングラスは必須です。

また急な天候の悪化も起こりやすいため、レインウェアも上下で準備しておきましょう。ちなみにレインウェアは風を遮るので、寒さ対策にもなります。

さまざまな魚類と多くの釣り場がある大洗ですが、安全かつ安全に釣りを楽しむには、釣りに出かける前に知っておくべき注意点があります。

さまざまな魚類が回遊しているということは、中には毒を持つ危険な海の生物も含まれるということです。毒があることを知らずに素手で触れてしまうと、命にかかわるような大事故に巻き込まれる危険もあります。

必ずしも毒のある危険生物にあたるというわけではありませんが、釣り場によってはほかの釣場よりも多く出没することもあります。

また今回紹介したおすすめの釣り場も、今後釣りが禁止される可能性もあります。こうした釣り場に関する最新情報は、近くの釣り具屋に聞けば詳しく教えてくれます。安心いて釣りを楽しむためにも、釣り場の情報は必ず確認しましょう。

大洗の釣りスポット周辺には、地元でも人気のお店がたくさんあります。そこで大洗で釣りを楽しんだあとは、大洗名物の絶品グルメでお腹も満足させてあげましょう。
 

かねふくめんたいパーク大洗のすぐ近くにある大洗海鮮市場は、大洗だけでなく鹿島灘から水揚げした新鮮な魚を気軽に楽しむことができる店です。

大洗自慢の魚介類をふんだんに盛り付けたスペシャル海鮮丼（1880円）のほかにも、三色丼（1880円）、マグロ丼（1780円）、うにいくら丼（1980円）、釜揚げシラス丼（1380円）など丼ぶりメニューが目白押しです。

また大洗海鮮市場では、豪快に魚介類を食べる浜焼きも人気です。ハマグリ、サザエ、ホタテのほかに、キンメダイ開きやアジ開きなど大洗名物の干物も味わえます。

さらにマグロのカマ煮やテール煮など、珍しい部位の一品料理も人気です。なおカニ汁がついたライスセット（300円）を注文すれば、オリジナルの浜焼き定食が楽しめます。

大洗漁港の目の前にあるかあちゃんの店は、大洗漁協が直営する食堂です。釣り客だけでなく地元客にも人気があり、昼前には店の外に行列ができるほどです。

漁協直営の食堂ということもあり、メニューはその日にとれたばかりの新鮮な魚たちがたくさん並びます。また料理を作るのは漁師の奥さんたちなので、漁師街ならではのメニューも豊富にあります。

大洗のかあちゃんの店では、新鮮なシラスを使ったメニューが人気です。シラス料理だけでも、シラス2色丼定食（1100円）、生シラス丼定食（900円）、釜揚げシラス丼定食（900円）があります。

付け合わせも手作りのおかずが並び、汁ものにはイワシつみれ汁が出ることもあります。これらが定食メニューにはセットになっているので、コスパ的にもかなりお得です。

味の店たかはしは、大洗名物「みつだんご」が有名な店です。小麦粉を練って作っただんごに、たっぷりの蜜ときなこがまぶされた素朴なお菓子で、地元・大洗では昔から有名です。

1本60円のみつだんごはテイクアウトもOKで、5本300円のセットはお土産用に人気です。なお温かいうちに食べるのがおすすめなので、お店で食べない場合は、電子レンジで温めてから食べるのがポイントです。

自然と一体になって楽しむことができる大洗での海釣りは、釣り場によっても楽しみ方が違いますし、冬のカレイ釣りなど期間限定の釣りも魅力です。

釣った魚を調理する楽しみもありますが、釣りの後で地元の料理飯を食べるのも大洗ならではの釣りの楽しみです。そんな魅力たっぷりの大洗で、あなたも思う存分釣りを楽しんでみませんか？